開墾当初1891年(明治24年)ころ,このあたりに石狩川(第三市街地)渡船場ができた。
初代の橋は1892年(明治25年)の土橋。
2代目は"鷹栖橋"と呼ばれた1894年(明治27年)の木橋。
3代目(先代)に1904年(明治37年)初めての鋼道路橋(トラス橋)が架けられる。
この橋は解体後先代納内橋として生まれ変わる。
1932年(昭和7年)11月完成の現橋は4代目。
北海道の三大名橋のひとつとされるが,すでに70年以上も経つついまなお建造当初の威容を誇るのはこの橋のみ。
これだけ堅固なものを建造したこと自体,当時,軍事施設としての側面が大きかったということは否めまい。
しかしいまとなっては,まさしく川の街・旭川市のシンボルといえる。
この日(2009.08.06)初めて,新橋方向から遠望した旭橋は想像を裏切る異様な光景だった。
間近に見るまでもなく,お色直し(塗装工事)の真っ只中ですっぽりと網に覆われている。工期は12月7日までとか。
こういう写真を撮れる機会も滅多にあるものではない。これはこれでヨシとしよう。
しかしかくなる上は,来年も見にこなければ…
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照明灯 |
石碑 |
概要 |
工事銘板 |
軍都遺構 |
土木遺産 |
北海道遺産 |
2009.08.06 |
2009.08.06 |
2009.08.06 |
2009.08.06 |
2009.08.06 |
2009.08.18 |
2010.04.05 |
2010.04.05 |
2010.04.05 |
2010.04.05 |
2010.04.05 |
親柱の上の塔 |
2010.10.07 |
2010.10.07 |
2010.10.07 |
2010.10.07 |
2010.10.07 |
水道管 |
旭橋左岸下流一帯に常盤公園が広がる。旭川市沿革が記された開村記念碑が立つ。
その一角の川のおもしろ館前に駐車し,無料のレンタサイクルを借用(管理人のおじさんは話好き。親切でいろいろ気を遣ってくれた)。
河川敷に下り,牛朱別川に架かる無名の橋を渡るとリベラインパーク・フラワーランド。
左岸を上流へ向かって走る。金星橋の下をくぐり,花咲大橋まで。
花咲大橋の歩道を走って石狩川の右岸へと渡る。
再び河川敷に下りて下流へと進む。
右岸は河畔林が繁っていて,サイクリングロードからの橋の眺望は芳しくない。
金星橋下から旭橋に至り,工事中の橋を渡って出発点まで戻る。
日時計飛翔によるとカンカン照りの午後2時半。暑かった…(2009.08.06)
旭橋のたもとの堤防に設置されたフェンスには,こんなパネルが埋め込まれていた。
2010.04月,道東への旅の途中立ち寄り,化粧直し完了後の旭橋と初めて対面。
生憎の曇り空。晴れた日に再度訪れることにする。
常盤公園の正門には第7師団長・永山武四郎の像が君臨。
2010.10月,お昼ちょっと前,レンタサイクル借用。右岸を第2石狩川橋梁まで下り,旭西橋を渡って左岸を戻る。
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