"新"とはつくが,後に架け替えられた石狩大橋よりもかなり古い。
歩道がないので恐ろしい。
国道275号の4車線化に伴い,新橋建造計画が持ち上がるのは必然か。
国道275号の江別市角山から篠津までの3.5kmの区間(江別北道路)の4車線化拡幅工事は,2012年(平成24年)度から既に工事着手されているという。
新石狩大橋もこの区間に位置しているわけだから,4車線化されるのは遠くないことだろう。
札幌大橋同様既設の橋を残して増設するのか,あるいは4車線橋を新設するのか,まだ分からない。
(2014.08.07) |
油断できない。
このところ新石狩大橋を閲覧しにくるお客さんが,なぜか多い。
多くの場合,なにか動きのある証拠。
やはり工事が始まっていた。
現在の橋は,既設橋として補強しつつ残すようだ (札幌大橋と同じパターン)。
既設橋のやや下流の両岸で,新設橋の橋脚工事が進められている。
新設橋は鋼床版箱桁で左岸高水敷部(LA橋, 5径間鈑桁, 265.15m),中央低水路部(LB橋, 4径間箱桁, 440.85m),右岸高水敷部(LC橋,
4径間鈑桁, 213m)の総延長 919.0mという。
(2014.10.09) |
既設橋歴板(左岸) |
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新設橋歴板(左岸) |
新設橋歴板(左岸) |
新設橋歴板(右岸) |
新設橋歴板(右岸) |
(new) |
2008.08.20 |
2009.07.24 |
2009.07.24 |
2009.07.24 |
2009.08.23 |
2009.08.23 |
2009.08.23 |
2009.08.23 |
2009.08.23 |
2010.06.06 |
2010.06.06 |
2010.09.18 |
2010.09.18 |
2010.09.18 |
2012.07.03 |
2014.10.08 |
2014.10.08 |
2014.10.08 |
2014.10.08 |
2015.04.29 |
2015.04.29 |
2015.05.28 |
2015.05.28 |
2015.05.28 |
2015.05.28 |
2015.05.28 |
2015.05.28 |
2015.08.23 |
2015.08.29 |
2016.03.24 |
2016.03.24 |
2016.03.24 |
2016.03.24 |
2015.04.29 両岸とも新設橋の下部工は完了して,工事現場跡はすっかり片付けられていた。
それにしても既設橋右岸側橋脚基礎の上に鎮座する巨大な岩?はなんだろう。
コンクリートの塊のようにも見えるのだが・・・
2015.05.28 左岸河川敷水際から迫ってみる。上部工はまだ始まっていない。
2015.08.23 えっ!?上部工も下部工も,まだその気配すら感じられない。そして川ではヨットが帆走。
2016.03.24 去年は何度いっても工事の音沙汰なし。工程表でもいただけないものか・・・
どうやら秋から,LA橋(左岸側高水敷)上部工と,P9橋脚(右岸側低水路ぎりぎりの高水敷上)に,ボチボチ取り掛かっていたようだ。
今年初めて行ってみると,LA橋については橋台がほぼ完成していた。これから橋桁が乗せられていくのだろう。
P9橋脚については防寒囲いの中で,鉄筋,コンクリート打設が行われていると思われる。
どちらの工事も2017年1,2月までの工期ということなので,橋が完成するのはまだまだ先のことだ。
2016.06.07
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開発局札幌開発建設部のホームページによると,6/7に新石狩大橋工事説明会を開催するという。
対象はどうやら江別市の方々ということなのだが,石狩市民だっていいだろうと勝手に決めて覗きに行く。
こんなページを作っているなどいう話をして,予期以上に歓迎される。(されたのかどうかは,本当のところは分からない)
橋ウオッチャーであることは自負しているが,橋造りの技術については自慢じゃないけどズブのシロウトだ。
工事でも,橋桁がわたされて橋の姿が目に見える上部工なら面白い。
が,姿かたちがさっぱり見えない下部工は楽しくない。
と思っていたのだが,今回は下部工が興味深かった。
説明そのものより,P9橋脚工事の足場に上らせていただいたのが収穫だった。(ここらへんが,ヤジウマである所以か…)
(a) 足場で囲まれたP9橋脚工事現場の全景。大きなクレーンが,内部で掘った土砂を引っ張り上げて排出する。
(b) 丸い(というより実は楕円に近い)鉄筋コンクリートが,ケーソン基礎(太い方:長径15m,短径6.5m)と橋梁下部(細い方:長径13m,短径4.5m)。
写真でも分かるがケーソン基礎は全高31.5mのところ,すでに31m近く地中に埋め込まれているわけである。
最終的には50m強埋め込まれるらしい。
埋め込むためには下の土を掘らないといけないのだが,その作業がケーソンの空洞の中で行われている。
掘ると通常は水が出てきて始末に負えないのだが,ケーソン内部を高圧にして水の滲出を抑えるのだそうだ。
現在は遠隔操作の機械掘りとのことだ。
(c) 足場やぐらの全景。何度も頭をぶつけながら,ほとんど一番高いところまで上がることができた。ヘルメットがなければ頭が割れる。
(d) ケーソンや橋梁下部のコンクリートの鉄筋。ケーソンが埋まって沈んでいくにしたがって,鉄筋コンクリートが上に継ぎ足される。
(e) 2本の設備
(f) 艤装設備。人が上り下りする螺旋階段とかもついているらしいが,入れてはくれなかった。
(g) 排土設備。下のショベルで掘った土砂をバケツに入れてクレーンで引き上げる煙突みたいなもの。
(h) その排出用のバケツ。1立米入りだそうで,この全体の作業規模からするとメチャクチャカワイイ。
(i) 足場の途中のひとこま。
(j) 右岸側を望む。
(k) 石狩側上流方向を望む。石狩大橋,美原大橋が見える。
(l) 左岸側を望む。
(m,n,o) P7橋脚工事用と思われる仮桟橋。
(p,q,r) LA橋の現場。
どうして”L”なのか…?左岸の”L”ではなくて,札幌側から見て既設橋の左側の”L”なのだそうな。
そういえば札幌大橋の新設橋に”R”橋と書かれていて不思議に思ったことがある。
こういう”L”とか”R”の使い方は一般的なんですね。
川の流れの”上流側”か”下流側”かで区別した方が明確のような気もするが。
道路事務所ならびに工事関係の皆さま,間違いがありましたら忌憚なくご指摘ください。
2016.08.14 右岸 |
2016.08.14 右岸 |
2016.08.22 右岸 |
2016.08.22 右岸 |
2016.08.22 左岸 |
2016.08.22 左岸 |
2016.08.14 お盆休み中ながら厳重に囲われていて近づけず,P9橋脚工事がどのくらい進んでいるのかよく分からない。
少なくとも2本の設備(艤装設備と排土設備)は存在していた。
2016.08.22 20日からの大雨で河川敷も浸水。
右岸側の2本の設備がなくなっていた。P9橋脚工事が完了したことによるのか,増水対策なのか?
左岸側ではLA橋の5径間の橋桁が設置されていた。
2016.11.27
2016.11.27 左岸 |
2016.11.27 左岸 |
2016.11.27 右岸 |
2016.11.27 右岸 |
2016.11.27 左岸 |
2016.11.27 右岸 |
左岸側,LA橋5径間上部工事,低水路橋脚(P6,P7)の仮桟橋,右岸側,P9橋脚工事とも完了した模様。ほとんど動きがない。
川の中ほどに作業船が停泊している(左岸側から)。
右岸側では橋台近くで地盤改良工事が行われている。
2017.04.01
左岸 P6 |
左岸 P5 |
左岸 P7 |
左岸 P6,7 |
左岸側から低水路橋脚工事への仮橋が架設され工事が進行している模様。
右岸側上部工の動きは,相変らずない。
2017.08.15
右岸 |
右岸から P7 |
左岸 P5 |
左岸 P6 |
左岸 P6 |
左岸 P6,7 |
右岸上部工は依然として動きなし。
左岸は P5橋脚からの仮桟橋を経由して引き続き低水路橋脚,P6 および P7 工事。
2018.05.05
左岸,P6,7の下部工事は進んでいるように見えるが,右岸は相変わらず動きなし。
2018.08.26
右岸 |
右岸 |
右岸から P7 |
左岸 P6,7 |
左岸 P6,7 |
左岸 |
3ヶ月半ぶり。さすがに両岸とも動きあり。
工事標識(上部工は右岸,下部工は左岸),右岸側工事概要表示版。
右岸側ではLC橋4径間の上部工が進んでいた。すでに橋桁は架設され,連接,塗装工事の最中と見受けられた。
左岸側ではLB橋低水路橋脚P6,7の打設が完了,工事に使用した仮桟橋の撤去が一部未了といったところ。
日曜日とあって左岸側には工事関係者の姿はなく,新設橋のゲートは閉ざされていた。
また,作業船もP8橋脚工事の開始までは骨休め中か…
(7月に開催されたらしい新石狩大橋の現場見学会に参加できなかったのは惜しまれる。だいたい,知らなかった。知らせてよ)
2018.12.16
右岸側の上部工もほぼ完了した模様。
最後に残った低水路P8橋脚工事に対処するため,新橋から仮桟橋を伸ばす工事が始まっているようだ。
左岸側では仮桟橋を支えていた橋脚が残されている。上部工の工事に使うのだろうか?
2019.04.28 (Topics)
連休に入って休工中。人の姿はまったくなし。
右岸側から仮桟橋が伸びて,P8橋脚工事がかなり進んでいる模様。
左岸側には新たな動きは見られない。
2019.10.06 (Topics)
半年ぶり。右岸側は引き続きP8橋脚の下部工事継続中。
左岸側では動きあり。低水路橋脚P6,7へ向けての橋桁を架ける上部工事が本格化したようだ。
左岸堤防上から夕張山系がくっきり。左に芦別岳,右に夕張岳,まん中に小さい三角の夕張マッターホルン。
こちらは下流・石狩河口橋堤防から見た夕張山系。
2020.05.03 (Topics)
右岸P8橋脚完了。左岸からの上部工が進んでいる模様。
2020.09.22 (Topics)
上部工工期は来年11月末まで。左岸堤防上から。下流新橋全景と,上流旧橋。
2021.05.02 (Topics)
残る橋桁は流れの上の1径間のみ。年内には完成するのだろうか。
2022.03.21 (Topics)
新設橋がほぼ完全に出来上がっていた。Google earth の過去画像で見ると,昨年7/16の段階ですでに上部工はすべて繋がっていたことが分かる。
あと残された工事は,アプローチ(国道)との接合部分のみ。
新設橋にはまだかなり深く雪が積もっていたが,川下側(歩道部分)の路面が出ていたので右岸から左岸へ,歩いて往復してみた。
既設橋のアーチを初めてほぼ真横から捉えることもできた。
右岸 |
右岸 |
新橋上から |
新橋上から |
新橋上から |
左岸 |
2022.06.05 (Topics) (new)
国道との接合もほぼ完了。舗装工事が残されているだけ。
日曜日で休工中だったので,今度は左岸を起点に新設橋を往復してみた。
橋上から上流を望むと,トラス橋の石狩大橋と,斜張橋の美原大橋が並んで見える。そして既設橋のアーチを再び真横から。
右岸堤防から |
右岸 |
既設橋アーチ |
橋上からの上流 |
左岸 |
左岸堤防から |
かつて札幌沼田線だった道道11号は,大きく迂回して石狩大橋で石狩川を渡っていた。
この橋が完成して1年半後の1970年(昭和45年),道道から国道に昇格している。
現在では札幌からなんとオホーツクの浜頓別までルートが延長されている275号は,札幌標茶間の274号(一部未開通),網走稚内間の238号に次いで,道内では3番目に長い国道ということである。
1941年(昭和16年)にショートカットされた現在の豊平川は,軽く彎曲して石狩川に合流する。
世田豊平川の名で残る旧豊平川は,雁来大橋のあたりから東に向きを変え,うねうねと江別市内を流れ(川裏)たのち新石狩大橋のおよそ500m上流で石狩川に注ぐ(川表)。
河口にはヤツメウナギ漁の小舟が舫っていて,しかけの"どう(胴)"もあちこちに積み重ねられている。
堤防の樋門には"旧豊平川樋門"の名が見える。
2015.05.28
旧豊平川樋門は2014年(平成26年)3月,改修され新しくなったようだ。(ゲートの仕様)
改修前はKP24.0kmだったのが,改修後はKP23.8kmとのこと。やや下流にずれたということか・・・?
川裏の風景はあまり変わらないが,石狩川に合流する川表の様子はやや異なる。
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