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生育環境 と 寄せる想い |
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最終更新 : 2019.03.20
海浜植物コーナー 育ててみる環境
私のページでは便宜上"路側帯"と呼んでいるが,道路交通法でいうところの堅苦しい意味での"路側帯"ではない。
車道と歩道との間に設置された,幅1.7mほどの緑地帯のことである。
当初はカモガヤなどの牧草のたぐいが一面に繁茂していた。
いかにも草茫々といった感じ。見てくれも悪いし,花粉アレルギーの人間にはさらに厄介でもある。
一念発起,2004年ころから少しずつ雑草の根を掘り起こし,草花を植えることにした。
長さにしておよそ15m(約25平方m)の"路側帯の花畑"。
2008年春,その片隅に海浜植物コーナーを作った。
このあたりは,5000年ほど前の海岸砂丘(紅葉山砂丘)と現在の海岸砂丘(石狩砂丘)の間に広がる花畔砂堤列といわれる地形とされる。
戦後の昭和20年代,畑や牧草地だった砂地を食糧増産のために水田に変えるという,大規模な砂地造田が進められた。
花川地区(当時,花畔村,樽川村)の団地造成が始まる前後の昭和43年発行の2万5千分の1地形図を見ると,田んぼの記号で埋っている。
田んぼ(砂地)に,道路建設時に搬入されたと思われる砕石などの土砂が混じっている"路側帯"の地味は,海浜植物畑として必ずしもよい条件とはいえない。
にもかかわらず,いったん根付くと,彼らはたちまち巨大化してしまう傾向も見られる。
砂丘で見る地を這うようなハマナスと,街中で見る人の背丈ほどもあるハマナスとの,はなはだしい生育の隔たりに通ずるものがあるのかもしれない。
2009.12.08
2010
2010.05.02
2010.06.20
2010.07.05
2010.07.18
2010.07.31
2010.08.22
2010.09.26
2010.10.27
2010.11.15
この春は3月中旬以降寒い日が続き雪解けも遅れた。海浜植物たちも縮こまってしまったような気がする。
そんな中でも,エゾカワラナデシコは元気だ。こぼれタネから去年の秋に発芽した芽がびっしり出ている。
ハマボウフウも新芽が20ヶほど。今年はかなり咲くかも知れない。
ウンランは雪の残る春先,工事の車両に踏みにじられて瀕死の状況だったがなんとか芽をふくらませてきている。
いまのところハマヒルガオの新芽が見られないのが気になるところ。
いしかり浜で拾ってきた流木で,『海浜植物コーナー』の看板替わりの棒杭を立てた。 (2010.05.02)
来年に備えて,海浜コーナーを若干拡張。 (2010.09.24)
2011
2011.03.31
2011.05.06
2011.05.30
2011.06.30
2011.07.08
2011.07.15
2011.08.26
2011.09.05
2011.10.15
2011.11.11
海浜コーナーをさらに拡張。 (2011.10.14)
イソスミレを5株移植。ハマボウフウを播種。(2011.10.15)
2012
2012.04.07
2012.04.26
2012.05.04
2012.05.15
2012.05.28
2012.06.13
2012.06.28
2012.07.04
2012.07.08
2012.07.10
2012.08.29
2012.09.16
2012.09.19
2012.10.11
2012.10.17
2012.10.18
2012.11.19
海浜コーナーに立派な?看板を立てる。[表,裏] (2012.04.26)
海浜植物保護センターの"花のタネ配布中"のチラシも立てる。(2012.05.04)
海浜コーナーを1.2mほど拡張。(2012.10.05)
今年はあらためて鉢での播種も試みる。
10/07 サワギキョウ,ハマニガナ,ウンラン,エゾカワラナデシコ
10/13 ナミキソウ,ハマハタザオ
いずれも5号鉢。鉢底にゴロ石,用土は赤玉土小粒単用,フルって粉は抜く。(2012.10.31)
2013
2013.04.06
2013.04.29
2013.05.23
2013.05.27
2013.06.08
2013.06.14
2013.07.03
2013.07.06
2013.07.09
2013.07.19
2013.10.17
2013.11.05
2013.11.05
2013.11.11
記録的な大雪だったこの冬だが,雪解けは去年並みか,もしかしたらもっと早まるかもしれない。(2013.04.06)
10/28 海浜コーナーをまたまた拡張。
11/04 播種 : エゾスカシユリ,ハマボウフウ,ハマハタザオ,オカヒジキ など。
2015
2015.02.06
2015.03.29
2015.04.17
2015.05.03
2015.05.07
2015.05.29
2015.06.15
2015.06.22
2015.06.25
2015.06.26
2015.07.02
2015.07.12
02/06 砂丘とは違う意味で,ここは過酷な環境。
市道の準幹線になっていて,前日排雪ロータリー車が入った。
うず高く積もっていた雪を引っ剥がされて,イソスミレもエゾカワラナデシコも露出。
5月始め,イソスミレとハマハタザオの競演。
6月,ハマエンドウ,ハマヒルガオ,エゾカワラナデシコ,ノハナショウブ,ナミキソウ,エゾカワラマツバ,ハマボウフウ・・・にぎやか!
07/12 路側帯,海浜植物コーナーの西隣では亜麻の花が満開。
まいった! 2015.09.24
きのう,緑地帯の除草作業が行われたらしい。
今朝ふと見ると,海浜コーナーまで綺麗さっぱり刈り取られているではないか。
7月半ばからここまでの2ヶ月,完全に手入れをサボったバチが当たったのだろう。
草取りもしないものだから,海浜コーナーどころか,まさしく見た目雑草コーナー化していたのは事実だ。
だから除草の業者も心安らかに刈り取ってくれたのだろう。
西隣の亜麻畑は刈らずに残しておいてある。
とても責められないね。それにしても… (揺れるココロ)
でもまぁオカヒジキ以外の海浜植物はすべて宿根草だから,来春にはへこたれずに顔を出してくれるだろう。
西方向
亜麻は残してある
東方向
綺麗さっぱり!!!
2015.10.12
2015.11.24
2015.12.16
2016
2016.02.06
2016.03.27
2016.04.19
2016.05.06
2016.05.12
2016.05.12
2016.05.22
2016.06.16
2016.06.30
2016.06.30
2016.07.04
2016.07.18
2/6 今年もまた排雪ロータリーで削られた。
3/27 3/20ころにはいったんすっかり雪は解けたが,3/24,25とまた積もって,でもまたすぐ解けた。
なんかしらんけど元気がなくて,ライバルコーナーには見劣りがする。
5/6 地面がだいぶ緑に覆われてきて,イソスミレが花盛り。
5/12 ハマハタザオが咲き出して,イソスミレと競っている。
のはいいのだが,いつの間にか掘り盗られた跡が2ヶ所。ハマボウフウか,イソスミレか・・・?
はまなすの丘(保護区)でもハマボウフウの大量盗掘があったという。
6/30 エゾカワラマツバとエゾカワラナデシコとナミキソウ。
それはいいのだが,草取りの手抜きでカタバミの黄色い花が満開です。なんとかしなければ。。。
7/4 ハマハタザオの旗竿とエゾカワラナデシコ。遠くにエゾカワラマツバ。
2016.11.14サイト【花畔・網】で扱うテーマ(ページ)が増えるほどに,古くからのページに手がまわらなくなってきました。
ひとりでサイトを維持することの限界かもしれません。
はまなすの丘の観察は眺めて写真を撮るだけでいいのですが,海浜植物コーナーはそれではすみません。
育てなければいけないのです。
できるだけ手を掛けない,をモットーとしていますが,雑草の勢いたるや恐るべし,です。
また,海浜植物同士での勢力拡張の戦いも,放置すると侮れないものがあります。
にもかかわらず,手を掛ける余裕(時間)がなくなってきました。
また10年も続けると気分的に億劫にもなってきます。
かくしてほったらかしにすると酷いことになってしまう,という現実のお手本の前に放心状態にあります。
来年もこのページを継続できるか,まったく心許ありません。 (2016.11.23 記)
2015年
強力なライバル現る!?
石狩浜海浜植物保護センターが作成した図書館花壇である。
面積的にはまだまだこじんまりとしたものだが,拡張可能なスペースは十分すぎるほどある。
なにしろ専門家集団の手によるもの。
やがて見事な海浜植物花壇になることだろう。
エールをおくりたい。
というわけで下に,ライバルコーナーを新設いたしました。乞・ご期待!
2015.04.21
2015.05.21
2015.06.09
2015.06.24
2015.07.12
2015.09.01
2015.10.10
2015.11.22
2015.11.24
2015.12.16
2016年
2016.03.27
2016.04.20
2016.05.08
2016.06.14
2016.07.12
2016.11.22
3/27 ほとんど雪は解けて花壇は露出。
イソスミレとエゾカワラナデシコが無闇に元気。いい花を咲かせるに違いない。
5/6 イソスミレが見事に咲き誇っている。なかなかやるなぁ・・・ 5/8 写真差し替え
6/14 やや終わりかけているがエゾスカシユリが華やか。
7/12 ハマボウフウが元気いっぱい。エゾカワラナデシコも。
わが家の海浜コーナーもまいった!といっています。
11/22 花壇を縁取っている木に,美味しそうなキノコが。
はまなすの丘 にて 自生地で見る環境
"砂丘"といえば,石狩に住む人たちの中にも鳥取砂丘をイメージする人が少なくないのではないだろうか。
あまりにも有名な鳥取砂丘。実は多くのボランティアによる除草作業によって,風紋に代表される砂丘特有の景観が保全されていると聞く。
月の砂漠ではあるまいし,広大な面積(中心部分で550ha)に樹木はおろか草も生えていないのはむしろ不自然なのだ。
一方ほとんど自然のままに海浜植物が草原をなしているのが石狩砂丘である。鳥取砂丘とは好対照な緑の砂丘。
頻繁に波に洗われたり,常時強い風に吹き晒されて砂が激しく動くようなところを除けば,砂丘といえどもその環境に順応した植生がしたたかに生きているのが自然の成り行きだと思う。
石狩砂丘と呼ばれるのは,小樽市の大浜海岸から石狩市厚田区の望来海岸までのおよそ25km。
石狩湾新港東埠頭から石狩川河口までには,長さ7km,幅2〜300mの帯状の典型的な海岸草原(海浜植物群落)が見られる。
そのうち石狩灯台から石狩川河口先端までの砂嘴,約2km,46haが"はまなすの丘"(海側の保護地区16.5ha,および公園28ha)として親しまれている。
海浜性の原生花園は道内にもあちこちに存在するが,人口190万の札幌市のような大都市の近郊で,これほど大規模に海浜植物の自生地景観が保たれているのはすごいこと。
その石狩砂丘の草原も,常に危機と向かい合っている。
海や川による浸食,山菜としての乱獲(ハマボウフウなど),もともとなかった種類の植物の侵入(内陸草原性植物のススキや,外来植物のニセアカシア,ポプラ,カモガヤ,ブタナ,クローバーなど),ゴミの投棄,さらには四輪バギー車などの無法な走行。。。
土地の乾燥化とか気候や潮流の変動などの要因も無視できないものがあるかもしれないが,多くは人間の介在によるもの。
対処するために,さらに人の手や強制力を入れること自体が自然のままではなくするという矛盾を抱えつつも,後々の世代にこの自然を残していくにはなんとかせねばならないだろう。石狩浜海浜植物保護センターなどが必死に取り組んでいる。
まずは,貴重な自然がこれほど身近にあるのだということを,あらためて多くの人に知ってもらうことから始めなければ・・・。
2009.12.08
2008.04.20
2008.05.29
2008.06.21
2008.09.06
2008.10.02
2008.11.13
2009.01.02
2009.04.24
2009.05.29
2009.06.25
2009.07.29
2009.08.22
2009.10.16
2009.11.30
2009.12.25
2010.01.08
2010.02.21
2010.03.18
2010.04.15
2010.05.13
2010.06.13
2010.07.05
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2010.09.13
2010.10.28
2010.10.28 *12
2010.12.28
2011.01.24
2011.03.28
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2015.08.13
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2015.08.24
2015.09.21
2015.09.21
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2015.10.10
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2016.09.30
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*1 どうやらこの前日の5日(日),「石狩浜歩くスキー&かんじきウォーキングの集い」という催しがあったらしい。
2組の知り合いが参加していたのを後で知る。*2 この日ははまなすの丘景観保全作業が行われた。100人を超えるボランティアが集まり,主として木道沿いのアキグミの枝などが切り払われた。 *3 多目的運動広場は,はまなすの丘が公園化されるはるか以前の1971年(昭和46年)秋から造成工事が始まった。砂丘を整地し,客土,暗渠などして野球場2面が造られた。現在ほどの環境保全意識が乏しかった時代(水俣病などの公害問題は社会的に大きく提起されてはいたが…)のこととはいえ,今となってみるとここでは海浜植生の回復はほとんど見られない。
たまにスポーツカイトの愛好家が楽しんでいたりする。*4 波打際の双璧。塩生植物と思われる。
ここ数年,外来種のオニハマダイコンの席捲がすさまじく,在来種のオカヒジキは肩身の狭い思い(一部の県では準絶滅危惧種)。*5 浸食された砂丘を自然の力でみずから再生させようとする試みが確かに見られる。
浜崖の下では波打際に向かってハマニンニクが根を下ろして新しい群落をつくる。
浜崖の上では海浜植生に捉えられた砂が堆積して砂丘が盛り上がる。*6 はまなすの丘の保護地区でこれほど大規模な盗掘跡には初めて接した。暗澹たる思い。 *7 この年最後の,朝陽との出会いを兼ねての早朝砂嘴ツアー。
砂丘に懸かる満月。凍てついた湿地帯。大きく広がった砂浜(崖下から水際までおよそ50m)。*8 東屋の屋根の上から日本海を望む。 *9 砂丘の雪解けは両側の崖の上から始まる。a が海側の崖,b が川側の崖。 *10 はまなすの丘に通じる石狩市道・灯台線は冬期間雪に閉ざされる。例年開通は4月に入ってからだが,今年は少し早かった。 *11 東屋から先に広がる湿地帯では,谷地坊主も見られる。(5月末の谷地坊主) *12 乾燥した砂丘のコケも美しい *13 中央埠頭から出港する巨大なLNGタンカーと砂丘のコラボレーション *14 河口近くの川岸。日々川波の浸食を受ける小さな崖の上。しがみつきながら必死に生きる植物たちの表情。 *15 去年はドクガにやられて酷いめにあった。そして今年も幼虫が大発生している。まるでハマナスに黒花が咲いたみたいだ。
はまなすの丘では立入禁止区域には絶対に入ってはいけない。*16 木道のかなたに浮かぶLNGタンカー *17 この冬も激しい浸食に晒された車両進入防止柵近辺。11月にはまだあった崖の上の立入禁止柵はすべて波にさらわれて3月には影も形もない。 *18 雪が解けて早春の砂丘をまっさきに彩るのはいつもハマニンニクの新芽だ。やがて芽の先が緑にほころぶ(2016.04.16)。 *19 漁網を片付けに来たと思われる車両の太いタイヤの跡が残る。踏みつけられても,身を寄せ合って耐えるハマボウフウの新芽たち。漁師の皆さん,生活もかかっているでしょうがお手柔らかに。 *20 砂嘴先端沖合に2つの島。島は水鳥たちの憩いの場。先端と手前の島との間には強い流れがあってとても近づけない。そして6/20にはこれらの島が繋がって先端に長い突起が・・・ *21 エゾスカシユリはうぶ毛で覆われているのが特徴。一週間もするとみごとに開花。 *22 ヴィジターセンターの海側の草むらで咲くアヤメを発見。いしかり浜としては初めての種? *23 石狩樽川海岸線の道路脇で見つけた白花ハマヒルガオの小さい群落。よーく見るとうっすら赤みがさしているようにも思えるが,ほぼ純白といってもいいだろう。 *24 こちらも石狩樽川海岸線の道路脇。あまり歓迎したくないノラニンジンの群落。いまのところ小さいが油断しているとあたり一面ノラニンジンの天下になるかもしれない。 *25 最近目につくようになったアキノノゲシの小群落。稲作とともに日本に渡ってきたというから歴史は古い。 *26 ノハナショウブとほとんど同じあたりの湿地帯で,8月になると群落の存在を主張するアブラガヤ。 *27 はまなすの丘からの石狩川河口近く。たまにしか遭遇できない静寂,鏡のような水面。浅瀬で動けない生木の流木がとっておきの芸を見せる。 *28 近ごろ砂嘴先端では見られなくなっていたオカヒジキが帰ってきている。でもこの辺りは去年まで完全に海の中だったところ。どうやって根付いたの?堆積した漂砂の中にタネが紛れ込んでいたのだろうか?この時期になると金平糖のような実をつけている。
海辺の花・目次 |