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トピックス 2021-D (10-12月)

2021.07.01 公開
2022.01.30 更新

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2021.12.29 版 年の瀬,の巻


a

b

c

d
年の瀬。
どうでもいいような風景です。
とりわけ,(c) のもう1枚は見たくない人は見ないように。
(a) 27日,豪雪でした。一夜明けた28日朝9時半,明るい青空の中にほぼ下弦の月が浮かんでいました。
(b) 紅葉山公園の池は循環放水の近くを残して結氷。25日にはミニ・モンスターができつつありましたが,今日行ってみると突き崩されていました。いずれにしても雪漕ぎがてーへんなのです。
(c) 22日から昨日28日まで連日の時化。今日29日,なんとなく気になって浜へ。マウニの丘脇は大丈夫。近くにカラスが集っていました。こんなもの。24日歩いた時には気づかなかったのだけど。
(d) この時期サーファーの集まる石狩浜。気温マイナス5℃。水温の方が遥かに高いのでしょうね。向こうに見える防波堤はほぼ真ん中で上下対象の下位蜃気楼(浮島まではなっていない)。

2021.12.24 版 過酷だった,の巻 氷のコレクション 疲れていい加減だったので画像追加したり若干手直し (12/25)


浜崖噴煙


雪玉

浜崖浸食
明日からまた荒れるらしい。今年最後と思い浜を歩いた。
雪は遠慮してくれたが,西風は容赦なかった。浜崖から立ち昇る噴煙は海からの烈風で真横に流れる。
歩行中の平均風速は7m/s前後。最大瞬間風速は12.8m/s。
去年の最後はヤシの実を拾った12/23だった。今年はジュエリーミラクルアイスの生育が遅れている様子。砂から顔を出している植物の茎や根にしがみついていたり,崖の奥で雪玉状に。
中道突き当りのT点近傍では浜崖浸食(逆方向から)。いまのところではさほど烈しいものではないのだが。
マウニの丘脇では,12/19とほぼ変わらず。
飛翔するオジロワシが2羽!と思ったけどどうだろうか?(尾の白さがイマイチ)
10:50ころあそびーち海水浴場管理事務所脇から浜に出て,13:10ころへろへろになって戻ってきたのだが,足跡は自分のものしかなかった。つまらない。
一部のヒトには,Topics 以外も見て欲しい。つまらなければ仕方がないのだが。

2021.12.19 版 シギとカモ,の巻 必読⇒ 市道灯台線・マウニの丘脇


シギ

カモ
Topics しか見て頂けていない皆さんにはご存知ないかもしれないが,いま差し当たり気になっているのは市道灯台線・マウニの丘脇。
石狩の海は12/13に続き昨日(12/18)も烈しい時化。その余韻続く中のマウニの丘脇,今日も行ってきた。吹雪く中,ものともせずに2羽のシギが浜を啄ばんでいた。
今朝の石狩はマイナス11℃の真冬日。積雪も20cm以上(花川での実感はもっとだ)。紅葉山公園の池も循環放水部分を残してすっかり氷結。それでもたった1羽のカモが氷に上がって果敢に示威行為。

2021.12.15 版 ゴミを置いていく時化とさらっていく時化,の巻


NOWPHAS
11/27 - 12/3

NOWPHAS
12/8 - 12/14

2021.12.03

2021.12.14
12/2,石狩湾は大時化。
その翌日(12/3)石狩浜にルッツほかさまざまなものが打ち上げられた。
12/13,石狩湾はまたまた大時化。
その翌日,つまり昨日,またのこのこマウニ脇の浜を眺めに行った。
上の左の2枚は,石狩湾新港に設置された波浪計によるNOWPHAS画像(有義波実況グラフ)である。12/2と12/13に有義波高はピークを記録。有義波高3を超えるのは凄い大時化,4を超えたらべら棒な大時化,5を越すのは年に数回しかない。
で,その翌日の浜はどうだったかというと,12/3にはいろんなものがごちゃごちゃ打ち上げられていたのに対し,12/14の浜はまるでクリーナーをかけたみたいにチリひとつなかった(浜崖近辺は別)。ゴミを置いていく時化と,ゴミをさらっていく時化とがあるようだ。
なお,市道灯台線の危機部分のあたりで,汀線が陸に向かって”凹”となる兆しがあって注目せざるを得ない。
ついでに,この日もムクドリたちが飛翔。撮ってきた画像を眺めると,ムクドリに混じってホシムクドリの姿がチラホラ。
そして,うっすら積もった雪と実ハマナス

2021.12.12 版 ハマナスの丘,の巻

肝心のページが思うように捗らない。
アキグミを採りにいきたいとジタバタしている人もいる。
なわけで,はまなすの丘へ。
冷たい雨がそぼ降る鉛色の空の下,ハマナスの実が銀河のように輝いていた。
俳句だ,俳句。

2021.12.10 版 池,氷結,の巻


五の沢 12/8

高富 12/8

紅葉山公園 12/9
そろそろあちこちの池の水面が凍るころです。
12/8,浜歩きの後高岡まで足を伸ばしました。
五の沢林道はシバレた雪道。危うく転倒寸前。
水位は11番取水口が水没するところまで。
まだ薄い氷でしたが,水面はほとんど氷結していました。
ちなみに12/3での水位は12番と13番の間。全景はこんなもの。あまり変わりがないですね。
続いて高富ダム。こちらも水面はほぼ凍結していましたが,遠方では川の水の流れ込みのせいか凍っていません。
なおこちらの12/3の全景。変わり映えがなくてつまらないですね。
昨日(12/9)の石狩の最低気温はマイナス5.6℃。雪はすっかり解けていますが紅葉山公園の池はかなり凍結。
といってもまるで薄氷。凍っていない水域にはカモの群れ。でもカモたちはガリンコ号遊びがお嫌いのようで,氷を割って進むなんてことはまったくしません。
そして今日(12/10)も覗きに行くと,果敢に氷の上を歩いて近づいてくる。しかしカモでも滑る。なので,脚を大きく開いて踏ん張っている姿が可笑しい。≪このカモさん,顔が黒くて表情がよく分かりませんので思い切り引き伸ばしてみました。すると顔の中に顔がもうひとつ。マガモの雄の首には鮮明な白いリングがあるのが特徴。12/12追記

2021.12.09 版 穏やかな12月の浜歩き,の巻


a

b

c
12/3,マウニ脇で大量のルッツが打ち上げられました。砂嘴の先端ではどうだろうと気になります。
昨日(12/8),出かけてみました。午前中は快晴・無風。12月にしてはあり得ないほどの浜歩き日和。
11時ころ歩きはじめ,木道から望む樺戸三山はすがすがしい姿でした(a)。
そして先端。海側に,ガスとも呼ばれる枯葉や木屑からなる大量の堆積物(b)。この時期としては珍しいことです。12/2の大時化の副産物と思われます。時化ている最中に堆積することは考えられませんから,時化がおさまってから海中に巻き上げられていたガスが押し寄せられたのでしょう。川の増水により運ばれてくる春先などのガスには人間由来のゴミもたくさん混じるのですが,それがとても少ないのが不思議です。
砂浜にはこれまたおびただしい数の貝が転がっています(c)。こちらは時化の最中に打ち上げられたのでしょう。10数個拾って持ち帰りましたが,どうやらバカ貝でしょうか。”あおやぎ”だなんて粋な名前もつけられているようですが,砂出しがたいへん。
結局先端にはオカメブンプクはあってもルッツは見つかりません。その後ずっと浜を歩き続けてもルッツは見当たらず。マウニ脇にきてようやくあちこちに。どうやらこのあたりだけかもしれません。でも賞味期限はとっくに過ぎているみたい。
(一部,書き直し,書き加え 2021.12.11)

2021.12.05 版 浜崖上の道路崩落,の巻 河口右岸の動き


6/21

12/3 - a

12/3 - b

12/3 - c
12/3版に続いて,再び石狩川河口右岸先端。
あらためてGPS軌跡をじっくり眺めてみると,12/3に歩いた汀線(波打際)は,6月時点での砂丘の崖の上にほぼ重なることが判明。
つまり,所によっては5mから10mも砂丘が浸食されて後退していることになる。波浪観測所跡のコンクリート基礎も分解されてはいても,もともとあった位置からさほど動いていないのだ。
さらに砂丘上につけられていた道路は寸断された。6/21には辛うじて踏みとどまっていた部分も,無残に崩落。
(a)と(b)は反対方向から眺めた画像で,(c)はその部分を崖下から見上げたものである。
マウニ脇の市道灯台線は舗装路とはいえ,浜崖が5m崩落したなら万事休すだろう。

そうこうしていても,今日もアキグミの実の採取に付き合ってふらふらと石狩浜へ。夕べからそこそこ雪が降ったようだ。
灯台はちょっぴり冬のメイクアップ。マウニ脇の浜から石狩湾新港とオオセグロカモメ
ついでに12/3の導流堤付け根近くから望む灯台

2021.12.04 版 ルッツとオカメブンプク,の巻


ルッツ

オカメブンプク
昨日(12/3)のこと。砂丘の浸食に出会うと,市道灯台線のマウニの丘脇がどうしても気になる。この日も荒れていたが,その前日(12/2)の石狩湾は大時化だったのだ。
導流堤のあとあちこち立ち寄り,そしてマウニの丘の脇も眺める。今のところ汀線は離れていて砂丘に牙を剥く気配はない。
少し離れた波打ち際でカラスやカモメたちが騒いでいる。気になる。
荒れた後のこうした場合,クジラとかトドとかの屍があったりするものだ。近づくと,遥かに小型の屍が無数に転がっていた。
ひとつは”オカメブンプク”。海の底に穴を掘って暮らしているウニの仲間で,石狩浜ではさほど珍しいものではないらしい。転がっているのはほとんど空っぽで,ウニといっても食べられそうもない。
もう一つは”ルッツ”と呼ばれている環形動物・ユムシ。これも海底で穴に潜って暮らす生きもの。浜益では貴重な食材なのだそうだ。ただしご覧のようにやや白っぽすぎるきらいがある。私はあまり食べたくない。
どちらも大時化で海底が抉られて砂浜に打ち上げられたのだろう。

昨日のTopicsをどちらにするかおおいに悩んだ。【花畔・網】的には砂丘浸食であるべきだと,波浪観測所跡を選んだ。
しかし今朝の北海道新聞・石狩版で,浜益のルッツ拾いが大きな記事で紹介されていたのだ。出し抜かれてガックリ。
負け惜しみじゃないが,浜益ばかりでなく石狩の砂浜でだって拾えることもあるのだ。私はあまり拾いたくない。
そして今日もまた行ってきた。コレとかコレ(気味悪いのでゴム手袋持参)。楽しい。

2021.12.03 版 波浪観測所跡のその後,の巻 河口右岸の動き 波浪観測所遺構


6/21

12/3 - a

12/3 - b

12/3 - c

12/3 - d
石狩川河口右岸先端,知津狩川河口右岸(来札水制工)から河口導流堤までの波打際を久しぶりに歩く。
前回は6/21だから,ほぼ半年ぶり。波が予想以上に荒くてちょっぴりコワイ。
4/15,波浪観測所跡のコンクリート基礎が崩落しているのを目撃したが,6/21の段階でもほぼ同じ状態で崩れた砂丘の下にへばりついていた。
ところが今日(12/3)行ってみると,背後の砂丘そのものが削られてほとんどなくなり(a),コンクリート基礎はバラバラに分解されて波に洗われていた(b,c)。そのうち波に引きずりこまれて海の藻屑となるのだろう。
(d) は斜め背後から見た画像である。コンクリートの塊りもなんなく噛み砕いてしまう波浪の獰猛さに改めて驚く。
河口右岸の浸食については改めて詳述しようと思いつつ,6/4版以降作業が捗らない。どーしたものか・・・

2021.12.02 版 冬将軍,の巻


a

b

c
この冬初めての雪景色です。
10時過ぎ,紅葉山公園へ。
(a) は,10月紅葉の季節とほぼ同じ構図で撮ってみました。
たかだか40日ほどの違いでの,”池粧う”から”池眠る”への移ろいを感じてください。
池の縁に佇むとたちまちカモたちが集まってきます。池をひと回りすると,私を追って彼らもひと回りします。(b,c)
池が熟睡するのは,水面が凍結してカモたちが立ち去ってからのことでしょうか。

2021.12.01 版 最後の投句,の巻



湯豆腐や語りたきこと数多あり
指先の棘そのままに年暮れる
若水やSDGsはありうるか

五の沢 12/1

高富 12/1
そしてまたまた五の沢ダムと,ついでに高富ダムです。
12/1に貯水開始と聞いたからには行かないわけにはいきません。しかし生憎小雨交じりの曇天で,暗い画像しか撮れませんでした。帰ってきた午後はピカピカのお天気で癪。
この日に合わせたのか,五の沢林道はじょっぴんがかけられ通行止め。でもダムはここから目と鼻の先なので歩いてもすぐ。
水位は11/17より確かに上昇していました。17番取水口は閉じられたとみえ,目下の水位は14番と15番の中間あたり。土砂吐きゲートの先端の露出具合で比較すると,11/24の露出今日の露出とでこれだけの違いがあります。
一方高富ダムの方は,見た目11/17とほとんど変わりません。湛水面積の違いからなのか,貯水が開始されていないからなのか,真相は不明です。

それはそうと俳句。
北海道新聞・俳句欄への投句は,今回の209週目をもちましておしまい,といたします。
ほとんど下手な俳句ばかりです(謙遜です)が,まる4年間1週も欠かさずよく続けてこられたものだと,どなたか褒めてあげて下さい。道新への投句はやめても,俳句は細々と続けていくつもりです。

2021.11.29 版 砂丘は前進するのか?,の巻


a

b
このところ「石狩かしわ」や「帯」の句会が続いて落ち着かない。おかけでTopicsネタの取材?もままならない。これではいかんっ!と,小雨の中砂嘴を歩いてきた。
河口地区南端線(車両進入防止柵設置ライン)より北の私の主たる守備範囲についていえば,この1,2年,浸食はほとんど砂嘴先端付近に限定され,中道突き当りのT点以南は無傷で経過した。
その結果,海浜植生が浜崖から下りて崖下斜面に着実に群生する様子がうかがえる。
(a) は河口地区南端線から800~1000mあたり。
(b) は河口地区南端線から200~400mあたり。
時期的に植生はすっかり茶枯れした色合いではあるが,崖下にしっかりと根付いていることが見て取れる。
明らかに砂丘前進の予兆と捉えてもいいだろう。
とはいえこれらも,気まぐれな大あらしで一挙に根こそぎさらわれてしまうこともあるので油断ならない。

2021.11.24 版 一気に冬景色,の巻



平熱に安堵する朝霜柱
池干しの泥濘に立つ鴫一羽
けあらしや成層圏まで立ち昇れ

ボクサナイ川

名もない滝

五の沢池
今日も厚田まで。
帰路,五の沢ダム立ち寄り。
雪には降られたが,吹雪も路面凍結もなし。
でもすっかり冬景色。
主たる目的は,ボクサナイ川にサケの魚影は見られるのか?
2019年は11/232020年は11/25,そして今年2021年は11/24,いずれも「否」。
つまりサケの遡上はこのあたりで打ち止めなのだと合点する。
ついでに厚田川・やまなみ橋からの滝。我ながらいい写真が撮れたと,自画自賛。
やがて,雪を漕いでいかなければ見られなくなるだろう。
五の沢ダムの貯水開始は12/1だから,今日は11/17と同じ水位。
冠水している部分の奥に白く写っているのは積雪。画像よく見ると,雪が舞っている。

俳句。208週目。1年52週×4年=208週。でも5日余るので+1週,つまり来週209週目でまる4年の計算とします。
2句目。”泥濘”は”ぬかるみ”と読んでください。画像的にはコチラ

2021.11.23 版 池干し・望来ダムの場合,の巻


2021.11.22

2018.08.07

2021.11.22

2018.08.07
石狩市の農業用貯水池を規模により並べると
五の沢 ≪ 高富 ≪ 望来 となる。
ならばこの際,最大の望来ダムの池干しもぜひ観察しておかねばならない。
小雨の中,昨日(11/22)行ってきた。池干しとはいってもどこもそうだがダム湖の底がすっかり干上がっているかといえばそうでもない。しかし水はかなり抜かれていることは確かだ。前回(2018.08.07)訪れた時の画像と比較しておく。
右に見える取水塔がどこまで冠水しているかで一目瞭然である。
ただし前回は8月とあってやや水位の下がった頃であった。
かつて,2012.05.09に訪れた時にはダムは満水状態。溢れた水は洪水吐から流れ落ちていた。この時の取水塔。まだ雪が残る。
おそらく望来ダムも12月から貯水が開始されるのだろう。
昨日は,ダムへ向かう道帰る道でキツネと遭遇した。同一狐物だったのかどうかは分からない。どちらも車の中から慌てて撮ったもの。クマでなくてよかった。

2021.11.22 版 続・ムクドリの群れ,の巻

1000羽は軽く越していただろうか。もちろん私は野鳥の数などとても数えられないから当てずっぽうである。
昨日(11/21),お昼を挟んで1時間以上,はまなすの丘に隣接する多目的広場の周辺で,燃えないゴミのシャッターを切り続けていた。
連れ合い(師匠)はというと,ジャムを作るのだといってアキグミの実を採ることに熱中していた。

2021.11.21 版 五の沢ダム貯水開始・訂正版,の巻


2021.11.21
北海道新聞
「日曜文芸」
昨年9/13以来鳴かず飛ばず,今年上半期も忍従の日々を過ごしてきました。
ところが下半期に入るや,7/119/26,そして今日11/21,ふた月に1回という尋常ならざるペースです。
そもそも新聞の俳句投稿欄というのは”新参者の登竜門”であるべき,というのが私の認識です。
北海道新聞社がそのように謳っているかというと,必ずしもひと言も書いていませんから,それは私の勝手な思い込みに他なりません。にしても,他の場では指導者面をしているような常連さんばかりが名を連ねているいまの道新俳句欄には辟易していた私です。
私は俳句を始めて5年目といういまだに新参者ですが,「またこいつが出てやがる」と思われるのも本意ではありませんので,そろそろ退け時と思っているところです。

五の沢 11/17

五の沢 9/7

高富 11/17
さて今日の本題五の沢ダム11/14版の訂正です。
11/11,水が溜め始められていたと報告しましたが,それはウソでした。ごめんなさい。
11/17に行ってみると,なんとまた17番取水口が開いていて水位は11/3と同じレベルまで下がっていました。11/11には17番取水口がゴミなどで塞がっていたのかもしれません。
ちなみに9/7には18番取水口が開かれていたので左の写真のようにさらに水位が下がっていました。
五の沢ダムは,知津狩川の支流のひとつの五の沢川に築かれたダムですが,ほかの支流・地蔵沢川にはより規模の大きい高富ダムが構築されています。どちらも農業用の貯水池(溜め池)。11/17,ついでに高富ダムも眺めてきました。底まで干上がった状態ではありませんが,こちらも確かに水が抜かれていました(池干し)。
私が何も知らずに高富ダムを最初に訪れたのは14年前,2007年の9/14。やはり水位は下がっていました。
またまた眠られない夜になりそうなので,とうとう石狩土地改良区に問い合わせてしまいました。
どちらのダムも5/1から8/31までの間農業用水を取水する目的のもので,9月には水を抜き,12/1から再び貯水を始めるとのこと。なんとなく,しかし簡単に解決しました。さっさと訊ねていればいいのにね。

2021.11.19b 版 ほぼ皆既月食,の巻


19:43:56
また失敗しちゃった。前回(5/26)とまったく同じパターン。
酒飲んでうたた寝。撃沈。
食の最大は18時2分ころ。目が覚めて気づいたのは19時半過ぎ。これではダメね。
大体,今朝の新聞の天気予報で,ダメだねこれでは。。。と,諦めてしまったのが敗因。
でもこの写真も,燃えないゴミのデジカメで撮ったもの。ゴミも捨てたものではない。

2021.11.19a 版 名もない滝ですが,の巻


10/29

10/29

11/3

11/17
古潭越林道の厚田川に架かるやまなみ橋。
かつては有数のサケ・ウオッチング・ポイントだった。しかし近年,ウオッチング・ポイントはすっかりボクサナイ川に遷り,ここではほとんど魚影を見ることができない。
今年も10数回足を運んだもののサケの姿はついになかった。代わりにサケではなく滝を見つけた。
橋の上流60~70mほどの左岸にさほど大きくはないが滝が落ちている。いままで単に気づかなかっただけ。
発見?したのは10/29。前日からの降雨で滝は豪快。その後11/3,11/17は雨量少なくか細い流れ。
もう少し早く気づけば,紅葉の中でもっと映えたのではないかと思われる。
厚田の新しいビュー・ポイント間違いなし。

2021.11.17 版 タンデム,ムクドリ,ヒヨドリ,の巻



タンデムで駆け抜けし日の夕紅葉
椋鳥群れる懐の深きかな
鵯の波長風土に溶け込みし

NV750
1986.10.11

ムクドリ
2018.11.18

ヒヨドリ
2020.05.04
椋鳥:ムクドリ
鵯:ヒヨドリ
今日の画像は,全部俳句に合わせました。
そして思い切り自句自解です。
1句目。タンデムしたバイク・HONDA NV750 です。30年以上昔のことです。
2句目。ムクドリは,南へ帰る前のこの時期,石狩でも思い切り群れます。数十羽,数百羽の群れの中に,ホシムクドリ,ギンムクドリなど毛色のちょっと違う人たちが紛れ込んでも平気で受け入れます。そのおおらかな包容力,人間たちにはあるでしょうか。
3句目。ヒヨドリは翼をたたみ波を描いて滑空します。もともとは渡り鳥のはずですが通年街中でも見られます。波長(生き方,習性)が風土に馴染むと留鳥化するのかもしれません。人間にも,渡り鳥型と留鳥型とがあるみたいですね。あなたはどっち?
しかし,2,3句目はちょっぴり頭でっかちだったかもしれません。

2021.11.14 版 五の沢ダム貯水開始,の巻


2021.11.03

2021.11.11
9/7,初めて水を抜かれた五の沢池を見てしまったものだから,こだわりポイントがまたひとつ増えてしまった。いつから水を溜め始めるのだろうか?
そんなこと水利組合(土地改良区)に問い合わせれば一発で分かることだろうが,自分の発見にはならない?,というこだわりもある。
9/7は一番下の18番取水口が開かれていたが,10/12にはひとつ上の17番取水口が開いていた。
そして実は11/3のパノラマ・ビューポイントの後もこっそり見に来たのだが,同じく17番が開いていて状況は変わらず。
そうなると「地下鉄の電車はどこから入れたの?」と同じくらい気になって一晩中夜も眠れない。
ということで11/11浜歩きの後でまた行ってきた。すると下の取水口はすべて閉じられ,ようやく水が溜め始められていた。この日現在では14番取水口まで露出。上の画像でも分かるように,池の水位はやや上昇したという程度。

2021.11.12 版 厚田キャンプ場での魚影,の巻


激流の床止め

親水広場近く

サケの魚影
11/10のサケ・ウオッチング。
その前日11/9の15時から11/10の10時にかけて47mmの降雨。床止めではおそらくこの秋一番の激流。眺めている間には流れを遡る姿を確認できなかったが,これだけの水量があればきっと上がっているはず。
キャンプ場は9月いっぱいコロナで閉鎖した分,10月に営業再開。それも10月末で閉じたので入口のふれあい橋は鎖がかけられている。かつてはこの橋からもたくさんのサケを確認できたのだが,最近はほとんど見られない。
この日もここは諦めて,やや下流の親水広場近くの木橋の周辺で目を凝らす。水量が増して流れも速いので確認しづらいのだが,どうにか2匹ほど確認できた。このあたりでは久しぶり。

それはそうと夕べ8時少し前,けたたましいサイレンの音。見ると町内会は違うけどご近所に消防隊。火や煙は見えないが,何が起きたのだろう?私もここに家を建て引越してひと月たつかたたないかのころ,ボヤを起こして消防のお世話になったことがある。他人事ではない。空には上弦の月。19日の夜にはほぼ皆既月食とか。
ちなみにこの2枚の写真は,海に浸かって燃えないゴミになったはずのデジカメで,ズームを目いっぱい効かせて撮った。ときどき息を吹き返す。

2021.11.11 版 ムクドリの群れ,の巻



霜枯に時の残した轍あり
血管の浮いた手の甲おでん鍋
友が逝く前触れもなく虎落笛
昨日(11/10),今年初めて厚田のキャンプ場までサケが遡上しているのを視認した。
ここではそれを書くつもりだったが,面倒くさいので今日はパス。
代わりに今日河口砂嘴を歩いた時,本町あそびーち駐車場で見かけたムクドリたちに登場していただいた。

俳句。
どうやら「時の轍」という歌があるようだが,後で分かったこと。関係ありません(キッパリ)。

2021.11.10 版 紅葉山公園の池-9,の巻 紅葉~落葉 過去シリーズ⇒


2021.09.02
11:41

2021.09.17
13:04

2021.10.14
10:35

2021.10.27
12:13

2021.11.01
15:09

2021.11.10
14:31
恒例?紅葉山公園シリーズ。深緑から紅葉,そして落葉と,移ろいの見逃せない2ヶ月。いいお天気の日を選んだ。
今年池のカメとの最後の出会いは9/17。彼がホースから離れたすきに,ホースにしがみついたのはカモ。油断ならない。
紅葉は,水面に映っても美しい。水面に浮かんでも美しい。その中に分け入るカモのつがい
そして今日(11/10),池の中の島に通じる2つの橋は閉ざされた
このシリーズもまる2年。冬ごもりに入った次回が最終回。

2021.11.09 版 ふたたび,オタナイ発祥之地碑,の巻


オタナイ発祥之地碑

方向台

橋解体工事

橋解体工事

コマユミ
一度行くと続けて2度,3度…これも飽きっぽい性格の裏返し,なのかしらん。
今年最後と思い,9/1に続いての新川右岸。アプローチも前回同様ながらすでに秋。
方向台のまわりに跋扈していたハマナスやヒュウタンボクの枝を剪定ばさみで片っ端から整理する。
進んでいるものと思ったオタルナイ橋の解体工事は,仮橋がまだ2径間残っていて思ったほどではない。これが見納めなのか。年が明けてきてみたらすっかり消え失せているのかもしれない。(間違い!残りは1径間だった。11/16訂正)
秋も深まり,コマユミの紅葉と蒴果に癒される。

2021.11.08 版 ふたたび,けあらし,の巻

今朝,車のフロントガラスがシバレていた。
それもそのはず,この冬初の氷点下。寒かった。
酔狂にも茨戸川ふれあい護岸。10/27に続いてのけあらし。朝陽はすっかり白かった。
振り返ると,サスイシリの森と,給食センター
その後天気がよくなった。新川右岸・オタナイ発祥の地へと向かう。それはまた…

2021.11.05 版 北海道新聞俳句賞,の巻


北海道新聞朝刊 10/5

作品集「途中の桜」
今日(11/5),北海道新聞短歌賞・俳句賞が発表になった。
その中の俳句賞の部門で,私の師匠の「途中の桜」が応募作の中から俳句賞候補作としてノミネートされていたことが分かった。
もともとこの俳句賞は,刊行された句集を対象として選考されていたものだが,昨年あたりから句集のみでなく作品集も応募可能となり,句集などとても出せない師匠にも道が拓けた,というわけだ。
1983年から2021年までの間から300句自選してまとめた作品集「途中の桜」をA4版袋とじで手作りした。その制作に多大の貢献をなした私には,まかり間違って本賞(50万円)ないし佳作(15万円)が得られたならば,その半額を入手できる手筈になっていたのだが,儚くも夢の泡と消えた。デジカメを買い換えられたのに,口惜しい。
このことで師匠にもひとつの区切りがついたであろうことは間違いないが,私自身の俳句との関わりの上でも,おそろしく未熟ながらもそろそろひとつの区切りをつける時が迫ってきていることは確かだ。

2021.11.04 版 パノラマ・ビューポイント,の巻



さざ波や秋思小脇に佇めり
迸る床止め跳躍する鮭
秋高し紙飛行機と駆ける犬

地形図

パノラマ眺望
10/12に続いて再び道道527号・望来当別線。
眺望を再確認するため,昨日(11/3)また走ってみる。正利冠川水域と知津狩川水域とを隔てる尾根を越える九十九折あたりにこのパノラマ・ビューボイントが存在する。(正利冠林道というらしい。11/16追記)
海の近くとか,高い山の上ならともかく,海岸から5kmも内陸で,かつ標高たかだか90mの地点で,これだけのパノラマ眺望が得られるのは数少ないものと思われる。
最近立てられたばかりの2つの風車に挟まれる形で,およそ180度,ほぼ真北に向かって視界が開けている。
左手には望来の海から愛冠岬,そして条件さえよければ増毛の山並みまで見渡せる。
惜しむらくは正面眼下のカラマツの林。これさえなければねぇ・・・

俳句。
佇む(ただずむ)とか,迸る(ほとばしる)とか,普段あまり使わない漢字を知ったかぶりしてよく使う。
床止めで跳躍するサケたちの姿は,サケ・ウオッチングをご覧ください。

2021.10.30 版 夕陽と灯台,ライトアップ,の巻


16:10

16:50
右岸八幡町,一号水制から二号水制近くまで,流木の山とヨシの群れに阻まれながら頑張ったわりには情けない画像で申し訳ありません。
陽が沈んだ後の夕焼けは奇麗でした。
灯台のライトアップもそれなりでした。
ただ,それだけです。
日入時刻:16:30,干潮17:37。日没からライトアップ?

2021.10.28 版 力尽きる,の巻



人形をお焚き上げして秋うらら
吾木香空の広さを遊びおり
人の世の綻び繕う蜘蛛の糸

a

b
10/25 使えないカメラなどいらないようなものだが,引き取りに札幌まで出かける。さてどうしたものかと取り次ぎ業者に質すと,”燃えないゴミですね”と冷たくひと言。
諦めきれず,帰宅して電源を入れてみる。電源ボタン周辺にも細砂が詰まっているらしくしばらく反応せず。何度か押してみるうちに,な,なんと,電源が入った!
半信半疑でズームレバーを動かすと,ぎこちない動きながらレンズが出入りする。壁の時計を撮ってみる。極めて正確な日時が記録されている。
しかし電源は入ったり入らなかったり。機体を揺すったり叩いたりしているうちに出てきた細砂を集めたのが(a)である。ほとんど1mm以下。実際にはまだ機体内に,この数倍,数十倍の細砂が取り込まれているに違いない。
翌日も懲りずにいじくってみる。かなり離れた位置からズームを目いっぱい効かせて(倍率83倍)撮ったロックのチシマラッキョウの花(b)が最後の写真となった。
この後カメラは”レンズの動作不良です”を繰り返すのみ。完全に使えなくなった。

つまるところカメラを海水に落とすということは,
① 電源が入っていれば電子回路基板のショートを誘発しかねない。
② 機体内部に錆が発生する。
③ 細砂が入り込み,可動部に致命的な障害をもたらす。
などなど。ロクなことはないので,皆さんもくれぐれもご注意ください。
やや別の話になるが,このカメラにはGPS機能も備わっている。今年になって,12年使い続けてきたGPSロガーが不調になり,もっぱらカメラのGPSログ機能で代用していた。海水に浸した10/10もカメラでログを取っていたのだが,その日のログデータは諦めていた。
けれど電源が入った時に試すと,カメラ内のメモリに残っていたデータが生きていたのだ。SDカードにコピーしてデータの救出に成功したので,この日の離れ小島の位置,形状も再現可能となった。嬉しい。この件に関してはまた後で。

2021.10.27 版 けあらし,蜘蛛の糸,枯尾花,の巻


a

b

c
更新をサボっていたことのに,特別のワケがあったわけではありません。
24日には「帯」の句会があってメタメタだったり,
25日にはメーカーから修理不能とされたカメラを引き取り,諦めきれずなでたりさすったり,
26日にはそれでも石狩浜を歩いてくたびれたり,
書きたいことはあるにはあったのですが…
今朝起きると朝霧の世界。けあらしだっ!
発寒川へと向かっていました。霧はどんどん晴れてきましたが,(a)は紅葉橋の上から,(b)は左岸堤防上からの発寒川,そして(c)は2月以来久々の朝陽です。
(d,e,f)は,蜘蛛の糸です。
堤防を歩いていると,誰が下りてきたのか天空から地上に数本の糸が垂れ下がっているのが分かります。
(g,h,i)は。枯尾花です。
枯尾花といえば一般的に芒(ススキ)のことで冬の季語ですが,必ずしもススキに限ることはないと思うのです。
なにはともあれ31日は投票日。日本人はバカなままであり続けようとしているのでしょうか。

d

e

f

g

h

i

2021.10.21 版 紅葉の季節,の巻



髪に霜秋思いつでも軽くあり
曼殊沙華アクリル板は要らない
期日前投票済ませ茸狩

10/14

10/21
紅葉山公園。名前通りの紅葉の季節。
先週の俳句投函日(10/14)は快晴。
今週の投函日,つまり今日は生憎の雨雲で暗い。
いつ行ってもカモたちは元気。
カメは泳いでいるのを目撃した9/17が最後。
今日のカモは落葉の海に浮かぶ。そしてナナカマド

俳句。
1句目。”髪に霜”は白髪頭のことで”霜”は季語とはならないと,勝手に解釈。
3句目。実はまだ済ませていません。安倍・菅・岸田の流れにはギャフンといわせたい。

新型コロナの新規感染者数が激減している。児玉龍彦氏によれば,コロナウイルスが変異し過ぎて自壊している可能性があるという。そうだとすれば,それは人間にとってひとつの救いかもしれない。一方,大日本帝国が自壊したように,日本人が再び自壊への道を辿らぬための判断を求められているのが,コロナ禍を教訓とした今回の選挙なのだと思う。

10/22
10/22 補遺
今日(10/22)も紅葉山公園をぶらついた。
雨が降ったりやんだりだったが,たまたま青空。
昨日(10/21)の画像は暗かったので,今日の明るい画像をおまけに追加する。


2021.10.19 版 海水に浸かったカメラは助からなかった,の巻


サケうようよ

オタルナイ橋解体

銭函砂丘から
昨日のこと。カメラ(NIKON)修理の取り次ぎ業者から電話あり。メーカーに送ったカメラ,修理不能で送り返されてきた,とのこと。覚悟はしていたけどナサケナイ。一世代前のカメラ(Canon)も不調なので,二世代前のカメラ(CASIO)を持って出かける。
厚田・ボクサナイ川。前回は10/10夜から10/11朝にかけて40mm以上降雨のあった後の10/12,飛び跳ねていた。10/15以降1日降雨量10mm以下と少ないながら連日雨の続いた今日(10/19),やはりうようよ泳いでいた。
そして取って返した先は新川左岸。オタルナイ橋の作業用仮橋撤去工事は前回(9/14)から予想通り進んでいて,残すところ2径間。真面目にやれば年内にも完了しそう。
銭函砂丘高台の定番の位置からの眺めも,ついでに召し上がれ。珍しく風は陸から。バッタ塚の駐車場に戻ったら雨。

2021.10.17 版 道道527号・望来当別線,の巻


望来風車

春別林道

五の沢ダム

八の沢石油湧出
普段あまり走ることのない道道・望来当別線。
10/12,サケ・ウオッチングの帰り,なんとなく海を避けたい気持があったのか,久しぶりに走ってみた。
途中,望来風力発電の2基の風車の建設現場近くを通る。こちらは標高の高い位置に立つ1基。これらの風車ははまなすの丘からも石狩霊園,あるいは阿蘇岩山の方角に遠望できる
民有林林道・春別線はやはり春別橋の先で通行止め。春別橋は知津狩川にかかる最上流の橋なのだろう。
さらに9/23に続いて今年3度目の五の沢林道。五の沢ダムは取水口がいままでよりひとつ上の17番が開かれていてほんのわずか水位が上がっている程度。雪が降り始めて,すべての取水口が閉じられるのだろうか。八の沢の石油湧出現場は相変わらず元気いっぱい。

2021.10.16 版 Google earth の背景画像,の巻


A

B

D
いつだってイキナリですが,Google earth の石狩界隈の背景画像(取得日)が変更されました。
気づいたのは10/10でしたが,カメラのホッチャレ化に打ちひしがれてそれどころではありませんでした。
前回の変更は今年の1月でしたから,結構早い更新になりますね。
変更前の画像取得日は,2020.06.13。変更後は,2021.07.19。実際にいつ変更されたのかは定かではありませんが,単床ブロック護岸のページでの北生振単床ブロック位置図のもとになった Google earth の背景画像は変更前のものですので,この画像を保存した9/17以降に変更されたのに違いありません。どうでもいいことですが。
(A) は小細工なしの河口砂嘴先端部です。2021.07.19 現在の偽らざる姿,ですね。
(B) は,私がたまたまその直後(翌日)の7/20に歩いた軌跡を白線で重ね書きしました。GPS軌跡はやや凸凹しますがほぼ合致していますね。
(C) はさらに,ごく最近の10/410/9の軌跡をそれぞれ赤茶色と黄色で書き加えました。
10/4 は波が荒く先端部崖下の歩行は不能。従って崖の上の軌跡となります。浸食を受け,崖が(A)からやや後退していることが分かります。
10/9 は崖下の水際を歩けました。この日離れ小島には渡れませんでしたから,島の位置,形状などは推測です。推測だなんていい加減なことがキライなので島に渡りたいのです。

2021.10.14 版 それでも”島”に渡りたいワケ,の巻

花や鳥や風や月や,あるいは石っころとか氷のかけらとか,思えばなんでもかんでもとの出会いが楽しい。
しかし私が河口砂嘴に足を運ぶ最大の目的は,水際を歩いてその日の砂嘴の形状をGPSログとして記録することだ。
たまたま海中に離れ小島が浮き出ていれば,それもまた紛れもなく砂嘴の一部。島の離れ具合や,大きさ,形を記録しなければおさまらない。なのでどうしても島に渡りたい。じたばたする。


水澄みぬいつも通りの朝が来る
安物でいい秋思は軽くバーボンで
ライターのオイルの匂いする白露

a

b

c

d

e

f

g

h
この日(10/10),サケ・ウオッチングの帰り,知津狩川河口に寄る。その後五の沢池を覗いて帰る予定で,河口砂嘴を歩くつもりはなかった。
知津狩川河口から対岸の砂嘴先端を望む(a)。島が繋がっている…ように見えた。後でこの部分を拡大してみると,怪しいことが分かる(b)。しかしこの時点では一目散に砂嘴へと走った。
管理道路先端辺りは10/9よりも穏やか(c)。だが,島はやっぱり島だった(d)。海峡(e)を目の前にして逡巡するも,渡れることに勝手に決める。液状化した砂に足をとられながらも,海峡の真ん中でシャッターを切る余裕(f)。島に渡り切り周囲をひと回りする(g)。
島から本土を眺める(h)。この画像が,愛用のデジカメで撮った最後の写真となった。(カメラは海水に浸かっても,SDカードは無事だったのだ)
俳句。
2句目。2週続けてバーボンで秋思。むかーしからスコッチより圧倒的にバーボン。国産のウイスキーは竹鶴氏の影響か,スコッチに傾倒しているので買わない(あれば飲む)。9・11の後,米軍のイラク侵攻に怒り心頭,バーボンなど飲んでられるかとカナディアンに切り替える。20年近くを経て,最近またバーボンに。
3句目。むかし,hi-lite を喫っていたころをふと懐かしむ。葉巻に凝っていたころもある。

2021.10.10 版 ホッチャレ,の巻

10/2のサケ・ウオッチング以来,厚田ではまともな雨が降らない。だからしばらく行っていなかったが,今夜,道内強風,大雨という。
ならば,大荒れ前に確認しておきたいボクサナイ川。
生きたサケは2匹のみ。と,ホッチャレ3匹。
ホッチャレをカニが食べていた。
そのあと,よせばいいのに昨日(10/9)に続いて砂嘴先端へ。島に渡りたかった。
海峡は狭まっていた。液状化した砂に足をとられながらなんとか渡って,島を一周した。
本土?へ戻るにはもう一度海峡をクリアしなければいけない。
ここで体ばかり先に進んで足が抜けず,つんのめって海の中にこけた。
このままコケていたら,やがて潮が満ちてきて,荒れてきて,・・・カニの餌になる。
なんとか抜け出した。ついこの間大枚はたいて修理したデジカメが,健気にもわたしに替わってホッチャレ化した。
申し訳ありませんが,しばらく反省して静かになります。

2021.10.09 版 管理道路先端の浜崖下,の巻


管理道路先端

管理道路先端

風も弱く快晴。ほんのり暖か。はまなすの丘へ。
10/4に歩いたばかりなのに,また歩く。
風が南東から北西に変わり波はやや荒かったものの,干潮と高気圧のおかげで前回より潮位は30cmほど低下。おかげで管理道路の先端でもなんとか崖下の歩行が可能だった。
さらにそれより海側では先端が伸び出したうえ,さらにその先に小島が浮き出ていた。
渡りたくてうずうずしたが,海峡?の深みに阻止されて口惜しい。

2021.10.07 版 白花ヒガンバナが見ごろ,の巻 彼岸花2021



ホチキスで紅葉三枚綴じてみる
バーボンでふと蘇る秋思かな
木道の虚を根城に青蜥蜴

白花

赤花
ヒガンバナ。
10/4に開花した白花は,花茎は全部で8本。奥手の2本を残して,早くも見ごろ。
白花といっても純白ではなくクリーム色。
先に咲いた赤花は,すでにろうたけた風情。
俳句。
1句目。”紅葉”は”もみじ”と読んでください。
3句目。”虚”は朽ちて穴の開いている部分の”うろ”です。

私も末席に連なっている”帯俳句会”,”石狩かしわ俳句会”ともに8,9月は休会となりましたが,今月は3ヶ月ぶりになんとか句会を持てそうです。
もしかして興味をお持ちの方がおられましたらご連絡ください。

2021.10.04 版 管理道路先端の浸食は続く,の巻

前回9/21,管理道路の先端を中心としてかなり浸食が進んでいることが分かった。
今日(10/4)行ってみると,たまたま潮位も高く荒れていることもあって,管理道路の先端付近では浜崖の下を歩くことは不能。

キツネ

オニハマダイコン

キノコ
ついでに今日出会った目新しくもない友だちたち。
キツネは石狩樽川海岸線で。なんだか痩せている。
オニハマダイコンの花。この時期になると普段は目に入らない花が妙に目立つ。
そして傘の径が10センチ以上もあるキノコ。名前は分からない。砂をかぶった団体もある。
浜歩きするつもりはなかった。夕べの夢で,口に入らないほどデカイ丸薬を処方されておおいに慌てた。
今朝,先月の健康診断でE判定だった項目の二次検査結果を聞きに行ってきた。
”せんせい薬を飲むことだけは勘弁してください””78歳で,死ぬまでクスリを飲むことはないなんて考えても無理ですよ”
デカイ丸薬もなにも処方されずに済んだ。
ついふらふらとはまなすの丘。短靴のまま木道を歩きはじめた。気がついたら先端。途中で風が変わり荒れてきた。

2021.10.01 版 執念のサケ・ウオッチング,の巻


9/30 12:46

10/01 10:27

床止め下

二次飼育施設脇
9/29夜半から翌9/30昼ころにかけて,厚田では35mmの降雨。8月以降,短時間での最大雨量である。
じっとしていられない私は,昨日(9/30),今日(10/1),厚田,ボクサナイ川へ走る。
昨日9/30の昼過ぎのボクサナイ川は激しい濁流だった。サケが遡上していようがいまいが,とても見えない。
そして今日10/1の昼前,激流,濁流ともかなりおさまった中,サケの遡上の姿を今年初めて捉えた。

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2021.10.02 追記
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今日(10/2)また未明から雨。なんだか分からないけどとにかく3日連続で行ってみる。

10/02 11:26

二次飼育施設脇
昨日よりは水量は多い。期待通りサケの数も多い。
だが,床止めを跳ね上がる姿に接することは遂になかった。(クマもコワイ)
昨日のキャンプ場職員の話では,今年はまだキャンプ場までの遡上は確認していないという。
雨が少ないことと相俟って,今年のボクサナイ川はサケの遡上がかなり遅れていることは確かだと思う。
近海でのサケ漁の不調とも関係しているのかもしれない。


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