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石狩市の並木 石狩市内の街路樹カタログ もくじ

2008.08.25 公開
2009.06.09 独立
2022.06.29 更新



主要な道路には決まって街路樹が植栽されている。いわゆる”並木”である。
樹木が繁るのは景観上,かつ健康上好ましいのはもちろんのこと。
エコだエコだと,地球温暖化論議の"やかましい"今日この頃。
炭酸ガスを抑制する効果の面だけとっても単純に嬉しいことである。

さて"石狩市の並木"であるが,気軽に動ける範囲の関係上差し当たっては,花川北,南,東,緑苑台地区から始めることになる。
おいおい並木探訪の行動半径も広げていきたい。

最も古い花川南地区では宅地化されて40数年,花川北地区では30数年。
街路樹も,家庭の庭に植栽された木々たちも,それぞれに体格がよくなりそこそこ見栄えがするようになってきた。

一方花川東,緑苑台地区は分譲開始後10数年。全体的にいまだ幼樹が多い。
先んじて整備されたと思われる主要な路線沿いの街路樹にはすでに青年?の佇まいも感じられる。

在職中,四季折々の北大の銀杏並木を撮り続けてきた。
観光名所化されたポプラ並木には興味はなかったが,伐採されたもうひとつのポプラ並木には思い入れがあった。

退職後身の回りの風景を追ううちに,花畔団地北西縁のポプラ並木,花川南3丁目通の銀杏並木の,他所に引けをとらない風貌を再認識する。以来,市内の並木を訊ねて徘徊することとなる。

やがて隣接する札幌市域を走っていても並木が気になる。"隣の芝生"的感覚も拭えないが,総じて,石狩市の並木よりはるかに立派である。

とりわけ,花畔団地よりずっと後発であるはずのあいの里団地の成熟した並木を見るにつけ,わが街がいささか情けない。自治体として緑に取り組む気迫に欠けるものがあるのではないか。

一朝一夕に成るものではない。気長に緑深い街並みを育てていきたいもの。
樹木にはまるで門外漢の私。このページをつくりながら,名前や特徴などを学んでいきたいと思っている。

2009.06.09



花畔団地北西縁    ポプラ 花川通 〜 中央通 〜 花川北防風林

街路樹というより,団地の北西縁,石狩手稲通に沿って,冬の季節風の直撃を和らげるために植栽された防風林としての性格が強い。
しかし,樹間にはゆっくりと散策のできる踏み付け道がついていて,もちろん車両の通行は不能であるものの立派な"並木径"である。
観光名所としての人気が先行しているだけの北大のポプラ並木(04/12/30, 05/10/24, 06/11/09, 07/03/14)は論外としても,創成川通の巨木の並木や,ここと似たような風景の前田森林公園の並木を凌ぎ,ポプラ並木としては一番だと思うのは,贔屓の引き倒しだろうか。

2007.11.08

2008.05.02

2008.06.28

2008.07.24

2008.09.04

2009.02.24

2009.04.07

2009.06.19

2011.09.26

2012.03.27

2012.05.31

2013.08.26

2018.02.07

2018.02.07 久々のポプラ並木は,初めての真横から。朝陽がのぼる
2018.09.19 9/5 台風21号が北海道の西の日本海を北上。石狩にも烈風被害をもたらした。
最大風速9.5m/s。最大瞬間風速22.2m/sというから,昨年12/25の風に比べるとはるかにおとなしい。

a

b

c
とはいえ裸木の頃の冬の嵐に比べて,葉を茂らせたこの時期の強風は木々にはこたえる。
ほかの樹木よりもポプラの受けるダメージは大きい。根こそぎ倒れる(”根返り”というらしい)。
さらに,幹を切り戻し枝払いされていた部分(c)とされていない部分(a,b)の違いがあまりにも歴然としていることに息を呑む。
2018.09.26 倒木の片付けが始まっていた。

2018.09.26

2018.09.29
片付けられたのは倒木だけではなかった。
強風にも踏み耐えたポプラたちもことごとく根元から伐採され,およそ250mにわたってポプラ並木は両側とも完全に消滅した。
その南側に,やや被害の少なかった部分約120mが続き,さらにその南に切り戻し枝払いされていたお陰でほぼ難を逃れた部分約210mが続く。
2018.09.29 ポプラに沿って東側に植栽されていたエゾマツも短く切り揃えられていた。
2018.10.14 片付け作業はほぼ完了したようだ。

a (全景)

b

c

d
残されると思った被害の少なかった部分もことごとく伐採されていた(b)。
切り戻し枝払いされていた部分はほぼ無傷なので生き残る(c)。
結局伐採された総延長は約370m。
境目から振り返る(d)。
切株もほぼ同じ高さに切り揃えられていた。
ポプラ並木現況図 (2018.10.16)

↑クリック
1 約 90m 切り戻し,枝払いなし。倒れた木のみ伐採。
2 約 370m すべて伐採。切株だけが残った。
3 約 210m 切り戻し,枝払いされていてほとんど無傷で生き残る。
4 約 290m 切り戻し,枝払いされていてほとんど無傷で生き残る。
5 約 130m 切り戻し,枝払いなし。なぜか被害少なく,そのまま生き残る。

2019.07.11
ポプラたちの生き延びようとする力には目を見張るものがある。

a

b
上の現況図における2の領域と3の領域の境界あたりから,両側を眺めた。
(a) は3の領域側で,去年10/14の(c)と同じ構図。
(b) は2の領域側で,去年10/14の(d)と同じ構図。
注目すべきは(b)。去年10月には単なる切株でしかなかったすべての切株がヒコバエで鬱蒼と覆われている。1本の切株についてみればこんな案配だ。ヒコバエばかりではない。地面からも無数の新芽が出て育っている。凄い生命力だ。
地面の新芽はいずれ雑草とともに刈りはらわれるのだろうが,ヒコバエの方はどうするのだろうか?このまま育てるのも面白いし,1〜数本残して株の更新をはかることも考えられる。
なお現況図の1の領域では,今春生き残っていた木もすべて伐採され切株だけになった(2019.06.05)。

石狩手稲通 トウヒ の類 (不詳) [] 花畔IC 〜 花畔茨戸通

道道44号・石狩手稲線。
花畔IC以北は国道231号,路線名は"石狩通"。

樹種は,エゾマツなのか,ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)なのか,プンゲンストウヒ(コロラドトウヒ)なのか,はたまた別の種類のトウヒなのか,門外漢の自分にはとても難問である。
エゾマツは植栽には不適という。
ヨーロッパトウヒは枝が暴れた感じがするので鉄道防風林とか公園樹として群植されるようだ。
街路樹としてはプンゲンストウヒが好まれるらしい。ここの並木でも青味がかった葉を持つ個体が多いようだ。

樹姿は頂部が折れているものもあり乱れがちであまり美しいとはいえない。
花畔北10線以北の木は樹高が低い。


2009.05.19

2009.05.19

2009.06.09

石狩手稲通 ナナカマド 花畔茨戸通 〜 花川北11線

道道44号・石狩手稲線。
たかだか300mそこそこのこの区間だけ植栽が異なる理由は定かではない。
花川北11線以南に花畔団地が造成されたことと関係があるのかもしれない。

2009.05.29

石狩手稲通 イタヤカエデ & モンタナマツ 花川北11線 〜 樽川南3線

道道44号・石狩手稲線。
全景写真の手前がイタヤカエデとモンタナマツ。背後の高木は花畔団地北西縁のポプラ並木。
イタヤ類も種類が多いので,イタヤカエデであるのかないのかあまり自信はない。
モンタナマツの樹形はほとんどハイマツに似ている。ハイマツは5葉であるのに対し,モンタナマツは2葉。

2008.08.30

2009.05.24

2009.06.23

2009.06.23

2013.08.26

2009.05.19 花

樽川南3線以南は札幌市の市域(手稲区)となる。
札幌市の資料街路樹配植プランによると,植栽されているのは"オオバボダイジュ"とされているが,多くは"シナノキ"なのではないだろうか?

花畔茨戸通 イチョウ

道道273号・花畔札幌線
南花畔通がぶつかる丁字路交差点から東側,茨戸までは植栽されてから日も浅くほとんど幼木である。


2009.05.20

2011.10.25

2013.08.01

2013.11.04

花畔環状通 ハルニレ [2][3][4]

ハルニレが植栽されているのは道路の片側(外周)だけ。(両側に植栽されている部分もある)
歩道幅の広い反対側(内周)にはトウヒの類が植栽されているが,樹種は分からない。
トウヒだけかと思ったら,所によってはオンコが植えられていたりして,それも何故なのか分からない。
ハルニレの中には,枝にコルク質の瘤を持つ,いわゆるコブニレと呼ばれるものがかなり見つけられる。


2009.05.19

2009.05.19

2009.05.29

2011.04.25

2011.04.25

2012.04.27

2012.04.27(花)

2012.05.11(実)

ハルニレは,春先葉の展開前に,ごく小さな花を咲かせる(1ヶ所に数ヶずつ)。
花をつけるのは決まって高い枝。だからほとんど目立たない。
2010.05.10 ようやく発見。が,ときすでに遅し。散った後の花がらだった。
2010.05.30 ひとかたまりにつく果実。種子のまわりに扁平な翼をもつ。やがて褐色になるようだ。
2010.06.18 樹下には翼果(タネ)がいっぱい。
2011.04.24 石狩市役所公用車車庫の南側で,目にも留まらないけれど満開。小さな花
触れると霧状に花粉が飛び散る。シラカバ,ハンノキに劣らず花粉症の原因として侮れないかもしれない。

花畔1号通 ハルニレ


2009.05.19

2009.06.10

花畔2号通 ハルニレ

枝にコルク質の瘤をもつもの
アブラムシが寄生して葉にできた虫コブ


2009.05.19

2009.07.28

花畔3号通 プラタナス


2009.06.09

2009.09.01

2013.08.26

北陽通 プラタナス

プラタナスは札幌市内外でもかなり広く街路樹として植栽されていてよく見かける。
世界三大街路樹のひとつともされているらしい。
ここのプラタナスも幹の太さが直径20cmを超えるものも珍しくないが,他所の巨木並木にはいささか見劣りがする。
2009.08.04 昨秋の強い剪定のせいもあってか,葉の展開の遅い樹木だと思っていたが,8月ともなると旺盛に繁っている。
今年も開花を確認できなかったのは残念。

2008.08.04

2009.08.04

2014.07.05

2014.07.05

2015.02.26

2015.05.07

2014.07.05 北陽通のプラタナスは毎年枝を払われて花芽を失うせいか,花も実もお目にかかったことがない。
この日,北陽通のすぐ北側・花川北5-3の遊歩道を歩いていて,実がぶらさがっているプラタナスを発見。
2015.02.26 剪定とは無縁の茨戸川河畔のプラタナス。まさに,たわわな鈴懸の木。
2015.05.03 こんな花だったなんて・・・初めて知りました。(ただしこれは北陽通の花ではありません)
ほとんど実と変わらない姿。でも,は直径3cm以上で存在感があるのに対して,花は1cm未満でとても小さく可愛らしい。
こんなの,高い木にぶらさがっていても気がつかないかもしれない。
2015.05.07 そして茨戸川をバックに綺麗な花を捉える。赤くならないのもあるけれど,雌花なのだろうか。
プラタナスはスズカケノキとも呼ばれる(3種類ほどあるらしいが,私にはほとんど区別がつかない)。
冬,見上げると梢に鈴なりのごとく実をぶらさげている(この写真の木は,札幌・北大付属植物園前の街路樹)。
北陽通のプラタナスは毎年のように裸に近く剪定される。
沿道住民の要望にもよるのだろうが,ここまで枝をはらわれては実のつけようもない(2012.01.03)。
灰田勝彦が歌った戦前のヒット曲「鈴懸の径」が懐かしい。(2012.01.16 記)

中央通 イタヤカエデ

団地中央タウンセンター沿いの並木としては,いささか淋しいものがある。

2008.08.28

2009.06.04

2008.10.16

2009.05.15 花

若葉通 ニセアカシア 北陽通 〜 紅葉山通

ニセアカシアも札幌近郊の街路樹の定番。
小枝が分かれる腋に生えるトゲは硬く鋭く,うっかりすると危ない。自転車のパンクの原因にもなる。
2009年,昨秋の強い剪定で花数は寂しい。

2008.07.29

2008.08.24

2009.06.19

若葉通 ナナカマド 紅葉山通 〜 西5丁目樽川通

この部分は,同じ通りでも商業地域で店舗が多いため,櫛欠け状。

2009.04.29

花川通 ハシドイ 花川橋 〜 石狩手稲通

中央分離帯があり片側2車線,花川地区の南北を分けるメインストリートとしては,ちょっと寂しい並木である。
とりわけ道路南側は情けない。
芽吹いてきて葉が展開しはじめ,花芽を伸ばしてきた姿を見て,どうにか樹種が判明した。

2009.06.03

2009.06.29

2013.08.06

2009.05.08

2009.05.28

2009.069.23

2009.06.29

2013.08.06

東15丁目屯田通を境にして,それ以北が花川通,以南が追分通である。
ここから発寒川までは札幌市の市域で,街路樹としてはハルニレが植栽されている。

南花畔通 ナナカマド

ナナカマドも街路樹としてはお馴染み。
紅葉と,冬の赤い実が連なる姿はなんともいえない。

2008.07.29

2008.07.29

2013.08.10

2008.08.20

2009.05.11

2009.05.20

紅葉山通(花川北) ヤマモミジ 中央通 〜 南花畔通

紅葉山通のうち,比較的古くからの花畔団地内に植栽されている。
道路の路線名にちなんだ街路樹としてヤマモミジが選定されたのだろう。

2008.08.06

2008.08.24

2008.10.16

2009.05.19

2009.10.21*1

2011.10.13

2011.10.25

2013.10.31

2008.10.16

*1 : 南花畔通から若葉通の間。若葉通以西はこの秋剪定作業が入って,紅葉の風景としてはいささか寂しい。

紅葉山通(緑苑台西) ナナカマド 新琴似第5横通(屯田墓地横) 〜 紅葉山中央通

屯田墓地横から緑苑台を縦断して花畔茨戸通へとつながる紅葉山通のこの部分は,道路としても比較的新しく整備されたものなので,街路樹もさほど年輪を重ねていない。
宅地化が進んでいない屯田墓地横から紅葉山中央通まではナナカマドの若木である。
植樹工事の標柱

2008.10.12

2009.05.21

2009.10.20

2010.10.14

2011.10.08

2012.01.03

2012.01.03

2013.11.07

2008.07.29

2011.10.08

2015.02.01

2015.02.01

2015.02.01 早朝,屯田墓地脇の雪堆積場に朝陽を撮りに行く。ナナカマドの萎びた実と,ほころび始めようとする新芽の対比。

紅葉山通(緑苑台東) シナノキ [2] * 紅葉山中央通 〜 花畔茨戸通

なにを隠そう,本当は樹木にはからきし疎い人間なのである。
紅葉山中央通から花畔茨戸通まで植栽されているシナノキという名前も,果実をヒントに樹木図鑑と首っ引きでようやく突き止めた次第。

2008.08.06

2009.05.24

2009.07.12

2011.10.08

2013.06.10

2013.08.10

2015.05.07

2009.07.05
シナノキ

2009.07.05
オオバボダイジュ

2009.07.11
シナノキ

2009.07.11
オオバボダイジュ

2009.07.30
シナノキ

2009.07.30
オオバボダイジュ

2008.08.18
シナノキ

2009.10.20
シナノキ

2009.10.20
オオバボダイジュ

2011.10.08
シナノキ

2011.10.08
オオバボダイジュ

2012.07.08
シナノキ

2012.07.08
オオバボダイジュ

2013.06.10
シナノキ

2013.06.10
オオバボダイジュ

街路樹として用いられるシナノキの類縁種にオオバボダイジュがある。
なかなか区別がつきにくいが,見比べるとオオバボダイジュの葉が大ぶりである。
葉の比較: (右:シナノキ,左:オオバボダイジュ)
ツボミの比較:シナノキは上へ,オオバボダイジュは下へ
紅葉山通のシナノキ並木の中にも,どうやらオオバボダイジュがかなり紛れ込んでいるようである。

2009.07.05 シナノキもオオバボダイジュもチラホラ咲きはじめたのを確認。
2009.07.30 まだ未熟だが,果実の比較:シナノキはまん丸で小粒,オオバボダイジュはずっと大柄な楕円形。
2013.06.10 ようやくツボミ
2015.05.07 花も実も小さくて目立たないシナノキ並木は,新緑の輝きが一番。

紅葉山茨戸通(緑苑台西) エゾヤマザクラ 紅葉山通 〜 紅葉山中央通

紅葉山通から分かれて花川東を縦断するこの道路も新しい。
街路樹も,紅葉山中央通を境にして,サクラとキタコブシに分かれる。
花川北11線通との丁字路交差点以南では,まだ若木で幹が細く花数も少ない。
品種名が分からなかったが,植樹工事の標柱が立っているのを発見,たちまち判明。

2008.07.29

2009.05.04

2009.05.04

2009.05.08 葉桜

2009.10.20

2010.05.10

2010.05.14

2011.05.08

2011.05.11

2011.10.08

2013.05.17

2013.05.17

2013.06.10

2015.04.26

2015.04.28

2016.05.03

2017.05.02

2009.04.14

2009.04.30

2009.05.02

2009.05.02

2010.05.07

2010.05.09

2011.05.06

2011.05.08

2012.05.02

2013.05.14

2015.04.26

2017.04.30

2018.04.29

2018.04.29

2010年,どこでも開花は大幅に遅れた。5/7ではほとんどツボミ状態。5/9ようやくそろそろ見ごろ。
2011年,雪解けは去年より遅れたが,サクラの開花は若干早め。

2013.05.14 やっとほころび始めたサクラ。近くの民家の庭にはツガイの雉が

2015.04.26 全国的に開花が早い今年。ここでは2,3本がほぼ満開状態だが,全体としてはやや遅れ気味。

2018.04.29 開花は去年並みで,いつもの数本がほとんど満開。

紅葉山茨戸通(緑苑台東) キタコブシ [2] 紅葉山中央通 〜 花畔茨戸通

この春(2008年)は写真を撮り損ねたが,パラパラと咲く白花が連なる風景は捨てがたい。
8月の終わり,早々と来年の花芽とともに,がついていた。種を落とした後の去年の実の残骸も。
採取した果実は,放っておくと翌日にははじけて赤い種子を露出する。(8/30 -> 9/2)
2009年は足繁く通う。植樹工事の標柱も見つけた。
2009.07.30 美味しそうな?果実


2008.08.06

2008.10.12

2009.05.02

2009.05.03

2009.05.04

2009.06.25

2009.10.20

2010.05.14

2011.05.06

2011.05.08

2011.10.25

2013.05.17

2013.06.10

2013.08.10

2014.08.16

2015.04.26

2015.04.28

2016.05.03

2017.04.30

2018.04.29

2008.10.12 実

2009.04.14 蕾

2009.04.28

2009.04.28

2009.04.30

2009.07.30 実

2010.05.05

2011.04.29

2012.04.27

2012.04.27

2012.05.02

2013.05.05

2013.06.10

2014.08.16

2015.04.21

2015.04.21

2016.04.21

2017.04.25

2018.04.25

2018.04.29

2010.04.30 3月からのしつっこい寒さにいじめられたのか…4月の末日だというのに開花する気配がない。
ツボミの先が白くはじけかけてきているものもあるにはあるが,ほとんどはおおむねこんな按配
2010.05.05 2,3日ポカポカ陽気が戻った。一週間ほど遅れたが,咲くときには咲く。でも全体としてはまばら。

2013.05.05 あまりの寒さに,咲くときにも咲かない。ようやくちらほらとツボミがほころび始めたくらい。
おそらく1週間か10日遅れの満開,ということになるのだろう。
2013.05.09 ポツポツ開花
2013.06.10 若い実がたくさんついている。

2015.04.21 5日前にはまだ開いていなかったが,すでに2,3分咲き。
今年は雪解けが早く暖かい日が多かったせいか,1週間か10日ほども早い開花なのではないだろうか。

2016.04.21 去年とほとんど変わらない開花状況

2017年 通りがかりに開花を知ったのは4/18 (Topics)。4/30 にはほぼ満開。

2018年 数輪の開花を確認したのは4/19 (Topics)。
4/25 でもまだ寂しい開花状態だったが,4/29 では満開。すでに花弁の痛みも進んでいる。
全体に花付きの良い部分とそうでない部分が目立つ。北側が華やか。

新琴似通紅葉山中央通 ナナカマド 西茨戸橋 〜 紅葉山通 〜 紅葉山茨戸通

新琴似通は,札幌市の旧・新琴似第2横線+屯田第1横線。
発寒川を西茨戸橋で渡って石狩市域に入っても新琴似通の名が残るが,紅葉山通から紅葉山茨戸通の間は紅葉山中央通となる。
合わせて640m。街路樹は連続してナナカマド。まだ若い。

2008.08.28

2009.05.21

2011.10.08

2009.05.21

2013.06.10

2008.08.28

2013.06.10

発寒川以南は札幌市。
札幌市の資料街路樹配植プランによると,植栽されているのは"オオバボダイジュ"とされているが,ここでも"シナノキ"が多い。

紅葉山東通 イヌエンジュ * 紅葉山通 〜 紅葉山茨戸通

紅葉山東通は,紅葉山通と紅葉山茨戸通との間を結び,イオンを挟んで紅葉山中央通と平行している。
全長330mと短い。
この木の樹種の特定にもしばらく悩んだ。冬,マメ科特有の形をした種子の房が梢にぶら下がっているのを見て知ることができた。
後日,倒れて転がっていた工事標柱を発見して再確認。

2009年夏以降,開花を撮りたくてどれほど通ったことか。とうとう花を見ることができなかった。今年は咲かなかったのか…
葉をすっかり落とした11月末,なんと,褐色の果実(マメの鞘のかたまり)を発見。花は咲いたのだ。
調べてみると,果実をつけた樹はわずかに4本。いずれにしろ今年,花つきが悪かったのは確かなことだ。
ついでながら,街路樹のナナカマドたちも実のつきかたが極端にさびしい。

2009.06.06

2013.08.10

2009.05.08

2009.05.24

2009.11.30

2010.07.20

2010.08.22

2012.07.26

2010.05.30 ようやく新芽が展開してきた。遅れてはいるがどの木も元気がよいので,今年は花つきに期待がもてそう。
2010.06.28 多くはないが,何本かの樹で花穂が伸びてきているのを確認。まだツボミだが。
2010.07.20 うっかりしていたらすでに満開状態。なんとか初めて花の姿を収めることができた。
2010.08.22 マメ科特有の莢状の実が房になってついていた。
2012.07.08 ツボミの穂
2012.07.26 そして。今年は全体に花つきがよいようだ。
2013.06.10 瑞々しい新芽展開,ツボミはまだみられない。去年の実がまだついている。

緑苑台東本通 トチノキ

緑苑台のシンボルロードということである。
この道路をはさんだ両側は,いまのところほとんどが公園か緑地でひろびろとして好ましい。
宅地化されると,トチノキ並木もチマチマとした景観の中で窮屈な思いを強いられるのではないだろうか。
トチノキは花を咲かせるのに植栽後15年ほどかかるという。
ここのトチノキはようやくチラホラと花をつけているくらいだ。

2009.05.20

2013.06.10

2013.08.01

2009.05.04

2009.05.20

2009.05.24

2013.05.21

2013.06.10

2013.06.10

2013.08.01

2013.08.11

2014.08.16

2014.08.16

2013年,花のついている木はまだ1割にも満たないが,4年前に比べると随分立派になってきている。
そして8月にもなると,実をつけた木も目立つ。
札幌市のあいの里公園通に比較的成熟したトチノキの街路樹が見られる。
5月の末,梢にたくさんの花を咲かせていた。
近づいて見るさらに近づいて見る
赤い斑点のある花が集まって,円錐形の穂になっている。思いのほか綺麗で,豪華でもある。

8月の終わり,鈴なりの実をつけていた。
街路樹に沿って歩くと,たちまち5,6ヶの実を拾える。
外の厚い皮を割ると,中には一見クリにも似た光沢のある大きな種が。
中にはこんな双子クンも・・・
さてこの種,食用にもなる(栃餅)らしいがアク抜きが大変そう。
眺めるだけでおわりかな。

緑苑台東本通のトチノキが,こんな実をバラバラ落とすようになるのはいつの日のことだろうか。
(2009.08.27)
緑苑台東本通沿いにはアンデルセン公園とバイキング公園とが設置されているが子どもたちの姿はあまり見かけない。
(そりゃそうだね,平日の日中だもの・・・)

紅葉山1号通 エゾヤマザクラ 紅葉山通 〜 紅葉山茨戸通


2009.05.05

2013.05.17

2013.06.10

2015.04.28

紅葉山2号通 ハシドイ 紅葉山通 〜 紅葉山茨戸通


2009.06.28

2013.06.10

2009.05.20

2009.06.28

花川南3丁目通 イチョウ 花川通 〜 西5丁目樽川通 〜 南3線

樹齢の風格とでもいうのか,北大のイチョウ並木は春夏秋冬それぞれに惹きつけるものがある。しかし距離でいえばたかだか300m。
ここのイチョウ並木は実におよそ2.3kmにおよぶ。通りに面して店舗が並ぶ関係上どうしても部分的に櫛の歯が欠けるようになるのは否めないが,樹齢50年になろうとしているイチョウたちの光景は壮観である。
札幌近郊でもいちにを争うイチョウ並木であるといっても過言ではない。

2007.11.04

2008.06.20

2008.08.21

2013.08.06

西5丁目樽川通以南,南3線までは,道路整備工事にともなって新たに幼木が植栽された。

樽川2号通 プラタナス 樽川7番通 〜 樽川西通

ここのプラタナスも北陽通のものと見劣りがしない。
樽川6番通近くにはこんな風景も。

2008.08.30

2008.08.30

2009.09.01

樽川2号通 ナナカマド 樽川西通 〜 樽川西防風通
ここのナナカマドの樹皮はとりわけ赤く美しい。

2009.05.21

2009.05.24

2009.09.01

2009.05.25

2009.09.01

花川南3条通 ヤマモミジ [2] 若葉通 〜 石狩手稲通
樽川7番通 石狩手稲通 〜 樽川2号通

植樹工事の標柱
東方向花川南防風林と交差するあたりが,スピード取締りの定点でもある。

2009.05.28

2009.06.03

2009.06.03

花川南5条通 イタヤカエデ [2] 若葉通 〜 石狩手稲通
樽川6番通 石狩手稲通 〜 樽川2号通

植樹工事の標柱は見当たらず。

2009.05.28

2009.05.21

花川南7条通 ハシドイ 若葉通 〜 石狩手稲通
樽川5番通 石狩手稲通 〜 樽川2号通

植樹工事の標柱
ハシドイは葉がさほど奇麗ではないせいか,付近住民にはイチョウやモミジ類より不評のようである。

2009.05.28

2009.06.30

樽川中通 ハルニレ 樽川6番通 〜 樽川西通

まだ若木であるが,将来は楽しみ。
樽川6番通以北,7番通までの間になぜ植栽されていないのかが疑問。

2009.05.22

2009.09.01

樽川西通 カツラ (訂正) 石狩手稲通 〜 樽川2号通

植栽されているのは片側だけであるが,ほぼ等間隔で櫛欠けも見られずかなり美しい。

2009.05.21

2022.06.29

2022.06.29 先日(6/27),ページを閲覧されたSさんから樹種名に誤りがあるとのご指摘をメールでいただきました。
ページを公開したのが2008年。その後数年闇雲に石狩市内を走り回って並木(街路樹)を尋ね歩いていた中でのミスでした。
もともと樹木にさほど詳しいわけでもなかったのですから,現れるべくして現れた馬脚です。
あらためて今日確認に行ってきました。樽川西通・・・もしかしたら13年振りかもしれません。
美しい並木は,折からの雨に濡れて健在でした。
そして樹種は,Sさんのご指摘通りシナノキではなくカツラでした。お詫びして訂正させていただきます。
Sさん,どうもありがとうございます。
さらに,ほかにも間違いがあるかもしれません。ご覧の皆さんも,見つかり次第遠慮なくご指摘いただければ嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。

本町中央通 イタヤカエデ 石狩斎場入口付近 〜 道道終点(仲町)

道道225号・小樽石狩線
もっとも古くからひらけた旧石狩町の市街地でありながら,歴史を感じさせる並木らしい並木は見当たらない。
この道路も市街地再開発事業にともなって整備されてから日も浅く,街路樹も痛々しいほどに細い。

2009.05.29




収集癖