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ハマボウフウ
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最終更新 : 2016.11.22 

海辺の草花をタネから育てる

はまなすの丘 (石狩川河口砂嘴) もうひとつの楽しみ方


浜防風 セリ科

2008

(A)

(B)

2008.05.26

2008.06.04

2008.09.05
タネを分けていただいたのは前年(2007年)秋。長径は1センチほどもある大きなタネだ。
フクロに入れたまましまいこんでいたものを,4/19に畑に直播する。1〜2センチの深さの穴に3粒くらいずつ。
なかなか芽が出ない。痺れを切らして保護センターに教えを乞いに行く。
これが発芽したばかりのハマボウフウだという。なんだこの長っピョロイ子葉は…。コスモスの芽にほとんどそっくり。
分けていただいたタネは(A)の状態。皮を剥いてみると(B)のような細長いものが出てきた。だから出てくる芽も細長い?
つまり(A)は果実で,中に入っている(B)が種子ということか?
それとは知らずに,お邪魔ムシのコスモスが芽を出したと思い違いしてかなり抜いてしまったような気もする。
改めて畑を睨んでみると…発芽している! 小さな本葉も覗かせていた。
発芽率もよくないが,その後の生育も芳しくない。

2009

2009.05.07

2009.05.11

2009.05.18
前年(2008年)採取されたタネを,秋のうち(9/28)に播いてそのまま畑で越冬させる。
発芽率は飛躍的に上がる。1ヶ所に5粒以上播いたところではひしめきあって芽が出る。
しかしその後の生育率はガクンと落ちる。

2009.05.07

2009.05.18

2009.07.02

2009.07.05

2009.07.13

2009.07.17

2009.07.21

2009.07.26

2009.07.26

2009.07.26

2009.07.30

2009.08.11

2009.09.28

2009.11.27
前年(2008年)発芽した苗で生き残って越冬したのは2株のみ。
そのうちの1株が,なんと発芽2年目にして立派な花をつけてくれた。ほとんど感動!
海浜植物コーナーを若干広げて,自家採取できたタネを早速播いてみた。(11/27)

2010

2010.04.08

2010.04.24

2010.05.07

2010.05.19

2010.05.29

2010.06.14

2010.06.20

2010.06.27

2010.06.29

2010.07.01

2010.07.05

2010.07.06

2010.07.11

2010.07.12

2010.08.01

2010.08.13

2010.09.04

2010.09.17
4月8日,土の割れ目から1番芽確認。最初の3枚の写真は同じ株の成長の様子を追っている。
現在20〜30株が生育中。どれだけの株で花をつけるだろうか? (2010.05.09)
立ち上がってきた花茎は20本近く。自生地に負けない勢い。 (2010.07.06)

2011

2011.04.10

2011.04.19

2011.05.07

2011.05.15

2011.05.15

2011.05.15

2011.05.21

2011.05.21

2011.05.25

2011.06.13

2011.07.01

2011.07.05

2011.07.18

2011.07.25

2011.08.27

2011.09.05

2011.09.20

2011.05.12

2011.05.24

2011.05.25

2011.05.30

2011.05.31

2011.06.03

2011.06.30

2011.06.30
なんとか長い軟白茎ができないものかと,ペットボトルを利用しての栽培に挑戦!
下と上を切り取ったペットボトル長は約18cm。
埋め砂はいしかり浜から採取。

2011.06.06 ペットボトルの軟白栽培ではなく,普通の地植え株から収穫してみる。
自生地の砂地とは似ても似つかぬほど,移植コテも歯が立たないくらいガチガチに固まった土なので,地上部分しか採れない。
天ぷらにしてみた。それなりに旨い。

2012

2012.04.09

2012.04.26

2012.05.04

2012.05.04

2012.05.29

2012.06.17

2012.06.26

2012.06.30

2012.07.03

2012.07.06

2012.07.07

2012.07.13

2012.07.13

2012.07.13

2012.07.17
2012.05.04 去年秋,海浜コーナーに直播したタネの発芽確認

2012.05.07

2012.05.07

2012.05.10

2012.05.14

2012.05.17

2012.05.18

2012.05.20

2012.05.21

2012.05.23

2012.05.24

2012.05.24
かなりメンドクサイが,今年も懲りずにペットボトル栽培に挑戦
2012.05.07 海浜植物コーナーの小さいけれど元気な株をペットボトルの内側に取り込み,3cmほど砂を入れて埋める。
その後顔を出すたびに砂を足し加えて埋める作業を繰り返すこと6回!
2012.05.23 16日目にして,ペットボトルの長さの砂を突き抜けて顔を出す。エライっ!!!
2012.05.24 ペットボトルと砂を取り除き,収穫。軟白茎だけで18cm,葉の先まででは25cm
しかーーーし,手間がかかるワリには収量があまりにもちょっぴりすぎ。
自家製の香りを堪能したが,とはいえあまりお勧めできないかもしれない・・・

2013

2013.04.27

2013.05.14

2013.05.23

2013.05.24

2013.06.10

2013.06.14

2013.06.22

2013.07.01

2013.07.06

2013.07.11

2013.07.19

2013.09.27
2013.05.27 昨秋の直播き,5ヶ所で発芽確認。しかしその後,内3ヶ所では消滅。
2013.06.30 今年もキアゲハの幼虫がコンニチハ。
2013.07.08 幼虫は育つ

2014

2014.04.14

2014.04.26

2014.05.08

2014.05.08

2014.06.21

2014.06.25

2014.06.30

2014.07.01

2014.07.06

2014.07.08

2014.07.08

2014.08.15
今年も元気だ。たくさんの花茎をもちあげる。
アカスジカメムシは目立つが,キアゲハの幼虫はまだ見かけない。
8月,すっかり駆除したつもりでいたら,なんのことはない,たくさんの幼虫を発見。
アカスジカメムシもあなどれない。

2015

2015.04.13

2015.04.17

2015.05.07

2015.05.17

2015.06.06

2015.06.10

2015.06.16

2015.06.22

2015.06.24

2015.07.02

2015.07.06

2015.10.12
あさイチ』 おそるべし
2015.04.14 9時半少し前からいきなりこのページにアクセスが集中した。
どうやらNHKの朝番組『あさイチ』でハマボウフウが話題になったらしい。
テレビは実にあなどれない。
とはいえ,あの会長が辞めるまでは受信料の支払いは凍結させていただく。
2015.05.21 昨年秋,拡張したコーナーに適当に播いておいたタネから,今日現在4芽ほど発芽している。
従来からの株は元気に新葉を展開。しかし次々にむしられて天ぷらなどにして食われているというウワサ。
2015.10.15 手入れをサボったばかりに刈り飛ばされてしまった(海浜植物コーナー参照)。
それでもエライっ!さっそく新しい葉を展開している。

2016

2016.03.27

2016.04.21

2016.07.13
2016.03.27 新芽発見!
2016.07.13 今年の花茎はたったの2本。淋しい・・・
昨秋刈り飛ばされたせいだろうか。あるいはほかの植物に覆い被さられて負けてしまったのだろうか。
はたまた,葉っぱを食べ過ぎたせいなのかもしれない・・・ ^^;;;


自生地にて

2008.04.29

2008.06.08

2008.07.26

2008.07.26

2008.09.06

2008.09.06

2009.07.29

2009.07.29

2009.07.29

2010.04.19

2010.06.13

2010.07.05

2010.07.31

2010.09.13

2010.09.13

2011.04.26

2011.05.19

2011.05.19

2011.05.19

2011.06.17

2011.07.03

2011.07.11

2011.07.21

2011.07.21

2011.08.17

2011.10.09

2012.04.21

2012.05.13

2012.05.13

2012.05.24

2012.06.14

2012.06.19

2012.06.28

2012.07.07

2012.07.19

2012.07.19

2012.09.26

2012.10.10

2013.05.09

2013.05.09

2013.05.18

2013.05.18

2013.05.18

2013.06.02

2013.07.01

2013.07.13

2013.07.15

2013.08.12

2013.09.06

2013.10.19

2014.03.17

2014.04.26

2014.05.10

2014.05.10

2014.06.07

2014.06.20

2014.06.20

2014.07.09

2014.07.09

2014.07.18

2014.08.26

2014.09.23

2015.03.28

2015.04.09

2015.04.09

2015.04.25

2015.05.14

2015.05.14

2015.05.14

2015.06.20

2015.06.27

2015.07.16

2015.08.13

2015.10.10

2016.04.16

2016.04.16

2016.04.27

2016.05.12

2016.07.14

2016.08.01

2016.09.30

2016.09.30

2016.10.11


よもやま


2008.05.13

2011.07.03
親船町の石狩市観光センターでは,5月になると栽培品のハマボウフウが販売される。
歯ざわりはシャキシャキしているが,風味(独特の苦味?)にはやや欠けるのかもしれない。
左の1束500円はちょっと高い。
白い茎がやたらとまっすぐ長くて不自然だが,ホワイトアスパラの栽培にも似た育て方だと聞く。
八幡町の農園で生産されているらしい。
いちどぜひ覗かせていただきたいと思っている。


2010.07.31

2010.08.11

2011.07.03
キアゲハの幼虫はどうやらセリ科の植物を好んで食べるらしい。
ハマボウフウも紛れもなくセリ科。
2010/7/31 にははまなすの丘で発見。
2010/8/11 には庭の海浜植物コーナーで発見。
やはりキアゲハにはご馳走であるらしい。
とても慎ましい食し方でもある。
ヒトにもご馳走かもしれないが,根こそぎ乱獲したりして始末が悪い。
2010/9/14 ツンツンつついたりして怒らせるとツノを生やすのだ!!!!! 可愛い

2012.06.14

2012.06.18
2012.06.14 黒い幼齢の幼虫でも立派なツノを持っている。姿を見失っていたら,4日後にはオトナの?幼虫に脱皮していた。

2012.09.09

2012.09.14
2012.09.14 今春発芽して大きく育った1年株のハマボウフウを4匹のキアゲハの幼虫が貪る。
黒く小さかった幼虫が,5日で太く立派な幼虫に揃って変身!

2012.07.13

2013.07.09

2013.07.13
セリ科をご馳走にするのはキアゲハの幼虫ばかりではないらしい。
このド派手なカメムシ・アカスジカメムシもセリ科の花の蜜が大好物だという。しかし目立ちすぎだよなぁ。



海辺の花・目次