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2016.02.10 公開
2016.04.18 更新
蒼風橋のすぐ下流で発寒川は創成川とほぼ並んで伏篭川に合流し,伏籠水管橋,茨戸橋の下を潜って茨戸川に注ぐ。
石狩街道の名で親しまれていた国道231号は創成川右岸沿いに開削され(1888年),かつては茨戸中央橋で伏篭川右岸に渡り,茨戸橋で右岸から左岸に戻って石狩町に入り花畔市街へと向かっていた。
したがって当時の国道231号は,創成川も発寒川も渡っていない。
創成川に架かる逍楊橋,そして発寒川に架かるこの蒼風橋が建設/供用開始されたのは1983(昭和58)年12月。
これにより国道231号は伏篭川を渡らずに花畔市街へと向かうことになった。
ただしこの時点では現在北方向車線となっている上流側の橋のみである。
南方向車線となる下流側の橋が完成したのは1989(平成元)年12月であるが,逍楊橋の下流側の橋の完成はその前年1988(昭和63)年9月とのことである。
翌1990(平成02)年11月,茨戸大橋,花畔大橋が建設/供用開始されたことにより,国道231号は花畔市街を通らずに生振経由のルートに変更された。
逍楊橋(鋼鈑桁,47.8m),蒼風橋ともに片側3車線の創成川通に合わせた広幅員の橋梁である。
上流側
北方向車線
札幌市→石狩市 |
親柱 |
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下流側
南方向車線
石狩市→札幌市 |
親柱 |
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蒼風橋の親柱は発寒川の左岸のみに設置されている。
一方逍楊橋の親柱は創成川の右岸のみに設置されている。(上流北方向橋,下流南方向橋)
つまるところこのふたつの橋は別々の橋でありながらふたつ揃わないと交通の用をなさないということから,一対で一人前の橋ととらえられているのだろう。
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