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旭橋 国道40号・旭川市(昭和通)
アーチ橋 (ブレースドリブ・カンチレバー・タイドアーチ) 225.4m 1932(S07).11 完成

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2009.08.08 公開
2010.01.10 独立
2016.10.29 更新


開墾当初1891年(明治24年)ころ,このあたりに石狩川(第三市街地)渡船場ができた。
初代の橋は1892年(明治25年)の土橋。
2代目は"鷹栖橋"と呼ばれた1894年(明治27年)の木橋。
3代目(先代)に1904年(明治37年)初めての鋼道路橋(トラス橋)が架けられる。
この橋は解体後先代納内橋として生まれ変わる。
1932年(昭和7年)11月完成の現橋は4代目。
北海道の三大名橋のひとつとされるが,すでに70年以上も経つついまなお建造当初の威容を誇るのはこの橋のみ。
これだけ堅固なものを建造したこと自体,当時,軍事施設としての側面が大きかったということは否めまい。
しかしいまとなっては,まさしく川の街・旭川市のシンボルといえる。

この日(2009.08.06)初めて,新橋方向から遠望した旭橋は想像を裏切る異様な光景だった。
間近に見るまでもなく,お色直し(塗装工事)の真っ只中ですっぽりと網に覆われている。工期は12月7日までとか。
こういう写真を撮れる機会も滅多にあるものではない。これはこれでヨシとしよう。
しかしかくなる上は,来年も見にこなければ…


 

 

 

 

 

照明灯

石碑

概要

工事銘板

軍都遺構

土木遺産

北海道遺産

2009.08.06

2009.08.06

2009.08.06

2009.08.06

2009.08.06

2009.08.18

2010.04.05

2010.04.05

2010.04.05

2010.04.05

2010.04.05

親柱の上の塔

2010.10.07

2010.10.07

2010.10.07

2010.10.07

2010.10.07

水道管

旭橋左岸下流一帯に常盤公園が広がる。旭川市沿革が記された開村記念碑が立つ。
その一角の川のおもしろ館前に駐車し,無料のレンタサイクルを借用(管理人のおじさんは話好き。親切でいろいろ気を遣ってくれた)。
河川敷に下り,牛朱別川に架かる無名の橋を渡るとリベラインパーク・フラワーランド
左岸を上流へ向かって走る。金星橋をくぐり,花咲大橋まで。
花咲大橋の歩道を走って石狩川の右岸へと渡る。
再び河川敷に下りて下流へと進む。
右岸は河畔林が繁っていて,サイクリングロードからの橋の眺望は芳しくない。
金星橋下から旭橋に至り,工事中の橋を渡って出発点まで戻る。
日時計飛翔によるとカンカン照りの午後2時半。暑かった…(2009.08.06)

旭橋のたもとの堤防に設置されたフェンスには,こんなパネルが埋め込まれていた。

2010.04月,道東への旅の途中立ち寄り,化粧直し完了後の旭橋と初めて対面。
生憎の曇り空。晴れた日に再度訪れることにする。
常盤公園の正門には第7師団長・永山武四郎の像が君臨

2010.10月,お昼ちょっと前,レンタサイクル借用。右岸を第2石狩川橋梁まで下り,旭西橋を渡って左岸を戻る。




旭橋
[土木学会 歴史的鋼橋集覧 収載]
旭川風景 旭橋の雄姿
[東北芸術工科大学東北文化研究センター アーカイブス - 絵はがき 収載]
(旭川風景)旭橋
(旭川名勝) 旭橋之景(其一)
(旭川) 旭橋及鉄道馬車
[東北芸術工科大学東北文化研究センター アーカイブス - 絵はがき 収載]
上記リンク先の絵はがきは,いずれも先代旭橋の姿である。とくに2,3枚目には馬鉄の橋が併行して架かっている。
旭橋ライブラリー
[北海道開発局旭川開発建設部]



石狩川の橋と堰