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サケ・ウォッチング 石狩市内の川でウォッチング
定置網漁の水揚げ風景
二次飼育施設の稚魚たち
私は釣りません。ただ見守るだけです。 もくじ

2012.10.06 公開
2014.07.12 独立
2020.03.19 更新


その1 2012.10.02 毘砂別川,浜益川
2012.10.04 厚田川,浜益川 + 10/9, 10/20
2013.09.21 ボクサナイ川
2013.10.18 ボクサナイ川,濃昼川
2014.09.22 送毛川,毘砂別川,群別川,幌川,床丹川,千代志別川
2015.09.15 正利冠川,望来川,厚田川
2015.10.05 ボクサナイ川,厚田川,古潭川
2016.09.14 厚田川,ボクサナイ川
2017.09.16 毘砂別川,浜益川
2017.09.30 厚田川,ボクサナイ川
2018.09.21 厚田川,ボクサナイ川
2018.09.27 毘砂別川,浜益川
2018.11.05 ボクサナイ川
2019.09.24 ボクサナイ川
2019.09.26 浜益川
2019.10.19 厚田篇−まとめ
2019.12.29 厚田篇−まとめ・追加
2020.01.17 厚田篇−まとめ・さらに追加 (new)
その2 2013.09.18 定置網漁の水揚げ風景
その3 2014.04.01 厚田・二次飼育施設
2014.09.09 正利冠川
2015.03.30 浜益・二次飼育施設
2015.03.30 厚田・二次飼育施設
2016.03.18 浜益・二次飼育施設
2017.04.02 浜益/厚田・二次飼育施設
2018.04.02 浜益・二次飼育施設
2019.04.07 浜益/厚田・二次飼育施設
2020.03.18 浜益/厚田・二次飼育施設
その4 2015.09.14 定置網の数え方・・・『ヶ統』の謎
番外 2014.10.12 旧・花園頭首工 (深川市)
2015.10.03 小樽・於古発川
2015.10.14 旧・花園頭首工 (深川市)

その1 正利冠川,望来川,厚田川,ボクサナイ川,濃昼川,送毛川,毘砂別川,浜益川,群別川,幌川,床丹川,千代志別川, 2015.09.15 もくじ

2012年,きびしい残暑の影響で海水温が高く,全般的にサケ漁はかなり不漁だという。
9月22,23日行われた石狩さけまつりでも目玉プログラムの生鮭即売会が中止になってしまった。
しかしこのところややもちなおし気味とも伝えられるので,川を覗いてみた。

2012.10.02

毘砂別橋

毘砂別川
河口に近いわりに清流。
多くはないが上ってきている。
浜益橋

浜益川
釣獲調査区域であるが,浜益橋下流は右岸からだけ許可という。
そのせいか,サケたちは左岸側に集中してうようよ。
実田浜中橋

浜益川
実田浜中橋から浜益橋までは両岸から釣ることが可能。
橋の下でかなり魚影を確認。
浜益川第2頭首工

浜益川
数はさほど多くないが,産卵場所とも思われる。

2012.10.04
栄橋

厚田川
もっとも河口に近い橋で水は濁っているがかなりの数の魚影が確認できる。なぜかほとんどすべて橋の影になるところにかたまっている。
すぐ上流の国道231号に架かる厚田橋では魚影を確認できなかった。
やまなみ橋

厚田川
清流でたくさんのサケが確認できた。
さすがはウォッチング・ポイントである。


2012.10.09
やまなみ橋

2012.10.20
実田浜中橋

2013.09.21
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)
道道11号から厚田公園へ向かうとすぐ,さけ・ます二次飼育施設がある。併行して流れるボクサナイ川で数匹の元気なサケをウォッチ!
施設は2010年設置。2011年春から,京極などでふ化した稚魚約200万匹が飼育/放流されている。
サケの回帰は通常4年目といわれるが,このサケが放流魚だとすると3年目でのふるさと帰省ということになる。あるいは野生魚なのだろうか?
10月になると上流のキャンプ場あたりでも遡上が見られるらしい。

2013.10.18
牧佐内橋

ボクサナイ川
(厚田川支流)
道道11号・月形厚田線に架かる橋の上から覗く。厚田川の上流・やまなみ橋ではまったく魚影を確認できなかったが,ここではかなり見られる。新たなウォッチング・ポイントとしてお勧め。
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)
再度,二次飼育施設の脇。
ふれあい橋

ボクサナイ川
(厚田川支流)
厚田公園キャンプ場。9月末で閉鎖されているが,森の紅葉が進み綺麗。
先月は確認できなかったが,この日はうようよ。
濃昼橋 ほか

濃昼川
濃昼橋は国道231号に架かる。橋のやや下流の淀みに静かな群れを確認(写真左)。
231号から逸れて濃昼集落に入る手前の河口近くの橋の上からも確認(写真右)。
濃昼川にもサケは遡上するのだ。
9,10月のサケ・ウォッチング・ツアーでは,厚田川より南の河川〜〜〜古潭川,望来川,正利冠川,知津狩川〜〜〜ではまったく魚影を確認できなかった。もしこれらの川でサケの遡上を見たという方は,ぜひご連絡を!!!

2014.09.22

まだ少し早すぎるかなと思いつつ,浜益地区の川を眺めに走る。
秋晴れ,爽快。と思ったのもつかの間。前方に暗雲が漂いはじめる。厚田の手前から雷鳴轟き土砂降り。
夕日の丘駐車場に逃げ込んで雨宿り。やがて北の空が明るくなり始めたので浜益へと向かう。
毘砂別川以外は,サケ・ウオッチングとしては初・お目見え。
そしてやっぱり少し早すぎたような気がする。

河口の名もない橋

送毛川

河口
魚影確認できず。
水量も少なかったが,地元のおじさんの話では,この川にはずっと前からサケは遡上しないのだという。
大きな原因は河口の形状。多少水量があっても,ほとんどの水はゴロ石の下をかいくぐって海に流れ出るため,サケが入ってくることのできる魚道を確保できないためらしい。
毘砂別橋

毘砂別川

河口
橋の上からでは魚影確認できず。
橋のやや上手の岸辺にホッチャレが1匹横たわっていたので,遡上することは間違いない。
ここでも地元のおばさんの話では,今年は水量が少なすぎてここまで上がってこれないのだという。橋の下手の深みまでは来ているらしい。
恵比寿橋

群別川

河口
魚影確認。
河口から恵比寿橋を振り返る。
上流の国道231号に架かる”群別橋”からは魚影を確認できなかった。
幌橋

幌川

河口
魚影確認。
上流の国道231号に架かる”新幌橋”からは魚影を確認できなかった。
第3床丹橋

床丹川

河口
この川でも魚影確認できず。
河口の形状からして,送毛川と同じことなのかもしれないが,雨が降って水量が増加すると上がってくるのかもしれない。
この橋のやや南に舟揚場があって”第2床丹橋”が架かっている。
千代志別橋

千代志別川

河口
魚影確認。
しかし,橋の上手には何段もの床止が設置されていて,サケの遡上には大きな障害となっているだろう。
ひとつ上流の”第一千代志別橋”からは,魚影はまったく確認できなかった。

2015.09.15

数日前,新港東埠頭の直売所で聞くと,今年のサケ漁は順調らしい。
ということは,川にもすでに遡上しているに違いない。
昼過ぎから厚田川へ向かう。
途中,正利冠川では浅羅賀橋から,望来川では望来河口橋望来川橋から覗いてみる。
過去何度か挑戦していずれも諦めたと同様,今回もついに魚影を確認できず。
水も濁っていて透視が効かないこともあるけど,やはりこれらの川には遡上していないのかもしれない。

厚田川では・・・うようよ。釣り人達もうようよ。
とりわけ,国道に架かる厚田橋よりも,河口に近い栄橋の方にたくさん集まっていた。

栄橋

厚田川

a

b

c
魚影はじめはちらほら(a)。
よく見ると,下流側の橋直下に団体さんがひしめいている(b)。しかしほんの数分目を離した隙にもういない。必死に探すと,上流側に厚田橋方向に向かって団体で遡っていく姿を確認できた(c)。
厚田橋

厚田川

a

b
魚影ちらほら。間違いなくサケだとは思うのだが・・・
ややしばらく,栄橋の方から遡って来るであろう団体さんの到着を待ったがついに現れず。
この日のウオッチングはこれにて打ち切り。

2015.10.03 ただし「小樽市」なので番外

於古発川(”おこばちがわ”だなんて,小樽人でなければとても読めないヨ)は天狗山のあたり(於古発山というのもあるらしい)を源とし小樽の中心部を流れる小川。
下流部では寿司屋通りの下を暗渠で流れ,最後に顔を出して臨港線の堺浜橋をくぐって小樽運河南端に注ぐ。
この日たまたま運河周辺をぶらついていて川を覗きこむと,なんとこんなに浅くて人工的な川にサケが・・・・・
2012年に大量のサケが遡上して話題になったのだとか。
ということは小樽運河にもうようよサケが泳いでいるということなのだろうか?

堺浜橋

於古発川

2015.10.05

厚田の二次飼育施設を訪れた。
脇を流れる牧佐内川にはびっしりとサケの群れ。
放流された母なる川をしっかり記憶して戻ってきているのだろう。

川淵にはほっちゃれが横たわり腐臭が漂う。これもまた自然の摂理。
臭いが厭なら自然を満喫するなんて無理。

一方,以前からサケ・ウォッチングのポイントとされた厚田川本流の上流・やまなみ橋から覗くとまるでサケの姿がない。
確認できたのはこの1匹のみ

やまなみ橋よりさらに上流に位置する発足(はったり)地区の発足小学校では,昭和57年以来「ふるさと自然学習」として採卵から放流までのサケ飼育活動に取り組んでいたという。
発足小は平成15年閉校となったが,牧佐内川に二次飼育施設が新設されるまでは発足での飼育・放流が引き継がれたものと思われる。
それ故当時は,サケにとっての母なる川は厚田川本流だったわけである。

いま,厚田川河口から遡上するサケたちのうち放流魚を中心としてほとんどが支流の牧佐内川にのぼり,天然魚の一部のみ本流に戻っていくということなのだろう。(かなり推測の域を出ないけれど)

また途中,古潭川も覗いてみた。
国道231号の新古潭橋,少し下流の古潭一号橋,もっとも下流の古潭河口橋,いずれも魚影は確認できなかった。

厚田公園
二次飼育施設

ボクサナイ川
(厚田川支流)

2016.09.14

今年もサケ・ウオッチングは厚田から。

河口に近い栄橋から川を覗き込む。(厚田橋ではまったく見られず)
水はかなり澄んでいて,ものすごい数の魚たち。(a)
みんな上に向かって頭を向けじっとしている。
サケかっ!?と思ったが魚体が小さい。30cmくらいだろうか。
どうやらウグイの群れらしい。
去年見た団体さんたちもウグイだったのだろうね。

しかし2,3倍ありそうなサケの魚影もキャッチすることができた。
緑の樹陰を悠然と泳ぐ。(b)

次に厚田公園キャンプ場のふれあい橋から覗く。
魚影皆無。水量が少なすぎるようだ。

二次飼育施設脇を流れる牧佐内川ではサケの群れがはねる姿を堪能できた。

栄橋

厚田川

a

b
厚田公園
二次飼育施設

ボクサナイ川
(厚田川支流)

 

 

 

 

2017.09.16

浜益篇
毘砂別橋

毘砂別川

河口
数日前から浜益を襲った大雨の影響もあってどの川も水量が多く濁り気味。
毘砂別川でも橋の上からは魚影を確認できなかったが,橋より70〜80m下流の淀みにかたまっていた。なんとなく白っぽくもしかしたらホッチャレ気味。

浜益川では河口の浜益橋,実田浜中橋,群別川では恵比寿橋,いずれもペケ。
浜益川第2頭首工

(対岸から望む)

浜益川

a

b

c

d

e

f

g

h

i

j

k

l
この日,長い時間釘づけ状態で見惚れていたのが浜益川第2頭首工(左岸)。
灌漑用水を必要としない時期だけに,水門は上げられその下の水路を水が流れる(a)。ここをサケたちが遡ろうと次々に挑むのだ。
最初の難関,かなりある段差を上りきった一匹(b)。上を目指す(c)。この水路,勾配も馬鹿にならない上,水かさが浅く常に底に腹をこすることになる。
なんとなくくたびれてきた時,左から猛然ともう一匹(d)。左の一匹はかなり頑張る(e)も,ここまで(f)だった。
もう一匹のケース。最初の段差をクリアして,ひょっとすると成功するかと思われた(g〜j)。
しかしここまでだった。力尽きて動けなくなると下に流されることになる(k)。
そして段差を力なく流れ落ちて行った(l)。
しばらくサケたちにエールを送りつつもなんにもしてやれずに見ているだけだった。
段差を駆け上るサケはけっこういるものの,ほとんどがそのあとが続かず流れに押し戻されるのだった。
<ほんとうは動画でお見せできればいいのですが,動画は下手なのでゴメンナサイ>


2017.09.30

厚田篇
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)

a

b
かつては定番だった厚田川本流のやまなみ橋には魚影見られず。
ボクサナイ川でもほとんどチラホラ状態だったが裏切られずにすんだ。
(a) は二次飼育施設横で。
(b) は厚田公園キャンプ場のやや下流。親水広場のあたりで。
キャンプ場のふれあい橋では魚影皆無だったが,あと10日ももするとひしめき合うのではないだろうか。


2018.09.21

厚田篇 (速報⇒Topics)
厚田川本流

栄橋

厚田橋

やまなみ橋
今年は相当に遡上しているようだ。
本流下流に位置する栄橋,厚田橋からはウグイなどとともに,大型のサケの魚影をたくさん確認できる。
上流・やまなみ橋でも少ないながら確認できる。
あちこちにホッチャレも見られる。
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)

a

b

c

d

e
定番の二次飼育施設脇。すぐ目の前,手に取れるような場所で跳ねている。
100mほど上流に床止めが設置されている。水量が乏しくとてもこれを越えられないため床止め下の深みでは積み重なるようにして超えるタイミングを計っているようだ(d)。
鮮やかな婚姻色の個体も見える(e)。一方ホッチャレも多く,かなりの腐臭。


2018.09.27

浜益篇
毘砂別橋

毘砂別川
ホッチャレ多いが魚影は少ない。
タイミンク゜を失したのかもしれない。

次に行った浜益川も,実田浜中橋では魚影皆無。
河口・浜益橋近くでも,サケ有効利用調査の釣り人はほんの数人。ヒマそう。。。
浜益川第2頭首工

浜益川
水量が少なすぎ。去年上げられていた水門(左岸側,画像向かって一番右)も閉ざされていて,これでは遡上不可能。
頭首工の下にはそれなりに魚影はみえるのだが,いかんともしがたい。
対岸越しに黄金山が美しい。


2018.11.05

厚田篇-2
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)

10/2

11/5

11/5
キャンプ場近辺では,今年はついに魚影を確認することはできなかった。
二次飼育施設脇では,11月までまだ多くのサケたちが集まっている。
しかし全身白茶けて,ときに元気さを装うがごとく跳ねてはみるものの精彩はイマイチ。
白髪を振り乱しているダレダカさんを見ているような思いもして,サケ・ウオッチングは今回をもって終了としたい。


2019.09.24

厚田篇
厚田公園

ボクサナイ川
(厚田川支流)

速報はTopics

A

A

B

B

B

B

B

B

B

C
A は,二次飼育施設脇。ホッチャレが少ないのは,前日の雨で増水し流されたのだろう。
B は,A から100mほど上流に設置されている床止め(堰)の手前。床止めを乗り越えてさらに上流に遡ろうとするサケたちがひしめいている。次つぎと急流に挑む姿も見られる。
C は,なんとか床止めをクリアした先のキャンプ場までの親水公園あたり。魚影は少ない。キャンプ場のふれあい橋下では確認できなかった。
厚田川本流の上流に架かるやまなみ橋では1匹のみ確認できただけ。


2019.09.26

浜益篇
浜益川

速報はTopics

浜益川サケ・ウオッチング地図
(クリックして拡大)
更新して差替え済(10/2)
ウオッチング・ポイント
実田浜中橋
・浜益川第二頭首工 左岸右岸
新於札内橋
於札内橋
学校橋 (浜益川支流の逆川)
・浜益川第一頭首工 左岸
実田橋

実田浜中橋

浜益川第二頭首工

新於札内橋

於札内橋

学校橋
この日は浜益川中流をサケがどこまで遡っているかをたずねてみた。
一般的にウオッチング・ポイントとして知られる,今回最下流の実田浜中橋では,小型のウグイの群れは見られたがサケの魚影はチラホラ程度。
第二頭首工の下では結構群れていたが,最左岸の水門が閉じていたため傾斜した水路を遡る姿は見られなかった。
これより上流にもかなり遡上しているところをみると,右岸に設置された魚道が機能しているのだろう。
魚影は新於札内橋,於札内橋,学校橋まで。
第一頭首工では確認できず。おそらくここまでは上っていると思われるので,右岸側から観察すると見られるかもしれない。左岸では草の生い茂った堤防上を走ったが,車が壊れるかと思った。
黄金山登山口近くの実田橋では魚影は確認できなかったが,第一頭首工の魚道が機能していればもっと上まで上っていることだろう。
ホッチャレを食い散らかすカラスたち(第二頭首工上流於札内橋上流)。
於札内橋下流で睨みを効かせるダイサギ


2019.10.19

厚田篇−まとめ

9/24

10/6

10/9
ボクサナイ川の床止め(堰)には,9/24に続いて10/6,10/9にも訪れた(Topics)。左の画像でも分かるように,9/24が最も水量豊富。10/9もそれに匹敵する水量だったが,10/6は少なかった。
やはり水量が少ないとダイナミックな魚影は見られない。

10/6

10/9

10/9

10/9
10/6 には堰の下でおとなしく待機する姿のみ。
10/9 には大量のサケが待機していて,ジャンプする姿も見られた。
この堰の100mちょっと上流にも段差のあるより本格的な床止めが設置されている。遡上するサケたちにとってもうとつの難関だ。10/6,10/9 期待して訪れてみたが,両日とも魚影はなく空振りに終わった。


2019.12.29

厚田篇−まとめ・追加
2019.10.20

A

B

B

B
前日(19日)まとめたにもかかわらすず,翌10/20,またまた出かけたものずきである。
この日はまだまだ元気に跳ねるサケたちを見ることができた。
A は二次飼育施設脇から
B はやや上流の床止めの手前
さてここまでくると,サケたちはいったいいつまで遡上するのかを確かめたくなるのが人情?というものではないだろうか。
少なくとも去年(2018年)は,11月5日でも白茶けてはいても多くのサケたちを確認できている。
ところが今年(2019年)は,ちょうどその頃から一身上の理由?から自分の動きがきわめて制約されることになってしまった。
ようやく次に訪れたのは11/2312/11。いずれも魚影皆無。(11/23には川底に沈むホッチャレだけは確認できた)
ということはつまり,11月の10日から20日くらいの間で遡上を終えるに違いない。
来年の課題がまたひとつできた。トシをとってはいられない。
そしてあとひと月もしたら,群来・ウオッチング・シーズンの幕開けである。


2020.01.17

厚田篇−まとめ・さらに追加
2020.01.11
1/11 厚田まで走った。厚田もおそろしく雪が少ない。真冬のボクサナイ川の表情を眺めてみた。
さすがに二次飼育施設に下りる道路はけものの足跡のみ。車では無理だが,長靴でなら余裕で接近可能。
左の画像は,10/20のAとほぼ同じ角度でやや上流を見た風景。
もちろんサケはいない。
おそらくいつもの冬だとすっかり雪に覆われ,川面はまったく見えないに違いない。

その2 定置網漁の水揚げ風景 2013.10.20 もくじ

2013.09.18


a

b

c

d

e

f

g

h

i

j

k

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m

n

o

p

q

r

s

t

u

v

w

x

6時半過ぎ石狩湾新港東埠頭の石狩湾漁協石狩支所前(a)に到着。すでにサケの水揚げ準備で慌しい(b)。
(c)が仕分け台。台中央部に船から下ろされたサケは直ちにオスとメスに分けられ,オスは向かって左の台へ,メスは右の台に流される。さらに魚体の綺麗さ(見た目)でオスは銀A,B,Cの3ランクに分けられてそれぞれのサケ桶に落とされる。メスは銀A,Bの2ランクのサケ桶へ。オスメスとも見栄えのいい銀Aが一本売りされたり新巻用になるらしい。
サケ桶にはあらかじめ氷と海水が入れられていて(d),その状態で桶ごとの重量がチェックされる(e)。かくして準備完了(f)。
5時ころに出漁して定置網をおこした漁船が,タイミングを推し量ったように港に入ってくる(g)。
接岸する(h)や水揚げ開始。先に立派なヒラメが桶に入れられた(i)。
魚倉からクレーンで上げられたサケ(j)は仕分け台中央部に下ろされ(k),見る間にオスとメスに分けられる(l)。
オスは曲がった鼻が伸び出ているので尖がった顔(m)。メスは鼻が伸びていないのでマルっこい顔(n)。
ほかに,尾ビレ,脂(あぶら)ビレの形,腹のふくらみなどが,オスメスを見分けるポイントとか。
(o)がオス銀Aの桶。(p)がメス銀Aの桶。桶はサケが入った状態で再度重量をチェックし,引き取り業者(佐藤水産)に渡される(r)。作業の終わった仕分け台にはカラスが群がる(s)。
水揚げされたばかりのサケの一部(もちろん銀A)は,隣接する漁協の直売所(t)で販売される。
この日は,オス(u)がキロ520円。メス(v)がキロ940円。筋子(w)はキロ4700円。日によって値は変わるようだ。

この日の水揚げは800〜1000尾の間らしい。前日はシケで出漁しなかったということで,要するに2日分の水揚げということになるのだろう。このあとさらに2隻の船が戻ってくるということだった。
ひと仕事終え,次の船の帰りを待つ間の作業場には,くつろいだ空気が漂っていた(x)。


y

z

(y) 石狩さけまつりの当日,"鮭の掴み取り"に供されて闘うのも,その朝水揚げされたサケである(9/28)。
(z) シケで漁がなかった朝の直売所はこうだ(10/12)。

その3 二次飼育施設の稚魚たち 2014.07.12 もくじ

2014.04.01 厚田の二次飼育施設にて

3月25日,京極町から搬入された約100万尾のサケの稚魚たち。
そろそろ北の海を目指して旅立つ頃合いかもしれない。
しかし残念ながらこの日の放流は見送られた。
脇を流れるボクサナイ川もまだ雪が深い。
厚田川河口近くの海の水温が低すぎるようだ。
体長5cmくらいで放流された稚魚たちは,しばらくの間河口近くの海で体力を養う。
それには水温が5℃くらいまで上がっていることが望ましいという。

河口近くで体長7cmほどに成長すると,やおら北の海を目指すのだそうな。
対馬海流(暖流)の勢いが増して宗谷海峡の水温が13℃以上になる前に海峡を越さなければ,生き延びられないらしい。
寒流の魚たちにはそれなりの微妙な,そして厳しい自然の条件があるのだ。

漁協の若者が毎日3回来て給餌する。
千歳孵化場の職員も現れて,水温や稚魚たちの体重測定などをしていく。
この稚魚たちが放流されると,引き続きまた約100万尾の稚魚たちが搬入,飼育,放流されるのだという。

2014.09.09
えりす いしかりネットテレビで,正利冠川にも稚魚が放流されていることを知った。
道道527号(望来・当別線)の正利冠川に架かる正利冠二号橋のすぐ脇に正利冠第5頭首工がある。
厚田の二次飼育施設で成長した稚魚の内のおよそ50万尾が,この頭首工の近辺から放流されているとのこと。
放流は平成17年から続けられているというので,正利冠川にもおそらく遡上しているのだろう。
この日は魚影を確認できなかった。


2015.03.30 浜益の二次飼育施設にて

浜益の二次飼育施設は昭和62年度に設置されたもよう。
浜益川の支流,於札内川に架かる第一於札内橋のやや下流にあり,浜益温泉の裏手に位置する。
金網フェンスに覆われて,普段は施錠され立入禁止
この日は飼育の管理人さんがいて,親切にいろいろ教えていただいた。

今年は3/2と3/3に京極町よりそれぞれ100万尾ずつ搬入された。
ここでは飼育に,川の水ではなく地下水を汲み上げて使っているとのこと。
そのため3月初めでも水温が10℃以上に保たれ,早期に稚魚の飼育を始められるということのようだ。
3/2搬入組は3/25から自然放流されて,ひとつの水槽はすでに空。
もうひとつの水槽の3/3搬入組は5〜6cmほどに育って放流を待っている。
始めは足音で逃げまどっていたが,いまでは近づくとエサを期待して集まってくるのでかわいいという。
4/6に最後の100万尾が搬入されると同時に3/3搬入組は放流されはじめる。

秋になると於札内川にもかなりのサケが遡るということだ。
仕掛けしてそれらを水槽に誘い込み採卵して京極の孵化場に送っている。
孵化した稚魚がまたここに戻ってきて育てられ,やがて北の海へ向けて放流されるのだ。

下手方向,右はカラ

上手方向

 

 

 

放流口

2015.03.30 厚田の二次飼育施設にて

浜益からの帰路,厚田の施設にも立ち寄る。
誰もいなかったので新たな知識は得られなかったが,浜益で聞いた話によるとここに稚魚が搬入されたのは3/26。
やはり川の水がある程度温むのを待ってのことらしい。
搬入されて間もない稚魚たちはまだ小さく3〜4cm程度。
人慣れしていないので,足音をたてると蜘蛛の子を散らすように逃げまどう。

下手方向

 

 


2016.03.18 浜益の二次飼育施設にて

去年に続いての再訪。
今年は3/2に80万尾,3/5に100万尾搬入とのこと。
1日4回の給餌のうちの1回にちょうどめぐり合わせた(15:30ころ)。
そのせいか水面の上にも跳ね上がったりして元気がいい。
水温は10℃くらいという(地下水汲み上げ)
最初の旅立ちは3/26,7日ころとか。

 

 

 

 


2017.04.02 浜益/厚田の二次飼育施設にて

この時期になると,なんとなく稚魚たちに会いたくなる(というほどのことでもないのだが・・・)。
浜益と厚田の二次飼育施設を訪ねる。
浜益の方は,若い漁協の組合員さんが常駐していて話を聞けたが,厚田の方は無人。
浜益では前日(4/1)片方の水槽の約90万匹が放流されたとかでカラッポだった。
が,5日ころにはまた新たに搬入されるらしい。
もう一方の水槽の稚魚たちは10日ころまで飼育されて放たれるという。
厚田の方の稚魚たちはまだ日が浅そうで小ぶりの体型だった。
浜益
 

 

 

 
厚田
 

 

 

 

2017.04.15
2017.04.15 近くを通りがかったついでに立ち寄ってみると,水槽はすっかり水が抜かれ,もぬけの殻だった。
今年の分については,二次飼育&放流は完了したということなのだろう。


2018.04.02 浜益の二次飼育施設にて

今年も飽きずに稚魚たちを眺めてきました。
左の水槽の稚魚たちは3/7に搬入されたとのこと。
右の水槽では第一陣が3月末にすでに日本海に旅立って,そのあとに昨日搬入されたとか。
ここでの飼育期間の違いが一目瞭然なほど魚体の大きさに開きがありました。
(けど,写真では同時に2種類を並べられませんので違いが分かりません)
なぜか片隅に箱わなに捕獲されたアライグマが閉じ込められていました。

 

 

 


2019.04.07 浜益/厚田の二次飼育施設にて

恒例の稚魚たち。
浜益では,左の水槽は入って1ヶ月ほどになる大人びた稚魚,右はまだ数日の幼い稚魚。
左では職員さんが底に溜まった糞の掃除中。ために水が濁って写真が撮れない。
施設の放流口は浜益川の支流,於札内川に開いていて,左側の水槽からは少しずつ稚魚が流れ出している。
この日のトラップ(罠)は空だったが,今年はすでに5匹ものアライグマを施設内で捕獲したという。
一方厚田の施設はもぬけの殻。綺麗に洗われて新たな搬入を待っているようだ。

浜益

浜益

浜益

浜益

浜益・放流口

厚田


2020.03.18 浜益/厚田の二次飼育施設にて

浜益では,今月5日と6日にそれぞれ100万尾ずつ搬入されたとのこと。
毎年お馴染みの職員さんが今年も管理している。エサは魚粉を1日4回。
もともと入った時点で魚体の大きさに違いがあったとのことで,右の水槽の稚魚たちがかなり大きい。
あと1週間ほどで放流されるらしい。
水面に小さなムシが落ちると一斉にそれに向かって稚魚たちが殺到,幸運な1匹がパクッと食う。元気だ。
中に白い稚魚が混じっているのだが,群れとは別行動で水面近くをゆっくり泳ぎ元気がない。
アライグマがますます増えているようで,今年はすでに7匹捕獲とのこと。
先に寄った厚田では施設はまだ雪に閉ざされていた。
地下水利用の浜益と異なり,ボクサナイ川の水温がある程度上がってからということになるようだ。

浜益

浜益

浜益

浜益

厚田

その4 定置網の数え方・・・『ヶ統』の 2015.09.14 もくじ

2015.09.14

石狩でのサケ漁,かつては石狩川での地曳網が中心だった。
が,明治の中頃から漁獲量が激減。
1970(昭和45)年,川での地曳網が禁止になり,現在は沿岸での定置網が中心となっている

定置網(建網)は海中に常設して回遊する魚の通り道を遮断,魚群を網に誘導する。
おおよそ,垣網,身網,落し網の3つの部分から成っている。
垣網は魚の回遊を遮って沖へと誘導する。長さは600〜1000m,長いものになると1800mにも達する。
身網は垣網により誘導されてきた魚をいったん収容する袋状の網である。幅12m,長さ8,90m。
落し網は身網の先についた小さな袋状の網で,ここに入ったら魚は逃げられない。
垣網,身網,落し網の定置網の1セットを"1ヶ統"という。(”統”は”どう”と読むらしい)
石狩湾漁協石狩支所が所蔵する模型

垣網は短く省略されている。
落し網は身網の片側にだけついているのが一般的のようだが,石狩支所の定置網の場合すべて両側についている。(両おこし)
ここまでのところではとりわけはない。

石狩湾漁協石狩支所が現在北海道から交付されている定置網の免許は,次の漁具定置箇所一覧図(海上保安庁)
にある@ABCの4ヶ所。
@のみ,2階網といって沖に向かって定置網のセットが2組縦列に設置されている(陸網(おかあみ),沖網)。
一方ABCはいずれも3階網。沖に向かって,陸網,中網,沖網の3セットが縦に並んでいる。
つまり石狩支所で設置する定置網は4ヶ所に合計11セットあることになる。

2013年9月,50回目のさけまつりを記念して,「鮭はどこに行ったのか」と題するパネルディスカッションが開催されて聴きに行った。

バネラーのひとりの石狩湾漁協組合長氏の話の中で,
「石狩支所のサケ定置網の数は4ヶ所で11ヶ統」
ということだった。少なくとも私にはそのように聞こえた。

が,その後それを確かめるべく調べたり,博識の皆さんに訊ねまくったり,何人かの漁師に聞いたりするうちにわけがわからなくなった。
人によってさまざまなのだ。なのだ。

いよいよ???となり,実際にサケ漁を担っている石狩さけ定置網漁業生産組合に問い合わせた。
極めて懇切丁寧に説明して頂いた上で,「石狩支所の定置網は4ヶ統で網が11ヶ」ということだった。
納得はいったのだが,まだ腑に落ちない。4ヶ統なのか11ヶ統なのか・・・
もはやとことんいくしかない。
定置網免許を管轄する北海道水産林務部に問い合わせた。
結果。。。
「石狩支所に許可した定置網免許は・・・4ヶ統」とのことだった。

やれやれ。

しかし,道による”ヶ統”の単位はあくまでも行政上の(お役所的)扱いとしてはそうである,ということであろう。
物理的かつ伝統的な扱いとしては,定置網の1セットを1ヶ統とするのが妥当と思われるのだが。
だから先の組合長の11ヶ統だって決して間違いではないのだと思う。
どちらもそれなりに正しい,ということ。

実際石狩以外では,2階網,3階網のそれぞれの網について異なる団体/個人に免許が交付されているケースもあるらしい。
その場合には定置網の1セットごとに1ヶ統と数えられているという。

奥が深いといえば深いけれど,統(どう)でもいいようなことに捉われ続けた2年間だった。


おことわり
このページは,サケ釣り好きの皆さんの便宜に供するものではありません。
サケたちに声援を送りながら,見守ってあげたいだけなのです。

群来・ウオッチング