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石狩川河口での遭遇

番外 06

砂嘴先端2017 もくじ

2017.05.16 公開
2017.09.13 更新


砂嘴先端2017年,いきなり伸びた


■ 2017年2月 以降の動き

2017.05.16



すでに Topics で速報済みだが,砂嘴先端は冬の間からぐんぐん伸び出した。
4/24には2/15のレベルから早くも100m近く伸びて,2014年秋以来久々来札水制工延長線を(ちょっとだけ)突き抜けた。

その後5/9には先端は海側へとぶれる夏季特有の動きを見せているがやや縮まった。
ただし5/9は4/24に比べて歩いた時点での潮位が10〜15cm高く,かつ波がやや荒くて張り出した浅瀬を歩くことができなかったことにもよる。歩いた時の海の諸状況に影響されることはいたしかたない。

昨夏の連続台風の大雨による石狩川の洪水を受けて大量に海に流出したであろう土砂(漂砂)の振る舞いのひとつとして,砂嘴先端部分への堆積/伸長があることは疑いない。
今回はとりあえずの一報として,今後の動きに注目したい。


2017.06.21 突起出現



前回(6/7)歩いた時は5/25とほとんど変わらず。沖合に細長い島状の砂州,あるいは水面下の浅瀬が確認されていた。
6/20に行ってみると,全体では百数十m,来札水制工延長線からでも60m以上先端が突起していた。
沖合に離れていた島ないし浅瀬に堆積が進んで砂嘴先端につながったものと考えられる。
この日も歩いた時間帯の潮位は20〜30cmと決して低くはないにもかかわらずこれだけ陸化していたわけだから,潮位が下がった時間帯では水面上にもっと長く現れるに違いない。

a

b

c
(a) 突起を横から眺める。
先端近くでは水鳥たちが憩う。
(b) コワゴワ歩いて,突起の最先端まで。
(c) 最先端近くで振り返る。
突起は陸化しているとはいえ始終波に洗われている。
時に強い波が来ると,長靴は水浸し・・・


2017.08.03 突起が消えた



7月は3回歩いたがついに突起に出会うことはなかった。(関連:Topics)
歩いた時間帯における潮位(石狩新港)は,
6/20 約25cm
7/01 約40cm
7/22 約45cm
7/29 約30cm

6/20 に比べて 7/01,7/22 はかなり高い。そのために突起は水没しているのだろうと思った。
しかし 7/29 はほとんど変わらない。しかも波はほとんどない。
静かな海面を睨んでも水面下に突起が潜んでいるようにも見えない。
先端も少しずつ短くなってきている。


2017.09.13 その後の先端



8/21 少しだけ先端に再び突起があらわれたが,すぐに沈んでしまった。(クルミの子,参照)
9/11 先端にはわずかな膨らみがある程度である。
先端の見た目
2017.06.20

2017.08.21

2017.09.11
そして先端近くにオカヒジキが戻ってきた。

2017.08.21

2017.09.11
相変らずオニハマダイコンの圧倒的な勢力圏にあるものの,あっちでもこっちでもオカヒジキが健闘している。
初めて気づいたのは 8/21。このときはまだ,みずみずしく美味しそうだった ^_^;;; 。
しかし 9/11 では早くも結実が進んでかたそう。。。

いずれにしろ遅かれ早かれこのあたりはまた海の中になるのだろう。


2017.09.21 台風18号の置き土産




9/18 台風18号通過。台風の左側だった石狩はさほどでなかったとはいえ海は荒れ,川は増水した。
9/19 川岸には大量の流木,そしてゴミまじりの小枝類が流れ寄せていた
川側の汀線位置は9/11とほとんど変わらないが,海側の汀線は10〜15mほど陸側へと押し戻されている。
クルミの子のあたりは,20m近く後退した汀線上。

激しい荒波は小高くなったバームを易々と乗り越え,内部の窪地に大量の海水を供給。(越流の跡)
大きな内海が形成され,溜まった海水ははるばる川側へと流路を求め流れ出ていた。

a

b

c

d

(a) 流路の石狩川に合流する出口
(b) 流路の途中から石狩川側を見る
(c) 流路の途中から内海側を見る。
(d) 広い内海。向こうは石狩湾。


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