【いしかりガイド】
楽 山 居
2015.07.21 公開
2015.09.26 更新
1870(M03) 開拓使,石狩病院開設
1922(T11) 石狩医院開設
1937(S12) 石狩医院の離れ(和室),として増築 茶会,句会などに使用
院長 鈴木信三 尚古社,最後の社主 俳号 : 楽山,弦月 1972 没
1988(S63) 廃業
2000(H12) 公園化にともなって,もとの造りを維持しながら復元
石狩唯一の書院造り 床の間などのある屋敷,武家住宅の建築様式
土壁の仕上げに,京都聚楽第付近で産出された土を用いる。
つなぎ(糊)にギンナンソウ
表面に波状の縦じわのある杉丸太 床柱に使われる
竹などを杉にあて針金で巻きつけ2,3年育てる
本来なら”白木”であるべき?
床の間脇の縁側に張り出して設けた出窓のような部分
違い棚 ,天袋,地袋
広い縁側
長押(なげし) 鴨居の上の横材 ナギナタ,ヤリなどを収納
持ち返り板 棚板を支える板 今ならL字金具?
『和顔愛語』 わげんあいご 仏教の経典にある言葉
おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接すること
扇画 扇骨の跡が和紙に残る かつては銀箔
(右から)小鳥が小枝に止まっている 渡辺小崋
梅のような枝ぶり 手持能主人
根の付いている植物 田能村直入
南画(文人画) 中国の絵の一派,山水画が多い
上下/左右に開閉できる小障子を組み込む
掛け合い組障子 猫間障子の上
変り組み障子 組子を縦・横・菱形など、さまざまな形状に組む
書院障子 書院の窓
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