2017.07.30 公開
2017.10.23 更新
1892(明治25)年1月1日点灯された石狩灯台は,今年で125年目を迎えた。
6月から改修工事が始まった。
灯室内外の改修もさまざま行われるようだが,中心(見た目)はなんといっても外壁塗装だろう。
いわゆる,お色直し。石狩灯台のトレードマーク,赤白縞模様が塗りなおされるということだ
工事の進行を物好きにも追いかけてみた。
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6/13 |
6/14 |
6/19 |
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7/5 |
7/7 |
7/8 |
7/12 |
7/13 |
7/14 (裏) |
7/14 (表) |
7/15 |
7/19 |
7/21 |
7/22 |
7/25 |
7/26 |
7/26 |
7/27 |
7/29 |
8/02 |
8/03 11:00 |
8/03 16:00 |
8/04 |
8/05 |
8/08 |
8/10 |
8/16 |
8/18 |
8/21 |
8/23 |
8/24 |
8/26 |
8/30 |
9/1 |
9/4 (9:30) |
9/4 (13:30) |
9/6 |
9/9 |
9/9 |
9/11 |
9/11(遠景) |
9/13 |
9/16 改修工事完了
左 : 対岸・八幡町から
(10:00)
右 : ヴィジターセンター2階バルコニーから
(15:00) |
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6/13 足場を組む作業が始まっていた。
6/21 回廊が撤去されていた。
6/28 八幡町の堤防から眺める。
7/05 網掛けを始めたのか・・・フンドシみたいだ。
7/07 すっぽり網がかけられた。
7/08 多目的運動広場から
7/12 木道から。エゾカワラナデシコと。まだ頂部は白い。
7/13 頂部・灯ろうの屋根が赤く輝く。ケレン作業で旧塗膜が落され,銅の地肌が現れたのだ。
7/14 灯室の遮蔽版の旧塗膜も落される。この部分はステンレスとのこと。
7/15 灯塔もあらかた旧塗膜が落され,鉄の地肌。
7/19 錆止め,下塗り。
7/21 てっぺんと,灯ろう屋根の一部が白く塗られる。
7/26 頂部は全部白く塗られて綺麗。塗装は3回重ね塗りされるということだ。
8/02 頂部の足場が撤去されていた。頂部の改修は完了ということか・・・
8/03 撤去されていた回廊の取り付け作業。ただし取り外されたものとはまったく別に,新たに作られた回廊らしい。
8/04 てっぺんに再びはしごがついていた。そして回廊のフェンス取り付け作業中。
8/05 回廊フェンスはおそらく昨日中には取付完了していたものと思われる。
どうやら,灯ろう屋根から上の塗装は完了。徐々に足場を撤去しつつ下の部分の塗装へと移るらしい。
8/08 ちょっと留守していたけどあまり進展はないようだ。網が隅にまとめられて見通しはよくなっている。
8/10 灯塔から回廊への出入口の扉,昨日作業をしていたが,取り付け完了の模様。
8/16 お盆休みが明け早速再び網で覆われた。明日,2度目の下地塗り。それから仕上げ塗りということらしい。
8/18 見かけは8/16とほとんど変わらない。しかし昨日8/17,予定通り2度目の下地塗りが完了した模様。
いよいよ仕上げ塗りか,というところなのだが,下地の塗膜の厚さに望ましい値が得られないらしい。
今日は3度目の下地塗りとか。灯台にとっては,決して悪いことではないのだろうが。
かくして仕上げ塗りは来週にずれ込むことになった。
8/21 白縞部分の塗装すべて完了!。回廊から上は白,その下は,赤白赤白と改修前とまったく変わらない縞模様とのこと。
まだ網を被っているうえ,下地もほとんど白だったから見た目にはまるで分からない。
しかし回廊から上の白さの輝きは明らかに先週末とは違う(かな?)。
ところで明日は雨の予報とか。赤縞部分の塗装は明後日になりそうだ。
てっぺんには濡れ羽色を競うカラス。「赤白でなくて,黒白だぞぉぉぉ,カァァァ」
8/23 昨日の雨は上がり,いよいよ”赤”の塗装が始まった。(14:00)
どうやら塗りは一度だけでは済まないらしい。明日明後日は雨模様の予報なので,仕上げは来週になるようだ。
8/24 昨日は最後まで見届けなかったので,今朝あらためて見に行った。
網がかぶされてはいるが,2層の赤縞をはっきり確認することができた。
8/26 見た目には一昨日(8/24)と変わらない。しかし昨日(8/25),赤縞の2度目の塗りが行われたとのこと。
灯塔については塗装完了。
8/30 検査が終わったらしい。網がはずされとても爽やかだ。
それでも灯塔より上の頂部の”白”の重ね塗りが行われていた。
塗膜の厚さといっても,まさにミクロンの世界。大変だねぇ。
それはそうと今日は,かねて顔見知りになっていた現場代理人氏にはたいへんお世話になった。ありがとうございます。
9/02 やはり青空のもとの方が映えるので,上の写真は昨日(9/1)のものを使った。ちなみに曇りの今日の場合。
灯塔脇の管制器室の改修工事(モルタル塗装など)がまだ残っているようだが,灯塔についてはほぼ完了。
明後日(9/4)早朝から足場撤去の作業に入るとのこと。
ついでながら,回廊(踊場)の床板,手すりは新品ながら,床板を下から支えるブラケット(鋳物)は明治41年に鉄造に改築された当時のものが再使用されているということだ。
9/04 早朝から足場の撤去作業。9時半ころには最上段はすでになく,かなり進んでいた。
そして再びの午後1時半ころには,工事未了の管制器室の周囲を除いて足場はすっかりなくなっていた。
しかしこれで,3ヶ月続けた灯台詣でも終幕を迎える,ということになるのかな。
9/06 一昨日まではまだモルタルむき出しだった管制器室。壁の塗装工事(白)も今日中には終わりそう。
あとは屋根の防水を残すのみ。来週には残りの足場もはずされてすっかり完了することだろう。
9/09 屋根の防水も完了。あとは9/12に水切りを取り付けてすべての作業が完了,という。
9/11 お色直しがすんで早速写生の主役となった灯台。ちょっと盗み見してゴメンナサイ。
9/13 水切りの取付が済んですべての改修作業が完了,管制器室まわりの網がはずされていた。週末には足場もなくなるだろう。
9/16 足場も,現場事務所のプレハブハウスも撤去され,すべての改修工事が完了した模様。
対岸・八幡町から午前中の陽光に映える灯台と,ヴィジターセンター2階から午後の日差しを受ける灯台を撮る。
酔狂な灯台通いもこれで決着することになるだろう・・・(か?)
石狩市観光課では,10月22日(日),改装なった石狩灯台の記念のイベントを計画しているそうです。
10/22 ライトアップ
(a) 17:00 不動まゆうさんのカウントダウンでライトアップ直後の灯台
(b) 木道から
(c) 真下から見上げる。回廊を支えるブラケットがくっきり。
(d) カメラ台にカメラを置いて手振れを避ける。
(e) アプローチを示すLEDの灯りと共に
(f) 17:27 もう,寒くて寒くて。
そしてオマケ。ヴィジターセンターがこんなに輝いている写真は滅多に見られない。
なお,ライトアップまでの経過は Topics にあります。
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