石狩河口橋 |
国道231号・石狩市(船場町-若生町) |
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2008.08.24 公開
2010.01.10 独立
2019.10.08 更新
河川に架かる国道橋としては道内最長の橋*1。
主塔は2本で高さ36.0m。主塔の間隔(主径間)160.0m。斜張橋部だけでは288.7m。
第一期工事が1967年(昭和42年)に着工される。1972年(昭和47年)7月完成し,一般交通への供用開始。
斜張橋部分に加えて鋼鈑桁374.8mからなる。(合わせて663.5m)
引き続き右岸築堤に合わせた鋼鈑桁749.2mの第二期工事の終了により,石狩河口橋は1976年に完成することになる。
これにより,河口右岸の八幡町はもとより,望来,厚田まで札幌圏に連なることになった。
斜張橋としては国内でもかなり古い方。
神納橋とともに,放射型ケーブルが両側に2本ずつという斜張橋は,近ごろあまり見られないのではないか(古典的?)。
歩道は車道の下流側のみ。上流側左岸の親柱がなぜかなくなっている。
河口橋の朝陽,夕陽は石狩の朝焼け&夕焼けを

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2007.07.22 |

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2008.06.03 |

2008.06.03 |

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2007.09.13 |

2008.04.21 |

2008.12.03 |

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2009.03.05 |

2009.03.05 |

2009.03.06 |

2009.07.12 |

2009.07.12 |

2009.10.15 |

2009.10.15 |

2009.12.11 |

2010.04.08 |

2010.04.16 |

2010.05.07 |

2010.10.01
北生振用水樋門 |

2010.10.01
北生振7号樋門 |

2010.10.07 |

2011.02.03 |

2011.02.28 |

2011.09.07 |

2011.11.28 |

2011.12.30 |

2012.01.08 |

2012.02.19 |

2012.04.24 |

2012.04.24 |

2012.07.22 |

2013.12.17 |

2013.12.17 |

2013.12.17 |

2013.12.17 |

2013.12.17 |

2014.09.27 空撮 |

2015.05.17 |

2015.06.01 |

2015.06.01 |

2015.06.01 |

2015.06.01 |

2015.06.01 |

2015.08.01 |

2015.08.14 |

2015.09.08 |

2015.10.12 |

2015.10.23 |

2015.11.13 |

2015.11.13 |
2015.12.22
最近工事が始まったようだ。
といっても橋の上には工事の気配はなく,川の中でクレーン船が踏ん張っている。
河床変動が大きく,橋脚の根元が洗掘されているのを補修する工事のようである。
そういえば6/29,長いアームをもつ油圧ショベルに乗った作業員がなにやら点検している現場を目撃したことがある。
おそらくこの工事と関連した作業だったのだろう。
今回は1本の橋脚のみだが,引き続き数本の橋脚について工事が行われるという。
それにしても,下流から上流へ向かって川面を吹き抜ける風の冷たいことといったら・・・歩いてみなけりゃわからない。
2016.08.24 台風7号,11号に引き続く9号のもたらした大雨で増水した石狩川。
しかし最寄りの石狩水位観測所(河口から4.4km)のデータでは,水位の上昇はたかだか1m強。
だから,ほとんど同じポイントから撮った平常時(2015.09.08)の写真との違いはあまり感じられない。
手前の河川敷に浸水が見られる程度である。
2016.08.27 約5.5km離れた河口右岸の導流堤近くからの遠望。
手前は河口右岸の離岸堤。
河口橋の右側に見える塔は,送電鉄塔を除いて,花畔大橋の主塔,追分通沿いの発寒清掃工場の赤白煙突,川の博物館近くに立つ国交省の雨量レーダー観測塔である。
2017.06.05 モニターウオークのついでに左岸から右岸まで往復。右岸の上流側親柱がダメージを受けてずれている。
5月22日,乗用車が激突。親柱をジャンプ台がわりにして跳躍し,橋のフェンスを飛び越えて河川敷に落下横転したのだという。
それでもなんとドライバーは無傷だったというからものすごい。
右岸からの帰路西の山並みが鮮やかだった。主塔の左は手稲山。中央やや右の頂きがまだ白い3つの山は,左から白井岳,余市岳,朝里岳,その右の丸いのは,ふたごの春香山と和宇尻山。(だと思います)
さらに,右岸側と左岸側の主塔を真下から見上げてみる。(こんな写真を撮る人は滅多にいません)
2017.10.22 夜出歩くことが苦手な私にしては稀少な,ライトアップされた河口橋。
ネタをバラすと,この日石狩灯台のライトアップを見に行って,はるか遠くに河口橋の街灯が並んでいるのが目に留まり帰路立ち寄った次第。
2017.11.15 6時40分ころ。左岸堤防の上から。

2018.04.18 |

2018.07.04 |

2018.07.20 |

2018.11.25 |

2018.12.03 |

2018.12.13 |
2018.04.18 マクンベツのミズバショウ湿原木道の先端から。2010.05.07 よりさらに川岸ぎりぎりから。
2018.07.04 折からの石狩川の大増水を受けて運河水門を見に行く。石狩川の水位は運河岸壁の高さを越えて道路まで浸水していた。
2018.07.20 去年,これを踏み台にして乗用車がダイブして破損していた親柱,補修されていた。
2018.11.25 左岸・本町船揚場のやや上流,単床ブロックと水制遺構のある河岸から。思いきり逆光。
2018.12.03 左岸・堤防上・赤井川樋門近くから。石狩灯台と朝陽を撮った後の帰り。太陽の真横両側に幻日が出現。
2018.12.13 朝陽。そのほかにも盛りだくさんだったこの日についてはTopicsを。

2019.10.08(new) |
2019.10.06 ひさびさオーソドックスに左岸堤防上から。かなたの樺戸三山(神居尻,ピンネシリ,隈根尻)と阿蘇岩山を入れる。
少し右にカメラを振ると,夕張山系もくっきり。左に芦別岳,右に夕張岳,まん中に小さい三角の夕張マッターホルン。
この3時間ほどあと,新石狩大橋近くの左岸堤防上からも夕張山系を望む。
石狩河口橋の供用が開始されて2年後の1978年(昭和53年)3月31日,国道231号の一部として就航していた石狩渡船は廃止され,安政年代以来およそ120年におよぶ歴史を閉じることになった。
2008年,2009年とずっと工事が続いていたが,高欄が新しくなったようだ。(2009.03.05 -> 2010.04.19)
ちなみにこれらの写真にある桁の側面に不連続に取り付けられた飾り状のものは"フェアリング"というらしい。
単なる"アヤ"なのではなくて,耐風構造(気流による振動を抑制する)なのだそうだ。
設計当初は連続設置だったものが,第一期工事終了間近に強風による振動を体験し,急遽断続的配置に変更したという。
*1 : 国道橋の道内最長は,国道288号(高規格道路,函館江差自動車道)のJR函館本線と国道5号をまたぐ桔梗高架橋 (2002年完成,1433m)。
ちなみに道内最長の橋は,道央自動車道の長流川橋(1994年完成,1773m)。これは河川に架かる高速道路橋として全国でも最長。
2013.12.17 左岸側の橋歴板。上流側も下流側も,まったく読み取れない。海からの潮風で融けてしまったのだろう。
この日の朝陽はコチラ。
石狩河口橋左岸側直下の護岸には岡崎式単床ブロックが用いられている。
橋の建設工事と併行して,昭和45年ころに施工されたもののようだ。
(2013.12.17撮影,2015.04.30撮影,2015.06.29撮影,2015.10.12河口橋の上から撮影),2015.12.22河口橋の上から撮影)
明治,大正時代に施工された単床ブロックの遺構は,茨戸川に架かる花畔大橋下で見ることができる。
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