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トピックス 2024-B (4-6月)

2024.04.01 公開
2024.08.11 更新

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2024.06.30b版 はまなすの丘,の巻


a1

a2

b1

b2

c

d
6/19に続くはまなすの丘。
(a) ノハナショウブの近景と遠景。
(b) ハマボウフウの近景と遠景。
(c) どこにでもあるヒメジョオン。
(d) 6/19版でも悩んだけれど,今回よく見ると口の中が確かに黄色いからコヨシキリに決定。

2024.06.30a版 なんでいまごろこんなところに?,の巻


a

b

c

d
昨日(6/29),石狩も30℃を越した。こんな場合私は,蜃気楼に会いに浜に出かける。通常は会えず,すごすご帰る。
昨日もそうだった。けど,波打際に座る変なでっかいものに出くわした。最初は,ぬいぐるみをかぶった人間かと思った。どうやらホンモノのオオハクチョウらしい(a)。なんでアンタがいまころここにいるのさ?
近づいてみると,こっちを見た顔は,結構怖い(b)。もしかしたら動けなくなったのかもしれない。
さらに近づくと,ちゃんと立ち上がって海の方へと逃げる構え(c)。そして海に浮かんでしまった(d)。
こうなるともう,私には手出しはできない。要するに彼は,私とはトモダチになる気はなかった,ということなのだ。
いいけどさ。

2024.06.26版 ハマボウフウ大作戦第3報,の巻 第2報は6/1版


a

b

c

d

e

f
6/1版(5/30のこと)で,たった2芽発見と報告した去年播いたハマボウフウの発芽,その後もまるで冴えなかった。その後もアオバトがらみで,6/10,6/20,6/21と訪れ,そして昨日6/25もアオバトに嫌われた。仕方がないので,丹念にハマボウフウの発芽を探した。
(a)は4/24に確認した(発芽して)2年目株。ハマヒルガオの席捲の中,なんとなく果敢に順調。
そして,昨年播いたタネが発芽した実生1年目株を10数ヶ所で発見することができた。そのうちの4ヶが(b~e)である。いずれも,石っころとか棒っ切れの狭間の中でもがきながらも明日を信じている。涙をぬぐわざるを得ない。ごめんね,こんなところに播いて。
帰路,懲りずに河口右岸へ。やたらと寒かった。にもかかわらず,彼は待っていてくれた(違うだろ)。私と目が合うと彼はそそくさとテトラポットの基部の中に潜んでしまい,ついに出てきてはくれなかった。母親に,ニンゲンなんて決してココロを許してはいけないと,コンコンと諭されたのに違いない。それは本当のことなのだから仕方がない。
ここへの途中で,ノビタキの幼鳥らしき姿を捕らえた(f)。一昨日あたりから,早朝4時前からカラスの親子がわが家の屋根の上で飛行訓練を始めてバタバタとやかましい。そしてコムクドリの姿は今日も見えない。そろそろそういう時期なのだろう。

2024.06.25版 コムクドリは去った?,の巻


a - 6/21(8:56)

b - 6/21(8:58)

c - 6/21(8:59)

d - 6/21(9:01)

e - 6/22(7:52)

f - 6/23(10:05)
6/21の朝,コムクドリのヒナの姿を確認した。同じヒナなのかどうかは分からないが,その後も電柱の上にしばしば顔を出す(a)。
とーちゃんはせわしなく木立の中に飛び込んで(b),次々にムシを捕らえて戻ってくる(c,d)。子育てはまだ真っ盛り,と思われた。
なのに翌6/22の早朝,電柱の上はスズメたちに占拠されていた(6:08)。なにが起きたのだろうか?
注視していると,なんと4,5羽のコムクドリが平気な顔をして戻ってきた(e)。やれやれ。でもなんで増えたのだ?
そして翌6/23(句会の朝だ)も,とーちゃんが覗き込む姿が確認された(f)。

けれど,それが最後だった。昨日6/24,そして今日6/25,コムクドリの姿はない。巣立ったのに違いない。でも明日いたらどーしよう。。。

2024.06.21版 コムクドリとキツネとアオバトと,の巻


a1 (6:56)

a2 (7:24)

b1

b2

c
いわゆる人間には友だちの少ない私だが,生きものとか,石っころとか,棒っきれなんかには矢鱈友だちの多さを自負する私である。相手が,私のことを友だちと認識しているかどうかは二の次である。
今日は朝から友だち付き合いに忙しかった。
(a) 5/29版に続くコムクドリ。そろそろに違いないと思っていたところ,今朝,電柱の上にヒナの姿を確認。初めてだ。可愛い。(a1)はとーちゃんと。(a2)はかーちゃんと。巣立ちの日も近い。
(b) それはさておき,6/17版に続いて出かけた河口右岸。根城の巣穴で仔ギツネと再会。でも,穴から出てきたくなさそうだったので彼の気持ちを尊重する。
(c) そして昨日に続いてアオバトたちに会いに押琴浜へ。根性も根気もなく,再びろくな画像を撮ることができなかった。彼らも着たばかりでまだ警戒心が強いのだろう。数羽の飛翔の姿でお茶を濁す。

2024.06.20版 昨日は下位蜃気楼,の巻


a

b

c

d

e
昨日の版でちょろっと触れた下位蜃気楼。
(a)は新港北防波堤と北灯台,(b)は北防波堤と洋上風力。どちらも北防波堤が海面の上に浮かぶ浮島現象。
(c)は船。途中で上下対象。いずれも下位蜃気楼。秋から春の寒い時期,特に珍しいものではない。遠景はなんとなくケアラシっぽい。
気象庁の海洋情報のページによると,昨日の石狩湾の海面水温は16℃超。一方石狩(生振)のアメダス気温は午前4時で13℃。その後陽ざしを受けて12時には20℃を超えるが,あいにくずっと北西風。石狩湾には日本海からの冷たい風が流れ込み続けて10℃をやや上回るくらいだったと思われる。海面に接する辺りより上層の気温の方が低い,下位蜃気楼条件。
この時期は陸で温められた空気が海上に流れて海面より上層の気温が高くなり上位蜃気楼が見られることが期待されるが,昨日は期待外れ。でもまぁいいや。
(d) ノハナショウブ,今朝,わが家でも咲いていました。
(e) 押琴浜のハマボウフウもどき,早くも結実の構え。何度も書くけど早過ぎ。
押琴浜?実は今日今年初めてのアオバトを確認。ろくな画像が撮れなくて情けない限り。

2024.06.19版 ノハナショウブが咲いていた,の巻


a

b

c

d

e
昨日のグズついた天気とは裏腹に,今日はすっきりとした青空。陽も降り注ぐ。でも風は海からで,冷たいけど浜歩き。
海水温もかなり上がってきているところなので,下位蜃気楼の浮島現象も見られた。
(a) ノハナショウブ開花。でもまだチラホラ。
(b) ハナボウフウ。実は一昨日も開花を確認わが家でも花茎を立ち上げてきている。
それにしても,5/30に押琴浜で出会ったハマボウフウもどき。どう考えても開花が早過ぎる。
(c) イタチハギ。
(d) コヨシキリ,なのかどうか・・・叫ぶ顔6/5b版ではオオヨシキリとしたが,おいおい,お前さんたち,どっちなのさ?
(e) ホオアカ。6/15版に続いて。

2024.06.18版 小樽・高島岬を遠望する-2,の巻 6/16版からつづく

さてどこから遠望するかだが,6/16版のを参照していただきたい。
遠望点 石狩川河口右岸,導流堤第二突堤付け根
マウニの丘脇
海岸通・SP-1600から浜へ出る
旧樽川9線通から銭函風車保守用の道路に入ったあたり
銭函海岸・新川左岸からの砂丘の最初の高台
いずれの遠望点も浜崖の上である。
また,高島岬の近くの目印になる点(6/16版)について若干補足する。
目印点 トド岩 周囲約400m,標高約20mとされる岩礁
赤岩山(西赤岩山) 標高371.0m。山頂には電波塔が林立
日和山灯台 高島岬に立つ。平均海面からの灯火標高49.8m
ホテルノイシュロス 海抜78mに立つ。建物の高さは不明
下赤岩山(東赤岩山) 標高279m
赤岩山岩峰群 赤岩山の北壁急崖に立ついくつかの岩塔からなる


- 2024.06.17

- 2024.06.17

- 2024.06.17

- 2022.09.10

- 2024.06.02
つまるところ,はいずれも仔ギツネと戯れた昨日の画像。
については,今年,昨年の画像はどれもボケボケで一昨年の画像。
この5枚の画像を見て,私自身,なんだそうだったのか,と思うところと,ふーむそうなのか,と思うところがある。
けどどう思うかは,とりあえずご覧の皆さんにお任せしたいと,そんなところです。

2024.06.17版 仔ギツネと爺々の日,の巻 6/18 画像に時刻を挿入。1時間遊んだことになる


a - 9:49

b - 9:50

c - 9:58

d - 10:02

e - 10:07

f - 10:13

g - 10:18

h - 10:25

i - 10:27

j - 10:30

k - 10:36

l - 10:49
昨日の高島岬遠望で力が尽きたのは,導流堤第二突堤付け根からの画像がどれもこれも霞がかかって冴えなかったからだ。
昨日石狩は願ってもない雨。空気が澄み切ったと思えた。今朝を逃したらオマエは阿呆だ,と,誰かに云われたような気がした。
行って分かったのだが,そう囁いてくれたのは,6/6に出会った仔ギツネだったのだろう。
第二突堤に近づと,さっそくキツネの親子を発見(a)。引き伸ばしてもこの程度。テトラポットの下の空洞は繋がっているので,どこらへんに潜んでいるのかは分からない。
さっそく先日のスマホの鳴き声を再生する。出てきた(b)。のったりしている(c)。テトラポットの上からも眺めてみる(d)。
やがて外に出てうろうろし始める(e)。仔ギツネと,河口をはさんで石狩灯台(f),なんて灯台とキタキツネDAY,ではないか。しかし彼にはつまらなそうだ
そのうちいったんテトラポットに戻った彼(g)は,再び私を誘うように外に出て浜崖に近づき,ここがオイラのねぐらだよとばかり穴に入る(h)。
穴の中からこちらをうかがう(i)。また外に出て,崖の上からこちらを見たり(j),寝たふり(k)。
はっきりいうけど,老い先短い年寄りは気も短い。疲れる。いい加減そうしていなさいと云って,停めた車の方に,浜や藪を漕いで戻ってくる。
なんと,”ワン,ワン!”と叫ぶ声。私を追いかけてきて追い越していった(l)のは,あの仔ギツネだったに違いない。
この話には,さらに続編がまちかまえているのだろうか?愉しみでもあるけど,化かされそうでもある・・・

2024.06.16版 小樽・高島岬を遠望する,の巻



石狩浜(+小樽浜)から高島岬への遠望図
高島岬拡大図
a トド岩 | d ホテルノイシュロス
b 赤岩山 | e 下赤岩山
c 日和山灯台 | f 赤岩山岩峰
石狩市は,2005(平成17)年,厚田村,浜益村を合併して面積はデカくなったが,ひたすら南北に長い。例えば,石狩市の北限,増毛町との境界の山並みも,どこから眺めても眺める角度がほとんど変わらないので変化に乏しい。
そこへいくと,嫌いな小樽市ではあるけれど高島岬は石狩湾を挟む対岸にあるので眺める地点で光景が大きく異なって面白い。
そこでこの版では石狩(一部小樽)の浜辺から望む高島岬の表情をとりあげたい。望むポイントは①図に示す。いずれも私が好んで出向く地点である。
と,勢いよく書き始めたけれど,早くも力が尽きてしまった。とりあえず今日はここでお仕舞い。

2024.06.15版 今年初登場の鳥たち,の巻


a1 - 2024.05.16

a2 - 2024.06.12

b - 2024.05.16

c1 - 2024.06.08

c2 - 2024.06.11

d - 2024.06.12
【花畔・網】で今年初登場の鳥たちを集めてみました。と,思ったら,(d)だけ5/4版に続いて二度目でした。
(a) アオジ。多分今年だけではなく,【花畔・網】での初登場です。Google レンズで名前を知りました。5/16,6/12どちらも,旧樽川9線道路脇の電線上で縄張りを主張していました。
(b) ドバト。樽川9線,最初の風車近く。伝書鳩が道に迷ったのかと思いましたが,どうやら飛べなくなって途方に暮れていたのかもしれません。帰ってから画像を見ると,足環には"JPN23"と見えます。レース鳩なのでしょうね。如何ともしがたいものがあります。
(c) ホオアカ。はまなすの丘では,ノビタキ,ノゴマなどとともに割とお馴染み。6/8は,海岸線,蜃気楼を追ってのSP-1600近く。6/11は,右岸,知津狩川河口近く。
(d) 今年初めてではなかったのがハクセキレイ。実際今年もこれまで何度も出会っています。今回は樽川9線,東防砂堤近く。獲物(ムシ?)を咥えて自慢そうです。

2024.06.13版 ブドウの溢泌,の巻 6/19 追補 雨粒の場合


a

b

c

d
(a,b,c)
2024.06.11 早朝5:40ころ
追補 (d)
2024.06.19 早朝6:00ころ
早朝,植物の葉に水滴を見ることがある。葉の水滴にもさまざまな由来があるらしい。
● 雨上がりで,明らかに雨粒がのっかっていると思われるもの。
● 放射冷却により葉の表面温度が急激に下がって,空気中の水分が結露したもの。(多分これがいわゆる朝露)
● 植物が地中から吸い上げた水分のうちの余剰なものが,葉の水孔から滲み出したもの。(溢泌) 水稲などでは普通のことのようだが,つる植物でもよく見られるらしい。
わが家に貧相なブドウの樹がある。棚を作るほどでないので,竹の支柱を立ててそれに絡ませている。熟す頃になると,毎朝2,3ヶもいで酸っぱさを堪能するには手ごろなほどの実をつけてくれる。
このブドウが今の時期見ごろになる。溢泌だ。無数の小宇宙が秘められていて,しかしものの1時間もすると大宇宙の中に影も形もなく包摂されてしまう。

などとお爺さんが柄にもなく難しいことを考えていたら,昨日あたりから【花畔・網】にアクセスが激増している。
まさか,Topicsを見る人が急激に増えるなんてことは考えられない。ログを調べるとたちまち氷解。
神居大橋』へのアクセスだった。なにしろ”神居大橋”をキーワードとしたGoogleでの平均掲載順位は,なんと9.1位だと。しかも,昨日今日アクセスが殺到しているであろうマスコミのページなどによって2.4位順位が下ったにもかかわらずだ。
皆さんもぜひ,神居大橋をご覧ください。事件の真相は一切語られてはいません。びっくりぽん!です。
Topicsにアクセスが殺到してくれると嬉しいのですが,なかなかねぇ。。。

2024.06.12版 エゾスカシユリ・第2報,の巻 6/08版の続編


e - 2024.06.12

f - 2024.06.11

g - 2024.06.11
6/08版でお伝えしたわが家のオバケ・エゾスカシユリが,今朝開花しました(e)。とりあえず2輪です。ツボミの数は,正しくは19輪でした。ほぼ真上からの画像です。
自生地でも,2階建てのエゾスカシユリを見つけました(f)。ツボミの数は全部で16ヶ。引けを取りません。
その近くで,私の知る限りでいま,エゾスカシユリとハマナスとの最も豪華絢爛たる光景に出会うことができました(g)。
石狩川河口右岸に注ぐ知津狩川左岸堤防の法面です。惜しむらくは近辺で,ここを縄張りとする某・乗馬クラブによるこんな落とし物を踏み損ねかねないことです。ゴミの不法投棄を理由に堤防上の車両の走行を禁じる動きに走ったこのクラブ,馬の落とし物はユリやハマナスの肥やしになるから良し,とするのでしょうかねぇ。

2024.06.10版 渦,の巻


a

b
今日は押琴海岸。ハマボウフウに新たな発見なし。アオバトもショウドウツバメも姿なし。徒労。
帰路,4/22以来の五の沢ダム(a)に立ち寄る。万緑。
灌漑用水を取水するために水位は6番取水孔の下まで下がっている。
僅かに開かれた7番取水孔に渦(b)。渦が向かう先には植田。

2024.06.08版 エゾスカシユリ,の巻


a - 2024.05.30

b - 2021.06.12

c - 2024.06.08

d - 2024.06.08
今の時期(昨日に続いてまた,ですが),石狩浜で咲き誇っているのはハマナスです。ま,明日は灯台とハマナスDAYとかですから,そうあらねばならないでしょう。しかし花といえば,ハマナスに決して劣らぬ花も数々あります。
なかでも,エゾスカシユリですね。私が今年初めて開花株に出会ったのは5/30(a)。ヴィジターセンター脇でした。少しだけ先に咲き始めたニッコウキスゲ(ゼンタイカ。ただし本来はまなすの丘にはなかった植物のはず)と艶やかさを競っていました。
そこで話はエゾスカシユリに。
実は2021年6月,旧樽川9線浜(いまでは銭函海岸)から咲き始めていたひと株を引き抜いてきて自宅の庭に植えました(b)。
毎年株は大きくなり,今年は8本もの花茎を立ち上げています。そして今朝,何個かの素晴らしい花を開いてくれました(c)。
1本の花茎の先のツボミは,1ヶから7ヶ。と思いきや,1本に20ヶものツボミをつけているヤツがあるではありませんか(d)。驚くなかれ!まるでお化けです。あまりたくさんついているので他のよりやや生育がおくれているようですが,この株が見事に咲いてくれたら必ずまた報告いたします。ご期待ください。

そうそう,ヴィジターセンターといえば,はまなすの丘公園完成とともに,オープンしたのは1991(平成3)年。老朽化も致し方ない(わが家よりずっと新しいけど)ところですが,2階のバルコニーは閉鎖ということでした。明日はどうなのでしょうか?
まったく関係ありませんが,以前,バルコニーにクロテンが上がっていたという話も聞きました。本当なら野趣豊かで大いに盛り上がります。

2024.06.07版 仔ギツネにおとーさんと思われた,の巻 のかもしれない


a

b

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d

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f

g

h

i

j

k

l
左の仔ギツネのちっちゃい画像(上のじゃないです)をクリックすると鳴き始めます。3分近く鳴き叫び続けますので,メンドクサクなったらさっさと止めてください。

今の時期,石狩浜を歩くと必ずやそこらかしこでキツネたちに出会います。

今回のキツネたちは,昨日(6/6),石狩川河口右岸での出会いです。
どうやら驚いたことに,仔ギツネにおとーさんと間違えられたようです(もちろん,真相は分かりません)。
うろうろしていると浜崖の上にキツネが現れて(a),ワン,ワン,と吼えます(b-e)。あまりに吼え続けるものですから,私も,ワン,ワン,と応えます。途中から,スマホで鳴き声を録音しました。
やがてなぜか静かになり(f),見ると2匹になっていました(g)。お互いに舐めあったりしています。きっと母親なのでしょう。
このあたりで面白半分にスマホに録音した仔ギツネの鳴き声を再生してみました。明らかに彼らは興味を示してこちらを注目しました(h)。
とりわけ黙っていられなかったのは母親の方でした(i)。子どもを置いて自分だけ崖を下り(j),私に接近(k)。
もしかしたら,私のことを子どものおとーさん,つまりは自分の愛する亭主なのかもしれない,と思ったのかもしれません。見ています(k)。
子どもの方は相変わらず崖の上で成り行きを見守り続けていました。

その後

特段,とんでもない事態に発展することもなく,私たちは平穏に別れてきました。

2024.06.05b版 そして左岸砂嘴先端,の巻 離れ小島に渡りたいワケ


a

b

c

オオヨシキリ

ノゴマ

ノビタキ
銭函海岸ばかりを歩いていたわけではありません。一昨日(6/3)にはホームグラウンドの石狩川左岸河口砂嘴を歩きました。
(a) 砂嘴の先端では植物起因の堆積物はほとんど姿を消しました(砂に埋もれたか,波に浚われたか)。しかしなにやら形状が異常です。変です。確かめなければ・・・
(b) 近づくと,砂嘴の本体に繋がってはいますが鉤状のミニ砂嘴が伸び出ています。こういう場合,無性にそこを歩きたいと思うに違いない私をいかにも誘っているかのようです。
2021年10/10,砂嘴先端から離れ小島に渡り,戻ろうとして液状化した砂に足を取られてあえなく海水中に転倒,カメラも水浸し,砂まみれにして燃えないゴミ化したのは私です。教訓としつつもそれを糧とし,なおかつ鉤状のミニ砂嘴先端まで今回も往復したのは至極当たり前のことでした。
(c) ミニ砂嘴先端から振り返ってみた画像です。
ま,バカなことばかり書いてもしょうがないので,この日出会った鳥たちに引き継ぎます。オオヨシキリはしばらくぶりでした。

2024.06.05a版 銭函砂丘からの定点観察,の巻 昨年の定点観察=7/14版6/18a版


銭函砂丘から

洋上風力全景
またしても,6/2の銭函海岸です。
ここでも,新川左岸からドリームビーチにかけての砂丘の端が切り立った浜崖状になっています。石狩海岸の浜崖では,近年崖の法面が植生に覆われてしまう傾向が見られますが,ここ銭函海岸の浜崖は植生に覆われることなく,剥き出しの砂の地肌が露出しています。
ショウドウツバメたちにとっては,植生に覆われた崖肌よりも剥き出しの崖肌の方が営巣に適しているものと思われます。おそらくそんなこともあって近ごろ石狩海岸での営巣が見られないのかもしれません。
それはともかく,銭函海岸の砂丘で新川に最も近い最高地点を,ここを徘徊した際の観察定点と勝手に決めています。
今回もここからの画像です。
左は石狩方向を眺めたもの。とはいえ,新川河口の向こうに見える風景は,ほとんどが銭函4,5丁目。いまでは小樽市ですが,1975(昭和50)年までは石狩町大字樽川村。ちなみに私が石狩町民になったのは1978年(移住時点での住所は,”石狩町大字花畔村”)。この時すでに旧樽川村の一部は小樽市に割譲されてしまっていた,というわけ。ずっとのほほんと過ごし,こんなことに気づくのは2007年に退職して【花畔・網】のネタ探しに蠢きはじめてから。それからたちまち17年が過ぎてくたばりつつあります。
右は視角をやや海側に向けて洋上風力を眺めたもの。洋上風力の画像は,どちらかというとその北側から望むものが多くなりがちなので,こちらからの画像もたまにはいいのかも・・・

2024.06.04版 左岸から望む新川河口の風景,の巻 オタルナイ橋に関するメモ見てね


a - 2008.04.24

b - 2018.10.19

c - 2021.05.26

d - 2022.03.31

e - 2024.06.02
一昨日(6/2),ショウドウツバメに会いに行った。その場合,札幌市域のバッタ塚に駐車し,けもの道?を歩いて新川左岸に出て新川沿いに河口まで下がる。そして石狩湾の浜辺を大浜海岸(ドリームビーチ)方向に彷徨う。ここらは昔から小樽市域(銭函3丁目)である。
石狩にこだわる私が,何故小樽市域に出没するのか。かつて新川下流部は,石狩市(町)と小樽市との境界であり,右岸側樽川村は,江戸時代松前藩によりアイヌとの交易所・オタルナイ場所が開設された紛れもなく石狩町域。それを石狩湾新港建設にからんで,強硬に反対した小樽市が簒奪した(現在,銭函4,5丁目)という歴史があるからだ。
新川河口にはほんの少し前まで,オタルナイ橋という朽ちかけた廃橋が架かっていた。
(a) ずいぶん前のオタルナイ橋。すでに通行不能の廃橋状態。
(b) オタルナイ橋の撤去工事始まる。
(c) もともとのオタルナイ橋は撤去され,工事用の架設橋のみ残る。
(d) 前年暮に架設橋も撤去されてなんにもなくなった春。
(e) 一昨日の河口。目を凝らすと,右岸側の遠方に洋上風力が並ぶ。これらの固定資産税の配分をめぐっても石狩,小樽両市間でもめたりした。なに考えてるんだか?
とにかく,そういういきさつ(ほとんど”北方領土”)があって,私は小樽市が嫌いだ。ロシアみたいだ。小樽市民が嫌いなわけではないが,過去の経緯は知るべきだ。
ともあれ小樽市は嫌いだけれど,ここいらへんは勝手にほっつき歩く。いつまで歩けるかはわからないけれど。

2024.06.03版 ショウドウツバメ,の巻 昨年のツバメたち=7/16版7/13版6/14版


a

b

c

d

e

f
昨日(6/2)のこと,今年初めて新川左岸,大浜海岸を歩いてきました。思い通りにショウドウツバメたちに出会えました。
けれど結構草臥れて,昨日は亜麻の発芽だけでごまかしてしまいました。今日は今日(6/3)で,石狩川左岸砂嘴をひと回りしてきました。
なんかメンドクサイ(また,出ました)ので,昨日500枚以上撮った中からの厳選写真集です。選ぶのも大変です。

2024.06.02版 亜麻,発芽,の巻 5/28版,播種の巻 6/3 追補


a - 6:31

b - 16:29

c - 6/3 6:06

d - 6/3 13:22
昨日すでに地割れの兆しはあったのですが,今朝(6/2)しっかり確認(a)。(出ている芽は,ハマボウフウ ^^;;;)
そして夕方にはあちらこちらで発芽(b)。
昨年同様,播種後足掛け6日。律義ですねぇ。

そして翌朝(6/3)には播種した5列全部に顔を出し(c),
昼過ぎにはいくらかまばらとはいえしっかり生えそろっていました。

2024.06.01版 ハマボウフウ大作戦第2報,の巻 第1報は4/25版


a

b

c

d

e
今年最初は4/24(第1報)だが,5/1にも押琴浜を歩いている。しかし新たな新芽などを見つけることもできなかったので知らんぷりした。
一昨日(5/30),3度目の押琴浜歩きで,ようやく昨年秋に撒いたタネの発芽を確認できた(a,b)。たった2ヶ所である。昨年春の発芽(一昨年播種)の発見にくらべると悲惨,としかいいようがない。
4/24に確認した昨年発芽したと思われる2年目株は,その後も順調に育っているようだ(c)。
今回の驚愕は,それらから10mほど離れた地点で,すでに花を開いているでっかい株(d)に出会ったこと。それも,ただ1株だけである。なんなんだ,これはっ!
どう見てもハマボウフウっぽいのだが,この時期に花を咲かせているなんてのは石狩浜でもありえない。
ここにはこれまで何度も足を運んでいるのだが,ハマボウフウだとしたらこんな大きな株をこれまで見たことがない。
誰かがハマボウフウに似て非なるものを敢えてこっそり移植したのだろうか。怪しまれる。
石狩浜方向を望むと,中央埠頭(左)のLNGタンク群と,西埠頭(右)のLNG火発と洋上風車(e)。
ショウドウツバメもアオバトも,その姿はまだ見られない。

2024.05.29版 5月のコムクドリ,の巻


k - 5/4

r - 5/19

h - 5/3

f - 5/3

l - 5/4

e - 5/1

g - 5/3

o - 5/8

i - 5/4

j - 5/4

m - 5/5

n - 5/7

p - 5/12

q - 5/17

s - 5/26
今日(5/29)はどんより曇天,北西風が強くて寒く,出かける気にもなりません。そこで,4/27版5/1版につづいて,その後も眺め続けているコムクドリをご覧ください。
(k) メスです。
(r) オスです。
(h) 電柱の上に,このふたり(つがい)が陣取っています。
(f) 電柱のてっぺん(確認できませんが,かなりへっこんでいるものと思われます)の巣を覗き込むオス。
(l) 上半身巣の中に。すっかり巣の中に入ると,まったく見えなくなります。
(e) 飛び立った瞬間。
(g) 着地する瞬間。
(o) 私と見つめ合うオス。意外とかわいい。
(i) この日なぜか3羽のコムクドリ。右の1羽がメスで,左の2羽がオスのようです。
(j) いきなり1羽のオスがもう1羽を猛然と攻撃。攻撃されたオスはたまらず逃げ去りました。厳しい縄張り争いです。
(m-s) 地面に下りたり庭木の中で,巣作りの材料とかエサなどを物色している様子のあれこれです。

4/27版で,電柱の上のスズメたちとの攻防は書きましたが,実はカラスも油断できません。これは5/7,電柱の上に君臨するかのようなカラスです。しかしコムクドリたちは決して負けてはいません。5/20朝,体格では遥かに劣るコムクドリが,近づいたカラスの頭を嘴で激しく攻撃。カラスもたまらず逃げ去る様子を目撃しました。あまりに咄嗟のできごとで,とても写真を撮ることができず残念至極です。代わりにその直後近所の屋根の上で,”アイツには叶わねーよなぁ”とボヤいているカラスたちと,ずっと見据えて警戒を怠らないコムクドリの姿です(6:40)。

2024.05.28版 亜麻,播種,の巻

昨年だって5/27だったし・・・と,悠長に構えていた亜麻の種播き。いま改めてみてみると,5/27は発芽で,種まきは5/22だったのね。
ともあれメンドクサイお化けが出ずっぱりで,ま,去年並みだからいいべさと,本日なんとか亜麻の種播きを終えることができました。去年より6日遅れ,ということになります。
関係なしに,5日ほどで発芽,40日ほどで開花(去年は6/30),ということになってくれるものと思われます。温暖化とかなんとかの中でも,自然は人間より遥かに律義です。

2024.05.27版 砂嘴先端地形変化のその後-3,の巻 5/15版からつづく


砂嘴先端2024-4

A* - 2024.05.20

A - 2024.05.18

B - 2024.05.18
『蜘蛛の囲や胸にざわつくバイブ感』 昨日の句会で出した句,です。散々でした。
口惜しいから自句自解です。バイブというのは,スマホをマナーモードにしておいた時に生ずる振動,のことです。それとそっくり,というわけでもありませんが,近ごろ左の胸のあたりで時おり微振動が生じます。あたかも,左の胸ポケットに入れておいたスマホがバイブしているかのような感じです。もちろんスマホはありません。大きな蜘蛛の巣に出会い,それが細かく揺れてなにか不吉なものを見てしまったかのような心境を詠んでいます。
ま,いいや。
5/20の浜歩き,の報告です。1週間も前の話です。いろいろあって,というか,もしかしたらなんにもなくても事が運ばない自分にイラついています。これがトシというものなのでしょうか。と,いいわけばかりしています。
最初の軌跡図に,白線矢印の視線a~c を描き入れました。
視線a は,前から入れてありますが,右岸八幡堤防上の定点から河口導流堤の先端を望んだ視線
視線b,c は,いずれも右岸知津狩川に架かる知津狩新橋中央から望んだ視線
です。
軌跡図の部,部,さらに,画像のA*AB については,5/15版を参照してください。
まったくたいしたことのないことですが,やっと結論です。
の部分。先端が徐々に伸び出す傾向にあります。4/13に比べ5/20にはおよそ40mほど伸びました。
4/13に大きく左に膨らんだのはほとんどが植物起因の堆積物でしたが,現在の膨らみはそれもありますが,主として土砂によるものです。
の部分。この間川岸形状にほとんど変化はなく安定しています。融雪期の増水が落ち着いたとみてもよさそうです。ドラゴンは川岸から約20mの位置にあります。しばらくは動かされることはないでしょう。
疲れましたので,以上です。

2024.05.25版 2冊同時に合同句集刊行,の巻


『かしわ』

『帯』
このほど,2冊ほぼ同時に合同句集が刊行された。どちらも発行所所在地はメンドクサイことになぜかわが家である。
『かしわ』は,石狩かしわ俳句会による,昨年につづく第7号。2017(平成29)年石狩市民を中心として発足した俳句会で,今年で8年目。毎月石狩市公民館(学び交流センター)で句会を愉しんでいる。
『帯』は,2019年俳句結社「氷原帯」の終刊後うろたえる俳句の猛者らと,そんなの知らねーよというウブの新米たちが身を寄せ合って,2020(令和2)年1月から札幌市の道立道民活動センター(かでる2.7)で毎月句会を営んできた帯俳句会による初めての合同句集。(1人3句集は過去3回刊行しているが)
『かしわ』は16名のメンパーがひとり10句ずつ。
『帯』は27名のメンバーがひとり10句ずつ。
個性あふれる味わい深い句集が完成したものと自負している。図書館などで見かけたらぜひ手に取ってご覧いただきたい。

2024.05.23版 【花畔・網】は仮死状態でした,の巻

【花畔・網】は昨日(5/22)未明・午前4時過ぎから,外部からのアクセスが不能となっていました。
原因は,光回線ルータのファームウェアが予告もなしに勝手に更新され,それに伴って再起動されたためでした。その結果,ドメインネーム<bannaguro.net>にヒモづけられた IPアドレスが変更となり,インターネット上で所在地不明状態となってしまっていたというわけです。これが最初ではなく,これまでも何度かあったことでしたけど。
早く気づけばいいのですが,気づいたのは今朝(5/23)7時過ぎ。まる1日以上繋がらなかったというわけですね。
申し訳ありませんでした。

2024.05.22版 鳥と花,まではいいけど,魚と虫も,の巻


a

b

c

d

e

f

g

h

i

j

k
いずれも一昨日(5/20),石狩浜での画像です。
(a,b) あちらこちらで見かけたノゴマ。(a)は,ヴィジターセンター脇のニッコウキスゲの咲く藪の中で。(b)は,あずまやの近くで。
(c) ホバリングのヒバリ(揚げ雲雀)。
(d) 浜辺のミユビシギ。だと思うけど,違うかもしれない。
(e) 昨年に続いてこの時期から黄色が美しい海岸通りのツルウメモドキ。実はこの2日前(5/18)にも走ったのだが,ほとんど目立たなかった。2日間で一気に葉っぱが茂ったということなのかなぁ。
(f) そしてハマナスの花も咲き始めた。色が濃くて鮮やか。だけど,花の中を覗くと虫だらけ。
(g) あずまやへ向かう途中の道路脇のヤマブドウ。いままで実のついた姿をほとんど見たことがないのだけれど,今年はツボミがびっしり。
(h) 早くも花盛りのハマエンドウ。
(i) 花が小さすぎて自己主張に乏しいオオヤマフスマ。木道脇で頑張っている。
(j) 先に訪れたSP-1600。蜃気楼は×レベルだったが,波打際にカラス(とタカも)たちが集っている。こういう場合,あまり目にしたくない何かがある。ついつい近づいてみると,これは,気の毒なアンコウですか?
(k) これも目にしたくないけど,ドクガの幼虫たち。今年もあずまや近くの管理道路の両側で頑張っています。ハマナスの新葉にはご用心。(昨年は5/13に発見)

2024.05.20版 二日酔いの蜃気楼,の巻 4/14版からつづく


2024.05.02

2024.05.14

2024.05.18
以前の参考データ
2024.04.08
2024.04.13
観察点はいずれも,石狩樽川海岸線のSP-1600ポイントから入った浜崖上。
各日の気象条件などと評価を表にしてみた。
時刻 気温 風況 評価 ついでに
4/08 12:20頃 17℃前後 南東風ながら強すぎ
4/13 13:00頃 20℃前後 南東風
5/02 11:50頃 19℃前後 南東風 ガラスの浮き玉を拾った
5/14 11:30頃 18℃前後 東風 見晴らしがもっとよければ・・・
5/18 10:20頃 21℃前後 東風が北東風に変わる 積丹半島がクッキリ
評価 × 行くだけ無駄。年寄りの冷や水レベル。しかし行ってみなけりゃ分からない場合も多い。ハラ立つから上の表にはかててやんない
画像を目を凝らしてみるとなんとなく分かるレベル (^^;;;
画像をちらっと見るだけでもすぐに分かるレベル
文句なし。松浦武四郎だってタマげるレベル
4~6月はまだ海水温が低い。陸から海に流れる風(石狩では東~南風)がゆったりと吹くことにより,冷たい海の上に陸上で温められた空気が流れ込んで気温差の大きい空気の層ができることが条件と考えられる。
いずれにしても,これまでの5回の観察は二日酔いレベル。◎評価の蜃気楼に出会いたい。
ちなみに今日(5/20)も行ってみたけど,11時頃風向きが南東から北西に変わる。寒い×レベル。

2024.05.19版 海のクリーンアップ大作戦,の巻

昨日(5/18),なんとなく蜃気楼日和。二日酔い?気味ながら石狩浜へ行ってみると,あそびーちの駐車場が車や貸切バスなどで満杯状態。海水浴にはまだ早いし,なにごとかと思ったら,「海のクリーンアップ大作戦」なんだと。知らなかった。なにしろ人混みの怖いお爺さんは,皆さん偉いなぁと,畏れおののくのみ。
上の画像は,弁天歴史通りから出雲教の社脇を通り抜け,道なき道化している獣道を上った先の展望の丘(私は勝手に”弁天の丘”と呼ぶ)の上から眺めた。すぐ下には海浜植物保護センターとハマナス再生園が見える。

2024.05.15版 砂嘴先端地形変化のその後-2,の巻 4/30版からつづく


砂嘴先端2024-3

A* - 2024.04.23

A* - 2024.05.10

A - 2024.05.11

B - 2024.05.11
4/30版に示した4/13,4/23のGPS軌跡に加えて,5/10のGPS軌跡を追加。軌跡図の部,部に着目。
前回までと同様
画像Aは,右岸知津狩川河口近くに架かる知津狩新橋の中央から,部を眺めた画像。
画像Bは,右岸八幡堤防上の定点から,部を眺めた画像。
いずれも部,部を遠望した画像であるが,それらに加えて
画像A*は,砂嘴側の部(その最も外側に位置すると思われるあたり)から,知津狩新橋を眺めた画像である。
手前にある来札水制工との位置関係から砂嘴の伸び縮みが実感される。
部については,4/30にやや膨らむ傾向がみられたものの,5/10,11には4/24よりも縮んでいる。植物起因の堆積物が波の動きにより移動しているものと思われる。(4/235/10)
部については,この間さほど大きな変化は見られない。

ようやく更新できました。近ごろはたちまちメンドクサクなってしまい,仕事が捗りません。どうしたらいいのでしょうかっ!

2024.05.10版 はまなすの丘の花と鳥,の巻 5/11 いくつかの追記(この色の箇所)


イソスミレ

ハマハタザオ

ハマエンドウ

ノゴマ

ヒバリ

ノビタキ
グズついたここ数日,昨日は車検日。そして今日やっとお天気。久しぶりの浜歩き。日差しはあるのだけれど,北風がやや冷たい。
やや盛りの過ぎたイソスミレだけは5/2の画像。ほかはすべて今日の出会い。目には花,耳には囀り。
ハマハタザオは満開に近い
ハマエンドウはちらほら咲きはじめ。
ノゴマはいつもヴィジターセンター脇の電線の上で叫ぶ。
ヒバリはいたるところでチョロチョロ。これは,木道脇の草むらで。
このノビタキの背景は,空ではなくて名無し沼の水の色。
ついでに,ドラゴンとアオサギ

それはそうと車検。かねてから今回が人生最後の車検と決めている。本当にそうなるのかどうか,見届けるには2年待たなければいけない。けど,信念で生きているお爺さんのことだから,保証の限りではない。【花畔・網】も残り2年となるのかどうかがかかっている。

2024.05.06版 亜麻畑起こし,の巻


Before (8:36)

After (11:50)

a

b

c
昨日(5/5)は石狩灯台にぃちゃんの公開日ということだったが,ちょっと違うんじゃないかい…と,近寄り難くてパス。
代わりに同じくらい気が重い亜麻畑の開墾。もともと道路用地なので石っころだらけの土を三本歯の備中鍬で掘り起こした。1mX6.4mくらい。昨年は4/24に起こして5/7に堆肥などを施しているから,若干遅いくらいのペース。
実は昨年,花の終わった亜麻畑に樽川9線浜から採取してきたハマボウフウの種の一部を9/4にばら蒔いておいた。(4/25版参照)
見るとチラホラながら発芽し,中には果敢に丸い本葉も見せているものもある(a,b)。畑の開墾前に1本1本掘り起こして(根は3~4cm)海浜植物コーナーに移植した(c)。緑がない部分は,この冬排雪のロータリー車によって土ごと根こそぎ剥ぎ取られしまった無惨な跡。ハマボウフウを増やすのにはちょうどよいかもね。

2024.05.04版 厚田です,の巻 5/1の画像です


a

b

c

d
(a) 4/5以来の厚田のサケ稚魚二次飼育施設です。なんと設備は片付けられ,水槽は干上がっていました。今年の飼育/放流は終わったということですね。厚田ではついに稚魚たちに出会えませんでした。
(b) こちらも4/5以来の厚田川・やまなみ滝。当然雪のすっかり解けたやまなみ橋から眺めました(遠景)。背後の丘の雪解けもほぼ終わったと見え,勢いはイマイチです。でも,樹々の葉っぱがまだ邪魔しないのですっきりしています。
それだけでは淋しいので,この日出会った鳥たち。
(c) 厚田キャンプ場手前でのツグミ。ツグミは4/22版以来です。
(d) 古潭漁港でのハクセキレイ。ハクセキレイにはあちこちでしょっちゅう出会いますが,今回はうまく撮れました?。

2024.05.01版 梅と鳥,の巻 さらに,花


a - 2024.04.26

b - 2024.04.30

c

d

e
コムクドリは2階のベランダから眺めている。それでも電柱のてっぺんなので見上げなければいけない。
隣家の庭にウメの樹がある。ウメの花にもさまざまな鳥たちが現れるので忙しい。こちらは見下ろすことになるので,道路の白線(センターライン)が写りこむ。
(a) ヒヨドリ
(b) コムクドリ
そしてそれだけでは淋しいので,お爺さんとお婆さんの庭から花。いずれも今朝(5/1)撮影。
(c) イソスミレ(お爺さん担当)
(d) 白花エンレイソウ,普通の?エンレイソウ,エゾエンゴサク,黄花カタクリ(お爺さん担当)
(e) さまざまなクリスマスローズ(お婆さん担当)

2024.04.30版 砂嘴先端地形変化のその後,の巻 関連 4/19版4/13版


砂嘴先端2024-2

A - 2024.04.15

A - 2024.04.24

B - 2024.04.24

A - 2024.04.30

B - 2024.04.30
最左図は,前回の最後の4/13と,最近新たに歩いた4/23とのGPS軌跡図である。
注目すべき部分は,春特有の特徴的な形状変化が見られるの部分。これらの部分の変化を,対岸から遠望した画像で比較してみる。
の部分は,右岸知津狩川河口近くに架かる知津狩新橋の中央から眺めた画像で見る。
の部分は,右岸八幡堤防上の定点から眺めた画像で見る。
については,4/15の段階では前回4/11とほぼ変わらない大きさで先端が膨張していた。植物起因の堆積物によるものだった。その後堆積物は波に持ち去られたと考えられ,先端は縮小。4/24には先端はかなり短くなり,4/23のGPS軌跡を如実に裏付けている。
については,前回4/18には川岸が崖状に切り立って崖下は歩けない状況(実際の4/13)だったのが,4/24では崖はさらに後退しつつも崖下にも砂が堆積し歩行可能(実際の4/23)で,GPS軌跡でも4/23は4/13よりやや膨らんでいる。
さらに今日(4/30)確認した画像によると,の部分は先端が再び伸びる傾向が現れている。一方,の部分は崖の形状はほぼ現状維持と見られ,崖下の砂浜はやや痩せ気味。潮位の高低も影響しているかもしれない。
融雪増水による石狩川の水勢も,大雨がない限りそろそろ落ち着いてくるものと思われるので,これからはささやかながら沿岸漂砂の堆積による先端の拡大が期待される。

私にとってはこうした地形のせめぎ合いを観察することは無上の愉しみなのだが,ここを見てくれている方々を含め圧倒的多くの(或いはほとんどすべての)人々にとってはつまらないことこの上ないに違いない。ゴメンね。ということを承知の上でこんなホームページを頑なに続けているお爺さん,なのである。やれやれ。

2024.04.27版 スズメとコムクドリとのせめぎあい,の巻 (追記) 4/28,4/29


a

b

c - 4/26 7:24

d - 4/27 8:57

e - 4/28 6:56

f - 4/29 6:02
昨日4/26は蜃気楼日和だったが句会があって見に行けなかった。そして今日4/27はもっと蜃気楼日和。しかし黄砂。快晴にもかかわらず霞む。いつものSP-1600に行くのは急遽取りやめ,樽川9線浜に向かう。手稲も霞む。
でもせっかくだから,ここからの小樽・高島岬とトド岩(a),洋上風力の変な画像(b)をどうぞ。
実は今日のメインディッシュはそうではなくて,わが家から見たスズメたちとコムクドリたちとの葛藤。南側の市道を挟んで立つ電柱の上の場所取り合戦だ。たとえば,一昨年。そして昨年の最初
今年もそろそろかなとわくわくしていた。少なくともここまではスズメたちの天下。しかし昨日,もたもたしていて撮れなかった(いつでもそうだ)が,間違いなくコムクドリの姿を見かけた。来たなっ!と思った。
今朝(4/27)も早い時間(6:16)はスズメたちが優勢だったのだが,やがて電柱のてっぺんには昨日のスズメ(c)に替わってコムクドリ(d)が居座る。体格的にスズメよりコムクドリの方がやや優勢。電柱のてっぺんはコムクドリに占拠され子育てが始まることだろう。電柱によじ登るわけにもいかないし,ドローンもない。電柱の上でどのような営為がなされているのか知る術がないのが口惜しい。けど,しばらく見守り続けることになるだろう。

(追記) 4/28 メスを呼んでいるのか,縄張りを主張しているのか,大声で盛んに泣き叫ぶ(e)。しかしちょっと留守すると,スズメたちも戻ってきて油断ならない(11:02)。
(追記) 4/29 心配ゴム用,私たちは夫婦で力を合わせています(f)。とはいえスズメたちも侮れない(6:52)。

2024.04.26版 とりとめなく,の巻


a

b

c

d

イソスミレ

ハマボウフウ

谷地坊主

キタコブシ
最後のキタコブシだけは4/24,他はすべて,4/23の石狩浜です。
上の4枚はいずれもノビタキ。(b)のみ雌。他は雄。いま石狩浜の草原で一番青春を謳歌しているのはノビタキに違いありません。
(a,b) は海岸通り,(c,d) ははまなすの丘。とりわけ(c)の全景はこんな具合。喜びも悲しみも幾年月,です。
この日イソスミレはまだツボミでしたが,今日の暖かさでは花盛りかも。
ハマボウフウも立派な株になっていました。
谷地坊主のまわりは,とっくに谷地ではなくなっています。
そしてキタコブシ。4/22版とは反対方向に眺めてみました。背景は手稲山です。
今日は久しぶりに24,5℃になるという予報。蜃気楼日和です。けど,午後から句会。行けません。

2024.04.25版 ハマボウフウ大作戦の成果は?,の巻


押琴海岸

a

b

c
昨日は押琴海岸へ。南東寄りの風で海は静かでしたが,如何せん強すぎ。よしてよっ。この浜には一昨年秋から大作戦を展開しています。一昨年は9/11,昨年は9/4,いずれもその前日樽川9線浜で採取したハマボウフウの種をどっさりばら蒔きました。果たしてその成果はありやなしや?
播種現場に行ってみると,やや悲惨でした。冬季の大時化で運ばれてきたのであろう夥しい流木たちに浜全体が占拠されています。少し離れた流木の少ないところでは崖崩れで土砂に埋められていたりします。ダミダ,コリャ,です。でももともとの浜の住人たち,ハマヒルガオだのハマエンドウたちは逞しく顔を出しています。ほとんど諦めかけていたとき,播種現場の端っこちかくでようやく見つけたのが(a,b,c)。2m四方の中に身を寄せ合っていました。いずれも一昨年播種,昨年の発芽株です。ついに昨年播種の新芽は確認ではませんでした。早やすぎたのかも?
関係ありませんが,ところどころにおそらくカラスたちが食い散らかしたのであろう魚の死骸が。きっとイワシたちはこの辺りにも打ち上げられたのでしょうね。
【昨年の記事】 5/10版(発芽発見),5/28版6/11版8/10版9/3版(タネ採取),9/4版(播種)

2024.04.24版 油田跡と農業用貯水池,の巻


八の沢

無煙浜

五の沢ダム

高富ダム
このTopicsは4/22のできごとです。その後,昨日4/23には石狩川左岸砂嘴をひと回り,今日4/24は押琴浜のハマボウフウを観察してきました。が,夕飯終わったら酔っぱらって眠たくて追いつきませんので,とりあえず一昨日の話をなんとか片づけたいと思います。
一昨日は花と鳥でした。鳥といえば,そうだよね,高岡のハクチョウたちはどうしてるのだろうかと足を伸ばしたところ,バカにおしでないよとばかり,かれらはとっくに飛び去っていました。仕方がないので,ここまで来たついでに五の沢ダムに向かいました。
開かれていた五の沢林道をどんどん行くと一ヶ所だけ難所がありましたが,ハラをこすりながらクリアして八の沢油田跡に到達。石碑の写真の中に,いまでは風車が写りこんでいる(樹々が茂ったら見えなくなるでしょう)ということに妙な感慨を覚えました。
八の沢だけでは片・手落ちなので無煙浜の厚田油田跡にも行くことになりました。油膜が奇麗,でした。
貯水池(ダム)は4/7以来。どちらもまだ取水されていないようで,満水状態が続いていました。
農業用貯水池にはもうひとつ,規模のより大きな望来ダムもあります。クマが出そう。いずれも冬には水が抜かれます。

2024.04.22版 また,花と鳥と,の巻


ミズバショウ

キタコブシ

エゾヤマザクラ

ツグミ

ベニマシコ

カワラヒワ
4/13,14以来ほぼ1週間ぶりの花と鳥。
ミズバショウは葉っぱがかなり大きくなって峠を越したみたい。それでも美しい三姉妹
キタコブシはまさにいまがまさに見ごろ。満開の樹。青空のもとでないのが口惜しい。
そして同じ紅葉山茨戸通のエゾヤマザクラもチラホラ咲き始めました。
ツグミは,草取りに立ち寄った花畔墓地で。
ベニマシコは,知津狩新橋近くのクマザサの藪の中で見つけました。初めて見る鳥なので,Google レンズで確認しました。当たっているかどうかは分かりませんが,こんな赤い鳥,いるのですね。おまけに現場ではまったく気づかなかったのですが,画像を確かめるとなんと夫婦でいたようです(赤いのが雄)。画像から頭が切れてしまった雌にはゴメンナサイ。
カワラヒワ。これも知津狩。いつもウグイスが唄う枯れ木ですが,カワラヒワもウグイス色。きっと親近感が湧くのかも。

2024.04.19版 融雪増水,狭くなった河口を押し広げる,の巻 4/20 いくつかの訂正と追記(この色の箇所)


砂嘴先端2024

2024.03.08

2024.03.27

2024.04.04

2024.04.11

2024.04.18
この春も石狩川河口左岸砂嘴の春特有の顕著な形状変化が見られる。最左図に,砂嘴を歩いたGPS軌跡を示す(3/11,3/26,4/3,4/13)。
特徴的な変化が見られるのは,図に示したの部分。
先端の部分は,4/3までほとんど変化がないのに4/13に急激に突出している。この変化については4/13版に,右岸知津狩新橋から遠望した4/7,4/11の画像をもとに,石狩川の融雪増水が上流から運んできた植物起因のゴミの堆積によるものであるということを論じた。
今回はの部分の変化について考える。ここは昨年12/12以降ドラゴンが鎮座する近傍で,Topicsでは12/30版に続くものである。そしてそこは12/14版現在の石狩川河口は実はここだっ!と断じた部分でもある。GPS軌跡図で分かる通り,3月に左岸側が右岸に向けて最も拡張し,4月になって逆に縮退する変化が特徴的である。今年の場合は4月から融雪増水による石狩川の勢いが増し,左岸側の拡張部も削って押し戻した,ということを示している
今日はその現象を,右岸八幡堤防上の定点から眺めた画像5枚で比較する(撮影日は砂嘴を歩いた日にできるだけ近い日を選んでいる)。GPS軌跡図の白線矢印は,視点(八幡堤防定点)から河口導流堤の先端を望んだ視線である。3月中はGPS軌跡は視線の右に出ているが,4月になると押し戻されている。その形状変化は上の5枚の画像からも裏付けられる(導流堤先端位置はで,ドラゴン位置はで示す)。とりわけ4/4までの形状と,4/11からの形状との顕著な違いは,川岸における削られた崖状地形の有無である。川の流勢が激増したことを物語る。実際に4/13に左岸砂嘴を歩いた際には崖下の歩行は不能だった。
それにしてもスマホのGPSの精度の悪さにはほとほとうんざりする。まっすぐに歩いてもガタガタな線になる。確かにお爺さんはO脚ではあるけれどもこれほど酷いのか・・・あるいはお爺さんのスマホが酷いのか・・・
それと昨年秋から今年になって2月前後に Google Earth の背景画像が石狩地区の一部で,2021.07.19付けから2023.04.22付けに更新された。新しい画像になるのは歓迎なのだが,これがまた酷い。旧画像の道路と新画像の道路が,同じ道路にも拘わらず重ならないのだ。およそ5mから10m近く(主として南北方向に)ズレている。Googleも色々な意味で困ったものだ。

2024.04.17版 珍しく夕暮れ時,の巻

昨日(4/16)のこと。お爺さんは大昔から昼めしはほとんど食べない。取り立てて一日二食主義とかのつもりはない。混雑する食堂が嫌でメンドクサかったからだけだ。その上5,6年前から晩メシ時間がなぜか早くなった。午後5時には酔っぱらってうたた寝をしている。だから,【花畔・網】にはこのところ夕景がほとんど現われない。
昨日珍しく午後6時過ぎ目が覚めていた。で,誰だか知らないけど誘う人がいて,紅葉山公園(最近しつこい)をふらついた。池の夕景が綺麗だった。カメは見えなかったが,朱く染まった時計があった。

2024.04.15版 花と鳥と亀と,の巻


ミズバショウ

キタコブシ

カンムリカイツブリ

カメ
マクンベツ湿原のミズバショウ(仏炎苞と花序)。4/9版で週末には見ごろとか書いた手前,一昨日(4/13)確かめに行ったところ,ウソでした。まだ二分咲きもといった感じ。
以下は昨日(4/14)。
紅葉山茨戸通(緑苑台東)のキタコブシ()。こちらもチラホラ咲き始めていますが。。。
茨戸川のカンムリカイツブリ。陽気のせいでふらっと出かけたら見慣れない鳥が。。。
紅葉山公園の北池。こちらも陽気のせいか早くもカメが。しかも2匹。越冬に成功したようです。
4/10にはまだ雪の残っていた南池もすっかり夏の装い。樹木が着飾るのはこれからでしょうが。

2024.04.14版 ゴメーが鳴くから蜃気楼が来るどー,の巻


4/13 (9:56)

4/13 (12:57)

4/13 (12:57)
4/8に続いて,昨日4/13も蜃気楼日和。観察地点は石狩樽川海岸線SP-1600ポイントから海に向かった浜崖上。
最初に寄った10時前,石狩の公式気温(アメダス)では18℃にいま一歩。風もよかったのだけれど霞んでもいて,蜃気楼は画像からも確認できず。
その後砂嘴先端の膨張を確認したりしていささか疲労困憊。メンドクセーけどもう一度眺めてみっか…と寄った13時前,気温20℃。肉眼ではかなり困難にしても,蜃気楼に間違いなかった。カモメたちも喜んでいた。
このポイントから高島岬トド岩までは約26km。波打際(目の高さ1.5mとして)から水平線までの距離は約4.4km。今の場合崖の上だから目の高さ5mとすると水平線まで約8km。トド岩はその先18km。計算上海面から25m以上の高さがなければ見えない。けどトド岩の高さは20mそこそこ。蜃気楼でなければ見えるわけがない。
画像で,高島岬の先からやや離れて海面上に浮かんでいるのがトド岩。もうひとつ岬の先すぐ近くに見えるのは,岬に地続きの突起なのか,はたまた別の離れ島(岩)なのか,実は定かではない。

2024.04.13版 砂嘴先端膨張,の巻


2024.04.07

2024.04.11

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b

c
今年も3月以降,石狩川右岸に注ぐ知津狩川河口近くに架かる知津狩新橋の中央から,石狩川左岸河口砂嘴の動静を眺めている。左の2枚が4/7と4/11の画像だが,たった4日の違いなのに遠景の砂嘴先端の位置が大きく伸びていることに気づく(手前に来札水制工が,そしてより遠方に洋上風力が写っているが,それらとの位置関係から歴然)。
じっとしてはいられない。今日はうららか。左岸河口砂嘴をひと回りしてきた。右3枚は今日の画像である。
右岸から眺めた通り,間違いなく砂嘴先端は大きく膨張していた。ただし土砂の堆積ではなく,石狩川が河川敷などから運んできた大量の枯葉,木屑など主として植物起因のゴミ(ガス,ともいう)の堆積(a)によるものだった。ヤンチャなお爺さんは,よろよろとしながらもそのゴミの先端(b)まで到達せずにはいられなかった。そこから逆に知津狩新橋を眺める(c)。橋の中央の橋脚の真上あたりが,向こうからの撮影ポイントである。その視線は確かに来札水制工の先端の外にあり,4/11の遠景を裏付けている。この植物起因のゴミはいずれその大半が波により持ち去られるであろうから,地形の膨張は一過性のものにならざるをえないだろう。

それにしても昨年3/28版でまるで同じようなことを書いていたことに気づかされた。進歩がないというか,情けない。けどいまさら進歩するわけがないではないかっ!俳句だってそうだ。
石狩川流域の融雪が,今年は昨年より3週間ほど遅い(実際には昨年が異常に早かった)ということがこれで裏付けられた,ということがせめてもの救いである。

そして暖かかった今日,4/8にはふられた上位蜃気楼にも出会えた。ラッキー!だがそれはまた明日。

2024.04.12版 今年もご近所灯台,の巻 ご近所灯台

各ご家庭もそろそろ春の装い。自分も春の徘徊。
昨日(4/11)行ってみると玄関先に飾られていました灯台のある風景。
昨年は4/12だったようだから,いち日違いでの発見。
灯台と船2堰は昨年同様,律義な人なのだろうなぁ。

2024.04.10版 表情,の巻 まだほとんどまっ白だった 3/31 の顔つきのつづきなのだ
南池

4/6 (6:31)


4/8 (6:38)


4/10 (6:43)
北池

4/6 (6:50)


4/8 (6:52)


4/10 (7:03)
またまた紅葉山公園の池。おそらくこの時期,いちばん表情が刻々と変わるに違いない。
というわけで,いち日おきの早朝の池面の顔つきを覗きに行った。
三日とも素晴らしい青空で,この変わりようを眺めるのは楽しかった。
同時に近くで出会ったことどもも記そうと思ったが,睡魔には太刀打ち不能。また明日。

(追補 4/11) 本当は上に続いて書くべきだったのだが沈没してしまったので,1日遅れでこの後ろに押し売りしたい。
生きもの

ヒヨドリ 4/6


カモ 4/6


カモ 4/10


コケ 4/6


コイ 4/10


4/6


4/8


4/10


4/10


4/10


4/10
全く関係ないけど,もしかしたら恥ずかしいこと。
数か月前から車の右後部座席の内側からドアが開けられない。外からなら開けられる。ロックノブは施錠していないのに。
メンドクサイなぁと思いながら今日ディーラーに行くとあっという間に解決。チャイルドプロテクションがロック状態になっていたのだ。
60年以上車を扱っていながら,こんなものがあることを始めて知った。お爺さんは恥ずかしいやら腹立たしいやら。

2024.04.09版 蜃気楼,ほか,の巻


2023.06.01

2024.04.08

カモメ,カッコいい
昨日(4/8)は石狩も20℃を超え,しかも陸から海への南東風。今年最初の上位蜃気楼日和と思えた。石狩樽川海岸線のSP-1600ポイントから入った浜崖上から眺める。結果はペケ。小樽・高島岬の先にトド岩などが見えた昨年6/1の同一ポイントからの画像と比べると歴然。そもそも晴れてはいても靄っとしていて高島岬はともかく積丹半島などほとんど見えない。風の向きはいいのだが,如何せん強すぎた。仕方がないからカモメと遊ぶ。

a

b

c
石狩湾新港東埠頭から志美北三線に通じる臨港道路東線の改良工事。2021年ころから進められていたが,どうやら冬の間に完了したらしく,昨日(4/8)行ってみると開通していた(a)。
しかし志美北三線から石狩樽川海岸線への入り口は雪の山(b)。ヤンチャ者の走った跡はあるけどお爺さんには無理。
諦めて反対側,あそびーち海水浴場からはなんとなく走れそう(c)なので走ってみた。その結果上のSP-1600ポイントまで辿り着けた。そして蜃気楼には嫌われたけれども,拾い物もした,という次第だ(次に続く)。

a

b

c
話は逸れるが,かつては浜で時々遭遇して拾い上げ,嬉しかったガラスの浮玉。この数年さっぱり見つからない。それもそのはず,漁業用の浮きとしてはブラスチックに取って代わられ,ほとんど製造されていないに違いない。
ところが一昨日(4/7),石狩川右岸の中村水制工(a)の近くの浜で転がっている(b)のが久しぶりに目に留まった。懐かしい人に再会した思いだ。世にも不思議なもので,それがきっかけとなったのか,昨日SP-1600ポイントから浜に出ると,とんでもない漂着物(c)と出くわした。ガラスやプラスチックの浮きがたっくさん絡まりついた漁網の塊りだった。

マクンベツ湿原

ミズバショウ
そして昨日の最後はマクンベツ湿原。しかしやや早過ぎ。すでに苞を開いているのはふたつかみっつ。ほとんどはこれからだけれど,もしかするとこの週末には見ごろを迎えるのかもしれない。

2024.04.07版 遅ればせながら雪解けの進む風景,の巻 いずれも一昨日(4/5)の画像


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(a) 3/20以来の厚田のサケ稚魚二次飼育施設。ボクサナイ川から汲み上げられた水が流され準備はほぼ整ったようだが,稚魚たちはまだいない。
(b) こちらも3/20以来の厚田川・やまなみ滝。依然として雪深いやまなみ橋を歩いて眺める(遠景)。
(c) 帰路は道道・望来当別線を走り,今年初めての五の沢ダム。林道はまだ雪に閉ざされている。ダムの1番取水口も閉じていてすでに溢れている。帰りにダムの堤体を望む。向かって左端に吐水路がある。
(d) さらについでの高富ダム。こちらも満水状態で,吐水路に流れ落ちる。
(e) 3月から営業運転を開始したという八の沢風力。全部で5基のうち,3基と2基は離れている(高岡から)が,場所によっては5基がほぼ等間隔に並んで見える。
(f) そして高岡の水田に集まるハクチョウたち。といっても今年は雪解けが遅かったせいか,大群,というにはまだほど遠い。

2024.04.05版 庭の一,二番花,の巻 画像はいずれも昨日4/4


a

b

c
(a) 順当にはフクジュソウ。だいたい間違いなくこの時期なのだが。雪解けの早かった昨年はなぜか3/22だった。
でも,こんなに開いたフクジュソウより,このくらいのフクジュソウのほうが,らしいと思う。
(b) そしてクリスマスローズ。さまざまな品種があって咲く時期はかなり幅があるようだが,中でもこれらの白花,雪が消えると同時に咲いた姿で顔を出す。あらかじめ雪の下でも咲いて顔を出すみたい。ということは,一番花はフクジュソウではなく,クリスマスローズなのだろうか。
(c) これ,花,ではなくてハマボウフウの新芽。昨日はまなすの丘で探して見つけられなかったのだけど,このドラマティックな艶やかさ。ドキッとする。ハマニンニクに負けてはいない。

2024.04.03版 今日の河口砂嘴,の巻


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昨日(4/2)は北西風が冷たかったが,今日(4/3)は南東の微風,日差しの温もりもあってじっとしていられない。
左岸砂嘴を歩く。これという収穫もなく,琥珀も皆無。
(a) 3/25の北海道新聞によると,小樽・銭函浜などに大量のイワシが打ち上げられていたとか。翌3/26に石狩浜を歩いたが,眼にしたのはコレだけ。間に石狩湾新港を挟むと随分な違いなんだと改めて実感した。
そして今日,砂嘴先端でカラスたちが騒ぐ。こういう場合きつとなにかがある。近づくと魚の死骸。明らかにイワシではなさそうなのもあるにはあるが。1週間遅れてこちらにもちょっとだけ打ち上げられた,ということなのだろうか?
(b) 4/1a版に続いて,再びハマニンニクの新芽。こんなのが集団で競って発芽していたりして目を惹く。
(c) ハマハタザオ。こちらはこの形のままで秋から越冬。
(d) ハマボウフウの新芽。こんなふうに芽吹いているのはまだごく僅か。見つけるのも難しい。
(e) 谷地坊主。昨年は雪解けが早かったため3/15に見られたが。
(f) 石狩川の水面には,カモメたちとガンたちの大集団がただよっていたり,飛んでいたり。こんな光景を見られるのはごく僅かな間だ。しかし鳥たちの集団を1枚の画像に切り取ることって,至難の業だ。

2024.04.02版 海越しに望む手稲山,の巻


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3/27,生憎の北西風,波はそこそこあって寒かったけれど,快晴。石狩川河口右岸を,知津狩川(石狩川に注ぐ最下流の支流)河口から行き止まりの第二突堤まで歩く。第二突堤基部にはやや砂が堆積しているので可能な限り先まで進んでひと休みするのがならわし。今年は3/9に次いで2回目。
ここから対岸,左岸砂嘴を望む。目の前に,ウミウたちの憩いの場となっている離岸堤が2基並んでいて,そのちょうど中間に手稲山がそそり立つ(a)。ややズームアップしてみる(b)。手稲山の手前に,左から,石狩灯台,ヴィジターセンター,その背後に番屋の宿と番屋の湯,そして保護センター,マウニの丘・・・と並ぶ。だからどうなの?と問われても,いや,別に・・・と応ずるしかない。私にとっては余りにも見慣れた風景で,しかしひとつの救いでもある。
いつもならとっくに寝ている午後10時半。いったん布団に潜り込んでから起き出して書いている。第三のビールでも飲んで寝ることにしよう。

2024.04.01b版 雪解け始まる紅葉山公園,の巻 3/27版の続き


南池

北池
この数年では目覚めの遅かった石狩の春。ようやく雪解けも進みつつある様子。27日に続いて4日振りに昨日(3/31),紅葉山公園をぶらついた。まだまだ雪は深いのだが,池の表情は明らかに緩んできている。特に循環放水のある北池の緩みが顕著。南池は全面真っ白でまだ歩けそうな気もしたが,橋の近くなどでは水が浮いていて危ない。
今日は四月馬鹿であることを振りかざして白状するのであるが,3/1,24,27の足跡はいずれもお爺さんの歩いた跡である。さすがに31日はやめた。はまったりしたら,お爺さんでも結構恥ずかしい。

2024.04.01a版 老人と若者,の巻


a : 2024.03.27

b : 2024.03.30
4日間も休んでしまい,ふと気がつくとエイプリルフールです。この間お爺さんはお爺さんなりに右岸だ左岸だと徘徊してはいたのですが,帰ってくるとがっつり草臥れ果ててなんにもする気がしなくなる毎日。溜りに溜まった画像をあらためて眺めるだけでもひと苦労。その中からの選りすぐりが上の2枚。どちらも,石狩川河口右岸の知津狩川河口近辺での出遭いです。
(a) カシワの落葉。陽光の助けを借りながらも自力で雪を解かし,自分の身の丈だけの穴にスポッとおさまって逝き場所と決めている。カシワの葉っぱにむらむらっと嫉妬したお爺さんでした。
(b) ハマニンニクは石狩の浜ではいたるところで見かける大型の野草でとくにめんこくもありません。けど,花という花がまだ一切咲かないこの時期,砂から突き出した新芽の,妖艶かつ鋭利な叫びにははっとさせられます。若いって,凄いなぁ。。。
以上です。


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