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(新)月形大橋 (旧)月形大橋 道道6,33,275号・美唄市-月形町
旧橋 トラス橋 (5連曲弦ワーレントラス)
新橋 鋼箱桁橋813.8m
821.0m1969(S44).09 完成
2013(H25).10 完成サムネイルをクリックすると大きな画像が表示されます。
2008.09.18 公開
2010.01.10 独立
2017.08.11 更新
現橋は,トラス部のみ(331.0m)の第一期工事が1955年(昭和30年)完成。 (トラスの銘板)
第二期工事として左右岸を伸長し,現在の姿になった。
歩道はいちおうある(中央のトラス部にはそれもないのだ)ものの,新石狩大橋とどっこいどっこいなくらい狭くておそろしい。
トラス部の幅員はは5.5m。大型トラック同士の交差はほとんど無理。
老朽化も進み,現在20〜30m上流側に平行して架け替え工事中。
新橋は2004年(平成16年)着工,2013年(平成25年)10月31日供用開始。
長さ:821m。幅員:車道8.5m,歩道2.5m,鋼箱桁橋。
現橋の解体を含めた全体始業の完成は2015年(平成27年)度の予定で,全体事業費109億円とか。
2009.07月,工事は進んでいるようにも見えないのだが。
2010.05月,橋脚工事は完了したのかもしれない。上部工が始まらないことには橋梁新設工事のインパクトに欠ける。
2010.08月。上部工が始まっていた。
まずは左岸側から箱桁が伸び出している。
右岸側の上部工はまだ形が現れていない。
左岸側では河川敷に下りて眺める。箱桁の延びは前回と変らず。
2010.09月。左岸側工事。箱桁が1支間分延びたようだ。
2010.10月。左岸側は箱桁がさらに1支間伸びて,現橋トラス部の開始地点とほぼ肩を並べた。
右岸側はいまだに下部工の段階で,橋台工事がやっと本格化したかというところ。
2010.12月。左岸側は10月末と同じ長さ。今年は結局3径間を完了して工事を終えたということらしい。
2011.03〜05月。左岸は未だ休工中。右岸の橋台工事はほぼ完了したもよう。
2011.07月。左岸はそのままにして,右岸側の上部工が始まっていた。
2011.09月。川は増水しているが,河川敷への冠水は美浦大橋ほどてはない。
一応工事用のプレハブはすべて堤防上に避難してあった。
今期の右岸側工事は2径間の模様で,3/4ほど箱桁が乗せられている。
2011.09月。美浦渡船の帰りに再度立ち寄る。
避難していたプレハブはすべて河川敷に戻っている。
箱桁は2径間に乗ったようだ。残る中央部,流れの上の3径間は来年の工事か。
2011.12月。江竜橋開通を見た帰りに立ち寄る。
なにやら養生のためらしい発電機が動いているが,右岸の工事は後始末を残してほぼ終わったようで静かだ。
2012.03月。休工中。右岸から。
2012.05月。左岸。まだまったく動きはない。
2012.07月。両岸で工事が再開されていた。しかしまだ橋桁は伸びていない。
2012.08月。左右双方から少しずつ桁が伸び始めている。
2012.10月。つながっていないのは,中央,流れの上の1径間のみ。
2012.12月。橋桁はすべてつながった。さて開通はいつになるのか?
ここを頻繁に覗きに来るアナタ,知っていたら教えてくださいね。
2013.02月。近ごろやたらとこの橋へのお客さんが多い。サービス精神旺盛な私は,気になって出かけざるをえない。
行きは地吹雪に悩まされ,帰りはホンモノのホワイトアウト。しばらくは行きませんっ!
桁はつながったが,仕上げや,取り付け道路は雪が消えてからでしょう。
2013.05.25。橋桁の工事は完了したようだ。左岸も右岸も,工事中にあったプレハブや重機,資材がすっかり片付けられ更地状態。
残る工期は12月20日までとのこと。
2013.07.16。両岸とも取付道路工事が進められている。
2011.03.01
2012.03.01
2012.03.01
2012.05.07
2012.07.14
2012.07.14
2012.08.08
2012.08.08
2012.10.09
2012.10.09
2012.12.15
2012.12.15
2013.02.20
2013.02.20
2013.05.25
2013.05.25
2013.07.16
2013.07.16
2013.10.30 新・月形大橋 供用開始の前日
なぜか,月形大橋閲覧のお客さんが多い。
もしや!と思い,午後からたずねてみる。
案の定だ。明日(10/31)生まれ変わるそうだ。
開発局,道,月形町,美唄市,岩見沢市,あるいは建設関連企業などから頻繁にこのページを見に来るわりには,開通情報はなにひとつ教えてくれない。
だから開通式は見に行かない。どこかのページで報告されるでしょう。
2013.11.05 本当は車の往来の危険から解放されて旧橋をゆっくりと歩いてみたかったのだが,ガッチリと入口をガードされてそれは果たせなかった。まったくケツの穴が小さすぎる。少しの間でも歩行者に開放してみてはいかがなものか。
しかたがないので,新橋の歩道を往復してみた。
2014.07.03 歩行者への開放のないまま,旧橋の解体工事は進められていた。上部は既にトラス構造を残すのみ。
解体工事は11月末には完了するという。(工事概要,工事説明図,詳細図)
旧橋解体工事
新橋
2014.08.13 5ヶあった曲弦トラスが3ヶになっていた。(いずれも右岸より)
2014.10.12 曲弦トラスはすべて撤去され,桁も右岸側の1径間が残されているだけ。
下部工の撤去も,来年3月末には完了するらしい。
2014.11.11右岸 旧橋の上部(橋桁)は完全に撤去されていた。残すは橋脚のみ。
橋脚の撤去も左岸側からかなり進んでいるようだった。
いまさらながらだが,旧橋トラスを撤去する前に短期間でも住民に橋を解放することを考えようともしなかった行政の狭量さが情けない。
2015.04.29 冬期間はほとんど手付かずだったのだろうか?橋脚はそのまま残っていた。
左岸川岸でお昼休み。。。
2015.08.23 橋脚解体工事が進んでいた。
残るのは丸い橋脚の根元が4本(右岸1,右岸2,右岸3,左岸1)とトラスの橋脚が2本(右岸から,左岸から)。
2016.05.14 橋脚解体工事,すっかり完了していた。曲弦トラスの遺構もない今,月形大橋を訪れるチャンスはほとんどなくなった。
1955年(昭和30年),蛇行した石狩川をショートカットした大曲捷水路が通水される。
現月形大橋はその新水路に架けられている。
かつての石狩川(旧河道)を月形市街から渡船で渡った左岸には,"見返りの楡"と呼ばれる樹齢500年を越す巨木があった。
樺戸監獄からの放免者たちは,この巨木が見えなくなるまで振り返り,手を振り涙しながら別れを告げたとされる。
その後衰弱した楡は1984年(昭和59年)に伐採され,いまは二代目(冬,夏)がそびえる。(初代の切り株は月形樺戸博物館に展示)
1948年(昭和23年),石狩川(旧河道)に木製吊橋の月形橋が架けられた。現在月形排水機場があるあたりだろうか。
この橋は1954年(昭和29年)に過重積載のトラックの走行により落下。
その2年後1956年(昭和31年)鋼製吊橋に架け替えられたという。
そしてこれにより,1889年(明治22年)開設の月形・石狩川渡船場も廃止になった。(樺戸集治監開庁は1881年(明治14年))
旧河道の一部は皆楽公園の池として,また須部都川下流(石狩川への合流点の風景)として残っている。
右岸に月形水位雨量/流量観測所が立つ。石狩川河口から58.0km。
この観測所のデータにはしばしばお世話になっている。
石狩川の橋と堰 |