| 石狩川河口での遭遇 
 No. 041 〜 050 | 狐のトンネル,ヘリコプター搭乗,流木に大輪の白花,ついてくるなっ!,コラボ,ブロガー,落とし穴に嵌まる,水位カラー表示板,冬の東屋,啓蟄 |  | もくじ | 
  
2009.07.31 公開
2010.05.25 独立
2014.07.30 改編
2014.11.06 分離
2023.03.10 更新
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  2012.08.24
 
 三線浜に近い石狩砂丘。
 相変わらず柵やロープを破壊して侵入する四輪駆動車やバギー車が後を絶たない。
 砂丘には無残なツメ跡が残される。(A, B)
 削られた斜面にキツネたちがせっせと巣穴を掘る。(C, D, E)
 
 まわりをえぐられた島のひとつ(a)に掘られた巣(b)。
 近づいて中を覗くと,なんと向こうに明かりが見える(c)。
 トンネルになっているのだ。
 反対側の入口は草でカモフラージュされている(d)。
 が,物好きなワタシは覗かないわけにはいかない(e)。
 こんなノゾキでもなんとなくドキドキしてしまう。
 
 
 
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        | ヘリコプター搭乗 | 2012.09.23 , 2014.09.27 , 2015.09.27 |  |  
 2012.09.23
 
 9月22,23日は石狩さけまつり。
 両日ともほぼ快晴。風もなく暖か。たいへんな人出。よくもこんなに人間がいたものかとオドロク。
 サケの不漁で生鮭即売会が中止になったので,これでも去年より少ないのだという。またオドロク。
 
 今年から”いしかりガイドボランティア”の一員となり,新米ながら2日ともフル出動。
 23日にはヘリコプター遊覧の飛行コース案内役を割り当てられた。
 いちども乗ったことがないのに案内ができるわけがない。
 というわけで,最初のフライトに同乗させていただいた。ラッキー!である。操縦席の計器類である。
 ヘリポートは番屋の湯に隣接する,石狩小学校のグラウンド。
 
 飛行ルートはmapの通り。
 日ごろ歩いている河口砂嘴を反時計回り(石狩川沿いに行って,浜沿いに戻る)にひと回りでかれこれ10km。およそ5分。
 高度は河口導流堤(e)上空で最も高く400m程度。速度はmax.200km/h弱。
 砂嘴先端を上空から望むことができたのはなによりだった。
 (b)では,本町地区の北端の街並みと石狩灯台が見える。
 (f)では,来札/中村水制工もはっきりと確認できる。
 
 2014.09.27
 ふたたびヘリコプター遊覧(さけまつり)の案内役。
 今回の飛行ルート(map)は前回よりもやや短く,高度も最高で300m程度。
 (b)は,離陸直後の本庁地区。
 このあと搭乗機は石狩川の上空に出て川沿いに河口に向かい,海岸沿いに折り返すという左回りのルート(前回と同じ)。
 (d)では八幡神社から先の砂嘴全景をほぼ収めることができた。
 しかしこうした写真を撮る目的で飛んでくれているわけでもないので,自分の勝手な思い通りの写真を撮るのは難しすぎる。
 (f)だけは先端近くで折り返し後,振り返って先端を眺めた写真である。
 
 なお,先端近くの空撮は,砂嘴先端2014 のページを参照していただきたい。
 
 石狩灯台と,石狩河口橋も。さらに,海浜植物保護センター。
 
 2015.09.27
 もうないだろうと思っていたのにめぐりあわせたさけまつり遊覧ヘリコプターへの3度目の搭乗。
 前々回,前回とは反対に南の方角に飛ぶルートだった。速度はmax230km/h程度。高度はmax440m程度。
 離陸していったんさけまつり会場上空へ。はまなすの丘方向へは向かわずにすぐに方向転換。
 南に向かい8の字を描いて戻ってきた。
 (b,c) は離陸してすぐ。
 (d,e) は逆に着陸の直前。
 (f) は弁天歴史公園を空から見た写真(ただしトリミング加工済み)。運上屋棟裏のさけのつかみ取りプールには黒いシートが。
 いずれも後部座席右側の窓から。
 というわけで,今回は砂嘴先端の写真を撮ることはできなかった。
 そして,4度目の搭乗はないだろう。
 
 
 
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 2012.10.10
 いつものように砂嘴の先端を回っての浜沿いの帰路,流木に白花が2輪。
 ヘルメットの主の"石狩漁協"さんはいったいいずこへ?
 
 はるか石狩湾新港の方角を望むと,いままで見たこともない焔が・・・
 
 2012.10.25 花は散っていた。。。(e)
 
 
 
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        | ついてくるなっ! | 2012.12.13 |  | 2015.01.21 更新 |  
 
  2012.12.13
 このところ,これぞというような光景にはなかなか遭遇しない。
 カンジキを履くまでもなかったが,時には膝まで埋まる新雪。
 ついてくるなっ!というのに,聞きわけなくどこまでもついてくる足跡を振り返る。
 
 見えても見えなくても,足跡は生きてきたことの証し。
 そろそろ,善くも悪しくも十分に生きたような気もする。
 
 (a,b) 木道。
 (c) 川岸。
 (d) 護岸ブロックの上。隙間にはまるとアブナイ。
 (e) 管理道路の東屋近く。
 (f) 砂嘴先端を徘徊。
 
 2015.01.14
 
  
    
      
        |  a
 |  b
 |  
 
 今回はカンジキの足跡を振り返る。
 (a) は東屋の少し手前で。
 (b) 妙に埋まるなと思ったら,外れたカンジキを引きずりながら歩いていたことに気づくことがある。
 
 
 
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  2012.12.13
 
 この時期でしか見られない,流木と氷とのコラボレーション。
 (c) の表情・・・1,2
 
 2013.01.21
 
 (e) は (b) と同一の流木。前回より気温が高かった分,氷の衣が剥がれ,龍となる。
 (f) はなんの変哲もない流木。こんなものに興味をもって近づくのは私だけではないということだ。
 (g) 2013.03.27 の (b),(e)
 
 
 
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        |  | この日歩いたGPS軌跡 |  
 
 
 2012.12.13
 普通なら「私も行くっ!」という女房。
 俳句結社の編集の仕事があってこの日ばかりはおとなしい。
 ひとりで出かけて,マウニの丘の脇から歩き始める。
 川沿いをカンジキなしで汗かきながら歩く。
 砂嘴の先端までたどりついて"麦とホップ"だ。寒いけど旨い。
 汀線を1kmほど戻ってきたあたりで見知らぬ青年と立ち話をする。
 それだけのことだった。
 
 こんなホームページを作り,ほとんどハッチャキこいて更新し続けている。
 もとはいえば,パソコン通信にはまったのが発端だ。
 10年続けてすっかり草臥れた。同時に,時代はインターネットだという。
 見よう見まねでホームページは作った。
 しかし"ネットワーク・コミュニケーション"になにかを求めてもむなしいだけだ。
 だからブログは持たないことにした。
 ましてや,ミクシィ,フェイスブック,ツイッターとかいうものには死ぬまで近寄りたくない。
 そんなに長く待つこともないような気もするし…
 
 しかしときには他人のブログを覗くことはある。教えられることも多い。
 そして,ひょんなキーワードでひっかかったのがこのブログ。
 
 うーむ。河口を歩いていて遭遇するものの中には,ブロガーというものもアリなのだ。
 
 それにしてもだ,テリーさん。
 ほんの20行足らずの文章の中で,8連発も『老人』呼ばわりすることはないじゃないかっ。
 『老人』であることを否定するつもりはない。が,それにしてもだ。
 
 (2013.01.15 記)
 
 
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        | 落とし穴に嵌まる | 2013.01.21 |  | 2017.01.16 更新 |  
 2013.01.21
 
 いつも歩く石狩川河口の川岸の風景はこんなだ。(a)
 水際ぎりぎりの雪の上を歩くことはとても危険だ。肝を冷やすことになる。
 用心深い現地人の老人なら,通常端から3〜5m内側を歩く。
 しかしここでもワナが待ち構えているのだ。
 崖際に自然にできた落とし穴だ。
 雪の上からではまったくわからないが,ところによっては深さ1m以上にもなる。
 この日は2度立て続けに嵌まってしまった。(b,c)
 着ぶくれている上に履いているカンジキが邪魔をして,這い上がるのにはもがき苦しむことになる。
 
 現地人の老人とその相棒。
 
 2016.01.23
 
  
  
    
      |  a
 |  b
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 新しい雪のせいか,カンジキを履いていてもずぶずぶ埋まる。(a)
 体力の消耗を避け,川岸から離れて歩く。
 と思ったらまたしても崖脇の落とし穴に右足をとられてしまった。(b)
 このあと体勢を立て直して立ちあがるのが大変。
 筋力の衰えを感じざるをえない今日この頃である。
 
 2016.02.25
 この日は立て続けに5,6回足をとられた。写真を撮り忘れたのもいくつかある。
 しかしこんなので嬉しがっているわけにはいかない。
 腰近くまではまると,体力の消耗がバカにならない。
 
 2017.01.16
 
  
  
    
      |  a
 |  b
 |  
 
 東屋の項でも書いたが,今年ははまなすの丘も雪が少ない。
 ということは,落とし穴の上に覆いかぶさった雪の層も薄い。
 ヨシの落とし穴にも,崖際の落とし穴にも,あっという間にハマる。
 (a) は崖際でハマった。下に映っているのは,ようやく抜き出した自分の左足とカンジキ。
 (b) は歩いていてイキナリ大きな音とともに地割れしてアセった。本当は肝を冷やした!のケース。
 
 
 
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 石狩灯台のおよそ200m上流に石狩川左岸では最下流の水位カラー表示板(2010/03/18撮影)が立つ。
 2010年よりはるかに雪の多い今年,積雪は表示板のレベル4の域。
 これが水なら,いつ水害が発生してもおかしくない状態だという。
 (a) 12:16 堤防上でかんじきを履き,川岸を目指す。
 (b) 12:23 川岸に近づき,後ろを振り返る。
 (c) 14:49 砂嘴先端をひと回りして(a)の位置に戻る。
 足跡は,2時間以上前の自分のものだけ。
 しかし,酔狂なヤツは自分だけ,でもないのだ。
 川岸に沿って点々とキツネの足跡。そして歩くスキーのシュプールが。。。
 
 (d) 雪解け後。表示板の向こうはずぶずぶの湿地になっている。 (2013.05.09)
 
 
 
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        | 冬の東屋 | 2014.03.17 | 流氷 から独立 |  | 2023.01.16 更新 |  
 
  
  
    
      
        |  2010.01.24
 |  2010.02.21
 |  2010.03.18
 |  |  2011.01.24
 |  
        |  2012.01.18
 |  2012.02.06
 |  |  2013.02.10
 |  2013.02.25
 |  2013.03.12
 |  
        |  2014.01.19
 |  2014.02.02
 |  2014.02.24
 |  2014.03.17
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        |  2015.01.14
 |  2015.02.17
 |  2015.03.14
 |  |  2016.01.23
 |  2016.02.25
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        |  2017.01.16
 |  2017.02.13
 |  2017.03.08
 |  |  2018.02.20
 |  2018.03.18
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        |  2019.01.08
 |  2019.01.27
 |  |  2020.02.03
 |  2020.02.16
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        |  2021.02.11-a
 |  2021.02.11-b
 |  2021.02.20
 |  |  2022.01.23
 |  2022.02.12
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        |  2023.01.12
 |  2023.02.06
 |  2023.03.02
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 はまなすの丘公園(28ha)が完成したのは1991年という。
 このときにヴィジターセンターや木道などとともに東屋も建てられた。
 思えば20年以上も前のこと。
 そのころはパソコン通信に嵌まっていて,いしかりの海辺などにはなんちゃら興味のなかった自分がいた。
 
 足繁くはまなすの丘に通い始めたのは2008年の春。初めて東屋とも遭遇する。
 そして冬,埋まり方が気になる。
 
 2014.02.24 カラス,ほえる。
 2014.03.17 煙とナントカは高いところにのぼる,というのはホントウなのだろう。
 目の前にすぐのぼれそうなヤネがあるのにのぼらない手はない。
 石狩灯台方向,北石狩衛生センター方向。
 だれだっ!東屋の屋根の上にあがっているのわっ!
 
 2015.01.14 東屋の屋根からたなびく噴煙。
 2015.03.14 この時点の石狩としては,2010年に次ぐ積雪の少なさ。川岸には雪はまったく残っていない。
 
 2016.01.23 積雪はまだ少ない。ベンチやテーブルは埋まっていても,中に入って休むことはできる。
 どうやら床下はキツネの一家のねぐらになっているようだ。
 2016.02.25 あずまやの屋根にエントツが立つ。キツネ一家の暖房用だろうか?違ったようだ・・・
 
 2017.01.16 去年より1週間早いとはいえ,まったくもって少雪だ。
 だからカンジキ・ウオーキングも楽,かといえばけっしてそんなことはありません。大汗をかきます。
 2017.02.13 対岸八幡町側川岸から。ホントにこんなに雪が少なくていいのだろうか?
 2017.03.08 積雪ほとんど変わらず。カンジキ・ウオーキングは1/16の1回のみ。
 
 2018.02.20 この冬も少雪かと思われたが,屋根までは達していないものの昨年,一昨年よりははるかに多い。
 
 2019.01.08 雪の少なかった一昨年並みのペース。
 2019.01.27 この20日ほどでかなり積雪が深くなったようだ。
 2019.02.11 積雪のレベルは昨年を越えそう。そんな中,足跡がたくさん。獣ではなさそうだが。
 2019.03.01 2/15以降の暖気により,雪嵩はやや減少。雪がしまってカンジキなしでもほとんど埋まらずに歩ける。
 
 2020.02.03 少雪のあずまや。雪に埋もれる様子はまったくない。
 2020.02.16 2/5前後かなりの積雪があったにも関わらず,その後暖気が続きほとんどもとに戻ってしまった。
 冬季の通常のコース,ポンプ小屋-堤防-木道-管理道路-川沿い-砂嘴先端を往復する分にはカンジキまったく不要。
 しかし,海岸から無辜の民を経てポンプ小屋まで砂嘴を横断して戻るには,カンジキなしではエライ目に会う。
 ヴィジターセンターの屋根から立ち昇る煙は,LNG火発の噴煙。
 
 2021.02.11 本町地区を含む河口砂嘴一帯は,この冬,雪雲の通り道になっていたような気がする。ここ数年では一番雪が深い。
 (a) はあずまや脇を通り過ぎながら。(b) は2020年の画像とほぼ同じポイントから眺めて比較してみた。
 さらに今年は,Topicsでこれらと異なる角度からあずまやを眺めている。
 2021.02.20  2/11よりやや雪嵩が下がった。けど,ゴメン,屋根の上に上がって眺めてみた。
 
 2022.01.23 この日は快晴。あずまや周辺もけものたちより人間たちの足跡の方が目立った。
 2022.02.12 2/6のドカ雪でかなり雪嵩が増した。とはいえ,まだ屋根の軒下までは達していない。
 屋根まで完全につながった2012,2013年に比べると,大雪と云われる今年だがこのあたりではまだ少ないのかもしれない。
 
 2023.01.12 少雪。歩くのにもカンジキ不要。
 2023.02.06 油断ならない。いつもの年と変わらない深さになっていた。
 2023.03.02 (new) 積雪あまり変わらず。
 
 
 
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  2012.04.06
 
 虫,とはいえないが・・・
 まさしくその言葉通りの所業。
 立入禁止柵が整備される4月中ほどまではいかんともしがたい。
 
 2018.03.18
 
 車輪の太い自転車(ファットバイク?)。砂浜を疾駆,というより,かなり苦戦の模様。
 自分の脚力だけが頼りの分,四駆車,バギー車よりよっぽど微笑ましい啓蟄。
 どっちにしろ砂丘に乗り上げなければどうということはないのだけれどね。