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石狩川河口での遭遇
もうひとつの楽しみ方
流木オブジェ,夥しい木屑,招き猫,鶴の舞,台風の爪痕,巨大クラゲ,波の造形,流氷,乱舞,タールボール,貨物船座礁,造形2,魚箱,中海,熊,カタクチイワシ,砂に描かれた円弧,蓮の葉氷,異質な地層,雪玉遊び,つかの間の崖,巨大ふるい,されど水仙,ミニ砂嘴,難破船,波の花,流木盆栽,鎌首,ヘッド,定置網,雪紋,そろばん,ペリカン砂嘴,けあらし,雪庇,神居尻噴煙,謎の連鎖,立入禁止柵受難,原木丸太椅子,乗り捨てられた車,おしゃれキャットマリー,狐のトンネル,ヘリコプター搭乗,流木に大輪の白花,ついてくるなっ!,コラボ,ブロガー,落とし穴に嵌まる,水位カラー表示板,冬の東屋,啓蟄,盗掘,蜃気楼,根白,返り咲き参議院議員,凍てつく湿地帯,石狩川に嵌まった!,肝を冷やした!,砂取り,小洞燕,砂嘴先端2014,水制遺構,定点観察,旧知津狩川河口閉塞,漂着クジラ,イトヨ漁,ヘッド2,ヒト,矢臼場護岸遺構,ワンコ救出作戦,季節はずれの浮き輪,ガラスの浮き球,趣味の悪いモニュメント,ハマニンニクとソーセージ,賞味期限,謎の連鎖2,ホワイトアウト,危険!,くまモン,小洞燕2016,アカクラゲ,トンボの巣窟,導流堤フェンスの異変,再び賞味期限,再びハマニンニク,再びカタクチイワシ,雪に描かれた円弧,石狩川河口の碑,メロンパンナ,クルミ,セスナ,砂の芸,鰭脚類,カオス・アイス,湧き水,だるま太陽,流木動く,イエローフラッシュ,幻日,けあらし・その②,砂上を漂流す流木,流木・大遠泳,小洞燕2019,緑鳩,河口狭まる,御神渡り,蜃気楼・その②,砂嘴先端の4年,先端やや伸びる もくじ 2009.07.31 公開
2010.05.25 独立
2014.07.30 改編
2021.01.07 更新
ファイル(ページ)が肥大化しましたので,スリムに改編しました。
古い項目は10ヶずつサブファイル化して切り離します。
2014.07.31
そのほかに,独立した項目(サブファイル)として番外編も適宜追加します。
2014.08.09
石狩湾と石狩川とに挟まれて長く伸びた砂嘴の上,「はまなすの丘公園」。
花畔にこだわるHP作りを始めてから,しばしば訪れる。
はじめは砂丘に咲く可憐な花たちにデジカメを向けていた。
2008年の秋ころからGPSロガーをポケットに,可能な限り川と海の水際を歩く。
そのつど砂嘴の形が微妙に変わっていることに気づく。
形だけではない。波打ち際の表情も日々変化する。
自然の営みだけで構成された顔つき。
ヒトの作為によって無理強いされた顔つき。
歩いていて遭遇した,移ろいやすい浜辺の表情をビーチコーミングしてみることにした。2009.07.31
- 001 : 2008.07.26 流木のオブジェ
- 002 : 2009.04.19 打ち寄せられた木屑
- 003 : 2009.07.29 木彫りの招き猫
- 004 : 2009.09.14 鶴の舞
- 005 : 2009.10.10 台風18号の爪痕
- 006 : 2009.11.06 巨大クラゲ
- 007 : 2010.01.24 波の造形
- 008 : 2010.02.21 流氷
- 009 : 2010.03.18 乱舞
- 010 : 2010.03.25 タールボール改め泥の塊り
- 番外01 : 2010.03.25 貨物船座礁
- 011 : 2010.04.24 造形その2
- 012 : 2010.05.17 魚箱
- 013 : 2010.06.13 中海(砂浜の潮溜まり)
- 014 : 2010.07.31 木彫りのクマ
- 015 : 2010.09.13 カタクチイワシ
- 016 : 2010.11.23 砂に描かれた円弧
- 017 : 2011.01.24 蓮の葉氷
- 018 : 2010.12.21 異質な地層
- 019 : 2011.02.19 雪玉遊び
- 020 : 2011.04.26 つかの間の崖
- 021 : 2011.05.18 巨大ふるい
- 022 : 2011.05.19 されど水仙
- 023 : 2011.06.11 ミニ砂嘴誕生
- 024 : 2011.07.11 難破船発見
- 025 : 2011.07.11 真夏の波の花
- 026 : 2011.07.21 巧まずして…巨大流木盆栽
- 027 : 2011.09.08 鎌首
- 028 : 2011.07.15 マネキンヘッド
- 029 : 2011.10.20 定置網
- 030 : 2011.12.06 雪紋
- 031 : 2011.12.06 そろばん
- 032 : 2011.12.21 ペリカン砂嘴
- 033 : 2012.02.18 けあらし
- 034 : 2012.03.16 雪庇
- 035 : 2012.03.16 神居尻噴煙
- 036 : 2012.03.28 謎の連鎖
- 037 : 2012.04.21 立入禁止柵受難
- 038 : 2012.06.02 原木丸太椅子
- 039 : 2012.06.28 乗り捨てられた車
- 040 : 2012.08.03 おしゃれキャット マリー
- 041 : 2012.08.24 狐のトンネル
- 042 : 2012.09.23 ヘリコプター搭乗
- 043 : 2012.10.10 流木に大輪の白花
- 044 : 2012.12.13 ついてくるなっ!
- 045 : 2012.12.29 コラボ
- 046 : 2012.12.13 ブロガー
- 047 : 2013.01.21 落とし穴に嵌まる
- 048 : 2013.02.25 水位カラー表示板
- 049 : 2013.03.18 冬の東屋
- 050 : 2013.03.27 啓蟄
- 051 : 2013.05.09 盗掘
- 052 : 2013.06.11 蜃気楼
- 053 : 2013.07.04 根白
- 054 : 2013.07.13 返り咲き参議院議員
- 055 : 2013.12.18 凍てつく湿地帯
- 056 : 2014.02.24 石狩川に嵌まった!
- 057 : 2014.03.17 肝を冷やした!
- 058 : 2014.03.31 砂取り
- 059 : 2014.08.01 小洞燕
- 060 : 2014.08.27 水制遺構
- 番外02 : 2014.09.16 砂嘴先端2014
- 番外03 : 2014.10.27 定点観察 - 中道の突き当りの崖
- 061 : 2014.11.05 旧知津狩川河口閉塞
- 062 : 2015.01.14 漂着クジラ
- 063 : 2015.03.14 イトヨ漁
- 064 : 2015.04.01 マネキンヘッド・その2
- 065 : 2015.04.09 たまにはヒトも…
- 066 : 2015.08.02 矢臼場護岸遺構
- 067 : 2015.08.14 わんこ救出作戦
- 068 : 2015.10.10 季節はずれの浮き輪
- 069 : 2015.11.11 ガラスの浮き球ゲット
- 070 : 2015.12.20 趣味の悪いモニュメント
- 番外04 : 2015.05.16 砂嘴先端2015
- 071 : 2015.12.24 ハマニンニクとソーセージ ほか 賞味期限サンプル
- 071(附) : 2016.04.02 賞味期限にこだわるワケ
- 072 : 2016.01.23 謎の連鎖・その2
- 073 : 2016.02.25 ホワイトアウト
- 074 : 2016.03.22 危険です!
- 075 : 2016.03.22 くまモン参上
- 076 : 2016.05.19 小洞燕2016
- 077 : 2016.07.25 アカクラゲ
- 078 : 2016.07.25 トンボの巣窟
- 079 : 2016.08.27 導流堤フェンスの異変
- 080 : 2016.09.04 再び賞味期限サンプル
- 番外05 : 2016.08.26 砂嘴先端2016
- 081 : 2016.09.20 再び恐るべしハマニンニク
- 082 : 2016.09.30 再び哀しいカタクチイワシ
- 083 : 2016.11.30 雪に描かれた円弧
- 084 : 2016.12.20 石狩川河口の碑受難
- 085 : 2016.08.24 メロンパンナちゃん
- 086 : 2017.08.21 砂嘴先端に実生のクルミ
- 087 : 2017.10.07 セスナ不時着
- 088 : 2017.10.29 砂の芸
- 089 : 2018.03.04 鰭脚類
- 090 : 2018.03.05 カオス・アイス
- 番外06 : 2017.05.16 砂嘴先端2017
- 番外07 : 2017.07.30 石狩灯台改修
以下の項目(番外を除く)はこのページに含まれています- 091 : 2018.03.24 こんなところに湧き水が?
- 092 : 2018.08.06 だるま太陽
- 093 : 2018.10.30 流木動く
- 094 : 2018.10.31 イエローフラッシュ
- 095 : 2018.12.03 幻日
- 096 : 2018.12.13 けあらし・その2
- 097 : 2019.05.13 砂上を漂流する流木
- 098 : 2019.06.18 流木・大遠泳
- 099 : 2019.07.09 小洞燕2019
- 100 : 2019.07.30 緑鳩
- 101 : 2019.12.01 2019年秋,河口狭まる
- 102 : 2019.12.30 御神渡り
- 103 : 2020.01.21 蜃気楼・その2
- 104 : 2020.04.16 砂嘴先端4年の動き
- 105 : 2020.12.19 2020年秋冬,先端やや伸びる
- 番外08 : 2018.07.11 砂嘴先端2018
こんなところに湧き水が? 2018.03.18 あずまやから先(下流)の川沿い(a)は,あと2ヶ月もするとたちまち背丈を越えるヨシのたぐいが密生し分け入るのにも勇気がいる。
だが芽だし前のこの時期は雪解けも早くて歩きやすい。
岸辺はかなり凹凸していて,際から水深もありそうなので油断はできない。
凸凹のひとつの凹(b)でボコボコいっている。
見ると凹の最奥部で水が湧き出しているのだ(c)。
こんなところで湧き水だなんて,いままで見たこともないし,ありえない。
種明し 2018.03.26
この日の川面はとても穏やかでした。(d : 図のd点から北石狩衛生センターを望む)
一方海はかなり波が荒かった。
NOWPHAS(全国港湾海洋波浪情報網)のグラフを見ると,3月18日は前後の16,19日の有義波高3mを超える大時化の狭間とはいえ波高は1.5mに達しています。さらに有義波周期(赤の折れ線)が長い。これはうねりが大きいことを示唆します。
海沿いの汀線を歩いていると,やや頻繁に,しかし突如として膝まで達する波に襲われることがあります。
その波が引くときには踏ん張っていなければ持って行かれそうになりコワイほどです。
波は時おり大きくなるもので,100回に1回,有義波高の約1.6倍の高い波が,1000回に1回は約2倍の高さの波が来る可能性があるということです。(いわゆる”高波”)
しかもうねりなど周期の長い波は水深の浅い海岸付近で急激に高波になることがあり,年寄りなどは(小児もだけど),簡単にさらわれてしまいます。冗談ではなくコワイことです。
18日は明らかに高波が繰り返し押し寄せていました。
さて石狩川河口に押し寄せた高波はどうなるでしょうか。
当然にも流れに抗して川をさかのぼる波となります。
静かな川岸を歩いていた時,時おり河口から攻め上がる波を目撃しました。(e : 図のa点から下流を望む,f : 図のb点からやや上流を望む)
さていよいよ図のc点です。
ここに上の (b,c) 画像の凹部があります。ミニチュアみたいに小さいのですが,一応入り江です。
川をさかのぼってきた高波は入り江にも入ります。そして行き場を失います。
さかのぼる波のエネルギーは入り江の最奥部でぶつかって湧きかえり,岸によじ登ろうとするのです。
ということですので,地中から湧き出すという意味での湧き水ではありませんでした。
だるま太陽 2018.08.06 2019.05.02 更新 7月末から石狩川左岸河口砂嘴の先端がおよそ120m突出している。
8月6日 夕方再び砂嘴の先端地形の確認に行って,ついでに見事な夕陽にも出会えた。
この日の夕陽は,単に見事なだけではなかった。その形がまるで珍奇だった。
当然初めての経験で,夕陽と蜃気楼とが重なった現象かとは思ったが,それ以上は自分では説明がつかなかった。
その後 ??? の頭でインターネットを徘徊するうちに,どうやらこれは,「だるま太陽」と呼ばれる現象であることが判明した。
ほかに,「だるま朝陽」「だるま夕陽」あるいはΩの形に似ていることから「オメガさん」などとも呼ばれるらしい。速報⇒Topics
非常に珍しく縁起の良い現象で,これを見たら幸運がもたらされるという。ラッキー!
同じく蜃気楼の一種とされる四角い太陽と呼ばれる現象は北海道でも道東でときどき話題になる。
しかしだるま太陽が道内で観察されたことがあるのかどうか,寡聞にして知らない。
そこで幸運のお裾分けをしたいと思い,カメラに収めた24ケのだるまさんを一挙公開することにした。
私は浜歩きの際,歩きながら手当たり次第に写真を撮るので三脚などという煩わしいものはまったく使わない。
カメラも手軽なコンパクトデジカメ(CANON SX720HS,ZOOMにだけはこだわって,光学40倍)である。
面倒な設定などすぐ忘れるので,ほとんどオートフォーカスのカメラにおまかせモードで撮っている。
夕陽を連続的に撮るのにも”連写”など使わず,手持ちでまだるっこしくシャッターをきる。
だから手振れもするし,画像の配置も出鱈目になる。
それをなんとか同じようなサイズと構図に加工した(かなり疲れた)ものであることをあらかじめお断りしておく。
なお,時刻についても秒のオーダーには若干の誤差を伴っているかもしれない。
追記 (2018.08.19) その後だるま太陽は北海道でもあちらこちらで観察されていることを知った。
たとえば室蘭市イタンキ浜,登別市幌別海岸,別海町などである。
ところがそれらはすべてだるま朝陽の画像なのである。
探しているのだが,北海道でのだるま夕陽の画像にはまだ出会っていない。
石狩浜からのだるま朝陽は金輪際ムリだ。決して水平線からは朝陽は昇らない。
一方石狩浜を含め日本海側では多くの地点でだるま夕陽を観察できて不思議ではない。
実際なんと,石狩市の公式ホームページの「厚田の夕陽」のページに
”厚田では、グリーンフラッシュやダルマ太陽などおもしろい自然現象がたくさん見られます。”
と書かれている。(グリーンフラッシュはともかく,ダルマ太陽なんて知りませんでした・・・)
画像がないのが惜しまれる。
石狩市で夕陽が水平線に沈むためには積丹半島より北に落ちなければいけない。
石狩浜(河口砂嘴先端近く)に限っていえば,その期間はおおよそ,4月10日ころから9月5日ころまでである。
今年は残り僅かしかない。
蜃気楼現象としての気象条件には分からないことも多いが,少なくとも海面近くに雲がまったくないことが絶対条件である。
追記 (2018.10.31) その後のだるま太陽
② 2018.09.11 石狩海岸にて
③ 2018.10.22 増毛海岸にて
17:43
17:50
17:53Topics
石狩の朝焼け&夕焼け
左は積丹半島と高島岬
④ 2019.04.11 石狩海岸にて
16:34
16:37
16:39Topics
石狩の朝焼け&夕焼け
左はカムイエト岬
⑤ 2019.04.28 石狩海岸にて
18:04
18:09
18:12Topics
石狩の朝焼け&夕焼け
左は積丹半島実は⑤は,だるま太陽に似て非なるものです。そのことについてはいずれまた・・・
18:21
18:31
18:33Topics
石狩の朝焼け&夕焼け
左は積丹半島と高島岬
流木動く 2018.10.30 2019.06.18 更新 続編 続々編
流木位置図-A (クリックして拡大)
(2018.11.11更新)ここでいう流木とは,砂嘴先端に突起が120mほど伸びたのを確認した7/30,オジロワシが休んでいた流木のことである。
この流木はこれより先,右岸からの夕陽を撮りに行った7/25にも伸びた突起とともに対岸から目撃している。
さらに調べてみると,ハチに刺された7/17撮影の画像の中にも捉えられている。ただしこの時にはまだ突起はできていない。
おそらく7/4~5の石狩川大増水で運ばれてきてここに埋められたのだろう。
この流木,実は少しずつ移動しているのだ。
流木が動くとは,すなわち砂嘴が動いているということ。
その状況を追ってみた。
”もうひとつの流木”にも注目。
見てお分かりのように,8/28以降は天橋立の代わりに衛生センターの股のぞきに挑んでいます。とくに意味はありません。
デジカメを地面すれすれに構えて砂がつき,10/3には故障の原因になった(修理費用\14,000)のに懲りずに続けています。
なお,7/17,8/18,9/5は流木が海中のため,また,7/25は対岸のため位置を取得することはできませんでした。
とまぁそういうわけで,7~8月,9月,10月とそれぞれ位置を移動していることがわかります。流木が”月”を意識しているはずがないので,月ごとに変っているというのはたまたまでしょう。海の荒れがトリガーになっているものと思われます。
傾向としては北から南へ押されてきていることがはっきりと読み取れます。これは秋以降の通常の砂嘴の動きと連動してのことでしょう。これからの冬の季節,北西からの波浪にさらに動かされることは必定。
どこまで持ちこたえられるのかを見守っていきたいと思います。
2018.11.07 この日歩いた時刻は,干潮と高気圧による押し下げで潮位は低く先端に湾曲した突起が伸び出していた。(Topics)
ワシの流木の位置は前回(10/25)と変わっていなかった。(流木位置図のCのエリア)
実は,ワシの流木のほかに注目していた”もうひとつの流木”がある。
出遭いは7/6。前日までの大増水で運ばれてきたに違いない。
その後この流木は前回(10/25)までほとんど位置を変えなかった。(流木位置図のPのエリア)
ところがこの日(11/7)には突然30m以上移動していた。幹(長さ約5m)もほとんど露出。(流木位置図のQ点)
10/29から10/31にかけての風波(時化)によりいったん海中に流出し,その後現在の位置に置き直されたのだろう。
CとPとではたかだか15mほどしか離れていない(10/3,10/25)のだが,Pでは波にさらわれ,Cではさらわれなかったということを意味する。
どちらの流木もいつまでここで見られるのだろうか?
2018.11.18 2つの流木はほとんど位置関係を変えていなかった。
酔狂にも”もうひとつの流木”の方でも股のぞきにチャレンジ。
上のサムネイルでA,Bはそれぞれ
をさす。サムネイルでの11/7以前の流木画像はすべてAである。
流木A オジロワシが休んでいた流木 流木B もうひとつの流木
11/18の潮位は11/7にくらべて20cmほど高く,さらに海は時化気味で波も荒かったため,11/7に見られた湾曲した突起は海面下に沈んでしまったようだった。
2018.11.25
砂嘴はすっかり雪で覆われていた。雪が積もった分Aの股のぞきのスペースが狭まり窮屈になっていた。
2018.12.06
積雪はなくなったがそれ以上に堆砂が進み,もはやAでは股のぞきは不可能。
2018.12.21
堆砂はさらに進み,Aはすっかり埋没して存在の確認すらできなかった。
Bの位置はずっと変わっていないので,Aだけ流されたとは考えにくい。
基部をよく見ると,Bの方も付け根が次第に砂に埋もれていく様子が分かる。
というわけで,我ながらなにやら馬鹿馬鹿しい観察を続けている印象は否めない。
ちょっと待った~!(by ヒゲじい)
股のぞきはハナシを盛り上げるための余興です。
この項目の主題は,賢明な皆さんにはすでにお察しのことと思います。
今年7月の石狩川大増水で運ばれてきた(少なくともそれまではなかった)流木が,その後どのように推移するのか,なのです。
波にさらわれて動かされたり,風で運ばれた砂に埋められたり,彼らもラクではありません。
さて来年はどのように推移するのでしょうか・・・?(おそらくこのひとは,来年も続けるつもりなのでしょうね)
お付き合いしていただいた皆さんには感謝します。
続編に続く。
さらに 続々編にも続く。
イエローフラッシュ 2018.10.31
グリーンフラッシュという現象があるという。
日没直前,あるいは日出直後,一瞬太陽が緑色に輝く,とても稀な現象だという。
まだ出遭ったことがない。
今年は3回だるま太陽に出遭えた。(Topics 8/6,9/11,10/22)
そのとき撮った画像をあらためて見直すと,3回とも沈む直前に,”緑”とまではいかないが,やや”黄色”に輝いていることに気がついた。
グリーンフラッシュの一歩手前のイエローフラッシュと,勝手に名づける。
左の画像は,下の 10/22 16:39:44 の画像をトリミングしてさらに拡大したものである。
8/6 石狩海岸 砂嘴の先端 9/11 石狩海岸 定点観察のT点(中道の突き当り)近く 10/22 増毛海岸 暑寒別川河口左岸の海辺
幻日 2018.12.03 はまなすの丘に朝陽を撮りに行った。
6時半ころ,すっかり雲に覆われていた空も,朝陽の昇るころには不思議と雲が消えていきそこそこ満足な写真も撮れた。
道道を走っての帰路,左手に朝陽と石狩河口橋が見え隠れする。
市営住宅前のバス停から逸れて,石狩川左岸堤防に上がる。
赤井川樋門近くで,河口橋を望む結構気に入っているポイントだ。
あの雲もいいね,とかいいながら何枚か写して引き上げ道道に戻る。
ふと見ると,市営住宅の屋根の上に虹が出ている。
えっ,えっ,えっ!?ウソでしょ,雨なんか降っていないし,まっすぐ立った虹だなんて・・・
慌ててUターンして,再び堤防の上へ。しばし見とれる。(速報⇒Topics)
(a) その時は気づかなかったのだけど,最初に撮った写真にもしっかり”虹”は写っていた。
上の雲にばかり気を取られていた。
(b) いったん堤防から下りて気づいた”虹”。道道脇,古い市営住宅の屋根の上。
(c) 実は”虹”は上がったばかりの太陽と同じ高さで太陽の両側に出ていたのだが,向かって右の方が鮮明だった。
(d) おぼろげながら,両側に見えているのが分かる。
この”虹”,どうやら”幻の太陽”,つまり”幻日”と呼ばれる現象らしいということが分かった。
(”幻日”についてはメンドクサイのでここではくどくど書きません。各自,検索してお調べください)
太陽に近い方が赤,遠い方が青の虹のように見えることがよくあるらしい。
しかし,これほど鮮やかに彩られた”幻日”は珍しいのではないだろうか(と,勝手に自画自賛する今日このごろ)。
ところでこの現実離れした”幻日”の画像を時系列に並べてみた。
狙いは,太陽が昇るにつれ同時に”幻日”も昇っていく様子を見たかったのだが,たかだか15分くらいでは太陽高度もさほど変わらず幻日の高さにも劇的な変化が見られないうちにかき消えてしまった。
上空の雲が劇的に消えていき青空になる様子が分かるのがせめてものオマケです。
けあらし・その2 2018.12.13 その1 はコチラ 2018.01.16 更新
時間帯 最低気温 最大平均風速 場所 川 海 2018.12.13 7:20~8:40 -9.6℃ 南南東の風 1.7m/s はまなすの丘・灯台近辺 ● ● 2019.01.13 6:50~7:20 -13.3℃ 南南西の風 0.7m/s 石狩本町船着場 ● 2019.01.14 6:40~8:20 -14.7℃ 南南東の風 2.1m/s 石狩川左岸河口砂嘴先端 ● ● 時間帯は,けあらしが立った全時間帯ではなく,目撃した時間帯 最低気温,最大平均風速は,目撃した時間帯における値 (石狩のアメダスより)
2018.12.13
この朝,石狩河口橋に昇る朝陽を撮りに行った。
河口の方角を望むとかなりのけあらしが確認されたので,ついでにはまなすの丘へと急ぐ。
川面からも海面からも,これまで見た中で最大級のけあらしが立ち昇っていた。(速報⇒Topics)
けあらしの条件は,寒さが厳しいことと,南東の微風。(その1参照)
この朝は,気温約マイナス9℃,南東の風およそ1m/s(アメダス)。まさに,非の打ち所のないけあらし条件だった。
川側
川霧はおりからの南東風に流され,左岸にたなびく。
足元を霧で包み隠された灯台が幻想的な面影を見せる。(消え入りそう)
海側
海霧も南東の微風で波打際から沖合いへと押し流される。
波はかなり荒い。背後に上がる朝陽により,正面のけあらしには自分の影が映る。
浜崖の噴煙,正しくは北石狩衛生センターの煙が,南東風により右から左へ(陸から海へ)流れていることが分かる。
1時間後,けあらしはほとんど勢いを失っていた。(8:58)
2019.01.13
石狩本町船着場,渡船場跡へ朝陽を撮りに行って遭遇。(速報⇒Topics)
本町築堤から見られる範囲では,7:20 ころにはほとんど消えてしまった。
2019.01.14
石狩川左岸河口砂嘴の先端でのミラクルアイスと朝陽を撮りに行って遭遇。(速報⇒Topics)
海側では 8:20 ころまで確認できた。
砂上を漂流する流木 2019.05.13 2020.02.09 更新 初編 続々編
この項目は,初編”流木動く”の続編です。
注目している流木は変らず,流木A,Bですが,ここでの主役は流木Bです。
流木Aについては,続々編で主役として取り上げます。
流木A オジロワシが休んでいた流木 流木B もうひとつの流木
これらはふたつとも,昨年7/4~5の石狩川大増水で運ばれてきたのであろうことはほぼ間違いありません。
最初は天橋立の股のぞきをもじって遊んでいたのですが,そのうち流木の動きに興味を覚えました。
大きな流木(とてもひとりでは動かせない)が砂の上でしばしばひょうひょうと位置を変えるのです。
流木が勝手に動くわけはないので,海が荒れた時,波によって動かされるわけですね。
2018年の動きは”初編”に記しました。
2019年になっても動き続けています。
しかし,流木Aについては,1/27の目撃が最後となり,その後の消息が杳として掴めません。
川に押し出されて沖合いに流されたのか,砂に埋もれたのか,私の探し方が拙いのか・・・
仕方がないので,とりあえずここでの主役は現在でもしっかり確認できている流木Bのみとします。
その意味では脱線となりますが,姿を消すまでの流木Aの画像から始めます。
後ろの2枚は,流木AとBがツーショットで写っています。
湾曲した頂部の形の特徴から,これからも探索を続けようと思っています。
さて本題に入ります。流木Bです。
位置図-B
諸元左が,昨年7/6以降現在までの流木Bの位置の変遷を記した図です。
流木Aを最後に見失ったポイントも付記してあります。
(若干修正,差替済 2019.05.29)
右は,流木Bの大きさを示した図です。
長さ約5m,直径約35cm。結構デッカイです。
通常は根っこと思われる150cmを上に向けて転がっています。
結構目立ちますのですぐに気づくと思います。
流木Bが画像中で最初に確認されたのは大増水直後の7/6でした。①の位置です(前編の流木位置図ではPのエリア)。
その後11月初めに突然動いて②の位置へ(前編の流木位置図のQ点)。
今年になって②から③へと移りますがこの距離は10mそこそこ。
その次に1/19に歩いた時には,流木Aは確認しましたがBはなぜか見つかりませんでした。
そして1/27,流木Bは40mほど移動して④へ。Aはもっと流されて最後の目撃となりました。
2/11,雪と氷でほとんどの流木はモンスター化。なにがなんだかわけわからず。
2/18,100m以上も 離れた⑤の位置で,半分雪に埋もれて倒れているのを見つけました。
3/9も倒れていましたが,全体が露出していましたので起して立て直してあげました。
それ以降,位置は変わっていません。立ち上がったままでのほほんとしています。現在の⑤の位置は,2016年8月の連続台風による大増水でも,あるいは昨2018年7月の大増水でも浸食を免れていますから,よほど凄い洪水が起きない限り流されることはないでしょう。
1/8
1/14
1/27
2/18
2/23
2/25
3/9
3/9(立て直す)
3/26
4/11
4/28
4/28(夕陽)
5/4
5/16
5/16(立て直す)
5/26
6/3 右岸から
6/11(夜明け前)
6/20-A
6/20-B
植生進出エリアのほど近くにありますから,植生に覆われることにより砂の堆積が進み,いずれ埋まってしまう公算の方が大きいとみています。
150cmがどのくらいの期間で埋まるかにより,堆積速度(垂直方向)の試算も可能かもしれません。
もうしばらく見守り続けるつもりでいます。
2019.05.16 早速また倒れていた。ただ立て直しても座りが悪く45度くらいに傾く。幸いの砂地。手で砂を掻き出して立て直す。
上の位置図をもう一度見直して欲しい。
Google earth の背景図の中に,現在の位置⑤の左下から続くかすかに白い線。
管理道路の行き止まり(赤旗が立つ)から草原の中につけられた踏み分け道なのだ。
砂嘴先端に向かう多くの観光客はこの踏み分け道を歩く。
つまり踏み分け道が草原から砂地に出たところに流木Bが転がっているということになる。
とてもよく目立つ分,もしかしたら悪戯もしたくなるのかもしれない。
お願いですから倒さないでください。
5/26 10日後,無事だった。
2019.06.03 対岸,河口右岸来札水制工のやや下流から流木Bを遠望してみた。(5/26とは真逆の角度)
2019.06.20 6/11にはしっかり立っていた流木B。
6/19 対岸から眺めると,み,見えない。。。倒れているに違いない。
翌日(つまり今日6/20)行ってみるとやはり倒れていた(A)。もう一度いいます・・・お願いですから倒さないでください。
再度座りをよくするために砂を掻き出して穴を掘って立て直す。さらに近くの流木を集めて倒れないように補強する(B)。
やれやれと思っていたら急に冷たい風が。そしてカミナリ。逃げ帰る。
2019.10.10 流木B 傾く (10/15 記)
2019.09.22
2019.10.10
NOWPHAS
10/8 - 10/146/20 入念に立て直したのが奏功してその後はビクともしなかった流木B。
流木Aが失踪した9/18,19の時化にもどこ吹く風。
9/22 浜歩きした時にもどっしりと落ち着いていた。
しかし10/9昼前の大時化は堪えたようだ。
NOWPHAS画像でも有義波高は台風19号をはるかに凌いでいる。石狩河口水位計でも降水量はさほどでもないのに100cmに達する水位を記録。強風による高波の発生(逆流)だろう。
9/22の時点では,川岸から流木Bまでの距離はおよそ30m。
それでも高波はなんなく流木Bのあたりまで達し,砂上に転がっていた流木を押し流してきてどっさり置いて行った。
流されてきた流木の激突によって流木Bもいくらか傾いてはいるがなんとか踏みとどまってくれた。
2019.11.17 流木B 倒れる (11/25 記)
2019.12.10 流木B 引きずられる (12/14 記)
2019.12.10-a
2019.12.10-b
NOWPHAS
12/3 - 12/912月に入ってさらに時化が続く。
12/3,4そして12/8,河口から押し戻す高波に流木Bは翻弄されつづけたようだ。
12/10 流木Bは11/17の位置から上流方向へ50m以上運ばれていた。 ⇒ 現在地
かりに冬中この位置に定着し続けても,春になると融雪による川の増水によって今度は海方向に流されるのは必定。
流木Bの漂流は続く。
2020.02.03 流木B ついに行方不明 (2/9 記)
2019.12.17
2020.01.07
2020.01.19位置をずらしたり,姿勢を変えたりしながらも,少なくとも1/19までは存在が確認されていた流木B。 ⇒ 現在地
2/3 右岸でアザラシを目撃し,急遽左岸河口砂嘴先端に駆けつけると,アザラシとともに流木Bも消えていた。
河口水位観測所で1/31に50cmを越える高波が観測されているので,断定はできないがその時川に引きずり込まれて流されたのかもしれない。去年9月に失踪した流木Aとともに(私にとっての)愛すべき流木はふたつとも失われてしまった。
ほかにも注目している流木はいくつか残っているにせよ,いまはとても虚しい気分。
大きな流木をいともたやすく翻弄する川の流れ,海の波の腕力には,あらためてシャッポを脱ぐ思いだ。
流木・大遠泳 2019.06.18 2019.06.18 更新 初編 続編
この項目は,初編”流木動く”,続編”砂上を漂流する流木”の続々編です。
注目する主役は,流木Aです。
流木A オジロワシが休んでいた流木 流木B もうひとつの流木
Ⓐ
2018.08.06
2018.08.28
2018.09.12流木Aを最初に確認したのは昨年7/30。
120mほど伸び出た砂嘴先端の突起の中ほどだった。
8月から9月にかけて,いくらか移動しながらも先端の突起上に頑張っていた。Ⓑ
2019.01.19
2019.01.27冬型気象の始まりで先端が浸食されるにつれ波に動かされる。
そして先端近くで最後に目撃したのは今年1/27。Ⓒ
2019.02.18
2019.02.25その後流木Aは杳として行方知れず。
それでも『似てる~』と思われる流木とは出会うことがあり写真も撮る。
しかし元の位置からあまりにも離れているので別人だと思うことにしていた。
しかし気になり続ける・・・Ⓓ
2019.06.12
2019.06.17というわけで地下鉄の電車をどこから入れたのか考えると眠れなくなるのがよく分かる。
6/12 あらためて確認すべくさまざまな角度から写真を撮る(速報Topics)。
そしてこれが流木Aそのものであることを確認する。
流木位置図-C (クリックして拡大)流木Aの位置図を左に示す。
Ⓐ から Ⓑ への移動については初編の位置図-A,および続編の位置図-Bを参照されたい。
上の区分で現在(Ⓓ)のひとつ前の Ⓒ が目撃されたのは Ⓓ よりさらに数10mあそびーちに寄ったあたりだった。
いずれにしろ1月末から2月初めにかけて,Ⓑ から Ⓓ へとおよそ1600mに及ぶ大移動(遠泳)が敢行されたことは間違いない。
その謎を解明するひとつの手掛かりがNOWPHAS(全国港湾海洋波浪情報網)による波浪情報である。
下に石狩湾新港波浪計による1月末から2月頭にかけて1週分のグラフを示す。6/17未明,夏季にしては珍しく最大風速7m/sを越す強い北西風が吹いて海が荒れた(2016年8/9以来)。
11時ころ見に行くと流木Aは6/12の位置から20mほどあそびーち側に動いていた。
波打際にある以上少し強い波によっても位置が微妙に変わることだろう。
2019.07.16
2019.06.19
2019.07.16浜歩きしたついでに足を伸ばして寄ってみた。ガッカリした。
左の写真でお分かりのように,先っぽが無惨に切り落とされていた。
おそらくチェーンソーを使って乱暴に切ったのだろう。余計なことをするヤツだ。
しかし本体がしっかり残っているのが救いだ。
次に海が激しく時化て持ち去られても,なんとかこの形によって追跡することができるだろう。
2019.09.30 流木A 失踪
2019.09.12
2019.09.19
NOWPHAS
9/16 - 9/229/12 もかなり波が荒く,流木はほぼ全身露出,波に洗われていた。そしてれが流木Aの最後の姿となった。
9/18 夜から北西風が強まり有義波高2m超の時化が続いた。9/19 午後見に行くと近くに設置されている定置網も激しい波に翻弄されていた。
流木Aの姿はもはやなかった。関連⇒Topics
小洞燕2019 2019.07.10 2019.08.22 更新 2016年の小洞燕 2015年までの小洞燕
石狩海岸 : 河口地区,弁天地区,親船地区 2019.07.07現在 速報
今年(2019年),私が歩いた範囲(左図参照)では,石狩海岸でのショウドウツバメの営巣は残念ながら確認されていない。
【過去の営巣へのリンク】
2017,2018年についてはTopicsへのリンク
2014年 川岸の崖(ブロック護岸され,翌年から現れない) 2015年 銭函海岸,押琴海岸,河口地区南端(この年のみ) 2016年 新川右岸海岸,親船地区,押琴海岸 2017年 押琴海岸(5/17),押琴海岸(6/28),弁天地区(7/5) 2018年 押琴海岸(5/15),押琴海岸(6/4)
銭函海岸 2019.07.03 速報
a
b
c
d
e
f
g
h
i
j
k
lドリームビーチに隣接する崖に今年もツバメたちが飛び交い,営巣が確認された。規模はいつもより小さく感じられる。
巣穴のひとつ((a)の赤丸)から顔を覗かせている2羽のヒナ(b-d)。そのうち1羽は奥に引っ込んで1羽だけになり(e),親鳥が戻る(f)。
少し離れた穴((a)の青丸)の前で厳しい表情でしばらく様子を見ていた1羽。羽繕いをして飛び立つ(g-h)。
別の穴から覗いている1羽は成鳥と思われる(j)。
巣穴の外には無数のひっかき傷。四つ足のケモノはとてもこの高さを登るのは無理だろうから,カラスや猛禽類の爪の跡に違いない。
上の方の巣穴は地表からさほど深くはない。臭いを嗅ぎつけ上から掘って襲うケモノもいるようだ。
押琴海岸 2019.07.08
ツバメとアオバトに会いたくて今年4回目の押琴海岸。
ツバメたちは今年も戻ってきているにはいるのだが,こちらも明らかに群れは縮小している。
銭函の崖よりはるかに高いので現地では気づけなかったが,帰宅して画像を眺めるとたくさんの巣穴からツバメたちが顔を出して外界を窺っていることに気づく。(左の画像の赤丸))
押琴海岸 2019.07.15 速報
a
b
c
d5回目の押琴海岸。
重たかったけど,三脚持参。
銭函と同じように2羽のヒナが顔を出す(a-c)。めんこい。
やがて親鳥が戻る(d)。三脚の効果なくピンボケ気味。
銭函より遥かに高い崖の上に営巣しているからでしょう。
オタナイ海岸 2019.07.21 速報
押琴海岸ほか 2019.08.02
a
b(a) 2019.08.12 夕陽とアオバトを撮りに押琴海岸を訪れた。
午後6時ころ,崖の上のコロニーは静まりかえっていた。
夕方だったので巣穴の奥で休んでいたのか,たまたま留守だったのか,はたまた子育てを終えて巣立ってしまった後だったのか。
それで 7/21 のオタナイ海岸でのツバメたちの群れとからんで思い出したことがある。(b) 2015.07.29 (4年前のことだが)左岸河口砂嘴先端近くの海岸でツバメの大群と遭遇したことがある(詳しくはコチラ)。
繁殖のための巣穴が掘られる営巣地からは明らかに離れている。
飛び交っていたかと思うと次々に砂の上に舞い降りてじっとしている。
先日のオタナイ海岸でのツバメたちの挙動と,時期的にもそっくりである。
コロニーを離れ草原をねぐらにして,飛行や給餌の練習をしているとも考えられる。
子育て完了直後のひとつのパターンなのかもしれない。
銭函海岸 2019.08.18 速報
a
b (A,B)
c (A)
d (B)
e (B)
f (C)
g
h
i
j
k
l前回(7/3)に観察したコロニーは分散したのかもしれない。
もちろん同じコロニーでも巣穴から顔を出すヒナを確認できた。が,動きは前回より少ない(時間帯にもよるだろうが)。
およそ500mほど新川寄りの崖に新たなコロニーが造られていた(a)。
(a) をクリックすると,今回ヒナを確認した3ヶ所の巣穴を A,B,C で示してある。
(b~f) の A,B,C に対応する。A では3羽,B では2羽,C では1羽のヒナを確認。
(e) は B の巣穴に戻ってきた親鳥である。
(g~l) は A,B の巣穴で給餌のために飛来した親鳥とヒナたちの表情である。
ヒナたちは,飛んでくる親鳥が自分の親であるのかないのかとっさには判別はつかないようで,とにかく口を広げて餌を待つ。
緑鳩 (アオバト) 2019.07.30 2020.09.04 更新
2017.06.28 速報
2019.06.12 速報
2019.06.24 速報
2019.07.15 速報
2019.08.02 速報
17:59
18:01
18:06
18:43
18:46
18:47いつも,ほとんどが思いつきで動いていますが,今回もふと,夕陽とアオバトを撮りたいと思い立って出かけました。
結局角度が微妙で,夕陽とハトを同時に捉えたのはこの1枚だけ(速報参照)。夕陽はコチラ。
右の方にちっちゃく写っている2羽のアオバトをズームアップしたのが18:43の画像です。
石狩も33.1℃の最高気温を記録しましたが,さすがにこの時刻になると爽やか。しかしやや暗い。
北海道新聞7/31夕刊を凌ぐ写真を秘かに野望していましたが,とてもとても。
2019.08.26 飛翔
2019.09.04 アオバトたちはいなかった
7/31の北海道新聞夕刊で,年まで同じの同姓同名の人が観察を続けているという。
本当に9月上旬まで見られるのかどうか確かめておく必要がある。
というわけでこの日も押琴海岸へ(報告が遅れて申し訳ない 9/8)。
12時ころから私の根気力(1時間)の2倍頑張るもついに現れず。
彼らはすでに帰りの旅に出たと勝手に結論づける。
それにしても2時間は退屈。あっち写したりこっち写したり。
で,帰って確認すると,石狩海岸の方角には”浮島現象”がくっきり。下位蜃気楼だ。
さらには石っころや,貝殻,ビーチグラスなんかを拾い集める。綺麗・・・。
2020.06.22 速報 2020.06.27 記
12:42
12:26
12:27
12:44
12:44
12:44この日初めて撮りに行って,そして首尾よく撮ることができた,などという甘いものではないということをまずもって書かざるをえない。
今季この日の前に4回もの前哨戦を挑み,ことごとくアオバトたちに振られ,返り討ちにあっているのである。
5/22 さすがに早過ぎた。撮れたのはキアシシギのみ。初めての出会いで,名前を知るのに骨が折れた。 6/02 やはりまだ来ていないのか・・・撮れたのはハクセキレイのみ。 6/06 ハクセキレイにすら振られる。しかし6/2には冬を越したままの姿だった激写小屋が補強され,イタドリなどで屋根が葺かれていた。ということは,”通”の人たちには激写時期到来と見なされたと考えてもいいだろう。 6/10 カンカン照りの暑い日だった。激写小屋には先住民が構えてがいて,離れた場所にもうひと組の日傘のカップル。
(撮れなかったが)飛んでいる姿は間違いなく確認。しかし暑くてたまらないので早々に退散。ハクセキレイのみゲット。6/22 小雨混じりの曇天。こんな日にでもアオバトたちは海水を呑みにくるのであろうか?やや心細い。
11:15から待つこと1時間半。ついにアオバトたちが現われてくれた。ありがとう!
しかし,打ち上げられた海藻が砂浜を覆っていて,アオバトとの識別が付きにくいのが難点で惜しまれる。
2020.07.17 速報 2020.07.21 記
10:44
10:44
10:44
10:45
10:517月,ここまでは1勝1敗。
7/03 12時過ぎから1時間弱。空振り。ショウドウツバメもまったく飛ばない。今年はここを放棄して別の地に営巣しているのかもしれないと思い,嶺泊海岸の崖を探索するも見当たらず。 7/17 10時過ぎに着いて,12時半ころまでねばる。はじめ先客多く,やや不満な位置取りで待っていると現われる。その後先客たちがみんな引き上げてくれて,ラッキー!と思って激写小屋に陣取る。にもかかわらず,以降,まったく姿を現さず。後半1時間ほどは我慢の限界を超える中,石ころ拾い。
2020.07.30 速報 2020.07.31 記
17:58
17:59
18:03
18:06
18:24
18:27
7/30 朝から快晴。しかし暑くて動きたくない。ならばと,午後5時ころに出て夕陽とアオバとのコラボねらい。
途中望来のコンビニで軽い夕めしを買って,5時半過ぎ古潭。初めっからアオバトたちの乱舞。
夕陽の方がイマイチだったが,西日を受けるアオバトたちをそこそこ捉えることができた。夕陽はコチラ。
2020.08.19 速報 2020.08.20 記
a
b
c
8/19 暑い日だった。石狩も今年3度目の真夏日。暑い盛りの午後3時ころアオバトを待つ。
そりゃあアオバトたちだって大儀でしょうに。
2度ほど大群で現われてはくれたものの,私を警戒したのか,それとも面倒くさかったのか,とうとう舞い降りることはなかった。
上の画像はいずれも15:36。
(c) を3分割トリミングして拡大したのが,速報の画像である。
2020.08.31 速報 2020.09.04 記
15:42
15:42
15:44
15:51
8/31 厚田川支流のボクサナイ川でサケの遡上を見ての帰り。
100羽ほどもいるかと思われるアオバトの大群。
昨年は9/4にアオバトたちはすでにいなかったので,この日は今年の最後の雄飛だったのかもしれない。
ともあれ足繁く通ったおかげか,アオバトたちもそれに応えてくれて堪能できた。
2020.09月 速報 (new) 2020.10.30 記
2019年秋,河口狭まる 2019.12.01 2019.12.14 更新
GPS軌跡図砂嘴の変化の各年ごとの年次レポートページは2018年をもって終了しました。
2019年以降は地形的になにかへんなことがあるつどこの遭遇ページに書き込むことにします。
早速そのトップバッターとして,2019年秋(9月)以降に現われた特徴的な動きについて記します。2019年春から秋までは,地形的にとても動きの少ない展開でした。
なにしろ例年ですと程度の差こそあれ先端の伸び出しが見られるものですが,2019年はそれがまったく見られませんでした。
伸び出した先端を可能な限りビチャビチャ歩いてGPSの記録を取ることを無上の楽しみとする私にはつまらない夏でした。
おそらく,石狩川によって運ばれてくる沿岸漂砂がことのほか少なかったからと思われます。
それが秋(9月)以降一変しました。
漂砂の堆積ではなく,波浪による浸食とそれに伴う堆積です。
とりわけ11月に入ってからのほぼ連日の強風と高波が作用したものでしょう。
先端は削られて押しつぶされ,削った土砂が川方向に運ばれて川幅を狭めるように堆積しました。
この動きそのものは,冬期の特徴的な傾向でとりわけへんな動きではありません。
けれど通常は250mほどある河口の川幅を150mほどにまで狭めたのは,私の記録では2016年3月以来です。
また私の定物観察の対象の流木Bも1ヶ月間で約20mほどずらされて倒されていました。
これからが冬本番。流木Bが倒されても持ち去られることのないようお願いしますネ。
2019.12.10
(クリックして拡大)
11/17
12/10河口部地形図を12/10のデータを含めて更新。
植生限界はおおむね崖状になっていて,その先は砂浜+若干のオニハマダイコン
右2枚の画像で,川幅が狭まる様子を示す。
同じ流木との位置関係で,せり出しの肥大化が分かる。12月に入ってからも3,4日,7,8日と大時化が日が続いた。
逆流する高波により先端部はさらに浸食され,押し流された土砂がせり出し河口はさらに狭まった。
この間流木Bも上流方向に50m以上動かされている。
2020.01.07
(クリックして拡大)
01/071/7歩いてみると,地形はさらに変形していた。
雪も少なく穏やかな正月だったが,北西風が強く,海は12/31から1/6までずっと時化ていたようだ。
そのため川にせり出した部分は上流方向に押し曲げられた。
ただ,流木Bの位置はあまり変化がない。5mそこそこずれているが実際に動いたのかもしれないし,GPSの誤差の範囲内ともいえる。
2020.02.03
(クリックして拡大)
02/032/3 右岸でアザラシを載せた氷片が左岸近くを流れていくのを目撃。大急ぎで左岸に移動したのはいうまでもない(初めて告白)。
アザラシの姿は影も形もなかった(甘くはない)。
ついでだから先端を歩いた。
浸食はさらに進み,せり出した部分の形も一層変形していた。
そして砂上を漂流していた流木Bが消えていた。付近を随分探索したがついに見つからず。
上のGPS軌跡図で分かるように,1/7に流木Bがあった位置は2/3の汀線と重なる。
高波に呑み込まれたに違いない。川に引きずり込まれ,沖に流されてしまったのかもしれない。
砂嘴先端,悲惨 2020.03.02 2020.03.14 更新
GPS軌跡図2019年秋9月以降の砂嘴先端の動きを,ここまでは先端を削った土砂が移動して川幅を狭める動きとしてみてきた。
2020年2月になっても基本的にの動きは継続している。
ここでは先端の浸食・後退の烈しさに焦点を当ててみる。
Topics での速報の補足/追加という形になりますので,重複する記述もありますがご了承を。① 軌跡図から,2/3(紫)→2/16(赤)→2/25(橙)と,先端の汀線が後退していることが分かる。
2/25で,管理道路先端より左方では砂浜が広がり,春の体積の始まりを予感させてもくれる。
② 過去(2009年以降)私が取得したデータの中で,ひょろっとした先端の突出は除いて砂嘴先端が最も肥大したと思われるのデータは2010/10/18(黄黄)であるが,その時と比べると200m以上砂嘴は短くなってしまった。
③ 2018/09/20時点の浜崖を黒線で示してある。先端に近い浜崖は2009年から2011年春にかけて激しい浸食を受けたが,その後は昨2019年秋までほぼ安定していた。
しかしここも,先端(b)の部分を大きく持っていかれた。b点は2/25では砂浜の波打際である。
④ さらに浜崖から先の砂地に大きく進出していた植生部分(その限界を水色水色で示す)はあらかた削り飛ばされてしまった。ここには大株のハマボウフウなどが密生していて海浜植物の宝庫でもあったのだが。いまはなんにもない。
⑤ 昨年までこの辺りには3本の赤旗(目印)が立っていた。管理道路の先端(a),浜崖の先端(b),植生限界の先端近く(c) である。しかしそれらはすべて波にさらわれ,現在1本も残っていない。
旗 最後に見かけた日 失われていた日 持ち去られた日(あくまでも推測) a 2020年 2/16 2/25 2/23 有義波高 4m超,最大風速 西北西13.2m/s b 2019年 10/29 11/17 11/14-17 有義波高 3.5m超,最大風速 西北西10.7m/s c 2019年 9/12 9/22 9/19 有義波高 2m超,最大風速 西北西8.2m/s
⑥ 2/25 旗a があったあたりがさらに浸食されて,その崖下で異質な地層(砂利層)を目撃⇒速報
砂丘の地層としてはかなり異質である砂利層は,かつて2010年にも中道先端の浜崖側面で遭遇した経験がある。
今回の砂利層は管理道路造成時に敷き詰められたものにほぼ間違いないだろう。
管理道路は,1969年に竣工した石狩灯台から河口までの観光道路跡と考えられるから,実に50年を越す年輪を誇る。
よく見ると砂利層は間に砂の層を挟んで3層ほどで構成されている。
砂利道の上に砂が堆積し,車輌の走行に支障が生じる都度砂利が敷き直されて改良された証しなのだろう。
なお,下の砂利層の画像は,軌跡図のp の方向で撮ったもので,ほぼ旗a が立っていたあたりである。
その後の砂利層 (2020.03.14 記)
2/25 に続いて,3,7,3/12 砂利層を眺めに行ってきた。
先に砂利層は3層ほどで構成されている,と書いた。
3/7 の時点で崖下に砂の堆積が進みつつありはっきりしないが,3層というのは怪しいかもしれない。
もっときちんと調べなければ…と思いつつ 3/12 に行ってみると,砂や流木の堆積が一層進み,一番上の(つまり一番新しい)砂利層(厚さ約25cm)の下のラインまで埋まってしまって,下の構造は見えなくなってしまった。残念。
崖の高さは40~50cmで,管理道路に容易に上り下り可能。
空中写真などで調べてみると,灯台から先端までの観光道路は竣工後浸食により方向転換のためと思われる楕円状の先端が失われ,途中も2ヶ所で付け替えを余儀なくされている。
これはいずれ”石狩の遺構”に追加し,独立したページを作らねばならない,と思っている。
それには目下,市民図書館がコロナ閉鎖されているのが辛いところだ。
砂嘴先端,揺り戻し 2020.03.12 2020.03.28 更新
GPS軌跡図
石狩河口水位砂嘴先端を浸食した砂で河口を狭める動きは,どうやら2月末でピークに達したようだ。
3月に入って徐々に春の動きに転ずる。
川の水勢が眠りから覚めるのだ。
河口を狭めていた砂を海へと押し出してもとの広さに戻そうとする。
(注) 石狩河口水位のグラフは,河口から約3km地点の石狩河口水位観測所でのデータ3/11 降雨と融雪による増水で河口水位は最大で95cmを記録。この日は低気圧による吸い上げ効果もあって潮位も上昇。それでも30cmそこそこだったから水位差は最大で60cm(距離約3km)を越えていた。
その結果,3/12 に行ってみると河口を狭めていた突起はほとんどが削り飛ばされていた。
持ち去られた土砂はそのまま沖合に流し出されたものと考えられる。
その後 3/17 にも歩いてみたが 3/12 とはさほど変化がなかった。
3/20 また融雪と降雨による増水傾向が見られるのでこれからの推移に注目したい。
なお直接関係はないが,GPS軌跡図に 1969年竣工の観光道路(一部)を記載しておいた。
これは1971年作成の国土基本図を Google Earth にオーバーレイすることにより得られたものである。
観光道路の多くの部分は現在の管理道路と重なっているが,浸食によりすっかり失われた部分,道路を付け直された部分などがあって,この50年間の苦闘を物語っている。
2020.03.26 のデータ追加 3/20 夜,河口水位は上昇して約80cmほどになる。しかし強い低気圧による吸い上げ効果もあり潮位も60mほどになっていたため水位差は20cmほど。3/11ほどの川の水勢はなかったようだ。
GPS軌跡図
石狩河口水位
2020.03.26
2020.03.26
砂利層が露出していた管理道路先端の崖の下にはさらに堆積が進み,ほとんど段差がなくなり,砂利層も確認できない。
崖の前の砂浜も20mほど伸びて広がった。
また,おそらく漁業者の手により,管理道路の先端に再び旗が立てられた。⇒Topics
その後管理道路先端 2020.05.03 2020.05.19 更新 写す角度が違って若干比較しにくいのだが,4月以降の管理道路の先端である。
2020.04.11
2020.04.22
2020.04.30
2020.05.08
2020.05.184/11ではほとんど段差なし。
その後また浸食傾向が強まり,4/22には再び崖となる。崖下は常時波にさらわれていて歩けない。
そして4/30では崖が大きく後退。管理道路部分の崖は,幅およそ4m,高さ80~90cm。
5/8 画像ではよく分からないが,崖の浸食はさらに進んでいる。一方崖下には砂が堆積。段差はかなり小さくなった。
5/18 この部分に関してはあまり変化がない。川には弁天丸が見える(Topics 参照)。
しかし画像のこの下,さらに先端では浸食されて崖下の歩行が危険。
通常なら4月に入ると川の勢いが増して先端形状は膨らむのだが,今年はむしろ浸食される傾向が強い。
★ 4/30 崖下に下りて観察する。崖の側面を簡易なメジャーでざっと計ってみる。
海側からの先端
崖の側面
A 10~15cm 表土 = 砂,あるいは植物の根,など。所によって厚さにばらつき B 約25cm 砂利。 C 約40cm 砂。 D 約10cm 砂利。下部は埋まっているのでもっと厚いだろう。
あくまでも仮設だが,この冬の少雪に起因するものなのかもしれない。
今年石狩川は3月に2度増水している("揺り戻し"の項参照)が,4月以降はほとんど増水が見られない。
つまり融雪がもたらす水勢が乏しいということなのだろう。
この時期大量に運ばれてくるはずの枯葉や木屑の堆積もまるで少ない。
5/8時点での木屑の様子。対して,昨年の5月初めはこんな案配。
管理道路先端の推移 2020.05.30 2020.05.30 更新 ”その後の管理道路先端”とはほぼ逆の角度から撮影した管理道路先端の定点観察画像。
浸食およびその後の堆積の様子がよく分かる。
4/25,29の画像では右上に砂地の突出が見られるが,5/7,29では浅瀬(河口テラス)が伸びているが水面上の砂地はない。
【花畔・網】ではごく一部を除いてほとんどすべてを私自身が撮影した画像で構成しています。
ただしこのセクションのみ,監視員のTさん撮影の画像を一部加工して利用させていただきました。
Tさん,どうもありがとうございます。
御神渡り (おみわたり) 2019.12.30 2020.02.19 更新 2019.12.30
御神渡りは,諏訪湖で有名である。北海道でも,屈斜路湖,塘路湖などで見られるという。
どちらにしても,厳寒期,湖沼で見られる現象かと思っていた。
しかし,石狩川河口近くでも発現することが確認された。
今回は長さ120mほど。規模は小さい。
水面の結氷,収縮,亀裂,膨張,再結氷などが繰り返されて裂け目の氷が盛り上がる現象と説明されている。
12月30日午後1時前後,干潮と高気圧下で石狩湾潮位はマイナス10cmほどまで下がる。
右岸河口の八幡町,第一号,第二号水制遺構を訪れる。
ちょうど謎の水制遺構が見られるあたり(氷に閉ざされてこの日は見られない)である。第一号水制のつけ根から北へほぼ一直線に120mほど伸びる氷塊の盛り上がり。
(a) 氷結した第一号水制の先端近くから川岸を望む。
(b) 川岸から対岸,石狩灯台方向を望む。
諏訪湖ですら,必ずしも毎年見られるわけではなく極めて稀少な現象に石狩川河口で遭遇できたことはとっても幸運。
個人的には今年は車がらみで情けない思いをしたこともあり,年の暮れ,それらを払拭する契機になりうるのではないかと・・・
2020.01.12
前日まで最低気温がマイナス10℃以下の寒い日が続いた。
この日あらためて御神渡りをなぞって歩き,実際のパターンを確認してみた。
また,帰路は川の中に張り出した結氷部分のフロント(最前線)を歩いてみた。
といってもその先は川なので下手すれば氷が割れて石狩川に嵌まりかねない。
さすがの私もかなり内側を恐る恐る歩いたことを白状する。
下の位置図で,赤線が御神渡り,黄線が結氷フロントである。
(結氷フロントは,川岸から最大で60mほどの距離)
画像は(a,b) が御神渡り,(c,d) が結氷フロント。
前回御神渡りはほぼ一直線と書いたが,実際には多少揺れながら伸びている。
ずっと亀裂が入っているのは,かなりの冷え込みにより氷が収縮して生じたひび割れなのだろう。
水位が上がるとここに川の水が浸み込んで凍り始め,同時に気温がやや上がることにより今度は逆に周囲の氷が膨張して亀裂の氷を盛り上げる・・・って感じだろうか?
2020.01.23
この日は午前0時から午後5時近くまでずっとプラスの気温。昼からはほとんど快晴。風も弱く暖かかった。
右岸からの夕陽を見に行く。
川面の氷もかなり緩んだようで,御神渡りは消滅していた。
御神渡りの見られた凹部の川岸は氷が解けて水面が露出。
氷の上にも一部水が浮き,怖ろしくて氷の上を歩く気分にはなれなかった。
御神渡りの上を歩こうとする場合,くれぐれも注意する必要があるということはいうまでもない。
2019.12.30
2020.01.231ヶ月前(12/30)とこの日(1/23)とをほぼ同じ視角で比較してみた。
1/23 御神渡りは消えている。
しかし厳しい寒さはこれからもぶり返すだろうから,再び御神渡りが現われるであろうことは想像に難くない。
その後 (2020.02.06 追記)
2020.01.27
2020.02.03御神渡りの再生を期待して,1/27,2/3 にも赴く。
どちらも冷え込みの厳しい日だったが御神渡りは不発だった。
1/27 は,1/23 とほぼ同じ位置に氷の亀裂が走り期待を抱かせてくれた。
が,2/3 にいたっては川面の氷がほとんど融解していたのだ。
愕然。
替わりに,対岸近くをアザラシを載せた氷片が流れて行った。
参考画像 (2020.02.07 追記)
2018.03.21上の2/3 の画像取得時(9:35)の石狩新港潮位は+0cm程度。
季節にもよるが平均的な新港潮位は+10cm程度と思われ,氷に覆われていなければ通常このあたりは水面である。
左の一昨年 3/21 の画像取得時(12:54)の潮位は-20~30cmだった。
干潮と高気圧の重なりにより潮位が下がると,ほとんど水が引いてこのように干潟化する。
ここでの御神渡りは,極めて水深の浅い部分の氷上に形作られているということが分かる。
2020.02.12 (1週間も遅れての 2020.02.19 記)
1/23 にはいったん消滅し,2/3 には川面の氷もほとんど解けていたのだが,この日(2/12),御神渡りが再現していた。
2/5 以降最低気温がマイナス9℃以下の日が7日連続,降雪も多かったことで再び形成されたものと思われる。
2/12 は前日までの寒さが幾分和らぎ,午前10時頃からずっとプラスの気温。風も弱く暖かかった。
位置図から分かるように今回の御神渡りは,1/12の結氷フロントとかなりの部分で重なるほど川岸から離れて(つまり川の中央寄りに)形成されていた。
(a) は,これまでとほぼ同じ視角で撮影したもので,御神渡りは左上部に僅かに写っているのみ。
(b) は,御神渡りの上に立ち下流方向を
(c) は,上流方向を見ている。
雪を被っているがなかなか立派な御神渡りである。
蜃気楼・その2 2020.01.21 その1 はコチラ 2020.07.01 更新 蜃気楼・その1 (2013.06.11~2019.05.02) がやや肥大化したため,2020年の蜃気楼からを その2 として分離します。
2020.01.11 下位蜃気楼 厚田の海岸から石狩を望む
冬,よく晴れた寒い日,しばしば見られるのが下位蜃気楼。特徴的には対岸の”浮島”現象である。
厚田方面から石狩海岸を遠望すると出遭えるが肉眼ではやや難しいかもしれない。
この日(1/11)も最低気温がマイナス10℃以下と冷え込んでいた。
浮島も面白いが,見るポイントで石狩海岸の目標物の位置関係が微妙に変わって興味深い。
濃昼は,漁港の北防波堤の上から。
安瀬は,滝の沢トンネルの南坑口,濃昼山道駐車場近くから。
ここから見ると,石狩灯台と石狩河口橋とかほぼ同じ角度になり,ズームアップすると河口橋の2本の主塔の真ん中に灯台が位置する。
嶺泊は,舟揚場の北側消波ブロックのつけ根から。
河口橋は衛生センターと重なってその真後ろとなりすっかり隠れてしまっている。
去年(2019年)は,3/7に安瀬(滝の沢トンネルと太島内トンネルの間)から下位蜃気楼を確認している。
上位蜃気楼 2020年の石狩浜定番の観察ポイント図
全体図
拡大図X点は従来からの定番の観察ポイント。
海浜植物保護地区・河口地区南端線(車輌進入防止柵が設置されている)付近の浜崖上。
W点は今年(2020年)新たに設定した観察ポイント。
石狩樽川海岸線の SP-1600 地点から海岸へ進んだ先の浜崖上。
(昨年までの位置図はコチラを参照)
2020.04.30 上位蜃気楼 石狩浜定番の観察ポイントXから
Xa
Xb
Xc
Xa 4/19 11:13 15℃ 風向が南東から北西に変化 Xb 4/30 13:17 19℃ なんとか東北東の風 Xc 5/8 12:31 19℃ 11時過ぎから風向き変わり海からの北西に
Xa は蜃気楼見えず。通常の状態。
Xb は高島岬の先に浮き上がったトド岩を確認できる。岬の先端の形も,AとBとでは明らかに異なる。
Xc トド岩を確認できるとはいえあまりにもケチ臭い。もう少し東風が続いてくれていたらいいのだけれど。
陸の気温が上がると上昇気流が発生,海からの風に変化する。タイミングが微妙。
2020.06.13 上位蜃気楼 石狩浜定番の観察ポイントWから
Wa 5/15 9:54 17℃ 東風から北西風に変わる Wb 5/29 10:18 20℃ 南東風から北風に変わる Wc 5/30 10:01 24℃ 東風から北西風に変わる Wd 5/31 10:33 24℃ 南東風から北東風に変わる We 6/01 10:38 25℃ 南東風が続く,しかしやや強過ぎ Wf 6/13 9:48 26℃ 東風から北西風に変わる Wg 6/23 13:51 25℃ 東風,遠景霞み気味 Wh 6/30 10:19 21℃ 南東風,やや強い
今年はなぜか頻繁にW点通い。(当然の都度X点にも立ち寄っているが) <観測ポイント図参照>
5/15は空気が澄んでいて積丹半島の峰々もくっきり。しかし,トド岩が水平線の向こうに隠れた通常の状態例。
5/29から4日間,好天で連日駆けつける。そして今日(6/13)も。
いずれも朝は南東(陸から海へ)の風。そのままだったら絶好の蜃気楼条件なのだが,意地の悪いもので9時か10時ころには決まって風向きが反転。(陸が暖められて上昇気流が発生,海からの風に変化する)
というわけで,ことごとく蜃気楼は見られなかった,と結論づけた。
が,6/6付け北海度新聞小樽版に”高島おばけ”の記事。(石狩版では6/9付け)
口惜しいから再度入念にチェックしてみると,5/29以後のすべてにトド岩を確認することができた。
しかしあまりにもみみっちいので,皆さんにお分かりいただけるかどうかややこころもとない。
6/13の画像のみトド岩を赤丸で囲んであるので各画像をそれと比較してみていただきたい。
砂嘴先端4年の動き 2020.04.16 2020.08.09 更新
GPS軌跡図左図は4月時点での砂嘴先端の形状(汀線に沿って歩いて取得したGPS軌跡)で,
2017年以降今年(2020年)までの4年間について比較したものである。
幅についてはむしろやや広がる傾向が見られつつも,長さについては一年毎に衰退していることが一目瞭然である。
200m以上短くなっていることが分かる。先端の衰退傾向は2017年以前からずっとそうだったかというと必ずしもそうではない。
以前の地形は”河口砂嘴の地形変化-先端部の季節的変化”を参照していただきたい。
2017年よりもその前年の2016年の方がかなり短い。
2017年4月は,4月時点としては私が調査した範囲の中では一番長い部類に属する。
ということを踏まえて,今回の比較は2017年4月を起点とした。
もう忘れられているかもしれないが,その前年の2016年8月中旬以降北海道は連続して大きな台風に襲われ石狩川も各地で氾濫が発生した。
石狩川が運んできたおびただしい量の土砂が海に流出,沿岸の沖合いに膨大な漂砂を供給したものと思われる。
2016年秋から2017年春にかけての冬季,通常の冬季とは全く逆の夏パターンの地形変化が見られた。
先端方向や海側への堆積により地形の膨らみが見られ,それが2017年4月の形状につながったと考えられる。
台風によりいったん流出した沿岸漂砂が押し寄せての堆積によるものだろう。
2017年以降石狩川から流出する土砂による新たな沿岸漂砂の供給が減少していることから,冬季に浸食/後退する分を夏季の堆積で補填することが困難なサイクルが続いているのではないだろうか。
このあたりの考察については,さらに状況を見続けていく必要があるだろう。
2020.04.22 のデータ追加 2018年時点の浜崖の角 (a点) は浸食によりおよそ 30m 後退,角がなくなった。
GPS軌跡図4/22 現時点での浜崖の形状を軌跡図に追加。
同時に,2018年時点での浜崖の線色を変更。
北から
南から
b の領域では現在も浸食が進行中。
右の2枚の画像で分かるように,崖の直下まで波に晒されていて崖下を歩くのは危険。
たまたまこの日は風が強く波も荒かったのだけれど・・・
2020.06.23 のデータ追加 2020.06.29 記
GPS軌跡図通常のパターンだと,4月になると先端には砂が堆積し砂浜が北へ向かって拡大するのであるが,この春は4月以降も浸食の勢いが衰えない。
6/23の汀線調査結果(左図)では,4/11に比べ最大でおよそ40m砂嘴先端が後退していることが分かった。この時期としては,ほとんど考えられない現象である。実は6/20にも調査したのであるが,この日は北西風で海はかなりの荒れ模様。先端の崖下(汀線)の歩行は困難だった。
6/22以降時化はおさまり6/23は崖下の歩行もなんとか可能。汀線形状のデータを取ることができた。
そして6/22以来の凪は今日(6/29)まですっと1週間以上穏やかに継続。風向きも安定した南東風。
気象的にはまたとない堆積パターンなので,沖合いに十分な沿岸漂砂が浮遊しているならば先端にもようやく砂浜が回復するであろうことが期待される。
7月,先端海側でやや堆積局面か? 2020.07.29 記 2020.08.08 追記
7/3
7/17
7/28砂嘴先端海側がやや堆積局面に転じたことはTopicsで速報済み。 ここでの画像は,砂嘴の対岸(=石狩川右岸)の知津狩川左岸堤防上から砂嘴の先端を同じ角度で眺めたもの。
(7/3の画像は大ボケだけど,なんとか状況は分かる。7/17の画像には人物が写りこみ
7/3ではまだ波に洗われて堆積はまったく見られなかったが,7/17,28では明らかに砂浜が伸びていることが見て取れる。
とはいえ激しい波浪に晒されたら状況は一変する可能性もあるので予断は許されない。
8/6
8/7
8/9 (追加)堆積局面はマボロシだったのかもしれない
8/5から海はやや荒れ気味。8/6には早くも砂浜は後退。
8/7,台風4号崩れの低気圧が北海道を通過。午後から最大風速10m/sに及ぶ北西の強風による大時化。8/7の画像は午後2時過ぎのもの。すでに先端の砂浜は消失していた(7/3とほぼ変わらないレベル)。
こんな具合に出たり入ったりしながら,砂嘴先端の衰退はまだしばらく続くのだろうか・・・ (2020.08.08)
そして8/9,さらに追記。時化がおさまった後の状況。
8/14
8/22
8/31(new)近頃この角度の写真ばかり。
自分で先端を歩いて確かめるのは月に2,3回。それ以上は辛くなっているのが正直なところ。一方対岸からではあまり歩かずに済む。
時々刻々の状況を知らせて頂いている監視員のTさん,ありがとうございます。砂嘴先端海側は,7月には堆積局面だったのに対し,8月は逆に浸食局面に転じた。先端の先にある流木と崖との間隔が明らかに広がるほどに崖が浸食され後退している。
一方この角度からでは定かではないが,画像のこちら側の崖下への堆積がやや強まっている,
2020年秋冬,先端やや伸びる 2022.12.19 2020.12.27 更新
A
BA図は,河口砂嘴の先端部分の全体図
B図は,A図で白色長方形で示した範囲の拡大図
GPS軌跡は,10/10,10/28,11/18,12/06の汀線軌跡で,ほぼ20日前後の間隔で記録している。
参考までに春4/11の汀線軌跡も併せて示してある。B図に示した象徴的な5つのエリアⒶ,Ⓑ,Ⓒ,Ⓓ,Ⓔについて見てみる。
Ⓐ 先端からやや離れた海に面したエリア。中道の突き当り・定点観察のT点から先端に向かって50~150mほどのあたり。
昨年秋以降先端が激しく浸食されたにもかかわらず,このあたりまでくるとほとんど平穏で,前浜も大きく広がっていたのだが,11月ころから汀線が浜崖に迫ってきてすでに一部浸食されつつある。
このあたりからT点にかけて今後予断を許さない。
Ⓑ 先端から150m以内の海側のエリア
昨年冬以降徐々に浜崖が浸食されて崩落。今年に入っても浸食が進み,砂丘上のハマボウフウなども大量に根こそぎさらわれた。
春ころ最も後退したが,夏以降汀線が徐々に前進,前浜も広がって安定。
Ⓒ 先端の中でも最も先端のエリア。いま現在注目しているエリアである。
隣接するⒷ,Ⓓとともに激しい浸食を受け続け10月の初めにはどうなることやらと思われたが,10月後半から動きが逆転。12/6の時点では10/10より70m近く先端が伸びてかつ膨らんでいる。
冬季に入ったこの時期としてはとても珍しい現象で,俄かには説明がつかない。
この動きが一過性に終わるのか,しばらく継続するのか,観察し続ける必要がある。
といっても,これから厳寒。年寄りが頑張り切れるかわからない。
Ⓓ 管理道路の突き当り近くのエリア。
浸食は浜崖下の草原化した後浜部分に止まらず,2/25にはとうとう管理道路の先端まで削られて砂利層が露出。その後もじわじわ浸食が続き,11月には最も後退して管理道路はおよそ40m短くなった。
Ⓒでの動きに連動してこれで踏みとどまれればいいのだが,やはり予断は許さない。
Ⓔ 河口部の川に面したエリア
昨年秋以降,先端を削った土砂が川側へ押し出されて川幅を狭めるように堆積する動きが続いた。
3月,融雪と降雨による川の増水によりせり出した部分がいったん削られたが,川の水勢はその後は一貫して弱いままで,夏以降も再び対岸方向への堆積は続いている。
この項,未完。
ちかごろ集中力がすぐに途切れてしまうのです。
山のようにある画像を用いて記事を補完しようと思うのですが,思うだけで作業は捗りません。
2020.12.23 のデータ追加 2020.12.27 記
C
D12/23 の汀線軌跡を追加。
C図は全体図
D図は拡大図
12/23時点でのモンスター流木位置も合わせて示してある。歩いた前日の12/22まで10日間ほど連日海は荒れた。せっかくの先端の膨らみも潰えたかに思われた。
だが行ってみると,膨らみはさらに肥大していた。
見ただけでは分からなかったが,GPS軌跡から膨らみは右側,つまり川側へと強く押されつつも大きくなっていることが分かる。そして,モンスター流木のある凹部には川から流されてきた氷がひしめいていた。
2021.01.02 のデータ追加 2021.01.07 記
E
F2021/1/2 の汀線軌跡を追加。
E図は全体図
F図は拡大図
追加エリア
Ⓑ’ Ⓑよりさらに先端よりの海側のエリアⒷ’ ここでは冬季特有の北西方向から押される形での浸食が進んでいる。
浸食画像 Ⓐ,Ⓑ’
Ⓓ 前回(12/23)流氷がひしめいていいた凹部が大きく陸地化し前浜が肥大していた。
おそらく流氷とともに海水が凍結し,その外縁部に砂が堆積したものだろう。
現在は一面雪に覆われて分からないが,雪が解けたら中心部はそれなりの水深の中海状態となって現れる可能性が大きい。
管理道路の行き止まり近くからモンスター流木方向を見た画像で危険!と記したあたりなどは,海水が滲み出していてハマったらコワい。
モンスター流木は現状では汀線から50mほども内陸になり,当分ここに根を下ろし続けることになりそうだ。
No. 001 ~ 010 | No. 011 ~ 020 | No. 021 ~ 030 | No. 031 ~ 040 | No. 041 ~ 050 |
No. 051 ~ 060 | No. 061 ~ 070 | No. 071 ~ 080 | No. 081 ~ 090 |
砂嘴先端2014 | 砂嘴先端2015 | 砂嘴先端2016 | 砂嘴先端2017 | 砂嘴先端2018 | 定点観察 |
河口砂嘴の地形変化-総集編 (A) 先端部の季節的変化 |
河口砂嘴の地形変化-総集編 (B) 石狩砂丘の堆積速度 |