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ホテル層雲連絡通路 ホテル層雲 本館-別館 渡り廊下
トラス橋 m 1973(S48). 完成?

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2010.07.03 公開
2022.05.02 更新


上川から走って層雲峡温泉街のとっつけにあるのがホテル層雲。
本館別館を連絡する私設の渡り廊下ではあるが,石狩川に架かる立派な橋である。

彩雲橋のやや上流にかけられている。

たまたま出会ったホテルの従業員に尋ねても,とくに橋の名前はつけられていないらしい。

2010.06.29

2010.06.29

2010.06.29

2010.07.21

2010.07.21

2010.07.23

2012.09.01

2012.09.01

2013.05.16

2013.05.16

2013.09.01

2017.08.08

2018.10.22

本館から連絡通路を渡って別館に行くと野趣豊かな露天風呂がある。
通路内には温泉の管が引かれていて,冬でも暖かいという。

『上川町史』によると,ホテル層雲の創業は1965年(昭和40年)。対岸に別館が建設されたのは1973年(昭和48年)。
したがってこの連絡通路も同じ年に架けられたと思われるが,定かではない。


2011.09.01 ホテル層雲を経営する(株)ニュー層雲が事業を停止したという。
東日本大震災後,宿泊客が大幅に落ち込んだことによる経営破綻ということか…
とりわけ,福島原発事故の外国観光客への影響が大きいのだろう。
さて,この連絡通路橋はどうなるのだろうか?

2012.09.01 閉鎖されてちょうど一年。人の気配のないホテル層雲

2014.09.02 露天風呂のあった別館のネオンも切ない。

2017.08.08 閉鎖後6年のホテル層雲。外から見る限り連絡通路(渡り廊下)は健在。

2018.10.22 閉鎖後7年のホテル層雲。2012年と比べて窓の開き方がやや違うのは,人の出入りがあるからだろうか?


■■■■■■■■■■ 巻 末 付 録 @ ■■■■■■■■■■ 2020.05.24

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(その回数の中には,ブックマークやお気に入りからの閲覧,あるいは,他のページからのリンクでの閲覧などは含まれません)

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クリック数 表示回数 クリック数
Google検索の検索結果に表示されたページが,クリックされて移動/閲覧された回数
表示回数
なんらかのキーワードによる検索結果に,ページへのリンクが表示された回数
1 サケ・ウオッチング 631 8296
2 貨物船座礁 533 4191
3 ハマボウフウ 489 9377
4 ホテル層雲連絡通路 441 4652
5 群来・ウオッチング 416 6551

なんとローカルなここ”ホテル層雲連絡通路”が毎年のように Google 検索により上位にランクしているのです。
廃墟好き,というか,怖いものみたさ,というか,訳の分からない嗜好の人のなんと多いことか・・・
いえ,咎めだてしているわけではありません。
そこで特別に秘蔵写真を公開いたします。
いずれも,2010年7月に石狩川上流の橋を求めてホテル層雲に2連泊した際に撮影したものです。
特別おもしろい写真でもありませんが,ホテル層雲が営業中の写真という意味では今となっては貴重なものといえるかも・・・
無断転載厳禁】


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a 7/22 ホテル正面。バスと乗用車がたくさんで賑わっている。玄関ロビーには照明も。
b 7/22 建物外部の装飾にも力が籠っている。
c 7/21 彩雲橋を渡って出発する観光バス。
d 7/21 浴場の案内看板。
e 7/21 本館から別館への渡り廊下のつけ根
f 7/21 別館露天風呂の案内看板。
g 7/21 渡り廊下から本館への出口。eの反対。
h 7/21 別館の案内看板。この写真で,渡り廊下が『夢のかけ橋』だったことが10年ぶりに判明。
i 7/21 渡り廊下。本館から別館へ向かう。
j 7/21 渡り廊下。別館から本館へ向かう。
k 7/21 渡り廊下途中から,石狩川上流を望む。
l 7/21 渡り廊下途中から,石狩川下流を望む。すぐ目の前に彩雲橋。
m 7/23 3:40 夜中,というか,明け方,部屋の窓からの光景。川の向こうの建物が別館。
mでは渡り廊下に照明がついているが,nでは消えている。特別な意味はないかも?
それより,何故こんな時刻に写真を撮ったのか,が解せない。でしょ?
(答え) 石狩川の流れの音がやたらやかましくて眠れなかってから。
写真を撮って気づいたのだが,窓が開いていたのだった。閉めるととても静かになった。
n 7/23 4:07

(new)
■■■■■■■■■■ 巻 末 付 録 A ■■■■■■■■■■ 2022.05.02

今年(2022年)2月末から,2011年に休業して以来いまや廃墟と化しているホテル層雲撤去の話題がにわかに脚光を浴びている。昨日の北海道新聞でも取り上げられていた。
もともとこのペーシは廃墟マニアと思われる人々に根強い人気?があり,かつ撤去が話題になってこのところ閲覧者が絶えない。
私も廃橋だの遺構だのに目がないので,廃墟マニアの端くれに連なるひとりなのかもしれない。
しかしここでは私が唯一注目しているのは,石狩川を渡って本館と別館とを繋いでいる連絡通路,すなわち『橋』である。
ホテル層雲の建物が撤去されるということは,当たり前のことだがこの橋も撤去されるということを意味する。
極めてユニークな橋だっただけに惜しまれるし,石狩川に架かる橋の数がまたひとつ減ることが淋しい。
そんな折,資料を整理していたら,在りし日(2010年当時)のホテル層雲のパンフレッドが出てきたので貼り付ける。
あまり関係ないかもしれませんね。



石狩川の橋と堰