1999年(平成11年)着工。
幅員:車道8.5m,歩道(下流側のみ)3.5m。
A橋 |
左岸(美唄)側 |
3径間連続鋼床版箱桁 |
3@108.0 |
B橋 |
中央 |
ニールセンローゼ桁 |
196.6 |
C橋 |
右岸(浦臼)側 |
3径間連続鋼床版箱桁 |
3@97.5 |
|
|
|
|
|
|
右岸橋歴板 |
右岸橋歴板 |
右岸橋歴板 |
中央橋歴板 |
左岸橋歴板 |
左岸橋歴板 |
左岸橋歴板 |
目下建設中(2008.09月現在,下部工の工事中)。
2008.09.17
美唄側 |
2008.09.17
浦臼側 |
2008.09.17
浦臼側 |
2008.09.17
浦臼側 |
2008.09.21
美浦渡船から |
工事現場のすぐ脇には,道内でただひとつ残る渡船場・美浦渡船がいまもなお運航されている。→コチラ
1916年(大正5年)以来,美唄市茶志内と浦臼町晩生内とを結ぶ架け橋となっているのである。
浦臼側 |
浦臼側 |
浦臼側
船着場 |
美唄側
ここからは行けない! |
美唄側
船着場 |
2009.06月,浦臼側から立ち寄った。完成予想図には平成22年度完成予定とある。
その割には工事は進んでいるようにも見えないのだが,3径間箱桁ということなので上部の架設は実はほぼ終わっているのかもしれない。
2009.06.26 |
2009.06.26 |
2009.06.26 |
2009.06.26 |
渡船の美浦丸は,週末の運航を待ちながら静かに係留されていた。
2009.06.26 |
2009.06.26 |
2009.06.26 |
2009.08月,今度は美唄側の様子。箱桁を乗せる工事中。
2009.08.14 |
2009.08.14 |
美浦渡船船着場の
ある中村揚水機場
から見た
美唄側と浦臼側 |
2009.08.14 |
2009.08.14 |
2009.08.29 |
分かりにくくコワい階段だった美浦渡船・美唄側船着場はかなり整備されていた。コンクリートブロックの立派な階段だ。(2009.08.14)
ちょっと粗末な看板 |
船着場を見下ろす |
下から見上げる |
2009.09月,中央のニールセンローゼ桁に取り掛かる日も近いか…穏やかな夕暮れの美浦丸。
2009.09.25 |
2009.09.25 |
2009.11月,三軒屋沼経由で訪れる。(晩生内川に架かる三軒屋橋近くからの美浦大橋)
ニールセンローゼ桁を架設するための前段階として,仮桟橋工事が始まったようだ。
美浦丸の姿はなかった。
2010.01月,雪を漕いで堤防に上がった。ニールセンローゼ桁の本工事は始まっていない。
2009.11.24 |
2009.11.24 |
2009.11.24 |
2009.11.24 |
2010.01.31 |
2010.03月末,仮桟橋工事は完成まであと一歩と思われる。
2010.03.31 |
2010.03.31 |
2010.03.31 |
2010.05月,浦臼側。雪解けの増水か,美浦渡船船着場は水没。
仮桟橋工事はほぼ終わったように見える。ニールセンローゼ桁に取り掛かるのいつ頃だろうか。
2010.05.05 |
2010.05.05 |
2010.05.05 |
2010.05.05 |
2010.05.05 |
2010.05.05 |
2010.05月,前回の9日後の同じ浦臼側。美浦丸に再会。流されないようにか,随分川から離れて舫われていた。
しかし水嵩はかなり落ち着いて平常に近い。ベンチもいつもの高台に見える。
2010.05.14 |
2010.05.14 |
2010.05.14 |
2010.05.14 |
2010.05.14 |
2010.05.14 |
2010.05.05 と 2010.05.14 との水位の比較は,石狩川頭首工を参照。
ニールセンローゼ桁架設工事は始まっていた。
ひょんなことから,現場を見学させていただく機会に恵まれる。
事務所を訪れ,現場代理人氏の案内で間近まで直行。
4階建てに相当する階段を上がって仮桟橋の上に出る。
桟橋の上には数基の巨大なクレーンが動き,あるいは巨大なトレーラーが待機する。
現在美唄側からニールセンローゼの補剛桁(アーチ部の下の直線部)を伸ばしてきて一段落,といったところ。
6月になって浦臼側からも補剛桁を伸ばして7月末までには完了。
アーチリブ(弧状の構造体)の架設は8月以降とのこと。
本当のところは,アーチが組み立てられていく過程をぜひ眺めてみたいものだと思っている。
ともあれ,物好きな人間に付き合っていただきおおいに感謝する次第。ありがとうございました。
2010.05.26
|
2010.05.26 |
2010.05.26 |
2010.05.26 |
2010.05.26 |
2010.05.26 |
2010.05.26 |
美唄側では美浦大橋を渡るとすぐ道道139号(江別奈井江線)を跨ぐことになる。ここに架かる中村跨道橋はすでに完成。
真新しい案内標識が立てられて,美唄浦臼線(道道1159号だと思うのだが)の開通を待っている。
美浦渡船・船着場の表情
2010.05.26 |
2010.05.26 |
左は美唄側
真夏に比べるとやはり水位はかなり高い。
右は浦臼側
美浦大橋工事・仮桟橋の上から望む。 |
2010.06月,浦臼側。土曜日だが午後3時を過ぎていて,仕事を終えたのか美浦丸は静かに係留されていた。
美浦大橋の補剛桁は浦臼側からも伸びつつある。
下流側の好位置から狙おうとするも,河畔に生い茂ったブッシュに阻まれて進めず…
2010.06.19 |
2010.06.19 |
2010.06.19 |
2010.06.19 |
2010.06.19 |
2010.06.19 |
2010.07月,浦臼側。美浦渡船に乗船。真下から見上げる。
両側から伸びてきた直線部分の補剛桁は13日にドッキングしたという。
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.07.17 |
2010.08月,アーチリブが構築され始めていた。
美唄側 2010.08.02
定点監視カメラと |
堤防上から |
堤防上から |
堤防上から |
堤防上から |
揚水機場から |
美唄側堤防からから見下ろす河畔には,渡船船着場が隣接して設置されている中村揚水機場がある。
その敷地内から工事現場を見ていると,アーチリブを構成する1本の弦材がクレーンによって吊り上げられて接合されていく過程をたまたまとらえることができた。@→A→B→C→D
ふと揚水機場を見上げると,バルコニーに人影。
厚かましく声をかけると,入ってここから見ていきなさいという。
かねがね気になっていた施設でもある。遠慮なくごつい入口から入って見学させていただいた。
フロアは1階,2階と地下。操作卓などもある1階。といっても通常の2,3階分はある階段を上る。2階は管理人室など。
肝心のポンプなどが設置されているのは地下室。3,4階分の階段を下りることになる。
このフロアは,石狩川の川底とほぼ同じ高さなのだという。
一部は施設の天井まで吹き抜けになっている。
新たにもう1機配備されるというポンプもならんでいた。
いずれも初めて目にする光景。石狩川の橋を尋ねてウロウロしていると,思わぬ余禄もあるというものだ。
気さくに声をかけていただいたカラオケ大好きの管理人氏に感謝!
|
浦臼側 2010.08.02
堤防上から |
堤防上から |
河川敷から |
川岸ほぼ真下から |
渡船乗り場から |
田んぼの向こうの遠景 |
この日の渡船船着場。
美唄側,階段下は石狩川の濁流に洗われていた。
浦臼側の丸太テーブルの上も泥に覆われている。
月形水位観測所(月形大橋下流約90m)のデータによると,この時点(14:00)での水位は6.42m。
先月渡船に乗せていただいた7/17には4.5mそこそこ。
全道的に大雨だった3日前(7/30)同時刻での最高水位は8.74mだったという。
浦臼側 2010.08.07
前回からたった5日後なので大きな変化は見られない。アーチリブの足場が新たに増設されている。
浦臼側 2010.08.22
前回から2週間後,アーチは頂部を残すのみとなっていた。
日曜日だというのに,美浦丸はひっそりと係留されたまま。
21日付北海道新聞夕刊の1面トップで大きく伝えられたことによる波及効果が現れるのは,次の週末だろうか。
『今季の運航で姿を消す可能性が高い』という。
たくさんの人たちに利用されて,これからも就航する姿を残していきたいものだ。
上流にはそれぞれに美しさを誇る奈井江大橋,砂川大橋が架かる。
すぐ間近にできつつある美浦大橋のみならず,下流には新たに建設中の月形大橋,石狩川頭首工が近々全容を現す。
それらの橋たちの間を行き来する美浦丸こそ,新たな観光のひとつのあり方ではないだろうか。
浦臼側 2010.09.04
8月27日アーチリブ頂部も繋がったことを翌日の新聞で知った。
渡船船着場もかなりの賑わいだったらしい。
(このページをしばしば見に来ていただいている工事関係者の皆さん,知らせてくださいよ。ちょっとつれない…)
その後も猛暑にへたばり,私事にかまけて1週間が経過。ようやく訪れることができた。
ケーブルの架設はまだ始まっていない。
この日の美浦渡船はお客さんの切れ間なし。
家族連れのお客さん |
団体のお客さん |
下流へと向かう美浦丸 |
上流へと向かう美浦丸 |
いろいろな角度からの美浦大橋
下流の堤防から |
上流の河川敷から |
ほぼ真下から |
渡船乗り場から |
美浦丸からの美浦大橋
浦臼側 2010.09.18
アーチリブを支えるベント(支柱)が撤去されていた。
ニールセンローゼのケーブル架設工事も始まっていたが,まだピンとは張られていない。
鋼床板上のアスファルト舗装工事も進んでいる。
堤防上から |
舗装工事 |
渡船乗り場から |
美浦丸から |
美浦丸から |
ほぼ真下から |
浦臼側 2010.10.02
ケーブルの架設も完了したようだ。補剛桁も下から支えていたベントから離れて浮いている。
丘の上の美浦丸 |
渡船乗り場から |
ほぼ真下から |
上流の堤防から |
下流遠景 |
美唄/浦臼側 2010.10.29
仮桟橋上のクレーンが稼働していて,遠目にはほとんど状況の変化は分からない。
補剛桁を支えるベントは杭も撤去されていてすっきりしている。
美唄側 |
美唄側 |
浦臼側乗り場から |
浦臼側真下から |
浦臼側真下から |
浦臼側堤防から |
浦臼側 2010.11.18
鋼管(足場?)も取り外されアーチもすっきり。
2基乗っていた350t巨大クレーンの姿もなく,仮桟橋は解体を待つばかりか…
渡船乗り場から |
ほぼ真下から |
ほぼ真下から |
下流の堤防から |
美唄/浦臼側 2010.12.26
橋梁本体に関わる工事はほぼ完了したのかもしれない。
歩道の設置(下流側の片側のみ),舗装,高欄の取り付けも終わっている。
おかげで,4枚の橋名板の写真も捕獲できた。(3ヶ月先の竣工年月もご愛嬌というものか?)
目下浦臼側の取付道路工事がたけなわ。
先月はクレーンの姿が消えていた仮桟橋に再びクレーンが聳えている。自身の解体作業用なのか?
美浦大橋に引導を渡されるがごとく,来年いっぱいで廃止と決まった美浦渡船の船着場は,薄氷が張り寂寥感ひとしお。
美唄側 |
美唄側 |
浦臼側 |
浦臼側乗り場から |
浦臼側真下から |
浦臼側 2011.02.04
堤防上から美浦渡船へ伸びるカンジキの足跡。ありがたく使わせていただいて,足跡を辿る。振り返る。
雪に覆われた渡船乗り場。
美浦大橋にはツララが下がる。
仮桟橋の撤去作業は継続中。右岸の取付道路は歩道の舗装が進んでいる。
浦臼側 2011.03.24
開通2日前,完成した美浦大橋。
白を基調としたモノクロームな冬景色の中でも,青空を背にして鮮やかに引き立つ。
仮桟橋もすっかり撤去され,対岸に僅かな痕跡を残すのみ。
カーブを描く取付道路もライン引きが完了している。
橋のたもとで,偶然現場代理人氏に出会う。
昨年5月,仮桟橋の上まで案内していただいたというのに,失念していて申し訳ない。
人の顔を憶えるのが苦手な自分を恥じる。
衝撃だった大震災の被災地をおもんばかって,26日正午からの開通式は簡素化されるという。
いつだってそれでいいと思う。
2011.03.26 正午 開通(供用開始)
浦臼側 国道275号に立つ案内看板と,正午の開通を待つ車列。
2011.05.03
美浦渡船の船着場はかなり増水。
渡船乗り場から |
右岸河川敷から |
右岸 |
右岸堤防から |
左岸堤防から |
左岸河川敷から |
2011.06.04 美浦渡船,最後の年の最初の運航
大橋の真下に! |
2011.07.15 渡船場は水没していた。(この日の水位)
美浦丸と美浦大橋 |
溢れた水に映る |
大橋から上流を望む |
|
9/4 大橋からの上流 |
9/24 大橋からの上流 |
2011.09.04 大型で超遅台風12号の露払いとなる前線が居座って9/2から北海道も大雨。石狩川も激しく増水する。
対岸の中村揚水機場も周囲が冠水して孤立している。
美浦丸と美浦大橋 |
河川敷も広く冠水 |
右岸 |
右岸 |
左岸 |
左岸 |
2011.09.23,24 美浦渡船閉航直前の美浦大橋
稔りの秋 (右岸) |
左岸河川敷 |
右岸河川敷 |
美浦丸から |
美浦渡船,9/25 をもって96年に及ぶその歴史を閉じる。
2011.10.20 閉航後の美浦丸が気になって訪れる。河原にひっそりと係留されていた。
2012.05.07 久しぶりの美浦大橋。
雪解けの増水で月形の水位は4月27日から28日にかけて10.7mを記録したが,この日は7.0mくらい。それでもまだかなり高い。
右岸堤防上から |
右岸から左岸方向 |
右岸旧渡船乗り場 |
左岸堤防から |
2013.05.25 1年ぶりの美浦大橋。
5月末になると普通なら水位は落ち着いているのだが,今年は雪解けが遅れているためかまだ6mを超している(月形)。
右岸の旧渡船乗り場では釣り人がふたり。アカハラ狙いなのだとか。
左岸堤防2km下流 |
左岸堤防やや下流 |
左岸側から進んで |
左岸川岸近くから |
左岸旧乗り場から |
右岸旧乗り場から |
2022.06.18 9年ぶりの美浦大橋 (Topics) (new)
妹背牛橋からの帰り,ふと思い立って立ち寄る。いずれも右岸から。
旧渡船場乗り場にはかつての面影はない。
河川敷から |
堤防から |
田んぼ越しに |
旧渡船場乗り場 |
左岸美唄市側中村福祉会館脇には,中村町開基百年を記念する石碑"拓翔"がある。
これとはやや離れて「神農 中村豊次郎氏之碑」が立つ。
裏の碑文には「北海土功生之親 機械用水率先者」。
なにしろ神農。かの姓をいただいて,中村地区の歴史が始まったのだという。
|