JavaScript を必ず有効にしてください。無効になっていると正常に表示されません。 |
トピックス 2022-C (7-9月) 2022.07.02 公開
2022.11.15 更新
前のトピックス
次のトピックス
Topics のみご覧のお客様へ
ぜひ,最近の更新もご覧ください
2022.09.25 版 またしてもサケ,の巻 サケ・ウオッチング
床止め下
やまなみ橋の滝
さけまつり9/23から昨日(9/24)お昼ころまでにかけて厚田で30mm以上の降雨。総雨量としてはさほどでないが,まだ小雨の残る11時ころ訪れると川はどこも濁流。とても魚影どころではない。水量が少なければ河原まで下りて近寄れるボクサナイ川・床止め下もそれどころではない。下りたら最後流される。なんとか1匹の魚影。 やまなみ橋からの滝もいままで見た中で最大級の豪快さ。9/21の姿に比べ,幅は3倍以上,高さは2倍以上。凄い。
やがて雨も上がったので帰路さけまつり会場へ。3年ぶりとあってか,結構な人出で賑わっていた。
遡上の魚影が乏しいので,そのお詫びでつかみどり会場の生簀のサケを召し上がれ。石狩のサケ漁はそこそこ好調なのだが,太平洋側での不漁が響き高値なのだとか。それが響いてか否か,つかみどりの本数も例年より少ないという。
2022.09.21 版 サケ遡上,の巻 サケ・ウオッチング
2022.09.20 版 ヒガンバナの花芽発見,の巻
2022.09.19 版 やまなみ橋と五の沢ダム,の巻 サケ・ウオッチング
やまなみ橋の滝
五の沢ダム9/3以来の厚田・サケ・ウオッチング。今月の厚田はほとんど雨降らず。昨日(9/18)午後からようやくいくらか降ってくれたと思われ走るも,はずれ。
厚田川河口には10人そこそこの釣り人。栄橋からもボクサナイ川にも魚影なし。しかし本流・やまなみ橋下には10尾ちかくのホッチャレ。上がっていることは間違いない。
やまなみ橋から望む滝もいままでで一番か細い。ついでに8/22以来の五の沢ダムに立ち寄る。一番下の18番取水口が開かれ,水位は最も下がった状態。紅葉もいまいち。
2022.09.18 版 続・断捨離,の巻
2022.09.17 版 砂嘴先端の伸び出しが消滅した,の巻 砂嘴先端の離れ小島
k
コガネギク9/12版の島の続編。
昨日(9/16),砂嘴先端の状況を知津狩新橋から遠望した。
(k) と,9/12版(g) とを見比べてみて欲しい。島まで繋がっていた砂嘴先端の伸び出しが根元から消滅していた。
9/14 は有義波高3mに達する大時化だった。その波で浚われたのかもしれない。眺めているとカモたちの大群が右へ左へと飛び交う。その帰り左岸にも立ち寄る。海岸線の風況調査装置のすぐ近くで,コガネギクを発見。はまなすの丘などでもずっと探していて見つからなかったのだが,今年初めての出会い。紛らわしいのはどこにでもあるセイタカアワダチソウ。でもよく見ると,花の形はまったく異なる。なお,コガネギクは別名ミヤマアキノキリンソウというが,アキノキリンソウとの違いがシロウトには難しい。
2022.09.16 版 断捨離,の巻
2022.09.12 版 砂嘴先端が島を吸収した,の巻 砂嘴先端の離れ小島
2022.09.10 版 島に向かって砂嘴が伸びた,の巻 砂嘴先端の離れ小島
a
b
c
d
e8/30に見た島はどうなったのだろうか。昨日(9/9),左岸砂嘴をひと回りした。
(a) 島に向かって砂嘴先端が鋭く伸びていた。
(b) 伸び出した付け根から先っぽ(島)方向を眺める。ここを歩くことが可能な限り先に歩いてみる。
(c) もうこれ以上無理かなと思ったあたりから振り返って見る。
(d) その後,私と同じように先っぽ方向に進む黒い犬。なるほど,私のインテリジェンスはワンコと同レベルだったのか・・・
GPS軌跡からすると,先日の島まであと10m,といったところだっただろうか。
(e) これは今日(9/10)午前。知津狩川河口からの眺め。9/4の左岸よりかなり伸びていることが分かる。その先っぽに画家のBさんの姿が・・・
2022.09.09 版 カメとセミ,の巻
カメ1
カメ2
アカエゾゼミカメは昨日(9/8)。半年ぶりに床屋に行ってアマビエ状態を解消。スッキリした気分で紅葉山公園へ。池には2匹のカメ。1匹は岩によじ登って甲羅干し。この岩,時にはオオセグロカモメが立っていたりする。(7/12の項参照。池の水位がだいぶ違うけれど)
もう1匹は循環放水のホースを枕にしてたゆたっていた。セミは一昨日(9/7)。自宅玄関前のアスファルト上にまたまたアカエゾゼミの屍が。8/27,9/1 に続いて3匹目。多すぎる。
私が知らなかっただけで,もともとどこにでもここにでもいるようなセミだったのだろうか…?謎だ。
2022.09.08 版 定置網とあれこれ,の巻
定置網
風況調査装置
太陽光パネル台風一過,昨日(9/7)の石狩浜。
サケの定置網を撮るのは久しぶり。台風の余波でやや波が高く実力?が出なかった。沖合の画像もダメ。
10日ほど前から石狩樽川海岸線の脇の砂丘を掘り返して工事をしている。何をしているのか訊ねると,風況調査装置を設置しているのだという。だとすると,この近くに風車を建てようというのだろうか。そういえば先の冬マウニの丘近くでなにやら工事をしているなと思っていたら,いきなり太陽光パネルが出現した(1/23)。
個人の所有地だからといって,何を作ってもいいということにはならないだろう。石狩砂丘の景観に馴染みそうにないものはいかがなものか。
昨年9月,ヴィジターセンターに隣接する一角に張り出された居丈高な立入禁止も嫌みだねぇ・・・
(2022.09.10 追記)
9/9 定置網起こしを遠くから眺める。
同じく9/9,風況調査装置の工事は完了した様子。誰もいないのでまわりをつぶさに見学。作業許可標識(誰が許可したのか,その主体が不明なのはいかがなものか)
2022.09.05 版 知津狩川河口右岸に発達するミニ砂嘴,の巻
2022.09.01
2022.09.04石狩川の支流の中で最も下流に位置する知津狩川は,通常は河口左岸に設置された来札水制工にほぼ並行してまっすぐ石狩川に流出する。
しかし面白いことに,春以降毎年のように河口で流れは急激に左折,石狩川の上流方向へ向かってしばらく流れた後石狩川に注ぐ。このような流路を形成する最大の要因は,知津狩川河口右岸から石狩川上流方向へ向けてミニ砂嘴が発達するからである。(参照)⇒「知津狩川河口の地形変化・2021年」
なぜミニ砂嘴が発達するかというと,川岸での石狩川の流れが摩訶不思議なことに下流から上流へと向かうことになる(ことがある)からだが,それについては場を改めたい。ともかく今年もこれまで何度かミニ砂嘴の伸びたり縮んだりが確認された。
9/1に訪れた時には,ミニ砂嘴は水制工の下を潜り抜け20~30m石狩川上流方向へ伸びていた。石狩川に木片を投げ入れると,ゆっくりと上流方向へ流れていく。つまりミニ砂嘴がさらに伸びる予兆である。
9/4に再び訪れると,ミニ砂嘴はなんと100m以上の長さに伸びていた。石狩川の岸辺の流れの方向は必ずしも一定とはいえないので,いずれミニ砂嘴は消滅するのであろうが,石狩平野から石狩湾に注ぐ石狩川河口に,1000年近くのタイムスパンで河口砂嘴が発達してきたその萌芽の動きを知津狩川右岸河口のミニ砂嘴に思い浮かべるのである。
石狩川河口左岸砂嘴の形成を,平野部での蛇行の延長と捉えるのはもってのほか!
なお,9/4は知津狩川河口部の左岸,右岸とも歩いて調べたのだが,そのためには来札水制工の上を渡らなければならず,これは年寄りの冷や水・冷や汗だったことはいうまでもない。
この日午後2時頃の左岸砂嘴先端。歩け歩こう会はお昼で終わっていたはずだから,午後も来訪者が絶えなかったようだ。
そして,我が物顔のホーストレッキンク。
さらに,まったく関係ありませんが,昨日クロネコさんがこんな表彰状を届けてくれました。”パナウンクル”だなんて,ウケ狙いだよねエ。恥ずかし。
2022.09.04 版 こちらからとあちらから,そして気になる鳥,の巻
左岸から
右岸からこちらは左岸(8/30),あちらは右岸(9/1)。
海の中に島が見える。といっても圧倒的にこちらに近いので,あちらからの画像ではほとんど分からない。ズームアップしてみる。ありますね。
一方,こちらからの画像では(すでにズームアップしているにもかかわらず)あまりにも小さい黒い点は,かつての波浪観測所跡の基礎コンクリート遺構である。
波打際に横たわる大きな流木が私の画像に初めて登場するのは8/24の浜歩き。それ以前の画像には見当たらない。
こちらからの8/24の画像と8/30の画像を見比べる。撮影時点での潮位の差がおよそ40cmほどあったことがなるほどと頷ける。さらに8/24は朝からかなりの時化模様だったので,運ばれてきた直後だったのかもとれない。
9/1に出会った気になる鳥。
8/5に出会った名の知れぬ鳥にとても似ている。どちらも右岸・聚富川河口近くなので同じ鳥だったのかも。
目の後ろの黒線,白い眉斑(どちらも明瞭ではないけれどもね),背は褐色,そしてなによりカギ状の嘴がタタモノではない風格を物語る。
おまけは右岸でもアカエゾゼミ。こちらは屍。
2022.09.03 版 初・サケ・ウオッチング,の巻 サケ・ウオッチング アオバト2022
厚田川河口
栄橋下
ボクサナイ川床止め
やまなみ橋の滝
アオバト
アオバト昨年は8/22だったサケ・ウオッチング初回。8月はいつだって空振りなものだから,今年は今日。
厚田川河口には釣り人が10人前後。栄橋下では,去年は群れを見ることができたのだが,今年は1匹。でも間違いなくサケの魚影。
ボクサナイ川二次飼育施設,そしてその上流の床止め。まったくいない。水量も乏しい。床止めもかなり破壊されている。(昨年8/22の画)
さらに厚田川本流・やまなみ橋。もちろんサケはいない。滝もか細い流れ。紅葉が待たれる。
そして押琴海岸。2時間以上粘った甲斐アリ。集団で現れてくれるもなかなか降りてくれない。
2022.08.31 版 昨日の出会い,の巻
アオサギとウミネコ
ゴマダラカミキリ
ヤマハギ
メドハギ
エゾミソハギ
ノブドウ昨日(8/30)遭遇した生きものたち。
アオサギとウミネコは仲良く石狩川の一点を見つめていた。そんなフリをしていながら,近づいていくとアオサギはウミネコよりはるかに先に飛び立つ。用心深い。
ゴマダラカミキリは木道脇の草むらで。真っ黒なんだけどなんか派手。動きはノロい。割と一般的なカミキリらしいが,初対面。
ヤマハギは,石狩樽川海岸線で,一ヶ所だけで咲き誇っていた。
すでに何度か登場している管理道路脇のメドハギ。ほぼ満開状態。ところによっては直立して丈が高いものも見かけるが,ここではみんな地べたを這っている。
エゾミソハギは新川左岸ですでに登場しているけれど,砂嘴湿地帯では今年初めて。ヤマハギ,メドハギはどちらもマメ科ハギ属なのに対して,こちらはミソハギ科ミソハギ属。”ハギ”とついても花の形がまるで違う。
そしてノブドウ。綺麗に色づいてきた。色づくのは決まって大粒の実。ヤマブドウと違っておいしくない(らしい)。
それて浜を歩いていて前方に3羽のシギ。てっきりハマシギと思ったのだが,画像をよく見るとやっぱりトウネン。
2022.08.30 版 砂嘴先端に島,の巻 砂嘴先端の離れ小島
2022.08.28 版 ビフォーアフター,の巻
ビフォー
アフター
トウネン
アカエゾゼミ
ハマニガナ
ハマボウフウ昨日(8/27)のこと。6/7以来のオタナイ発祥之地碑訪問。
ビフォー] 前回まわりをすっきりさせたはずの方向台。たった2ヶ月半で伸び放題のハマナスやヒョウタンボクの枝に埋もれてしまった。
アフター] 手あたり次第枝を切り詰め再びすっきりとした方向台。ビフォー⇔アフター間は約1時間半。
海岸ではここでもトウネン。つがいのようだ。
帰路の道路脇のカシワの幹にセミの姿。あれこれ調べて,どうやらアカエゾゼミのようだ(違うかもしれない)。
実はこの写真には作為がある。最初に見つけたのは実は路上だ。死骸かと思ったのだが,見ていると足を動かす。生きている!
杖代わりの流木を近づけると,なんとよじ登り始める。これわっ,と思ってその流木をカシワの幹に付けると乗り移り果敢に登って行った。
ハマニガナは砂丘でなんにも珍しくないのだけど,あんまりきれいにかわいらしく咲いていたものだから…
そしてハマボウフウの群落。タネが熟するにはもう少し。
ついでに,だれかの別荘。
2022.08.25 版 時化と高潮の浜,の巻
内海1
内海2
崖下
オグルマ
ナガボノシロワレモコウ通常,浜歩きは海の穏やかな日を選ぶ。昨日(8/24)は違った。前日からの北西風で海は大時化。
そればかりではなく,歩いたお昼前後は満潮に低気圧が重なり,あちらこちらに内海状態。
そんなところでも,向こうにオオセグロカモメ,こちらにトウネンの群れ。
波が押し寄せる海側崖下を歩くのはアドベンチャー。
ナガボノシロワレモコウの遠景は当別の阿蘇岩山。
2022.08.24 版 はまなすの丘の鳥たちです,の巻
2022.08.22 版 アメンボ,危機一髪,の巻
五の沢ダム
渦巻
オグルマ
ホタルグサおよそふた月ぶりの五の沢ダム。
水位は取水口の7番と8番の間。その下の9番取水口に向かって渦巻。アメンボが危機一髪。
2022.08.20 版 浜崖は前進するのだろうか?,の巻
浜崖A
ウンラン
ネジバナこのところ砂嘴先端の浸食はジリジリと続き,止まる兆しは見えてこない。
それに対して中道・突き当りのT点から砂嘴の付け根方向については浜崖の浸食は皆無といってもいい。
8/17,T点から河口地区南端線までおよそ1kmの波打際(汀線)を,浜崖を撮影しながら歩く。T点からの歩きはじめの画像が上のA。以降,ほぼ2分間隔で撮影したのが,B,C,D,E,F,G,H,I。
早い話がどれもみな変わり映えがなく,見たってつまらない。しかし分かることは,ここ数年浜崖を食いちぎるほどの浸食が見られないことによって,数ヶ所を除き海浜植生が浜崖を下りて前浜に進出,拡がりを見せていることである。植生が砂を捉え堆砂がさらに進めば浜崖そのものの前進も期待される。しかし石狩川から供給される近年の沿岸漂砂の減少傾向からすると,儚いいっときの夢で終わるのかもしれない。
ウンランは木道脇で,ネジバナは東屋の先の管理道路脇で,今年初めて花に遭遇。
2022.08.19 版 続々・放水路水門,の巻
放水路・朝
放水路・午後
運河・朝
運河・午後今日の茨戸水位観測所のリアルタイム情報。
運河水門・閉鎖&放水路水門・開放状態は,11時過ぎに解除され,その後は通常の状態に戻ったようだ。昨日の放水路水門は,右岸側左岸側とも流れていたが,今朝の右岸側はすでに閉じていた。北西風が強く荒れ模様で,左岸側は水路の流れと新港からの波浪とが激しくせめぎ合っていた。
朝の運河水門。閉じているにもかかわらず,17日に見られた水門の外側の夥しい流木がなかった。引き潮で海に吸い取られてしまったのだろう。
2022.08.18 版 続・放水路水門,の巻
午後3時頃たまたま今日も通りがかった石狩放水路水門。
なんといまだに水門が開放され茨戸川から新港に向かって勢いよく水が流れ落ちていた。
茨戸水位観測所のリアルタイム情報を見ると,昨日(8/17)早朝から茨戸川水位はほとんど横ばい。この間おそらくずっと水門は開きっぱなしなのだろう。創成川,伏篭川,発寒川からの茨戸川への流入が収まらないということなのだろうか。明日の朝も見に行かねば・・・それはそうとコロナ。一昨年1月からの感染者数の推移(朝日新聞ディジタルより)。
5波まではほとんど平ら。それに比べ,6波,そして現在の7波は突出。にもかかわらず,重症化率は低いとの念仏を唱えて政府は無策。その政府を選んだ国民もまるで能天気。一体この国はどうなっているのだろうか?
「かしわ」「帯」俳句会は今月も休むことになった。代表は決してブレない。
2022.08.17 版 朝の虹,の巻
a
b
c
d今朝,家を飛び出したのは5時半。
(a) 5時40分ころ,前方に鮮やかな朝の虹。ほぼ全景。
でも飛び出したのは虹ではなくて,川の水位。茨戸水位観測所のリアルタイム情報による。(b) 石狩放水路水門。開放され茨戸川に溜まった水がごうごうと新港に流れ出ていた。右岸からの 6:05 と 8:03。後の方が勢いが激しい。目撃するのは 2021年4/19 以来。
(c) 一方の運河水門。当然のことながら閉鎖されていた。開いていたら石狩川から激流が流れ込むことになる。閉鎖されたことにより,水門の外側には夥しい流木。
(d) 本町船着場。前回の大雨(8/8,9)後の8/9朝には桟橋はまだしっかり現われていたが,今朝はほとんど水没していた。
ついでに今朝の石狩河口橋。しばらく前から工事中で,片側一方通行が続く。
さらにこの日も石狩川は怒涛の流れ。多くの流木などが流れていく。はまなすの丘・管理道路脇の護岸ブロックの凹部には8/10には流木がひしめいていたのに,今朝はなぜかなんにもなく綺麗だった。不思議なものだ。
2022.08.16 版 撮れたのはたった1枚,の巻 アオバト2022
アオバト 12:07
海底地形調査船
やまなみ橋の滝8/3に味を占めて,昨日(8/15)またまた押琴海岸へ。
早く行った方がよいとの学習に基づき10時前に着く。しかし待てど暮らせど現れず。2時間が我慢の限界。諦めて戻りかけ,未練がましく振り向くと,群れが飛翔。
泡食ってシャッター切ってもロクな写真は撮れず。沖合に漁船とは思われない赤い船が一隻。行ったり来たりウロウロ。船体に書かれた"Equatoria Kingfisher"から検索すると,雄冬岬付近から石狩湾新港付近までの海域の海底地形調査を行っているらしい。洋上風力がらみなのだろう。
道の駅はたいへんな人混み。吉葉山の部屋だけは閑散としていてほっとする。
ついでに7/22以来のやまなみ橋。滝も変わり映えがせず申し訳ない。
2022.08.11 版 汗びっしょりの新川左岸,の巻 オタルナイ橋
新川左岸河口
銭函砂丘から
ヒョウタンボク
カシワ
アザミ
エゾミソハギ一昨日(8/9)のこと,7/1に続いて1ヶ月ぶりに新川左岸・銭函(大浜)海岸へ。ショウドウツバメの巣穴は,こちらにも,あちらにもあるにはあったが彼らの姿はなかった。すでに子育てを終えてどこかの草原に遷ったのかもしれない。ひと足遅かった。
ついでに新川河口。左岸上流から定点撮影していた小樽内橋のページから引き継ぐ。
銭函砂丘からの定点観察は,7/1よりもっと穏やか。この観察点は,砂が堆積して行くたびに盛り上がっているような気がする。
ヒョウタンボクの実が輝いて美味しそう。でも毒だという。ナワシロイチゴの実は結構収穫したが。
カシワの若いどんぐり。
アザミは色んな変種があるらしく,深入りするとワケ分からなくなりそうなのでただのアザミでごまかす。
エゾミソハギの中に,白いヒルガオ。
2022.08.06 版 波浪観測所遺構にこだわり続ける,の巻 河口右岸の地形変化 波浪観測所跡
a
b
c
d
e昨日(8/5)は,知津狩川河口の両岸を徘徊しました。まず右岸,導流堤つけ根の第二突堤まで往復。そして左岸は中村水制工まで往復。気温は25℃そこそこ,風もあって気持ちよかったのですが,なにしろ足場が悪くよれよれでした。
実は一昨日(8/4),いつものように砂嘴先端から対岸を遠望(a)。拡大して見ると海中に黒いものと,砂上に白いものがくっきり。
黒い方はいままでもたびたび確認されたのですが,白い方は今年になって確認不能。おそらく砂に埋没してしまったにちがいありません。それが見えるということは被っていた砂が波に浚われて露出したということ。
ということで昨日現地確認に出かけたという次第。(b,c,d)が昨日の画像。(b)は(a)を反対向きに見た画像,といっていいでしょう。(c)は砂上の白い方,(d)は海中の黒い方。どちらもかつてあった波浪観測所の遺構に間違いありません。
波浪観測所遺構は知津狩河口の右岸側。昨日のメインはこちらでしたが,もののついでと左岸側もうろついていたら背後の草原に鳥の影(e)。もう一枚撮りましたが,なにしろこちらを向いてはくれませんので顔が分かりません。君は誰ですか?
2022.08.05 版 まだ花と鳥,の巻
エゾナミキ
サワキキョウ
ナガボノシロワレモコウ
ノビタキ
機関車昨夜は沈没してしまったので,一夜明けての昨日(8/4)のことです。
一昨日アオバトに出会えて気をよくし,ふらふらっと石狩浜へ。日差しは暑そうなのに風もあって気持ちいい。
砂嘴先端を歩いて汀線軌跡を取った後,中道から引き返してススキに邪魔されながら浜崖の上を歩いて戻る。
花は,前回(7/28)宿題となったエゾナミキ。と,サワギキョウ,ナガボノシロワレモコウが新顔。サワギキョウは予期せざる登場で,クローズアップもなかなか。アキカラマツは開花までいま一歩。そのほかは再度の登場。メドハギ以外はいずれも湿生のクサレダマ,エゾイヌゴマ,エゾノレンリソウ。帰路に出会ったノビタキは足環(右に2,左に1)から7/28のノビタキと同一鳥物だろうか?木道で出会ったノビタキはなんにもつけていない。
そのほか先端に転がっていた機関車と遊ぶ。別の流木の上を走る。
2022.08.03 版 アオバトたちに大歓迎されました,の巻 アオバト2022
a - 10:25
b - 10:41
c - 10:41
d - 10:46
e - 10:14
f - 11:287/30から更新をサボりました。主要な理由は,7/31のトップページ・最近の更新欄に書きましたように,4回目にして現れたコロナ・ワクチンの副反応によるものです。38度を越した熱も8/1朝にはほぼ平熱に戻り,さてやるかっ!と思ったのですが,デジカメが年貢を納めています。この件に関しても,7/29に量販店を巡って某・ヤマダ電機で注文済みでした。Canon SX70HS という機種。ほとんどどこにも在庫なく4ヶ月待ちが当たり前というところ,別の店にたまたま在庫があって3日待ち。ということで8/1入荷の連絡あって受け取りに。
これがまた色々メンドクサイ機能があってとてもすぐには使えない。翌8/2(つまり昨日)試運転を兼ねてアオバトでも…と出かけた先の厚田が雨。
すごすご引き返して今日(8/3)あらためてリベンジに押琴へ。10時ころ着いて待っていると私の傷心を知ってか知らずか来るは来るはアオバトさんたち。幸いにもライバル・カメラマンが皆無。これほど目の前で乱舞を撮りまくったのは初めての経験でした。
(a)から(d)まではアオバト。そして背後の木立の枝の上で1羽が全体を統括しているかのようでした(11:30)。
(e) アオバトが現れる前のハクセキレイ。その後どう見ても抱卵の構え。ややしばらくそうしていてふいに立ち上がりなにごともなかったように立ち去った(10:20)。抱卵の構えの場所を調べたのだが,卵も巣もなんにもなかった。なんだったのだろう?
(f) 背後の木立の中にカワラヒワ。
2022.07.29 版 また,はまなすの丘です,の巻
エゾノレンリソウ
オニユリ
ノコギリソウ
ヒバリ
ノビタキ
ホオアカ昨日(7/28)のことですが,暑い中懲りずにはまなすの丘へ。
7/26のエゾノレンリソウがあまりに情けなかった,というのがひとつの理由。この日もかなり探したにもかかわらずなかなか見つからず。管理道路の川側草原でなんとかいくつかの花を撮ることができました。ついでに,オニユリとノコギリソウの群落。
もうひとつの反省。クサレダマやエゾイヌゴマの間に,あららナミキソウが咲いていると思いましたが,後でピンボケ画像をよく見ると葉っぱの先が丸くなくて尖っています。うーむ,これはエゾナミキに違いない,というわけで,また後で撮り直しにいかねばなりません。
鳥たちも行く先々でチョロチョロ。そうこうしているうちに使っていた倍率40倍のデジカメまでレンズエラー頻発。年貢の納め時です。
2022.07.27 版 紅葉橋は通行止め,の巻
a
b
c石狩市から札幌市へアクセスするためには,間に横たわる発寒川を越えねばならない。まぁ,さほどの大河ではないけれどもね。流れがあるのかも分からない。
とりわけ花川北地区から行くには,多くの場合紅葉橋を渡ることになる。その紅葉橋がいま通行できない(a)。紅葉橋そのものは,健在である。渡った先の札幌市の屯田第4横線の上に架けられる(仮称)屯田高架橋の工事が始まったからだ(b)。橋造りを見るのが好きとはいえなにを血迷ったのか,今日の暑いさなか工事を眺めに行ってきた。まだ工事用の仮の橋脚を造るための下部工が始まったばかりで,実はなんにも面白くなかった。ばかりでなく,警備員にびったりマークされて鼻白む思い。汗を滝のように掻いただけ。
関係ないけれど,その新設橋の脇になぜか札幌市電が陳列されている(c)。なんとなく懐かしい。
2022.07.26 版 花には癒されるけれども,の巻
タチギボウシ
クサレダマ
カセンソウ
ヤナギタンポポ
エゾイヌゴマ
メドハギ7/11以来2週間ぶりの浜歩き。気温もそこそこ,爽やかな海風もあり気持ちがいい。
先端海側の浸食は依然としてとどまらず,危機状態が続く。そのほかには新たなビックリに遭遇することもなくややつまらない。
なので今回もお花。タチギボウシ(コバノギボウシとやらの区別がまったくつかない)は前回に続く。実はエゾノレンリソウにも出会ったのだけれど写真がボケボケ。私はナンタラ観察の会のメンバーではないので,道路から外れてやたらと草原に踏み込むことはない(とかいいながら,時に踏み込む。橋の建設現場など立入禁止ゾーンに進入するのは常習犯なのだ…)。これまで,エゾイヌゴマやエゾノレンリソウは管理道路より川側でしか見たことがなかったが,今日はどちらとも道路の海側のすぐそばで微笑まれた。彼らも生きるのに必死だ。
また,関係のない話をする。夜,酒を飲むと決まってうたた寝をする。目が覚めるとすぐに日常に戻る。
今夜は違った。目が覚めてホームページの更新(つまり,このページだ)をしようと思っても,パソコンに向かって何をどうしたらいいのか皆目分からない。本当になすべきことが分からないのだ。恐怖だ。そこらへんにあるものをぶんなげたり,庭に出て叫んでみたり…
それからややしばらくしていまこうして書いている。なんとか戻ったのかもしれないし,あるいは戻っていないのかもしれない。油断ならない。
2022.07.25 版 国葬ではなく合同葬をどうぞ,の巻
やまなみ橋の滝
海浜コーナー a
海浜コーナー bボケボケしていて更新を3日もサボりました。
でも,ひたすらボケっとしていたわけではありません。
金曜日(7/22)は厚田まで。6/6以来のやまなみ橋からの滝は,深い緑につつまれていました。10月にもなると紅葉に彩られることになるでしょう。ただしついでに立ち寄った押琴海岸では,ショウドウツバメにもアオバトにも見放されました。土日(7/23,24)には,今日のグリーンの日(石狩市のみどりのリサイクル事業)に向けて,気合を入れて庭木の剪定や畑の片付けに専念しました。半分近くの力を注いだのは市道脇緑地の海浜植物コーナー。(a)は7/4で,(b)は今日(7/25)です。
7/10過ぎまでは,エゾカワラナデシコ,ハマヒルガオ,エゾカワラマツバ,ナミキソウ,ノハナショウブなどが花盛りでしたが,7/20ころにはすでにみすぼらしくなっていました。なので来年のために思い切り整理しました。
いま現在は,ハマボウフウとキアゲハの幼虫たちの世界です。
そうそう,この間2回句会に参加予定でしたが,石狩かしわ俳句会(7/22)も帯俳句会(7/24)も休みとなりました。コロナ感染者数過去最大が日々更新される中でごく当たり前の決断でしょう。対して,コロナには社会経済活動の呪文のもと手をこまねいているのみの政府は,あろうことか全額税金を投入して安倍晋三国葬を執り行うとか。あきれ果てるのみ。自民党・公明党と統一教会との合同葬というのならご自由に。
2022.07.21 版 【花畔・網】は残すところあと1年?,の巻
6年も前に,Google からお前のページはモバイルフレンドリーではないっ!と,叱られた。
実際数えたことはないのだが,【花畔・網】を構成するページ数は1000を下らない。
それらを全部,いまさらモバイルフレンドリーに書き直すなんて,気が遠くなる作業だ。
以来,常時 Google から小言を云われっぱなしだが無視し続けている。
近ごろのサイトは猫も杓子も通信プロトコルを https 化しつつある。その旗振り役も Google らしい。
しかし【花畔・網】で利用する通信プロトコルは http のままだ。アドレス欄に鍵マークはつかない。
https の最後の"s"は"secure"の"s"。通信を"安全"に行わんとするプロトコルだ。
具体的には,利用者(閲覧者)とサーバ間で交わされる通信内容をすべて暗号化する。
つまりネットワークのどこかに潜んでいるかもしれない盗聴者から通信内容を護ろうというわけだ。
私だってそれには異存がない。できればそうしたい。
しかし考えてみると,【花畔・網】が送信する内容は誰に盗聴されようと平気なのだ。
問題は,利用者側からの内容。
そこに,パスワードがあったり,クレジットカードの情報があったり,そればかりではなく,名前,住所,電話番号などなどの個人情報が含まれていたりすると,これは絶対盗聴されたくない。
でも,【花畔・網】ではそういった利用者の個人情報の入力・送信は一切求めない。
ただし,IP アドレス(だけでは利用者は直ちには特定できない)と【花畔・網】にアクセスしたという事実は盗聴者に知られるだろうし,それは https でも避けられない。
それさえも嫌なら【花畔・網】にアクセスしなければいい。
というわけでいまさら労力を割いて https 化しなければいけない理由はないので,当面放置することにした。
私事ながら,あと数日で79歳になる。
1988年,自宅のパソコンをホストマシンとし,電話回線を最大で5回線引いてパソコン通信のホスト局(これが【花畔・網】の始まりだ)を開設した。
やがてインターネットの拡がりの中でパソコン通信は駆逐され,1998年【花畔・網】閉局。
2007年,退職を機にインターネット上に同じ名のホームページ【花畔・網】を公開。
これも自宅サーバ。
最初の頃はまだ若かったから色んな新たな知識,技術も身につけることができた。
最近は切ないほどに頭がボケボケしてきつつある自分を感じている。
頭だけではなく体もだ。主力のデジカメを燃えないゴミ化してしまったのもボケボケに起因しているし,そのことがボケボケをさらに加速させている。
余談だが,洞爺湖あるいはウポポイで,コンパクトデジカメで写真を撮っているなんてのは私ひとりだったような気がする。皆さんスマホだ。
だから,新しいデジカメを買いたくてもどこにも在庫がない。4ヶ月,5ヶ月待ちだという。
そうこうしているうちに80歳になってしまうではないか…
そろそろ重圧となってきている【花畔・網】の面倒を見るのは80歳まで,と考え始めている。
パソコン通信とホームページとの違いについて
●パソコン通信は同時にアクセス可能な人数分だけの電話回線が必要だ。ホームページ(インターネット)では同時にアクセスしてくる人が何人いようが回線は1本でいい。回線の通信速度が滅茶苦茶違う。
●パソコン通信は利用者の誰でもが書き込みすることができるし,複数回線あって同時にアクセスしている人がいればチャットも可能だ。開設者は基本的に”場”の提供者であるにすぎない。その意味で,いま云われているところの SNS のルーツは実はパソコン通信なのだ。ルーツの開設者のひとりでありながら,私は SNS が嫌いだ。
一方ホームページは,基本的に開設者からの情報の垂れ流しシステムだ。もちろん多くの場合それを補完する仕組みを備えているのが一般的である。が,【花畔・網】はその仕組みを持たないし,持とうとも思わない。
2022.07.19 版 洞爺湖一泊,の巻
ロングラン花火
カナヘビ一昨日,昨日(17,18日),洞爺湖温泉に一泊してきました。
一昨日はずっと雨。でも夜にはほとんど上がって風もなく,湖面にはロングラン花火が打ちあがりました。
昨日は曇ったり晴れたり。昭和新山からロープウェイで有珠山へ。有珠山テラスではカナヘビくんに会えました。そのあと白老のウポポイ(民族共生象徴空間)へ。一応予約をとっていったのですが,予想通り思い切りつまらないものでした。
歴史的事実をきちんと検証し,臭いものには蓋,ではなしになにごとも詳らかにしなくてはだめでしょう。
2022.07.12b 版 紅葉山公園の池にカメ2匹,の巻
カメがふたり
オオセグロカモメ昨日(7/11)浜からの帰り,ワケあって時間潰しに紅葉山公園にも寄った。
池のカメ,6/10には1匹しか見えなかったのだが,なんと2匹になっていた。
ほとんど同じくらいの大きさ。誰かがまた捨てたのだろうか?
そして決まって春先に顔を出すオオセグロカモメが1羽。珍しくこんな時期に他を睥睨するかのように。そのせいかカモの姿が1羽か2羽だけ。
2022.07.12a 版 風が心地よかった浜歩き,の巻
エゾカワラナデシコ
ハマボウフウ
タチギボウシ
ヒバリ
ドラエモン
護岸ブロック遺構土日にはなるべくはまなすの丘に行きたくない。で,月曜日の昨日(7/11),2週間ぶりの浜歩き。
まず花。
エゾカワラナデシコがいたるところで咲き誇っていた。灯台にも負けてはいない。
ハマボウフウは前回もとりあげたが,今回は石狩川川岸の群生地で花盛り。またまた北石狩衛生センターをバックに。
湿地ではタチギボウシが満開にもう一歩。クローズアップ。いままでの主役のノハナショウブもところによっては負けてはいない。
次に動物。
ヒバリ。草丈の低い草原であっち行ったりこっち行ったりうろうろ。つい長い時間見とれてしまった。こんな大きな口で叫んだり。
ドラエモン。川岸の砂の中に半分埋もれていた。拾い起こしてオカヒジキと。顔つきがやや厳しい。
ついでに
観光道路の護岸ブロック遺構Ⓐ。草の茂みの中に半分隠れてしまっている。しっかり観察するにはやはり春先が望ましい。(7/3版参照)
最新のⒺは,6/30版に盛り込んだ4/4の画像とほぼ同じアングルから。先端の海側では引き続き浸食が進んでいるが,管理道路の行き止まりあたりではこの3ヶ月で状況にあまり変化がないことが分かる。
2022.07.07 版 岡崎文吉生誕150年,の巻
今朝の北海道新聞・石狩当別版の記事『今も現役 岡崎文吉の遺構』に接して,なんだかなぁ,の想い。
取材する側とされる側との「おともだち関係記事」も極まれり,というのが率直な感想。このところ連続し過ぎ。
岡崎は自ら「自然主義」と称し,石狩川の蛇行部も本川としてそのまま生かしつつ洪水時に放水路により流量を調節する放水路方式を提唱。それに対し岡崎が北海道を去った直後から,岡崎云うところの「極端主義」に基づき蛇行部を強引に直線化(ショートカット)する捷水路方式が着手され1931(昭和6)年その第1号として生振捷水路が竣工した。
岡崎の治水思想とは相容れない異質なものを,生誕150年を期して組み合わせる(ストーリー=作文化する)というのはいかがなものだろうか。
以下のページ,ぜひご覧いただきたい。
茨戸川の岡崎式単床ブロック護岸
石狩川・茨戸川 コンクリート単床ブロック護岸
上記報告書
とかなんとかいいながら,自分の間違い(だと思う)を訂正させていただきます。
昨年12/4版,石狩浜でもルッツが大量に打ち上げられていたという話題。
新潟大学のこの画像に遭遇すると,これはもうゴメンナサイといわざるを得ません。
その日私が出会ったのは ルッツではなくて,シロナマコ でした。
たまたま同じ日に浜益でホンモノのルッツが打ち上げられたという話題があったので早とちりしてしまいました。
半年以上経っての,申し訳ありません,でした。
2022.07.06 版 小鳥たちに助けを求める,の巻
ハシブトガラ
コムクドリ
ヒバリ(巣)7/1に新川左岸に出かけて以来,5日連続出かけていません。なんてったって暑いし。
しかたがないので,下手な鳥の写真でも。ハシブトガラ | 6/12 | 初めて見る野鳥が庭に遊びに来てくれた。彼が名乗ってくれたわけではないので,名前には自信がない。訊ねても,羽繕いをするばかり。コレとかコレ。
コムクドリ | 6/14 | 毎年5月中旬になると現れ,電線に止まってジージー鳴く。どうやら電柱のてっぺんで巣作りしてヒナを育てているらしい。見ていると,ヒナのようにも思えるなにかを咥えて出てきたかと思うと飛び立った。引っ越しだったのだろうか?しかしその後も,こんなのとかこんなのとか,餌のようななにかを咥えて戻ってくる。わからない。
ヒバリ | 6/27 | はまなすの丘での巣。遠くから見ていると親鳥が戻ってきて卵を抱く。警戒している顔。わざとそ知らぬふりの顔。どちらもトサカがないので母親だろうか?
2022.07.03 版 観光道路の護岸ブロック遺構,の巻
護岸ブロック遺構図
Ⓐ
Ⓑ
Ⓒ
Ⓓ
国土基本図19716/30版・コンクリート塊の謎解きです。
現在砂嘴の先端まで走る砂利道の管理道路は,1969(S44)年に竣工した石狩灯台から河口までの観光道路(年表参照)跡を利用したものです。
竣工2年後の1971年に作成された国土基本図(国土地理院)には,先端のループまでくっきりと観光道路が記入されています。
ここで注目すべきは,かなりの部分観光道路は石狩川の左岸川岸ぎりぎりに敷設されていること。そのため川の増水,波浪により危機的な状況に陥り,観光道路の付け替え工事が行われて現在の管理道路位置になったと考えられます。と同時に。更なる川による浸食を防ぐため道路に沿って川側に護岸ブロックが設置されたのだと思われます。
私が調べた限り護岸ブロックの頭は遺構図に示す4ヶ所で露出しています。(ⒸⒹは先日6/27の画像ですが,ⒶⒷは昨年4/6の画像です)
そしてこの冬先端で露出したブロックが5番目でⒺとしましたが,この画像は6/30版を参照してください。
2019年から2020年にかけての冬季以降,砂嘴先端は一貫して浸食され続け,その2月には遂に管理道路の先端を食いちぎられました(砂嘴先端,悲惨)。その後もこの傾向は衰えず,今年(2022年)1月の浸食により現時点で管理道路はトータル80m前後失われて後退し,護岸ブロック遺構Ⓔが現れたということになります。そして浸食がこれで収まるという楽観的な見通しはいまのところ立てられません。
なおついでに1971年の国土基本図について。
あまりにも観光道路が川岸に近すぎます。ほぼ同じ時期,1971.06.10撮影の空中写真(国土地理院)の地形とはかなり異なります。ついでに1962年作成の国土基本図(国土地理院)と比較して分かるのですが,国土基本図では実線の地形では砂浜(前浜)はどうやら省かれているということのようで,1962年版では砂浜部分(私が歩く汀線)は点線で記載されているけれども1971年版ではそれが省略され川沿いにも適用されているようです。そのため,砂浜も写る空中写真の画像とは随分異なるのでしょう。
いろいろ書いて長くなって申し訳ありません。この件はいずれ,私好みのジャンルである石狩の遺構のページにまとめるべきと考えています。
いわゆるストーリー仕立ての”遺産”には人間の欲得がからみますが,”遺構”はそんなものとは関係なくひっそりとたたずんでいます。もちろん,遺構の発端になった物事には欲得がからんでいたに違いありませんけどね。
2022.07.02 版 残念,の巻
ショウドウツバメ
銭函砂丘から
キアゲハ7月の声を聞くとそろそろショウドウツバメのヒナたちが巣穴の出口に顔を見せてくれるに違いない。と期待して昨日(7/1)新川左岸・銭函(大浜)海岸へ。ヒナたちはひとりも姿を見せず。おまけに先客あって位置取り悪く,飛んでいるだけの画像のみ。<これが残念・その1> 浜崖に上ると巣穴の真上辺りにたくさんの穴が,それもかなり深く掘られている。おそらくキツネの仕業か?
銭函砂丘からの定位置画像は珍しく凪。
話題替わって6/26に最終齢に脱皮した2番成長のキアゲハ幼虫。6/29のお昼前にいたのだが,翌6/30朝には姿を消した。と思ったらその夕方,60cmほど離れたハマボウフウに齧りついていた。動き始めると油断できない。が,翌7/1朝には同じ位置(上の写真)。そして新川左岸から帰ってきた午後2時ころ,いなかった。<残念・その2>
1番成長の幼虫とまったく同じに,最終齢に脱皮後5日目。
このページについてお気づきのことがありましたらお知らせください
トピックス 目次