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トピックス 2021-C (7-9月)

2021.07.01 公開
2021.11.24 更新

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2021.09.30 版 カタクチイワシたちの身に何が起きたのか?,の巻



黄揚羽の孵化蛹化羽化 空へ
光りたる片口鰯大きな目
ひっそりと生きたい日もあり彼岸花
昨日(9/29),7/2以来の旧樽川海岸。
9線から7線のあたりを徘徊。
打ち上げられたカタクチイワシが砂浜に光る。石狩浜に比べて獰猛なトビムシが比較的少ないとみえて,痛みも少ない。
カタクチイワシとの出会いはこれで3度目。
最初は 2010年9/14,次は 2016年9/30
どちらも石狩浜で,穏やかな海だった。そしてこの日もほとんど波らしい波もないのにどうしてこんなにたくさん砂浜に打ち上げられるのだろうか。彼らの身に何が起きたのか?
ともあれ,9月の静かな海辺ではカタクチイワシたちと遭遇するチャンスが大きいようだ。

俳句。 今回が連続200週目の投句であることに気づく。我ながらオドロク。
記念すべき週?であるにもかかわらず,相変わらず行き当たりばったりな句であることにも重ねてオドロク。
俳句は一般的に五七五の詩形ですが,表記するとき五七五の間に空白を入れません。
そこで1句目。”キアゲハノ””フカヨウカウカ””ソラヘ”ですから五七三となり”字足らず”になります。こうした場合(に限りませんが)敢えて空白を入れることによって”切れ”を強調するというワザがあります。読むときにもそこで一呼吸置かせるのです。なんて,知ったかぶり。

2021.09.29 版 ヒガンバナ開花,の巻 彼岸花2021


横から

上から
昨日の夕方にはほとんどほころんでいましたが,今朝,綺麗に開花(1本目)。
横から見ると分かりますが,後から伸びた2本目の花茎の方が背が高くなり1本目の花茎の上に突き出ています。
それでも寄り添ったままなので,真上から見るとまるでひとつの花のように見えて豪華です。

2021.09.26 版 ヒガンバナに新たな花芽,の巻 彼岸花2021


2021.09.26
北海道新聞
「日曜文芸」
まずは道新日曜版の俳句欄。
7/11以来ですから,2ヶ月半ぶり。前回は10ヶ月ぶりでしたから,間隔が若干短くなりました。
この句は8/12に道新宛てに投函したもの。掲載されるまでに6~7週かかります。
「菌」を「クサビラ」と読んで「キノコ」のこととは,俳句をかじっていて初めて知ったこと。
それを早速使うところが,私のミーハーさです。
昨日の北海道新聞朝刊に文化庁の国語調査の記事がありました。近年辞書にも載るようになったという新しい表現にはとてもついていけそうもないものがありますが,逆に”ミーハー”なんてのはもはや死語なのでしょうね。

3年目の株

長年持ち込んだ株
ところで,9/21に最初の花芽(同時に2本)を出したヒガンバナ。
5日遅れで,3年目の株でも花芽を確認。同時に3本です。そしてどうやらこちらはすべて白花のような・・・。
先に芽を出した長年持ち込んだ株は,赤花。すでに先端のツボミがバラけてきていつでも咲くぞっ!の雰囲気です。

2021.09.23 版 ふたつのダム,の巻



とろろ汁心の底に置く時代
廃橋の鎖を跨ぎ九月尽
蟋蟀も老いて終活捗らず

当別ダム

五の沢ダム

シギだけど…
今日は,午後激しい雨の前にふたつのダムめぐり。
最初は9/3に続いての当別ダム。
そして9/7に続いての五の沢ダム。
当別ダムはカミナリが鳴って妖しい雰囲気(画面左に架かる橋は望郷橋)。このあたりは2009年ころ(望郷橋工事を下の旧道から見上げる)から頻繁にダム建設を見に来ていました。近ごろ水位が下がって,普段なら湖底に沈んでいる旧道が露出しているとのことで上の画像を撮りにきたというわけです。
五の沢ダムは水が抜かれたまま(池干し)の状態。まわりの景色は2週間たって秋の色が進んでいます。湖底にはシギが一羽(正確な名前,メンドクサイ)。

俳句。ま,こんなもんでしょ。やっぱり意味不明かも…?作者としては思いは明確ですが。
蟋蟀は”こおろぎ”です。

2021.09.22 版 管理道路先端の浸食,の巻


8/17

8/28

9/21
河口左岸砂嘴,管理道路の先端当たりでは,5月から8月にかけて動きが少なく安定していた。
しかし9月に入ってこのあたりの浸食が目立つようになった。
9/21の調査では,管理道路の先端がほぼ直角に削ぎ取られ再び砂利層が露出していた。
10mほど後退したものと思われる。

2021.09.21+ 版 中秋の名月,の巻


21:41
雲が多くて無理かな,と思いましたが,なんとか。
早くも右上が欠け始めていますね。

2021.09.21 版 出たっ!,の巻 彼岸花2021


ヒガンバナの花芽

キアゲハの幼虫
ヒガンバナ。そろそろかなぁ,と思っていましたが,今朝いきなり花芽を突き出していました。しかも1ヶ所にふたり,肩寄せあって。朝6時前でもう3センチ弱。そしてこれは去年咲かなかった,長年持ち込んだ方の株。3年目の株も期待しています。
キアゲハ一~四太郎は出奔,行方不明。その後孵化した五,六,七太郎は,生まれた日がすこしずつ違うのを反映して,成長の度合いも異なりますが,元気です。

2021.09.18 版 ふたつの海浜植物花壇,の巻


a

b
どちらも今日現在。
(a) 海浜植物保護センター製作,市民図書館脇。小さい。
(b) わたくし製作,市道脇の緑地。大きいけどとりとめがない。
(a)に関しては,保護センターの運営が海辺ファンクラブ委託からセンター直轄になったにもかかわらず,6月の段階でもこざっぱりと健闘していて,やるなぁ・・・と思っていた。そして今日現在も,コガネギクなど新たなメンバーが捕植されていたりする。
これはうかうかしていられない。早速草取りなどして整えたのが(b)。
市によってアスファルト舗装の歩道脇に植えられた芝(幅約35cm)と,海浜花壇のハマヒルガオ,ハマエンドウ,ナミキソウなどの地下茎が互いに相手の領域に侵入せんとするせめぎあいが熾烈を極め,わたしもほとほと手を焼いている。いい加減にしなさいっ!
そんな中,ハマボウフウには五太郎(体長約2.5cm)らがすくすくと育っている(9/2版参照)。
(a)で使われている植物の名札を(b)でも使わせていただけないだろうか・・・?

2021.09.16 版 ヘボな仮説,の巻



朝が来て普段通りの捨案山子
螽斯言わずもがなを唄にする
赤蜻蛉眼鏡の汚れ気になって
ボクサナイ川二次飼育施設上流の床止め (クマ,怖い) 昨年8/29から8/30にかけて76.5mmの降雨。8/31大量の初遡上。
今年9/12から9/13にかけて25.0mmの降雨。9/13,14とも遡上見られず。
(雨量は厚田アメダスによる)

8/22 (11:20)

9/13 (10:28)

9/14 (11:12)
いろいろヘボな仮説を立ててみる。
とにかくまとまった雨が降って川の水嵩が増えないと遡上は見られない。<<<この点に関しては異論はないだろう>>>
9/13 雨後確かに水嵩は増している。が,遡上見られず。降雨直後で厚田川本流が泥水化していたために違いない。サケたちだって前が見えなければ上がれない・・・?
雨は森の貯水効果で徐々に放流される。だから1日おいてもすっかり水嵩が減るわけではないだろう。
しかしながら,本流がかなり綺麗になった9/14,水嵩もそこそこあるように思えたにもかかわらず遡上は見られず。
結局のところ,去年の初遡上時に比べて雨量が1/3と決定的に少なかったことがその最大の要因なのだろう。諦めざるをえない。

俳句。 捨案山子は打ち棄てられたかかし,螽斯は”キリギリス”。
3句目。某氏のお孫さんの句に激似。8才児と同レベルであることに気づかされ衝撃を受ける。喜ぶべきことか,悲しむべきことか?

2021.09.15 版 新川左岸の動き,の巻 オタルナイ橋


a (14:23)

b (15:35)

c (16:12)
12日から13日にかけてややまとまった雨が降った。
13,14日午前,続けて厚田に走った。だがしかし,ボクサナイ川も水嵩は確かに増してはいるものの,サケはいなかった。だからその話はまた後で。
昨日14日は厚田からのその足で手稲・山口・バッタ塚へ。7/12以来の新川左岸。つかれた。
最近は8/209/1ともに右岸からの接近。工事がしばらくぶりに再開されていることは確認済み。
残されているのは,ホンモノのオタルナイ橋(すでにない)を解体するため架設された作業用仮橋を撤去する工事。
この日は仮橋最左岸1径間の撤去最終局面。行きがけの(a)は打ち込まれて作業用の橋脚とされていたのであろう長い鋼材をクレーンで引き抜く作業。そして引き抜かれて釣りあげられた鋼材(14:39)。
帰りがけの(c)では左岸側で使われたすべての鋼材が仮橋上に移され片付けられてしまった。
(b) 定番。銭函砂丘高台の定位置からの新港方向。西風,波あり。鳥カメラマンが10人ほど。
5/26初お目見えのトドの死骸は砂とゴミに埋もれてしまった。そしてショウドウツバメたちはついに営巣することはなかったようだ。巣穴は掘られていない

2021.09.11 版 トンボ,の巻


灯台

はまなすの丘

ススキ
911。はまなすの丘を歩く。
とりたててなんにもなかった。
けれど,あちこちにトンボが写っていた。

2021.09.10 版 思い切りボケボケ,の巻 緑鳩2021

アオバトと夕陽のコラボの絶好のチャンス。4時ころ押琴を目指す。
着いてたちまち暗雲。なんとデジカメにSDカードが装着されていない。忘れてきたっ!
ってわけで,しゃーない,スマホでなんとか撮ろうか。と思ったのですが,普段スマホのカメラはほとんど使っていない。とにかくうまく使えないので夕陽まで待たずに退散せざるを得ませんでした。
ま,今日9/10までアオバトさんたちはまだ大勢残っているということが分かっただけでも大収穫。

2021.09.09 版 ちょっとひと休み,の巻



それぞれが違っていい筈蕎麦の花
伊夜日子や集落跡の赤とんぼ
竜淵に水の抜かれしアースダム

(a) ソバの花

(b) ヒナギク

(c) マスタケ
今日は可愛らしくきめました。
(a) 厚田は地場産そば粉を使ったお蕎麦がひそかな名物とか。ということもあってか,この時期厚田地区を走るとしばしば満開のソバの花に出会います。9/3 サケ・ウオッチングに赴いた厚田川・やまなみ橋左岸たもとに広がるソバ畑
(b) 9/7 水がほとんど抜かれていた五の沢池の法面上部に可憐な白い花の群落。最初姫女苑かと思ったが草丈20cmそこそこ。ヒナギクと決定。施工されている単床ブロックにしがみつくようにして咲いている。
(c) 同じく9/7 八の沢鉱業所跡地に立つ八の沢小学校跡の校門。その向かって左側の門脇の広葉樹の幹になにやら妖しい物影。キノコの名前もさっぱり分からないけど,散々しらべてとりあえずマスタケと決定。鮮やかなサーモンピンクゆえに"鱒茸"と名付けられたのだとか。

俳句。
3句目。”竜淵に潜む”という仮想的な秋の季語があります。一方,春の季語に”竜天に登る”というのもあります。竜は雨を支配していて,春,田に引く水のために天に登って雨を降らし,秋,収穫後田を乾かすために淵に沈んで休む,という勝手な解釈でムリクリこじつけました。

2021.09.07 版 久しぶりに五の沢林道,の巻 八の沢鉱業所跡 五の沢ダム


a

b

c

d
2017.05.17
2018.08.07 以来3年ぶりの五の沢林道。
(a) 五の沢ダム貯水池。なんどかここに足を運んでいるが,水を抜かれた五の沢池を見るのは初めて。アースダム(溜め池)の保守保全のために毎年一度,すっかり水を抜いて乾燥させる(池干し)のだということは聞いていたが。
(b) 八の沢鉱業所跡地。見取図の柱が朽ちて傾いている。見取図そのものは私の知る限り2008年に更新されたものだが,柱はそれ以前から使われていたものだからやむを得ない。
(c) 原油湧出現場は依然として元気。駐車場からのアプローチも草が刈られていて歩きやすかった。
(d) 伊夜日子神社跡地。こちらは藪に覆われていて近づけなかった。

2021.09.05 版 空飛ぶものたち,の巻


スポーツカイトと
モーターパラグライダー
まずもって,お詫びして訂正させていただきます。
8/29版,なんだべ?の追記で,『十反もめん』説を提起いたしました。
これがとんでもない誤りで,あのふにゃふにゃっはやはり『一反もめん』と呼ぶにふさわしい長さのものでした。
そもそもの間違いの発端は,石狩灯台の高さを一桁読み間違えたことに起因いたします。
石狩灯台マニア”などと自称していながら,自分で書いた灯台の諸元ページで,灯台の高さ13.6mを136mと慌て読みしてしまったのでした。ナサケナイ。
今日凧揚げしているとの情報をいただいて,お昼ころヴィジターセンター裏手の多目的運動広場へ。
そこにいたスポーツカイトチームの皆さんの話では,今日は持って来なかったものの,8/28には確かにひょろ長い凧を揚げていたとか。
時刻的にも間違いなく,あのふにゃふにゃっは凧だったことに確定いたしました。コブラ凧というのだそうな。
ところがそれは長さ15mくらいといいます。ここで,灯台の高さを100m以上と決めつけていた私の頭は謎だらけとなりました。
こういう思い込みこそ老害の最たるもの。そろそろ辞めるべきは私であるのかもしれません。
スガさん,アンタはやめるな,ガンバレっ!みっともなくてもとことんしがみつけっ!バカタレ。

2021.09.03 版 厚田川サケ魚影,の巻 サケ・ウオッチング


栄橋下

キャンプ場入口
厚田川最下流の栄橋下には間違いなくサケの魚影。
しかし上流の支流・牧佐内橋,あるいは本流・やまなみ橋からでは皆無。
なにしろまともな雨が降らないから,水量があまりにも乏しい。
さらに,いつものサケ二次飼育施設に向かうキャンプ場の入口には「閉鎖中」。
コロナ対策のためとあるが,さらに,9/1には早速近辺にクマ出没とか。
早過ぎる。

2021.09.02 版 キアゲハの幼虫観察やっぱり無理,の巻



石碑立つオタナイの丘姫女苑
とつおいつ網戸も少しあけておく
地獄風呂五百数えて蒸し茸

8/26 - a

8/26 - b

9/1

9/2
1週前の8/26版で,キアゲハの幼虫観察に音を上げた。とかいいながら,私もシツコイ。
8/26にはひとつのハマボウフウ株に4匹の幼虫が棲み分けていた。(a)がその最後の画像である。
昼過ぎ,一太郎出奔。近くのクリスマスローズの繁みの中に見たのが最後の姿(b)。
8/28 二太郎,三太郎が相次いで出奔。
8/29 最後の四太郎も出奔。ひとりもいなくなった。
4匹もいたのだから,きっとどこかで蛹になっているに違いないと,近くをくまなく捜索した。ついに見つからなかった。いつたいどこで蛹になっているのだろうか。
私をあざ笑うかのように,キアゲハの成蝶が飛び交う。9/1一匹が温室に迷い込む。なんとか出て行っていただいたが,あちこちにぶつかって怪我をしていた。
そして今日9/2,別のハマボウフウの株で,孵化したばかりの幼虫と卵。これもまた観察すれってか…

俳句。幼虫観察に負けず劣らず,つらい。

2021.09.01 版 オタナイ発祥之地碑,の巻 オタナイ発祥之地碑


オタナイ発祥之地碑

方向台

橋解体工事

橋解体工事
口惜しい思いをした8/20に続いての新川右岸。
とってもよい天気。気持ちよく歩くことができてシアワセ。
アプローチは前回と変わらず。だったが,十分に予習済みで藪漕ぎもなんなくクリア,碑が視界に入る
こうなればしめたもの。とはいえ,碑のまわりは,ヒョウタンボク,ハマナス,トクサ,ススキ,ササ,そのほかたちががっちりガード。まずは彼らたちとのたたかい。発祥之地碑と方向台を救い出すことができた。ついでにガラスの浮玉をアクセントにする。
碑文右から碑文左から方向台の上
そもそもここが江戸時代末期のオタルナイ場所=樽川発祥の地であって,小樽市とはまったく無縁。にもかかわらず,石狩町大字樽川村だったここが,なぜ現在小樽市銭函4丁目なのか,その経緯を考えられて然るべきなのである。千島が現在ロシア領であることとどう違うのか。

そして新川河口ではオタルナイ橋の解体工事が始まっていた。あっという間,かもしれない。
左岸河口ではカメラの放列。がんばるなぁ・・・

2021.08.29 版 なんだべ?,の巻


2021.05.18

a

b

c
昨日(8/28),8/17以来の浜歩き。天気がよすぎて暑かった。人出は多かった。
私は散々だった。
最近よく使っているデジカメ(NIKON,CANON)ふたつとも修理に出したまま。三世代前のCASIO持参。それはそれで分かっていたことなので諦めがつく。しかしそのうえ,12年使ったGPSロガーまでだはんをこく。ついにログもとれないのではなにしにきたのか分からない。写真もロクなのが撮れず,さっさと寝てしまった。
今日,気を取り直して撮った写真を眺める。
管理道路,あずまやを過ぎてしばらく行って右にそれ,石狩川河畔に出る砂丘の小高い丘の上が,私の数多ある定点観察ポイントのひとつ。ここからの灯台方向を撮り続けている。(たとえば2020.09.19版)
比較のために遠景の山脈がくっきりとしている今年5/18の画像も載せる。
昨日の(a)の○の中の黒いふにゃふにゃっとしたもの。なんだべっ?画像の汚れかもしれない。
しかしアップした(b)の中にも形を変えてくっきり。さらに位置を変え川岸近くから撮った(c)にも。
工場の煙とも思えない。怪奇現象である。お分かりの方,ぜひ教えていただきたい。
********************
そうそう時刻を書き忘れました。28日のお昼前,11時50分前後です。このころはまなすの丘から西の山並みを撮った写真にはきっと写っていると思います。

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2021.08.30 追記
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わけのわからない怪奇現象とも思えるので,私なりにこれを『一反もめん』と呼ぶことに決めた。
翌朝,Yさんからメールがあり,これはヴィジターセンター裏手の多目的運動広場で揚げられることのある「凧」=「カイト」なのではないかという。中にはヒョロ長いものもあるらしい。
方角からするとまさにその上空だ。
一方「一反もめん」を面白半分に調べていくと,空飛ぶ髪の毛「スカイヘアー」という超常現象にぶつかる。
しかしこれも結局のところ「凧」であるという説が有力であることが分かる。
なぁんだそういうことか,というわけで,私の写真に写っているふにゃふにゃっは凧なのだということでとりあえず納めておくことにする。Yさん,ありがとう。
ついでながら「一反もめん」というのはゲゲゲの鬼太郎で皆さんご存知と思う。
ここで”反”というのは普通面積の単位で,300坪のこと。
どうも辻褄が合わない。どうやら「一反もめん」の”反”は衣料の布の量を表す単位で,大人の和服一着分,幅約37cm,長さ約12.5mが標準という。
ところが写真に写っているふにゃふにゃっは,なんと石狩灯台の高さに近い長さに見える。
ということは実際には『十反もめん』と呼ぶにふさわしい。
そんな長い凧があるのだろうか・・・?

2021.08.27 版 紅葉山公園の池-8,の巻 盛夏 過去シリーズ⇒


2021.05.19
12:27

2021.06.06
12:32

2021.06.26
14:34

2021.07.13
18:58

2121.07.29
12:36

2021.08.19
13:18
最初(5/19)がまだ萌黄色。最後(8/19)が紅葉の始まり。両端がやや明るいが,中4つ(6,7月)はいずれも深緑。
変化に乏しいので,7/13のみ日没直後。
5/17 タンポポ満開飛花落花
5/19 カメとの遭遇。ただし今年は1匹。その後も行くたびに挨拶するが,7/10を最後になぜか出会わない。
もしかしたら消えたのか,と思っていたら,8/19泳いでいる姿を確認,そして8/26ホースにしがみついていた。安心。
6/26 まわりを睥睨するオオセグロカモメ

2021.08.26 版 キアゲハの幼虫観察も私には無理,の巻



炎天や油膜往時を雄弁に
黄揚羽の幼虫ソーシャルディスタンス
蚯蚓鳴く瑣末なことの多かりし

センダイムシクイ

幼虫 8/26
センダイムシクイ(多分)
昨日(8/25)の朝,自宅敷地内の玉砂利の上で発見。スズメよりやや小さい。
あれこれ調べてセンダイムシクイと思われるが,エゾムシクイかもしれない。断定不能。
それよりどうしてこんなところで死んでいるのだろう。
高病原性鳥インフルエンザに侵されている可能性もあるという(参照)。コロナ禍でもありややビビる。庭の片隅に穴を掘り手厚く葬る。
キアゲハの幼虫8/21版の続き。
食欲旺盛で4匹ともぐんぐん成長。5日前とは見違えるばかに。
こんなのとかこんなのとか,ソーシャルディスタンスを崩して接近遭遇を繰り返すも,互いに争うことはない。
そろそろ蛹化するころなのではないのだろうか。
----- と,ここまで書いたのはお昼ころ。
その後4匹中2匹が動き出す。蛹になるための好位置を探す行動か?
1匹は見失い,もう1匹を追う。そのうち私のサンダル履きの足に近づいてくる上がってくる。このままどんどん上がられて,足で蛹になられたらどうしよう・・・
とか思っているうちに下りて行ってくれた。ほっとする。結局見失った。

俳句。いよいよ意味不明。

2021.08.24 版 ホーストレッキング専用道路?,の巻


a

b
一昨日(8/22)の知津狩川堤防・通行止めの続き。
昨日問い合わせた結果,やはり道の札幌建設管理部が設置したものと分かった。
住民から(誰とは言わない)ゴミの不法投棄の苦情があったからとか。表向きの理由としてはまぁ真っ当なところだろう。
確かに捨てられたゴミは散見される。
イマイチ納得できないところがあり,今日また訪れる。私もこだわる。車は入れないので堤防を歩く。
ゴミはあるにはあるが目くじら立てるほどのものなのか・・・(ない方がいいには決まっている)
こちら側(知津狩川河口)とあちら側(左岸砂嘴先端)の地形変化を眺めているうちに,ホーストレッキングのご一行様が現れる。
もちろん堤防上での車との遭遇はない。まさに,ホーストレッキング専用道路と化している。
それを意図したものではないとは思いたい。しかし結果的にそうなっているところが胡散臭い(堤防の私物化)。
なお,(a)の右のほうに写りこんでいる若干名の人影は,流木等の流れ着いたゴミの中のプラスチックスの実態を調査しに来たのだという。ご苦労様。

2021.08.22 版 予想・大当たり,の巻 サケ・ウオッチング


ボクサナイ川 - a

ボクサナイ川 - b

知津狩川堤防
サケ・ウオッチング。昨年の初回は8/14。今年の初回はやや遅れて今日(8/22)。
厚田川支流,いつものボクサナイ川へ。クマにはまだ出てきてほしくない。鈴は鳴らしながら。
まだ上がっているわけないべさ,の大方の予想・大的中してことごとく魚影なしの大満足(負け惜しみ)。
(a)は二次飼育施設脇。(b)はやや上流の床止め。ついでにキャンプ場
なにしろ水量があまりにも乏しすぎる。ややまとまった雨の降った後がお楽しみ。
帰りに知津狩川堤防に新手の通行止めが設置されているのが目にとまった。
前回(7/24)のはかなりいいからげんなものだったが,今回は気合いが入っているかのよう。設置者は堤防管理者(北海道)なのだろうか・・・?

2021.08.21 版 その後のキアゲハ,の巻


8/4

8/7

8/7 午後

8/21
7/23行方不明になった2匹はとうとう消息不明のまま。
今現在,違うハマボウフウの株に産み落とされた幼虫を追っている。
8/4午後,産み落とされている7,8ヶの卵を発見。
8/7朝には早くも黒ずんできている。と思ったらその午後にはいっせいに孵化。
そして今日(8/21),4匹が上手に棲み分けている。
なんだかんだいわれなくても,この微妙かつ秀逸なるソーシャルディスタンスの取り方を見せつけられると,人間などとても及ばぬ知恵を思い知らされる。
とはいえさらに成長すると,より広い縄張りを求めざるをえないだろう。棲み分け可能だろうか?
ヒマさえあれば覗き続けなければいけない。研究課題である。

2021.08.20 版 口惜しい新川右岸,の巻 オタナイ発祥之地碑


橋解体工事

新川河口

オタナイ発祥之地碑
熱暑が戻ってきた。その中,なにが嬉しくて新川河口へ。久しぶりの右岸。
お盆が開けてそろそろ解体工事に動きがあるか,と思ったのだが,まったく動きなし。早々に出鼻を挫かれる。
新川河口はいたって穏やか。しかし左岸に人だかり。鳥の写真も撮っていながら,群れるのが苦手な私はこの人たちとは親しくなれそうもない。カメラのレンズは左岸から右岸方向に向けられていたから,もしかしたら私はなにか邪魔したのかもしれない。
このまま帰るのでは収穫がなさすぎる。蛮勇をふるって,2013年以来のオタナイ発祥之地碑を目指す。上の画像はその2013年のものだ。しかし・・・
2013年のアプローチ,と,今日のアプローチ。近づくと背丈ほどの藪で完全に塞がっている。帰宅後 Google earth で確かめたところ,あと30数mのところで断念して引き返したことがわかった。
一昨年10/20にも挑戦して撃退されている。口惜しい。

2021.08.19 版 島以外,の巻



かたつむり土地に根差した顔をして
在りし日のひまわり迷路抜けると海
炎天や空中写真色褪せて

サワギキョウ

ミズクラゲ

オカヒジキ
8/17の浜歩きで,”島”以外の収穫画像
サワギキョウ:10数年はまなすの丘を歩いていてほとんど出会ったことがなかった。だから,はまなすの丘の植物の湿地ゾーンの花たちの中にも加えられていない。相性が悪いのかもしれない。なのにこの日道路脇近くに小さな群落。
そのまわりには
ナガボノシロワレモコウ:ちかごろ”シロ”抜きの表記も散見される。
エゾミソハギ:結構どこにでも出没する。
オグルマ:これはカセンソウだべ!と思う方,もしかしたらそうかもね。自信なし。

先端の砂の上にはミズクラゲがいっぱい。そして波打際の海中にはさらにおびただしい数が。むかし,エチゼンクラゲが打ち上げられたことがあったが,ミズクラゲでは驚かない。
オカヒジキ8/3と同じ構図。2mと違わない点から。2週間で随分大きな株に。
それより,8/3には衛生センターのかなり左に写っていた流木が,この日は右に写っている。小型の流木だけどいとも簡単に動くのだ。

俳句。
1句目,2句目。かたつむりもひまわり迷路も,そこにいる自分がそうあれればいいな,と。実際には色褪せている自分。ま,あの暑さが去ってほっとしている自分。

2021.08.17 版 島,の巻


A-a

A-b

B

C
また2日更新できませんでした。
ので,なんだかしらないけれど,スガさんより必死です。
このところずっと,砂嘴を歩くつど潮位の高い日が続きましたが,今日は高気圧下で潮位が下がりました。
そのせいか,上のように3ヶの島 A,B,C が現れてくれました。ま,C は半島といったところでしょうか・・・
A-a は,砂嘴先端からの画像で,島でアオサギとウミネコが憩っています。遠景は送毛,浜益の山々。
この島を,対岸の知津狩川河口から眺めたのが A-b です。遠景は小樽・高島岬。
このあたりはずっと浅瀬になっていて(河口テラス),島までにはなっていませんでしたが,たまたま 6/24 にも流木が突き出ていました (砂嘴先端から対岸から)。

2021.08.12 版 アオバトさん,出番ですよっ!,の巻 緑鳩2021



陣屋跡空蝉ひとつ大手門
菌や傘の数だけ暮しあり
とんぼうの群れて階段下りてくる
いち日の最低気温20℃超えが先月28日から12日間連続しましたが,ついに9日に途切れました。かと思ったら今朝(12日)の最低気温は11℃。サブイ。落差が大きすぎます。
そのせいにしたくはありませんが,更新を2日続けてサボってしまいました。ごめんなさい。
こういうときこそアオバトさんたちの出番です。押琴海岸へ。
アオバトさんたちは期待を裏切りませんでした。しかし・・・
裏切ったのは,私のカメラと腕。と,そして根気。
俳句。
1句目。ハママシケ陣屋跡のセミの抜け殻(空蝉:ウツセミ,8/7版参照)をそのまんまに。
2句目。「菌」は「クサビラ」。キノコのこと。でもいいたいのはヒトの暮し。
3句目。はまなすの丘ではそろそろトンボが群れ飛ぶころ。なぜかみんな同じ方向に向かって飛んでいきます。風上に向かって飛ぶのかも…?
浜崖下では行き場を失ったトンボたちの大量の死骸を見ることがあります。
ただ,みんな同じ方向に群れる,というのはトンボだけに限りませんね。死屍累々は見たくない。

2021.08.07 版 ハママシケ陣屋跡,の巻 ハママシケ陣屋跡

とにかく暑い。この国の気象と首相は同時に壊れてしまったのかもしれない。
3月に購入した中古の軽は,エアコンを入れても生ぬるい風。15000円かけてガスのクリーニングとフィルターの交換をしたら,風邪を引きそうなくらい・・・
昨日(8/6)は2度目の猛暑日。いたたまれず家を飛び出し,エアコン効かせて今年は3月以来の浜益ツアー。

大手門 - a

大手門 - b

大手門 - c

石碑 - a

石碑 - b

石碑 - c
荘内藩ハママシケ陣屋(1859年-1868年)跡の大手門が老朽化のゆえ建て替えられたとのことだったので見に行く。
(a) 2008.04.21 石狩市民になって初めて訪れた時の大手門。
(b) 2020.03.18 築後約50年という旧・大手門の最後の画像。
(c) 2021.08.06 今年6月末に完成とたという新しい大手門。
ついでに大手門の逆方向・陣屋の中からの画像。陣屋の案内図。浜益も負けずに暑かったので石橋を叩いて渡って引きかえす。
大手門にはセミの抜け殻が。
陣屋近くの川下八幡神社の境内には,1862年に創建されたという望郷の石碑が置かれている。庄内から運ばれたという石には,鳥海山,湯殿山,羽黒山の三山の名が刻まれている。
(a) 2008.04.21 初めての出会い。素朴でいい。
(b) 2011.04.09 2009年8月,礎石が改修されたという。ものものしい。
(c) 2021.08.06 アプローチも整備された現在の姿。

2021.08.05 版 つらくなったら鳥さん頼み,の巻



蒼空に黒点と化し女郎蜘蛛
遠き日の連絡船の夏帽子
萍や市松模様に黄昏て
いやはや更新のペースがすっかり鈍ってしまいました。
暑さのせいなら涼しくなったら回復するかもしれませんが,トシのせいなら諦めるしかありません。
それとやかましいのがオリンピック。恥ずかしながら前回まで結構熱狂していた自分を棚に上げて叫ばせていただければ,テレビや新聞,うるさいぞっ!

今日は7,8月の浜歩きで出会った鳥のみなさん。

a

b

c

d

e

f

g

h

i
a~dは7/9, eは7/19, f~hは7/20, iは8/3。名前のはっきりしないものもあるので,やむなくすべて名無しの権平。ごめんなさい。

俳句。自分でもよく分からない。

2021.08.03 版 波打際最前線に生きる,の巻


オカヒジキ
先月20日以来の浜歩き。石狩では,20,21,22,27日を除き16日から今日までずっと15日真夏日。今日は2番目の暑さの34.3℃。
先端まで歩いて休憩の前半はまだまだ余裕でしたが,後半は死ぬ思い。とにかく日差しを遮るものがない。あずまやにたどりついてどうにか生きながらえました。
そんな酷暑の中でも,海水の塩分にさらされながら波打際最前線で生きるのはオカヒジキ。
近年は外来種のオニハマダイコンにお株を奪われているのだけれど,どっこいオカヒジキもしぶとい。
ここは去年には完全に海だったところ。いかにしてタネが運ばれてきたのだろうか?

2021.07.29 版 今日で10日目の真夏日,の巻 知津狩川河口の形状変化(7/27)



蜘蛛の囲に手刀を切る空を切る
会いたいとひと言海へ夏の帽
扇風機廻し続けて以下同文
昨日(7/28),石狩の最高気温は35.4℃(アメダス・生振)。
過去のアメダスデータを調べてみると,これまでの石狩の最高気温は,1994年8月7日の34.6℃でしたからこれを更新,初めての猛暑日となりました。

車両立入禁止解除?

知津狩川河口
その暑さにメゲずに知津狩川河口です。
7/24に立入禁止とされていた堤防道路。看板は道路の脇によけられ通行可能となっていました。
立入禁止にしたのは近くの乗馬クラブ。察するに,トレッキングコースとしている堤防道路で,馬の安心・安全な歩行のためには車には走られたくない,ということなのでしょうね。ほかの理由もあるようですが,気持ちは分からないでもない。
しかし堤防の管理は,防災上河川の管理者(国=開発局か道=建設管理部<旧・土現>)に委ねられているはず。一私企業が勝手にこんな看板を出してはダメです。
さて本来の目的の河口はどうなっていたかというと,知津狩川の旧河跡は両端で塞がり河跡湖状態となっていました。

俳句。
1句目,「空」は,「そら」でなくて「くう」です。

2021.07.27 版 倒れたのか,倒したのか…?,の巻


2021.02.15

2021.07.26
石狩湾上も含めて,巨大な風車の建設,あるいはそれへ向けての動きが続く。そんな中,近頃やたらと目立つのが小型風車。いつの間にかあっちにもこっちにも。もう数える気にもならない。
嶺泊北,国道231号を挟んで,旧川上牧場の廃墟の向かいに立てられていた風車。昨日(7/26),それが倒れていることに気がついた。いつ立ったのかもはっきりとした記憶がなく,そしていつ倒れたのかも定かではない。
こんな風車がニョキニョキ立って倒れて,はたして安心・安全は保たれるのだろうか。

2021.07.26 版 とにかく暑いデス,の巻 小洞燕2021 緑鳩2021


ショウドウツバメ

アオバ
今日で再び4日連続の真夏日です。
静かに暑さに耐えていようと思いましたが,諸般の事情で古潭方面へ。
7/16確認したショウドウツバメのコロニーを崖の上から確認。
私はもともと高所恐怖症。下から見るのも上から見るのもコワイ。
そしてアオバト。いい加減飽きて帰りかけたところで振り返ると現れる。あんまり遠くてボケたけれど。。。

2021.07.24 版 知津狩異変,の巻 知津狩川河口の形状変化(7/27)


車両立入禁止

知津狩川河口
3日間30℃割れだったが,昨日今日再び立派な真夏日。暑い!
昨日は句会(学びセンター)で暑かった。
今日は知津狩川河口で暑かった。
知津狩新橋左岸から堤防へと進む道路がイキナリ”車両立入禁止”。こんな下手糞な字で,誰かの意地悪か嫌がらせなのに違いない。真っ当なものであるのなら,もっと上手に,誰がいかなる事由で出したのかくらい書くべきだ。
車では入れないのなら仕方がない。河口まで歩く。300mそこそこ。そのくらいで文句たれるな,そーですねぇ。。。
河口にたどり着いて驚く。知津狩川右岸から伸びていた砂嘴が根元(来札水制工の脇)で食い破られてなくなり,湾曲していた知津狩川はほとんどまっすぐ石狩川に流れ出ている。
湾曲した先のこれまでの河口は流れが途絶えて塞がり,あたかも左岸から伸び出したような砂嘴状になる・・・こんなのとかこんなの。いちいち文章にすると説明がメンドクサクなってかなわん。

2021.07.22 版 暑さをものともしないキミたちは不死身だ,の巻



海食崖風を読むのは燕の子
黄揚羽の幼虫迷わず鬼と化す
開田の碑麦藁帽を被せられ

踊らされバブル星人蚊帳の外

バッハくん

ガースーくん
海浜植物コーナーで今朝発見。身長5センチほどのふたり。
今日まで気づかなかったのは,近ごろの暑さで私の観察がずさんだったからだろう。
おでこツンツンするとやっぱり怒ってツノを出す。オニになる。
でも,勝手にヘンな名前をつけちゃってゴメンね。来年会ったらもっとカッコいい名前を考えますから。

(7/24 追記 : 昨日7/23早朝には元気だったのだが,夕方ふたりとも忽然と姿を消した。蛹化したとも思われない。夏休みになった近所の子どもたちに誘拐・拉致されたのかもしれない。幸せに生きていてほしいが,権力とは儚いものだ)

俳句。
2句目は,そのまんま。
1句目は,ショウドウツバメのひなたち。
投稿は3句以内だから,4句目は余興。バブル星人たちは基本的に気の毒。しかし,同情しませんし,開会式はもとより,オリンピックのテレビは全部見ない。
ついでに,ヒトを傷つける笑いは嫌い。出前館のCMも大っきらい。

2021.07.21 版 続・海辺の花,の巻


タチギボウシ

クサレダマ

カセンソウ
一昨日(7/19)に続いて昨日(7/20)も,浜歩きしてきました。4日続いた真夏日ですが,昨日は28℃くらいで一段落。おかげで平気で帰宅したつもりでしたが,たちまち撃沈してしまいました。ので1日遅れ。
前回砂嘴先端をひと回りした7/9に続いて,今回も海辺の花。というより真夏の湿地の花。
ノハナショウブ大群落の後を引き継ぐタチギボウシの花のてっぺんに野鳥が止まりました。チャンス!でしたがもたもたしているうちに飛びだたれてしまいました。群落はこんな按配です。
コガネギクだとばかり思っていたのはクサレダマ。コガネギクが咲くのは秋でした。
カセンソウかオグルマか,も難しい。7月の今の時期ならカセンソウでしょう。中道脇にはすごい群落

琥珀です。

Tシャツです。
話題は変わります。石狩浜では”琥珀”が拾えるともっぱら有名です。でも,私は15年近くこの浜をうろついていますが,いまだに1ヶも拾えていません,琥珀と思いきやプラスチックばかりです,でも昨日,生まれて初めて拾いました。大きさ7,8ミリの超小型。そんなんちゃうよ,ということでしたら教えてください。
ドサクサ紛れにもうひとつ。昨日浜に着て言ったTシャツです。身辺整理していたら出てきた一品。
インターネットなんてまだ一般には認知されていなかった1990年代初め。【花畔・網】が”パソコン通信”のホスト局だったころにみんなで作ったTシャツです。デザインは,この絵の中にいないうさぎさんです。元気ですか~~~っ!?
そうそう,今度は祐美さんにも描いてもらいたいな・・・っと(年寄りの独り言)。

2021.07.19 版 熱中症寸前,の巻 小洞燕2016 砂丘のクレーター


2008.05.29

2012.07.13

2016.06.07

2021.07.19
またまた小洞燕つながりです。
もしかしたら石狩浜にも戻ってきているのではないだろうかと,歩いてみました。
海浜植物保護区の親船地区(SP-1600からあそびーち南端まで直線で約2.3km)の浜崖。
今日の石狩の最高気温は34.1℃(12:26 アメダス)。辛うじて猛暑日を免れたとはいえ,往復6km以上,9200歩は厳しいものがありました。”寸前”どころか,熱中症そのもの,生きている心地もありませんでした。
結局ツバメたちの姿も皆無,無駄足。果てしなく徒労。
だから上の写真は,ツバメとはまったく関係なしに,途中のSP-2800地点の砂丘のクレーターの移り変わり。
四輪駆動車,バギー車などの走行で踏みにじられた砂丘。2013年に保護地区に組み入れられ,2018年には保護地区がさらに拡大。車両の侵入が阻止され植生が徐々に回復していく様子が窺えます。それにしても回復にはどれだけ時間がかかることか,一目瞭然ではないでしょうか。

2021.07.16 版 初・ショウドウツバメ,の巻 小洞燕2021

いままで大きなコロニーを造っていた押琴海岸,銭函海岸から姿を消したショウドウツバメたち。
今日,古潭海岸でようやくその姿を確認。
ここまで行くのはとっても大変。それに暑かった。
子育て真っ最中というのに,写真の腕は下手。いうことなし。

2021.07.15 版 馬と灯台,の巻



すかし百合トレッキングの馬二頭
朝凪や流木オブジェ動き出す
明治六年開校記念碑蝉しぐれ
一昨日(7/13)の知津狩川河口での出会い。
左岸堤防上の道は近くの乗馬クラブのトレッキングコースとなっていて,しばしば遭遇。灯台とのコラボに執着する。前方の川面は石狩川。
そういえば昨年も4/17版で取り上げているので二番煎じ。

俳句。
1,2句目。知津狩川河口で。なんとなくそのまんま,であるようでないような,工夫のない駄作。
5文字にするため,馬1頭を消し去る。
3句目。八幡小に併合された石狩小をイメージして。

2021.07.14 版 新川左岸はほとんど徒労だった,の巻


a

b

c
これは一昨日(7/12)の報告。
いつだってそうなんだけど,この日も急に思い立って新川左岸へ。
予想したことだけど,工事は全く動きがなくてそのまま。トドの屍もそのまま。ツバメたちも戻らずそのまま。それらはパス。
(a) 6/15 に続いて定番の,銭函砂丘高台の定位置からの新港方向。風車の向きから分かるようにまた西風。でも弱くて海は凪。左岸河口に離れ小島ができていた。渡りたかったけど,深くてとても無理。諦める。
(b) 同じ高台から沖合に少し目を転じる。離島のように北防波堤。この防波堤,長さ約4.5キロ,3ヶ所で折れ曲り沖合に向かって反っている。そしてここから見ると,防波堤北端の赤灯台と,南端の白灯台がほとんど重なって見える。赤灯台の先ではなにやら工事中。
(c) 望来海岸,押琴海岸に続いて,ここ銭函海岸でもキアシシギ(多分)。(5/21版参照)

2021.07.13 版 三日月と宵の明星,の巻

「7月は月と惑星の共演」なのだそうです。
ということで 時刻20:05 の近くの公園から望んだ西の空。
手持ちでなんとかブレを抑えて,左上の月と,右下の金星を捉えました。
金星の直近(左下)には火星もあるのですが,この画像では無理です。
月のやや左の下方には,しし座のレグルスがうっすら写っています。
昨日は,バッタ塚から新川左岸を銭函・ドリームビーチ近くまで往復しました。汗だらけになりながら,ほとんど得るものはありませんでした。
今日は昼から,知津狩川河口をうろつきました。まず左岸河口を,次いで右岸河口を歩き,形状をGPSデータとして取得しました。それらについてはいずれまた。⇒ 知津狩川河口の形状変化(7/18)

2021.07.11 版 石狩市市制施行記念,の巻


2021.07.11
北海道新聞
「日曜文芸」
道新俳句欄。昨年9/13以来,10ヶ月ぶり,4年間で10回目です。大谷は凄いです。
実はこの句,一昨年12/3にもうひとりの選者宛てに
『雪催(ゆきもよい)東西南北みな鬼門』
として投句し,無視された句の焼き直しです。
4月末の句会で出された席題が”門”。突然提示されたこの漢字を詠み込んで30分ほどで作句しなければなりません。苦手なのです。
で,1年ちょっと前に作った句を思い出し,季語を変えるだけの苦肉の策。
なぜか句会ではそこそこ評価されたものですから,4/28に道新宛てに投函したものです。
どちらに向かって出かけようが危ういことに変わりなく,先行きはいまだに朧なコロナ禍にあっての句ですから採られたのかもしれません。これが一昨年の暮だとまるでピンと来ません。私には見えていましたけど。なんてね。
東西南北みな無観客。それでもオリンピックはやる!という愚かさにも呆れます。
私はといえば,なんでもかんでも先送りにしてしまうクセが直りません。
が,これで死んだら収拾がつかないベサと思い,今月に入ってから少しずつ身辺整理を始めました。
色んなものが出てきますが,左は市制施行記念。25年にもなるのですね。
こんなのが出てくる都度,取っておくべきか,捨てるべきか,また悩んでしまいます。

2021.07.09 版 海辺の花,の巻


ノハナショウブ

ハマボウフウ

エゾカワラナデシコ
6/24以来の浜歩きでした。
咲き始めたばかりだったノハナショウブは,すでに盛りを過ぎていましたが,まだまだ咲き誇っていました。
満開のハマボウフウは,たまたま今日(7/9)の道新夕刊とガチンコしました。
道新の画像では石狩川を挟んで対岸が写っていますから,川沿いの群落ですね。
対してこちらは海沿い,浜崖を乗り越えて下りた堆積斜面の大群落です。浜崖で守られた砂丘草原の外ですから,基本的には保護地区外,と考えられます。
近年の河口砂嘴は浸食傾向が勝っていますから,いずれ自然(=波)の猛威にさらされて根こそぎさらわれてしまうことになるのでしょう。こうしたエリアの植生の扱いについては微妙なものがあります。
最後のエゾカワラナデシコだけは浜ではありません。目と鼻の先のご近所さんの自慢の群落。ちなみに私のところではこんな感じ。負けています。

2021.07.08 版 オブジェ,の巻



動かない大観覧車花牛蒡
緑鳩の舞い降りる浜日は暮れぬ
透百合人と大地に齟齬来す
アオバトに出会った昨日(7/7),帰りにいつものように知津狩川河口に立ち寄る。
河口の形状は毎回異なるが,時に新たなオブジェ?も出現する。これは一体何でしょうか?
その背後には流木小屋の骨組みも。押琴の激写小屋とは違って,こちらは焼肉小屋のようだ。

俳句。なりふり構わず,自句自解のオニ。
1句目。花牛蒡(はなごぼう)。栽培種のゴボウが畑から逃げ出して野生化。荒地などに蔓延る。
2句目。ことわざ ”夜道に日は暮れぬ” からいただき。年とるといよいよせっかちになってイカン。のんびりいこうよ,とは思うのだが。
3句目。意味不明?スカシユリの隙間からさまざまな齟齬が見えて来る。結局。人間ってダメだなぁ…反省しないし,責任あってもとらないし。

2021.07.04 版 懲りずに旧樽川海岸,の巻


新港方向

新川方向
押琴や銭函のショウドウツバメはどこに行ったのだろう?
昨年は7/3,嶺泊から望来への海岸を歩いてみたが営巣を確認できなかった。
今年は一昨日(7/2),旧樽川6線から入って銭函4,5丁目=旧樽川海岸を歩いてみた。5/12にも歩いたのだが,早過ぎたような気がしていた。
新港方向(東)に6基,新川方向(西)に4基の風車群が並ぶ。上の画像で分かるように,風車群が立地しているエリアではどちらも浜崖がほとんどないか,あってもたかだか2mほどの高さでしかない。もともとそうだったのか,はたまた風車建設工事の影響なのかは定かではない。
対して両風車群に挟まれたエリアでは,本来の砂丘草原が曲がりなりにも維持されている。ところによっては高さ5mに及ぶ豪快な浜崖が続いていて,ショウドウツバメたちの営巣にはもってこいと思われた。しかしここでも残念ながら営巣はまったく確認できなかった。
オマケ:この日の野鳥。5/12にも出会ったシロチドリ。どこにでもいるノビタキ

2021.07.01 版 亜麻見ごろ,の巻 石狩市の亜麻2021(new)



今まさに風が息する亜麻の花
風死して聞き分けのよい団子虫
あいの風砂丘草原抱擁す

今日の亜麻
(クリックしてね)


見ごろです!

俳句。今回は三色の
1句目。今まさに見ごろの亜麻。
2句目。たちまち真ん丸ころりんとなった今朝のダンゴムシ。
3句目。今年のいしかり俳句コンテストに出してもよかった?


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